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2 裏世界
いいんじゃない
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テーブルを囲み、食事をしている四人。
彩花が、真希乃のそばにある日本刀を見る。
「真希乃、剣術始めたの?」
口をモゴモゴしながら、真希乃が答える。
「うん、麗美さんの勧めでね」
口をへの字にし、眉をしかめる彩花。
「麗美さんね・・」
「ん?なんか言った?」
「なんでもないですー」
むくれて、そっぽを向く彩花。
「何を怒ってるんだろ?」
真希乃も口をへの字にして、肩をすくめる。
こんな二人のやりとりを、クスリと笑って見る蓮華。
俊は、食事をさっさと済ませると何やら書き物をしている。何かの図面のようだ。
朝食を終え、片付けをしながら、真希乃が麗美に話しかける。
「麗美さん」
「ん?」
「一度、表(表世界)に帰ろうと思うんですけど・・ダメ・・ですかね?」
「いいんじゃない」
あっさりと答える麗美。
「え?いいの?」
ちょっと考える麗美は、パンと手を叩くと
「あら、いけない。ブラを家に忘れてきちゃったわ。ちょっと、取ってくるわね」
言ったかと思うと、グニャリと姿を消した。
呆気に取られる真希乃たち。
しばらくして
「お待たせー」
グニャリと、麗美が現れた。
「これがないと、ダメなのー」
ブラジャーをブラブラさせながら、麗美が意味ありげに真希乃に見せる。
たまらず、ブッと吹き出す真希乃。
側で真っ赤になって、胸を押さえる彩花。
「ななな、なんすか?いきなり」
むせながら、真希乃が聞く。
頬に人差し指を当てる麗美。
「わかんないかなー」
ブラをブラブラさせる麗美。
「わわわ、わかりませんよ」
思考がまるで、違う方向に行っている真希乃。
麗美は、俊を見ると
「俊ちゃん?家に材料とか取りに行きたいんじゃない?取ってきていいわよ」
ガタッと、立ち上がる俊。
「ほんと?行ってくる」
今度は、俊がグニャリと消えた。
それを見て、真希乃たちが、気づいた。
「あ!」
真希乃。
「そうか!」
彩花が口元で、手を合わせる。
「ふふふ」
蓮華は、すでに気づいていた。
麗美が真希乃の目の前で、ブラをブラブラさせながら
「好きな時に、好きなだけ行き来していいのよー」
手でブラを遮りながら、顔を背ける真希乃。
「わわわ、わかりましたから、やめてくださいよ」
ド真っ赤になる真希乃、避けすぎて、椅子から転げ落ちる。
それを見て、皆がお腹を抱えて笑い出す。
グニャリと、大きなリュックを背負って俊が現れた。
俊は、何事かと首を傾げている。
彩花が、真希乃のそばにある日本刀を見る。
「真希乃、剣術始めたの?」
口をモゴモゴしながら、真希乃が答える。
「うん、麗美さんの勧めでね」
口をへの字にし、眉をしかめる彩花。
「麗美さんね・・」
「ん?なんか言った?」
「なんでもないですー」
むくれて、そっぽを向く彩花。
「何を怒ってるんだろ?」
真希乃も口をへの字にして、肩をすくめる。
こんな二人のやりとりを、クスリと笑って見る蓮華。
俊は、食事をさっさと済ませると何やら書き物をしている。何かの図面のようだ。
朝食を終え、片付けをしながら、真希乃が麗美に話しかける。
「麗美さん」
「ん?」
「一度、表(表世界)に帰ろうと思うんですけど・・ダメ・・ですかね?」
「いいんじゃない」
あっさりと答える麗美。
「え?いいの?」
ちょっと考える麗美は、パンと手を叩くと
「あら、いけない。ブラを家に忘れてきちゃったわ。ちょっと、取ってくるわね」
言ったかと思うと、グニャリと姿を消した。
呆気に取られる真希乃たち。
しばらくして
「お待たせー」
グニャリと、麗美が現れた。
「これがないと、ダメなのー」
ブラジャーをブラブラさせながら、麗美が意味ありげに真希乃に見せる。
たまらず、ブッと吹き出す真希乃。
側で真っ赤になって、胸を押さえる彩花。
「ななな、なんすか?いきなり」
むせながら、真希乃が聞く。
頬に人差し指を当てる麗美。
「わかんないかなー」
ブラをブラブラさせる麗美。
「わわわ、わかりませんよ」
思考がまるで、違う方向に行っている真希乃。
麗美は、俊を見ると
「俊ちゃん?家に材料とか取りに行きたいんじゃない?取ってきていいわよ」
ガタッと、立ち上がる俊。
「ほんと?行ってくる」
今度は、俊がグニャリと消えた。
それを見て、真希乃たちが、気づいた。
「あ!」
真希乃。
「そうか!」
彩花が口元で、手を合わせる。
「ふふふ」
蓮華は、すでに気づいていた。
麗美が真希乃の目の前で、ブラをブラブラさせながら
「好きな時に、好きなだけ行き来していいのよー」
手でブラを遮りながら、顔を背ける真希乃。
「わわわ、わかりましたから、やめてくださいよ」
ド真っ赤になる真希乃、避けすぎて、椅子から転げ落ちる。
それを見て、皆がお腹を抱えて笑い出す。
グニャリと、大きなリュックを背負って俊が現れた。
俊は、何事かと首を傾げている。
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