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番外編
年末の二人(お正月番外編) ※
港町では魚類の水揚げや販売で生計を立てている者が多い。
年末年始、セスタ国のイグラシア港町は魚介類を年末年始の祝いの席で出そうと買い求める人の出入りが激しい。
しかし、魚は日持ちするかというとそうでも無い為に、干物等が中心になるのだが、二十年前からそうでも無くなっている。
その理由が氷の使い手であるグーエン・テラスが居ることだ。
「隊長さん。キンキンに冷やしてくれ!」
「グーエン、こっちは氷で箱をいっぱいにしてくれ!」
そんな注文が飛び交う。
銀髪碧眼の狼獣人グーエンは、注文通りに自分の手から魔法で氷を出していく。
その横で、グーエンよりも頭二つ分は背の低い黒目黒髪の少女でグーエンの番であり妻、日南子がはしゃいだ声を上げている。
「凄いね! グーエン」
「そうですか?」
「うんうん。凄いよ! 前に暁さんと戦った時の氷も凄かったけど、注文通りに出来るのも凄い!」
番の日南子にキラキラとした尊敬の目で見上げられ、グーエンは誰に褒め称えられるより最高の言葉を貰ったといわんばかりに尻尾を揺らす。
この世界では『番』という唯一無二の夫婦関係において、相手の一言一言はどんな甘言より甘く蕩ける幸せな言葉である。
よって、日南子の言葉はグーエンには誇らしく嬉しいのだ。
「毎年、町の活性化の為だとなんだと言われ、こき使われたお礼が食べきれない魚介類を貰うだけでしたが、ヒナが喜んで下さるのでしたら、これも悪く無いですね」
「ふふーっ。魚介類も楽しみだね!」
「私はヒナが作ってくれる料理が、今から楽しみですね」
グーエンが日南子を抱き寄せてキスをすると、周りの漁師たちが口笛を吹いて冷やかす。
「あわわっ。恥ずかし~」
日南子が恥ずかしがって顔をグーエンの肩に埋めてしまう。
耳まで赤くなった日南子に、グーエンは目を細めて幸せそうに頭を撫でる。
撫でられて顔を少しだけ上げた日南子に「ヒナ」と甘い声で囁き、ますます日南子が恥かしがってしまう。
「隊長さんとこは、相変わらず仲が良いな」
「新婚ですからね。ねぇ……ヒナ」
「はぅぅ~っ。グーエンがわたしをキュン死させるぅぅぅ~っ!」
氷の微笑と恐れられていたグーエンの氷の解け切った笑顔に日南子が堪らないとばかりに声を上げ、ドッと周りから笑いが出て、港は笑いに溢れた。
その後もグーエンの魚を冷凍させる手伝いは続き、帰る時には台車の上には木箱に詰められた魚介類でいっぱいになり、日南子が一つ一つ吟味しては「これならアレが作れそう」と料理名を口にしながら、二人は手伝いを終わらせて帰っていく。
「グーエン。お魚も貝もいっぱいだね」
「流石に今年中に食べ終わるのは無理でしょうから、来年に持ち越しでしょうね」
「年末年始を美味しい魚介類で過ごせるなんて、口の中が幸せいっぱい~」
「今日の夕飯はどうしますか? 何か買う物があれば今から行きますが」
「今日はねー、テイル煮を作るから何も要らないよ」
「テイル煮?」
日南子が笑顔でグーエンの尻尾を触る。
グーエンは別の意味で笑顔になる。
「テイルは、尻尾っていう意味。お魚の尻尾の部分を煮付けるの」
「なるほど。ヒナが巨大魚の魚の尻尾を猟師におねだりしていたのはそういう理由でしたか」
「そうなの。だってね、尻尾を捨てちゃうって言うんだもの。美味しいのに」
ギュッとグーエンの尻尾を握る日南子に、グーエンは周りを目で見渡した。
夕方の疎らな人々は、二人を生暖かい目で見るか目を反らす。
それもそのはずで、獣人の尾を触る行為は夜の誘いをしているというものなのだ。
日南子もそのことは知ってはいるが、どうやら頭から獣人の常識というものが抜け落ちている。
尻尾を起用に日南子の腰に巻き付け、グーエンは魚の尻尾について美味しさを語る日南子に頷きつつ家路に着く。
「はぁー。ただいまー」
「ヒナ」
「なぁに?」
家に着いた安心感で気を抜いた日南子にグーエンが呼び掛けて、振り向いた日南子の唇を唇で塞ぐ。
驚いた目をした後で目を閉じて口づけを受け入れた日南子は、舌を絡ませた深いキスに変わっていくことにも応じる。
「あふ……、っ、ふぁ、んっ」
鼻にかかる甘えるような声を漏らし、抱きつく日南子をグーエンは愛おしく思う。
たった一人、グーエンの氷のような心を溶かしてしまう女性であり、寂しがりな彼女の心を満たすのも夫であるグーエンしかいない。
お互いに大事に思い合っている二人は、見つめ合うと確かめるようにまたキスを交わす。
「んっ、んっ。グーエン、息が続かないよ」
「鼻で息をするのが苦手ですねぇ」
「獣人さんは鼻で息をするのが基礎だけど、人間の私はそうでもないの」
おでこをコツンと合わせて、日南子の息が整うのを待つ間にグーエンは手を器用に動かして日南子のコートを脱がしていく。
ブラウスのボタンを外し、手に納まる胸の膨らみにグーエンが唇を這わせる。
「あ、ここ、玄関……ッ」
「なら、寝室に移動しましょうか」
「待って、待って~っ! 今日は港に居たから、お魚臭いし、お風呂に先ずは入りましょう! ね?」
「なら、お風呂に一緒に入りましょうか」
「……はい」
顔を真っ赤にして日南子が頷き、グーエンに促されるように腰に手を回されて二人は浴室へ向かった。
服を脱いで熱いシャワーを浴びながら、グーエンは石けんで泡を作り日南子の素肌を洗う。
身を任せていた日南子も石けんで泡を作るとグーエンの肌に泡を広げていく。
尻尾に泡を伸ばした時、「あっ」と声を上げた。
「もしかして、尻尾……触ったから?」
「ヒナは直ぐに触りますからね」
「あーん。うっかりしてた!」
「私としては、うっかりでもヒナが誘ってくれていると思えば天にも昇る気分です」
「むぅー。意地悪」
頬を膨らませる日南子にグーエンは只々、可愛いとしか思わない。
獣人用の石けんは滑らかで、人間の日南子の肌をしっとりと潤していく。
泡を日南子の胸に伸ばし、ふにふにと柔らかな双丘を揉めば手に吸い付くようだ。
「んっ、ん、あっ、やんぅ」
「ヒナの胸は先端も柔らかくて、桃色で可愛いですね」
「わ、わっ、そういうこと言われると、なんて返して良いかわからないよ」
「ふふっ、ヒナは私の手で感じてくれていれば、それで良いですよ」
「うーっ、こういうこと、グーエンしか経験がないから、困るぅ~」
胸の尖りをグーエンの指が摘まみ上げ、日南子が短く悲鳴を上げる。
「きゃっ!」
「私だけで十分です。一生ね」
グーエンの言葉に日南子がふるっと震えると奪うように唇を合わせる。
そして指を日南子の小さな割れ目に押し当てた。
入り口に指を割り入れ、ゆっくりと動かすと日南子の体が小さく反応をする。
指に着いた泡は滑りをよくし、入り口を指が出入りすると、日南子の膣奥がきゅっと締まるが蜜液で指は動きを止めない。
「あっ、あっ、んぅ、声、出ちゃう」
「我慢しなくて良いですよ。ヒナの可愛い声をいっぱい聞かせて」
「恥ずかしい、からぁ……、あっ、指で奥グリグリだめぇ。きゃっ、あっ、ん、んんっ」
指が増やされスピードが上がるにつれ、水音も激しくなり日南子の嬌声も上がっていく。
嬌声にグーエンも下半身に熱を滾らせて、雄々しく反り返る。
指を蜜口から抜き去ると、亀頭を膣内に押し込む。
狭いそこは抵抗をするように押し留めようとするが、グーエンが指で日南子の秘所の小さな角を弄ると愛液を溢れさせてヒクつきながら、呑み込んでいく。
「ヒナ、今の気持ちはどういう感じですか?」
「あ、ぅ……、胸がドキドキして、恥ずかしいけど、嬉しくて……、グーエンの形にお腹の中されてて、んっ、あっ、て、わたしに何を言わせるの……もぅ」
「ふふっ、こうして、二人で慣れていけば、返答を考える必要は無いかと思いまして」
「んっ、もぅ。でも、わたしとこんなことするのは、グーエンだけなんだから」
「私もヒナだけですよ」
日南子が頷くのと同時に、グーエンが軽く腰を動かし結合部分に肌をぶつける。
窮屈な蜜内の奥で鈴口が子宮口を押し上げ、日南子の膣壁が雄竿を絞り上げていく。
甘い快感に昂ったモノは精を吐き出そうと張り詰め、抽送を繰り返す。
亀頭の反し部分で膣道が擦られ日南子が快感に息を弾ませるが、逆に膣壁にギュウギュウと締めあげられるグーエンも快感に眉を寄せて、お互いに限界に達するのは同時だった。
「も……だめ……はぁ、はぁ……」
「ヒナ、やっぱりヒナの中は最高です」
「やっぱり、返答に困っちゃう……はぅ」
「なら、こういう時は、キスで」
長いキスをして、日南子は目を閉じて「困った時はキス……なのかしら?」と心の中で恥ずかしさに転げ回って夜が更けていった。
次の日、朝食にテイル煮が出たものの、尻尾に目が行ってしまう日南子は朝から眉を下げて顔を赤くしては、グーエンが訪ねているわけでもないのに、テイル煮の作り方を説明して恥ずかしさを誤魔化す。
「テイル煮は、一対一の割合! お醤油とお酒とみりんにお砂糖は同等なの! 大さじイチときたら全部イチ!」
「そうですか。美味しいので年始のお手伝いでも、尻尾が貰える時は貰ってきましょうね」
尻尾という言葉に日南子の耳がピクピクと動き、頬を赤くしたまま大きく頷いた。
年末年始、セスタ国のイグラシア港町は魚介類を年末年始の祝いの席で出そうと買い求める人の出入りが激しい。
しかし、魚は日持ちするかというとそうでも無い為に、干物等が中心になるのだが、二十年前からそうでも無くなっている。
その理由が氷の使い手であるグーエン・テラスが居ることだ。
「隊長さん。キンキンに冷やしてくれ!」
「グーエン、こっちは氷で箱をいっぱいにしてくれ!」
そんな注文が飛び交う。
銀髪碧眼の狼獣人グーエンは、注文通りに自分の手から魔法で氷を出していく。
その横で、グーエンよりも頭二つ分は背の低い黒目黒髪の少女でグーエンの番であり妻、日南子がはしゃいだ声を上げている。
「凄いね! グーエン」
「そうですか?」
「うんうん。凄いよ! 前に暁さんと戦った時の氷も凄かったけど、注文通りに出来るのも凄い!」
番の日南子にキラキラとした尊敬の目で見上げられ、グーエンは誰に褒め称えられるより最高の言葉を貰ったといわんばかりに尻尾を揺らす。
この世界では『番』という唯一無二の夫婦関係において、相手の一言一言はどんな甘言より甘く蕩ける幸せな言葉である。
よって、日南子の言葉はグーエンには誇らしく嬉しいのだ。
「毎年、町の活性化の為だとなんだと言われ、こき使われたお礼が食べきれない魚介類を貰うだけでしたが、ヒナが喜んで下さるのでしたら、これも悪く無いですね」
「ふふーっ。魚介類も楽しみだね!」
「私はヒナが作ってくれる料理が、今から楽しみですね」
グーエンが日南子を抱き寄せてキスをすると、周りの漁師たちが口笛を吹いて冷やかす。
「あわわっ。恥ずかし~」
日南子が恥ずかしがって顔をグーエンの肩に埋めてしまう。
耳まで赤くなった日南子に、グーエンは目を細めて幸せそうに頭を撫でる。
撫でられて顔を少しだけ上げた日南子に「ヒナ」と甘い声で囁き、ますます日南子が恥かしがってしまう。
「隊長さんとこは、相変わらず仲が良いな」
「新婚ですからね。ねぇ……ヒナ」
「はぅぅ~っ。グーエンがわたしをキュン死させるぅぅぅ~っ!」
氷の微笑と恐れられていたグーエンの氷の解け切った笑顔に日南子が堪らないとばかりに声を上げ、ドッと周りから笑いが出て、港は笑いに溢れた。
その後もグーエンの魚を冷凍させる手伝いは続き、帰る時には台車の上には木箱に詰められた魚介類でいっぱいになり、日南子が一つ一つ吟味しては「これならアレが作れそう」と料理名を口にしながら、二人は手伝いを終わらせて帰っていく。
「グーエン。お魚も貝もいっぱいだね」
「流石に今年中に食べ終わるのは無理でしょうから、来年に持ち越しでしょうね」
「年末年始を美味しい魚介類で過ごせるなんて、口の中が幸せいっぱい~」
「今日の夕飯はどうしますか? 何か買う物があれば今から行きますが」
「今日はねー、テイル煮を作るから何も要らないよ」
「テイル煮?」
日南子が笑顔でグーエンの尻尾を触る。
グーエンは別の意味で笑顔になる。
「テイルは、尻尾っていう意味。お魚の尻尾の部分を煮付けるの」
「なるほど。ヒナが巨大魚の魚の尻尾を猟師におねだりしていたのはそういう理由でしたか」
「そうなの。だってね、尻尾を捨てちゃうって言うんだもの。美味しいのに」
ギュッとグーエンの尻尾を握る日南子に、グーエンは周りを目で見渡した。
夕方の疎らな人々は、二人を生暖かい目で見るか目を反らす。
それもそのはずで、獣人の尾を触る行為は夜の誘いをしているというものなのだ。
日南子もそのことは知ってはいるが、どうやら頭から獣人の常識というものが抜け落ちている。
尻尾を起用に日南子の腰に巻き付け、グーエンは魚の尻尾について美味しさを語る日南子に頷きつつ家路に着く。
「はぁー。ただいまー」
「ヒナ」
「なぁに?」
家に着いた安心感で気を抜いた日南子にグーエンが呼び掛けて、振り向いた日南子の唇を唇で塞ぐ。
驚いた目をした後で目を閉じて口づけを受け入れた日南子は、舌を絡ませた深いキスに変わっていくことにも応じる。
「あふ……、っ、ふぁ、んっ」
鼻にかかる甘えるような声を漏らし、抱きつく日南子をグーエンは愛おしく思う。
たった一人、グーエンの氷のような心を溶かしてしまう女性であり、寂しがりな彼女の心を満たすのも夫であるグーエンしかいない。
お互いに大事に思い合っている二人は、見つめ合うと確かめるようにまたキスを交わす。
「んっ、んっ。グーエン、息が続かないよ」
「鼻で息をするのが苦手ですねぇ」
「獣人さんは鼻で息をするのが基礎だけど、人間の私はそうでもないの」
おでこをコツンと合わせて、日南子の息が整うのを待つ間にグーエンは手を器用に動かして日南子のコートを脱がしていく。
ブラウスのボタンを外し、手に納まる胸の膨らみにグーエンが唇を這わせる。
「あ、ここ、玄関……ッ」
「なら、寝室に移動しましょうか」
「待って、待って~っ! 今日は港に居たから、お魚臭いし、お風呂に先ずは入りましょう! ね?」
「なら、お風呂に一緒に入りましょうか」
「……はい」
顔を真っ赤にして日南子が頷き、グーエンに促されるように腰に手を回されて二人は浴室へ向かった。
服を脱いで熱いシャワーを浴びながら、グーエンは石けんで泡を作り日南子の素肌を洗う。
身を任せていた日南子も石けんで泡を作るとグーエンの肌に泡を広げていく。
尻尾に泡を伸ばした時、「あっ」と声を上げた。
「もしかして、尻尾……触ったから?」
「ヒナは直ぐに触りますからね」
「あーん。うっかりしてた!」
「私としては、うっかりでもヒナが誘ってくれていると思えば天にも昇る気分です」
「むぅー。意地悪」
頬を膨らませる日南子にグーエンは只々、可愛いとしか思わない。
獣人用の石けんは滑らかで、人間の日南子の肌をしっとりと潤していく。
泡を日南子の胸に伸ばし、ふにふにと柔らかな双丘を揉めば手に吸い付くようだ。
「んっ、ん、あっ、やんぅ」
「ヒナの胸は先端も柔らかくて、桃色で可愛いですね」
「わ、わっ、そういうこと言われると、なんて返して良いかわからないよ」
「ふふっ、ヒナは私の手で感じてくれていれば、それで良いですよ」
「うーっ、こういうこと、グーエンしか経験がないから、困るぅ~」
胸の尖りをグーエンの指が摘まみ上げ、日南子が短く悲鳴を上げる。
「きゃっ!」
「私だけで十分です。一生ね」
グーエンの言葉に日南子がふるっと震えると奪うように唇を合わせる。
そして指を日南子の小さな割れ目に押し当てた。
入り口に指を割り入れ、ゆっくりと動かすと日南子の体が小さく反応をする。
指に着いた泡は滑りをよくし、入り口を指が出入りすると、日南子の膣奥がきゅっと締まるが蜜液で指は動きを止めない。
「あっ、あっ、んぅ、声、出ちゃう」
「我慢しなくて良いですよ。ヒナの可愛い声をいっぱい聞かせて」
「恥ずかしい、からぁ……、あっ、指で奥グリグリだめぇ。きゃっ、あっ、ん、んんっ」
指が増やされスピードが上がるにつれ、水音も激しくなり日南子の嬌声も上がっていく。
嬌声にグーエンも下半身に熱を滾らせて、雄々しく反り返る。
指を蜜口から抜き去ると、亀頭を膣内に押し込む。
狭いそこは抵抗をするように押し留めようとするが、グーエンが指で日南子の秘所の小さな角を弄ると愛液を溢れさせてヒクつきながら、呑み込んでいく。
「ヒナ、今の気持ちはどういう感じですか?」
「あ、ぅ……、胸がドキドキして、恥ずかしいけど、嬉しくて……、グーエンの形にお腹の中されてて、んっ、あっ、て、わたしに何を言わせるの……もぅ」
「ふふっ、こうして、二人で慣れていけば、返答を考える必要は無いかと思いまして」
「んっ、もぅ。でも、わたしとこんなことするのは、グーエンだけなんだから」
「私もヒナだけですよ」
日南子が頷くのと同時に、グーエンが軽く腰を動かし結合部分に肌をぶつける。
窮屈な蜜内の奥で鈴口が子宮口を押し上げ、日南子の膣壁が雄竿を絞り上げていく。
甘い快感に昂ったモノは精を吐き出そうと張り詰め、抽送を繰り返す。
亀頭の反し部分で膣道が擦られ日南子が快感に息を弾ませるが、逆に膣壁にギュウギュウと締めあげられるグーエンも快感に眉を寄せて、お互いに限界に達するのは同時だった。
「も……だめ……はぁ、はぁ……」
「ヒナ、やっぱりヒナの中は最高です」
「やっぱり、返答に困っちゃう……はぅ」
「なら、こういう時は、キスで」
長いキスをして、日南子は目を閉じて「困った時はキス……なのかしら?」と心の中で恥ずかしさに転げ回って夜が更けていった。
次の日、朝食にテイル煮が出たものの、尻尾に目が行ってしまう日南子は朝から眉を下げて顔を赤くしては、グーエンが訪ねているわけでもないのに、テイル煮の作り方を説明して恥ずかしさを誤魔化す。
「テイル煮は、一対一の割合! お醤油とお酒とみりんにお砂糖は同等なの! 大さじイチときたら全部イチ!」
「そうですか。美味しいので年始のお手伝いでも、尻尾が貰える時は貰ってきましょうね」
尻尾という言葉に日南子の耳がピクピクと動き、頬を赤くしたまま大きく頷いた。
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