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新ヒーロー誕生
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「――さぁ、どうするの、入る、入らない?」
「入らないっ!」と間髪入れず断る。
「「こんのーっ」」
戦いが始まろうとしたそのとき、
「フハハハハハハハッ」
「ん、なんの声?」
「だれっ?」
「とーっ!」
クルクルクルッと回転し千夏たちの真ん中に着地したのは、
「バナナグラサン、参上~!」
「はっ?」
「バナナ、グラサン?」
5人の小学生は見たのは、紺色のマントが付いてるマスク、グラサン、そして頭にバナナと謎の人物。
「千夏ちゃん、あれなんだろ」
「さ、さあー」
「そこの3人っ!」
あたし達、と指をさす。
「嫌だと言っている子たちにこれ以上勧誘するのはやめなさいっ、じゃないとバナナでスベっちゃうわよっ!」
ビシッと言い放つ、これで千夏ちゃん達を救いこの3人の子もきっと自分の罪に気づくはずと頭の中で勝利宣言をしていたバナナグラサンだった。
「そこの変な人逃げてっ!」
「へ? 大丈夫よ」
しかしその途端、
ピピピピピピピピピーッと耳に響く音が、
「ぬぁんなのこれっ!」
「ブ・ザ・ア」
「へ? ブタ」
「ちーがーうっ、ブザーよブ・ザ・アァー!」
フッフーンあたし達にはこれがあると、ブザーを人差し指で振り回しニヤッとしたあと3人の小学生はさらに、
「だれかたすけてーっ、変な人がいるーっ!」
「げっ、ちょっちょっとっ!」
バナナグラサンが動揺しているスキに周りに人が集まってきた。
「近所のおばあちゃん」
デデンッ、
「近所のジイさんや」
デデンッ、
「子ども帰りを待つ主婦」
デデンッ、
「ニート!」
デデンッ、
「そして、ご近所を周ってる警官だっ!」
デデンッ、
とあっという間に囲まれてピンチのバナナグラサン。
「くっ、こんなにご近所たちが仲が良いなんて」
「なんじゃいこの変態は」
「バナナな~んか美味そうじゃの」
おばあちゃんおじいちゃんが少しづつ詰め寄る。
「子どもを守るのは主婦の使命!」
「ニートだからってなめんなよ!」
お玉二刀流の主婦に、目にクマニートとそして、
「ご近所の平和は私がまもーるっ!」
警棒を持つ警官にもはや絶体絶命である。
「あ、あの、話を」
「やかましい、そんな変なマスク被って、何が話だ!」
あきらかに変なのはマスクを被っているバナナグラサンである。
「えーい、しかたない、二人とも逃げてっ」
「え?」
「はやくっ!」
バナナグラサンがそう言うと二人で逃げたが、彼女は当然逃げられない。
「さぁ、まずは署に御同行願おうか!」
するとバナナグラサンは両手を広げ、
「バナナグラサン、必殺」
「くっ、庶民の皆さんは下がってくださいっ!」
「けむり玉、即去りーッ!」
パチンッ☆
ボワァンッと噴水公園から姿を消したのだった。
「風切リーダー、にげられたわ」
「にげられたわいな」
大人たちが探すも結局見つからず魔界チャンネルのリーダー風切は「ちっ」と舌打ちしつつも次は逃さないと千夏たちを諦めてはいなかった······。
「――ふいぃー、危なあぶなっ」
なんとか指パッチンで危機を回避し千夏を探す事に。
「お、いたいた、おーい」
「あ、さっきの変な人」
「変じゃなーい、いや、変か? まあいいわ、ほいっと」
マスクを脱いだ。
「あっ、やっぱりナナお姉ちゃんだったのね」
「千夏ちゃんの言ってた、お姉さん?」
「そっ、チョモロハ~」
精霊バナナ・ガールのナナはマスクで汗だくでも笑顔でピースすると本題に、
「どうしてこのこと言わなかったの? お母さん心配してたよ」
すると千夏は指をもじもじしだして、
「うん、でもお母さんに言ったら心配させて悪いかなーって、いつもニコニコしてるお母さんの困った顔見たくなかったの」
ようそんな真面目なコメントをとさらに、
「千夏ちゃんはいつもあたしに『あたしといれば大丈夫』って守ってくれたの、だから千夏ちゃんは悪くありません」
そういうことかい今度は友情、右腕で両目の上におき泣けてくるいい話だが涙で化粧を落とすわけにはいかない。これはなんとしても守りたい、しかしブザーをまた鳴らされては元も子もない。
「う~ん」
「ナナお姉ちゃん、ごめん」
「お姉さんごめんなさい」
「二人が謝ることなんてないわよ」
千夏ちゃんも向日葵ちゃんもいい子なのになんで怖がらせるようなこと・・・、
そのとき何かがひらめいた。
「そうだっ、よしっ、これならいけるっ!」
なんだろうとナナをお願いするように顔見する二人に、
「二人とも耳かして」
ゴニョゴニョゴニョッ、と話す。
「――お姉ちゃん、大丈夫かな」
「ナナお姉さんに、まっかせなさい」心配そうな二人に余裕のウインク······。
「入らないっ!」と間髪入れず断る。
「「こんのーっ」」
戦いが始まろうとしたそのとき、
「フハハハハハハハッ」
「ん、なんの声?」
「だれっ?」
「とーっ!」
クルクルクルッと回転し千夏たちの真ん中に着地したのは、
「バナナグラサン、参上~!」
「はっ?」
「バナナ、グラサン?」
5人の小学生は見たのは、紺色のマントが付いてるマスク、グラサン、そして頭にバナナと謎の人物。
「千夏ちゃん、あれなんだろ」
「さ、さあー」
「そこの3人っ!」
あたし達、と指をさす。
「嫌だと言っている子たちにこれ以上勧誘するのはやめなさいっ、じゃないとバナナでスベっちゃうわよっ!」
ビシッと言い放つ、これで千夏ちゃん達を救いこの3人の子もきっと自分の罪に気づくはずと頭の中で勝利宣言をしていたバナナグラサンだった。
「そこの変な人逃げてっ!」
「へ? 大丈夫よ」
しかしその途端、
ピピピピピピピピピーッと耳に響く音が、
「ぬぁんなのこれっ!」
「ブ・ザ・ア」
「へ? ブタ」
「ちーがーうっ、ブザーよブ・ザ・アァー!」
フッフーンあたし達にはこれがあると、ブザーを人差し指で振り回しニヤッとしたあと3人の小学生はさらに、
「だれかたすけてーっ、変な人がいるーっ!」
「げっ、ちょっちょっとっ!」
バナナグラサンが動揺しているスキに周りに人が集まってきた。
「近所のおばあちゃん」
デデンッ、
「近所のジイさんや」
デデンッ、
「子ども帰りを待つ主婦」
デデンッ、
「ニート!」
デデンッ、
「そして、ご近所を周ってる警官だっ!」
デデンッ、
とあっという間に囲まれてピンチのバナナグラサン。
「くっ、こんなにご近所たちが仲が良いなんて」
「なんじゃいこの変態は」
「バナナな~んか美味そうじゃの」
おばあちゃんおじいちゃんが少しづつ詰め寄る。
「子どもを守るのは主婦の使命!」
「ニートだからってなめんなよ!」
お玉二刀流の主婦に、目にクマニートとそして、
「ご近所の平和は私がまもーるっ!」
警棒を持つ警官にもはや絶体絶命である。
「あ、あの、話を」
「やかましい、そんな変なマスク被って、何が話だ!」
あきらかに変なのはマスクを被っているバナナグラサンである。
「えーい、しかたない、二人とも逃げてっ」
「え?」
「はやくっ!」
バナナグラサンがそう言うと二人で逃げたが、彼女は当然逃げられない。
「さぁ、まずは署に御同行願おうか!」
するとバナナグラサンは両手を広げ、
「バナナグラサン、必殺」
「くっ、庶民の皆さんは下がってくださいっ!」
「けむり玉、即去りーッ!」
パチンッ☆
ボワァンッと噴水公園から姿を消したのだった。
「風切リーダー、にげられたわ」
「にげられたわいな」
大人たちが探すも結局見つからず魔界チャンネルのリーダー風切は「ちっ」と舌打ちしつつも次は逃さないと千夏たちを諦めてはいなかった······。
「――ふいぃー、危なあぶなっ」
なんとか指パッチンで危機を回避し千夏を探す事に。
「お、いたいた、おーい」
「あ、さっきの変な人」
「変じゃなーい、いや、変か? まあいいわ、ほいっと」
マスクを脱いだ。
「あっ、やっぱりナナお姉ちゃんだったのね」
「千夏ちゃんの言ってた、お姉さん?」
「そっ、チョモロハ~」
精霊バナナ・ガールのナナはマスクで汗だくでも笑顔でピースすると本題に、
「どうしてこのこと言わなかったの? お母さん心配してたよ」
すると千夏は指をもじもじしだして、
「うん、でもお母さんに言ったら心配させて悪いかなーって、いつもニコニコしてるお母さんの困った顔見たくなかったの」
ようそんな真面目なコメントをとさらに、
「千夏ちゃんはいつもあたしに『あたしといれば大丈夫』って守ってくれたの、だから千夏ちゃんは悪くありません」
そういうことかい今度は友情、右腕で両目の上におき泣けてくるいい話だが涙で化粧を落とすわけにはいかない。これはなんとしても守りたい、しかしブザーをまた鳴らされては元も子もない。
「う~ん」
「ナナお姉ちゃん、ごめん」
「お姉さんごめんなさい」
「二人が謝ることなんてないわよ」
千夏ちゃんも向日葵ちゃんもいい子なのになんで怖がらせるようなこと・・・、
そのとき何かがひらめいた。
「そうだっ、よしっ、これならいけるっ!」
なんだろうとナナをお願いするように顔見する二人に、
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