魔物を倒すよりお前を押し倒したい

貴林

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第六夜 吸血巨乳 編

挿入、発射せよ

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グラウンドを出るとすぐそこまで赤いワンピースの女は、追いかけてきていた。
「なんで、あいつ。私たちの場所がわかるの?」
「あいつら、嗅覚が異常なんだよ。特に精子に」
「さっきの射精で、バレたってこと?」
「たぶんね」
「なんとか、私が押し倒すから、その隙にお願いね駿太」
「やっては、みるけどさぁ」
「けどさぁ、何?」
「食いちぎられたらどうする?」
キュッと、バイクを止めるミサオ。
「たぶんだけど、あの女、相手の生気を吸い取るまでは殺さないと思うよ」
「だといいけどね」
「・・・」
「どうしたの?ミサオ」
「え、うん、やっぱヤダなと思って」
「何が?」
「あの女にシュンタが射精すること」
「今更、どうしろって?」
「わかってるよ、でもヤなものはヤなの」
うふふふ、吸血巨乳が近づいてくる。
「とにかく、やるしかないよ」
「う、うん」
駿太がヒラメいた。
「あ、ミサオ、念のため裸になって」
「ん?」
「ミサオを見て、興奮したいから」
「それなら、出来るけど」
ライダースーツの肩を脱ぐミサオは、下着を着けていなかった。
それだけで、チビ太は、バインと跳ね上げる。
素っ裸になるミサオは、バイクにまたがる。
「つめたい。あっ、シュンタは、待機しつつタイミング見て来て」
「わかった」
「他の吸血女に気をつけてね」
「わかってる」
バイクのエンジンをかけるミサオ。
「行くよ、シュンタ」
「おお」
前輪を高々と上げて、疾走するバイク。
吸血巨乳の前に来ると、ハンドルを切り、バイクを寝かす。
バイクから飛び降りるミサオ。
無人となったバイクは、そのまま吸血巨乳に向かって滑っていった。
吸血巨乳は、大きく飛び上がると、軽々とそのバイクを飛び越えた。
着地の地点にミサオがいた。
落下してくる吸血巨乳を下から蹴り上げ、あごにめり込み、ドサッと地面に落下する。

何事もなかったように起き上がる吸血巨乳。
見るとあごが外れグラグラとぶら下がっていた。
「えええ、これとHするの俺、無理」
よそ見をするミサオを見逃さない吸血巨乳。
後ろを向いたミサオを襲いかかる。
ゴキッ 後ろを向いたまま、吸血巨乳の顔面に肘打ちをしているミサオ。
鼻が完全に曲がっている。
「痛みは感じないみたいね」
それでも構わず、襲ってくる吸血巨乳を見ると、手にナックルをはめるミサオ。
(どこから、出したの?)
不思議に思う駿太。 まさか・・・
笑みを浮かべるミサオは、余裕の表情。
「なら、お構いなしで行くよ」
 颯爽さっそうと立ち向かうミサオを見て、鳥肌を立てる駿太。
「かっけえ、さすがミサオ」
お腹の前で、両の手のひらを返し深く鼻で息を吸い込み、口を細め長く吐き出すとゆっくりと構えるミサオ。吸血巨乳との間合いを測ると、ここぞの瞬間に踏み込んだ。
両の拳を交互に繰り出す連打。
あまりの速さに、駿太の目が追いつかない。
ドドドドドドドド
顔面、胸、腹、肩、喉寸分の隙間もないほど、前面に拳を叩き込む。
吸血巨乳が、怯んでよろめく。
すかさず、跳び膝蹴りが、あごにめり込む。
そのまま、ミサオの両膝が胸をとらえたまま、地面に落とし込む。
ドスン
胸に深く沈み込むミサオの両膝。
吸血巨乳の口から、どす黒い血が吐き出される。
ピクピクと、痙攣を起こしている吸血巨乳。
ミサオは、それにまたがり吸血巨乳を抑え込む。
「今だよ、シュンタ。チビ太をぶち込んで」
「行くよ、ミサオ」
吸血巨乳の蜜壺が見える。その少し上に、ミサオの蜜壺。
「そりゃあ」
蜜壺に挿入されるチビ太。
「ああん」
声を出したのは、ミサオだった。
「あ、ちょ、あ、シュンタ、穴が、ちが、あ」
駿太のこれまでにない高速連突き。
なぜか、駿太はミサオの腰を抱えている。
「任せろ」
ミサオの中は気持ちが良かった。
昇天が近い。
「イ、イクよ。ミサオ」
「あ、ダメ、イッちゃう、イク、あ」
ミサオがガタガタと身を震わせて、イッた。
たまらず駿太もイク。瞬間、ミサオから抜くと、吸血巨乳のそれにぶち込んだ。
「くっ、イクぅ、ああ」
ビュッビュッビュッ
それを受けた吸血巨乳が、苦しみ出す。
ミサオを抱えるとその場から離れる駿太。
ミサオをかばうように背を向ける。
あがががが、全身を震わす吸血巨乳。
プクンプクンと、膨らむとパンと爆ぜた。
ビチャビチャと舞う赤い液体。
ボタボタと肉片が落ちる。
「うまく、イッたの?」
「イッたさ、最高だ」
クルリとミサオを向かせると唇を重ねた。
チョンと、ミサオの乳房の先端をタップする駿太。
「あん、もう」
ミサオがまた駿太に深い口付けをすると
「帰ったら、ペットボトルを一杯にしてやるからな、覚悟しなさいよ」
「うへ、こええ」
二人、おでこを付け合ってニコリとする。

イベント会場、併設のホテルでは、駿太の同僚たちが、花粉の効果から目を覚まして大騒ぎになっていた。
滞在者及びホテル従業員全てが、暗黙を受け入れ、ことなきを得て、亡くなった人達は、吸血巨乳の犠牲者としてとむらわれた。

この夜、部屋を出ての初Hをした駿太とミサオ。
朝方早く、ミサオが先に帰路に着いた。

        ・・

その頃、駿太の部屋では、またもや異変が起きていた。
ビデオケースの表紙の中の出演者の一人が、表紙から消えた。

ミサオ、出演作第二作目は、主演ではないがアクションが評価され大ヒットとなり、ミサオの名を不動のものにしたファンタジー作品。
【ラート】
シャンティ国の国王の娘、ラート。この国を乗っ取ろうと目論む闇の帝王ブラアーデミーの手によって連れ去られてしまう。
姫救出の為、選ばれた五人の戦士。その中に、女剣士シュダッタ役をミサオが演じていた。主人公の新米魔法使いのスラマ。女剣士シュダッタ。格闘家ヨダ。学者プールン。治癒師バハット。

ミサオと駿太は、もちろん、周囲を巻き込んでの事件が、また起きようとしていた。

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