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前まで長蛇の列でとても全ての人を受診出来ない雰囲気だったのに、今は並んでいると言うよりも皆んながそれぞれ隣の人や近場の人と話しています。
「私も驚いたんだけど、どうやらみんな、諦めたみたい」
「えっ、諦めたって……良い意味で、です、か?」
「ええ、最初はエイジの疑いがある人が受診に来て、それで不安な人達が徐々に増えていったけど、地球最後の日が近づいて恐がっていた人達が今度は段々と良い意味で諦めがついたことによって消える前に一人でも多くの人と話したいってなったんだと思うの」
「なんか、わかる気がします、そういうの」
「みんな一人じゃ不安なのよ、でもこれまでは社会っていうルールや建前とかで本音を話せなかったけれど、地球の最後が近づいて本当の気持ちに……解き放たれたんだと先生は思うなあ」
患者さんの人達は前まではたしかに不安で怯えていました。地球が亡くなるから恐いこわいと。でもそれは自然なことだと今は、エイジ状態になった私もよくわかります。だからこそ立ち直った時に正直に地球が亡くなる最後まで自分に素直にいたいと皆んなが思ったのかもしれません。
「先生、私もお話してきます」
「うん、いってらっしゃい」
話そうとう思い歩いていると、今までが嘘のように笑顔で楽しそうに話しているのをみてホッコリしました。
「おーっ、先生~!」
先生を呼ぶ声、緑先生を呼んでいるのだろうと思っていたら再び先生と2度目の声。
「そこの、君だよキミ」
「へっ? もしかして~……わたし?」
「そうそうキミだよ、先生」
な、なんと私をおじさんが先生と呼んでいたのでした。なぜでしょう、教員の人に見られたのかもしれません。
「あ、あの、私、今年終校したばかりで教員の免許持ってないんですけど……」
「ワッハッハッハッ、そうかいお嬢ちゃんだったか」
「こっちにおいで、うちらとお話しようよ」
「はい!」
頭の綺麗なお爺さんとお腹がふくよかなおばさんとおばあちゃんの所に座りました。
「お嬢ちゃん高校終わったばっかりなのに、大人ね~」
「ホントほんと」
「そんな~、あっ、私は後光一花です」
「おれは斎藤」
「あたしは五島です」
「あだしは久野といいます」
「あ……みなさん」
「思い出したかい?」
「わかりましたっ、みなさんはここで並んでいるときに私が話した方々です!」
「そうよ後光先生、あの時は楽しくお話をしてくれて助かったわ」
この朱雀高校でのボランティアが始まって私がお話をした方々が自分たちもと沢山の人が多いことを知って足を運んでくれたといいます。
「まさか、みなさんが元気でここに顔を出してくれるなんて」
「なに、ここにくればまた後光先生と話しが出来ると思ってきたんだよ」
「それになんか大変そうで、治ったら手助けがしたくてね」
「それで、ここにきたら、この人たちと話があってね~」
このような形でまた再開するなんて、ボランティアで話しをしている時はただ元気になってもらおうと必死だったから、今はとても嬉しい。思い出した佐藤さん、五島さん、久野さんは三人とも最初は悲しく恐がっていた顔でした。今はそんな顔だったとは思えないくらい明るい笑顔です。
「後光ちゃん、あれからどうだった?」
「五島さん、実は……」
「――えっ! 後光ちゃんも病気になったのかい?」
「はい、たぶん疲れが重なったとかで」
「あんれま~、おどろいた」
「それで今は大丈夫なのかい?」
「はい、このとおり、だから今日ここに来たんです」
「そうかい、後光ちゃんもなるなんて病気は恐ろしいね~」
「でも、なおって、よかったの~」
「どれ、今日はオレたちが後光先生と話して元気にするか」
「えっ」
「斎藤さんは後光ちゃんが可愛いから話したいだけだろ」
「そ、そりゃ後光先生は美人だし~」
「まあ、褒めても何もあげませんよ斎藤さん」
「げんきになって~、えかった、えかった」
このあとも四人で過去の話しで盛り上がり、あっという間にお昼の時間になりました。
「お昼か、おれの頭の話しばっかで腹減ったし家に帰って飯でも食うわ」
そう言って笑顔またねと言って帰っていった斎藤さんたしかに頭の話しばかりでした。そのあとも五島さんや久野さんも帰って私がお昼どうしようかと悩みました。
「一度家に帰ってまた来ようかな……」
「先輩っ!」
「私も驚いたんだけど、どうやらみんな、諦めたみたい」
「えっ、諦めたって……良い意味で、です、か?」
「ええ、最初はエイジの疑いがある人が受診に来て、それで不安な人達が徐々に増えていったけど、地球最後の日が近づいて恐がっていた人達が今度は段々と良い意味で諦めがついたことによって消える前に一人でも多くの人と話したいってなったんだと思うの」
「なんか、わかる気がします、そういうの」
「みんな一人じゃ不安なのよ、でもこれまでは社会っていうルールや建前とかで本音を話せなかったけれど、地球の最後が近づいて本当の気持ちに……解き放たれたんだと先生は思うなあ」
患者さんの人達は前まではたしかに不安で怯えていました。地球が亡くなるから恐いこわいと。でもそれは自然なことだと今は、エイジ状態になった私もよくわかります。だからこそ立ち直った時に正直に地球が亡くなる最後まで自分に素直にいたいと皆んなが思ったのかもしれません。
「先生、私もお話してきます」
「うん、いってらっしゃい」
話そうとう思い歩いていると、今までが嘘のように笑顔で楽しそうに話しているのをみてホッコリしました。
「おーっ、先生~!」
先生を呼ぶ声、緑先生を呼んでいるのだろうと思っていたら再び先生と2度目の声。
「そこの、君だよキミ」
「へっ? もしかして~……わたし?」
「そうそうキミだよ、先生」
な、なんと私をおじさんが先生と呼んでいたのでした。なぜでしょう、教員の人に見られたのかもしれません。
「あ、あの、私、今年終校したばかりで教員の免許持ってないんですけど……」
「ワッハッハッハッ、そうかいお嬢ちゃんだったか」
「こっちにおいで、うちらとお話しようよ」
「はい!」
頭の綺麗なお爺さんとお腹がふくよかなおばさんとおばあちゃんの所に座りました。
「お嬢ちゃん高校終わったばっかりなのに、大人ね~」
「ホントほんと」
「そんな~、あっ、私は後光一花です」
「おれは斎藤」
「あたしは五島です」
「あだしは久野といいます」
「あ……みなさん」
「思い出したかい?」
「わかりましたっ、みなさんはここで並んでいるときに私が話した方々です!」
「そうよ後光先生、あの時は楽しくお話をしてくれて助かったわ」
この朱雀高校でのボランティアが始まって私がお話をした方々が自分たちもと沢山の人が多いことを知って足を運んでくれたといいます。
「まさか、みなさんが元気でここに顔を出してくれるなんて」
「なに、ここにくればまた後光先生と話しが出来ると思ってきたんだよ」
「それになんか大変そうで、治ったら手助けがしたくてね」
「それで、ここにきたら、この人たちと話があってね~」
このような形でまた再開するなんて、ボランティアで話しをしている時はただ元気になってもらおうと必死だったから、今はとても嬉しい。思い出した佐藤さん、五島さん、久野さんは三人とも最初は悲しく恐がっていた顔でした。今はそんな顔だったとは思えないくらい明るい笑顔です。
「後光ちゃん、あれからどうだった?」
「五島さん、実は……」
「――えっ! 後光ちゃんも病気になったのかい?」
「はい、たぶん疲れが重なったとかで」
「あんれま~、おどろいた」
「それで今は大丈夫なのかい?」
「はい、このとおり、だから今日ここに来たんです」
「そうかい、後光ちゃんもなるなんて病気は恐ろしいね~」
「でも、なおって、よかったの~」
「どれ、今日はオレたちが後光先生と話して元気にするか」
「えっ」
「斎藤さんは後光ちゃんが可愛いから話したいだけだろ」
「そ、そりゃ後光先生は美人だし~」
「まあ、褒めても何もあげませんよ斎藤さん」
「げんきになって~、えかった、えかった」
このあとも四人で過去の話しで盛り上がり、あっという間にお昼の時間になりました。
「お昼か、おれの頭の話しばっかで腹減ったし家に帰って飯でも食うわ」
そう言って笑顔またねと言って帰っていった斎藤さんたしかに頭の話しばかりでした。そのあとも五島さんや久野さんも帰って私がお昼どうしようかと悩みました。
「一度家に帰ってまた来ようかな……」
「先輩っ!」
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