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6章
冬の別館 ※微R18
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【刻狼亭】別館の旅館の最上階『月光の間』。
以前、アルビーに貸し出していた部屋が今日からしばらく私とルーファスの拠点になります。
既にルーファスの着物や私の着物が用意され、和室は着替え専門の服置き場と化していて、使える部屋は寝室ともう一つの和室だけ。
部屋に備え付けの温泉で手足を伸ばしていると、浴室にルーファスが現れて腕に抱えた黒い毛玉を私に見せる。
「クロ!」
「ナンナーン」
温泉から上がって両手を広げると、ルーファスが乾燥魔法をかけてくれて腕にクロを抱きしめると、クロが赤い目をウルルンとさせて「ウナーン」と甘えて鳴いてくる。
「廊下で何かが鳴いていると思えばクロだった。どうやらこっちの調理場で飯を漁っていた様だ」
「クロまたナスビちゃんになったかな?」
クロを持ち上げると、以前より少しだけスリムな体つきに、あら?と、思ったけど、以前は太り過ぎていたから丁度いいサイズに戻ったというべきかな?
クロが必死にスリスリと頭を擦り付けて来て「寂しかった」と訴える姿に胸がキュンとしちゃいそうです。
「一応、クロを見せに来ただけなんだが、もう出るか?」
「はい。それなりに温まったのでクロと久々に遊んであげようと思うよ。ルーファスは書類整理終わりました?終わった様ならお風呂に入って下さいね?」
「ああ。あと少しだが先に風呂に入るよ」
私と入れ違えにルーファスがお風呂に入って、私は寝室のお布団の上でクロを抱っこして久々の毛玉ちゃんをもふもふタイムです。
このふわっとしているのにしっとりとした毛並み・・・まさに極上!!
うちの子が一番って、よく言うけど、まさにうちの子が一番!!!
「クロはここで良い物いっぱい食べさせてもらってるのかな?」
「ナーン。ナウナーン」
「そっかー。美味しい物いっぱいは嬉しいよねー」
「ナーン」
クロとは何となく会話成立している感じがするのが不思議。
頭を撫でると、クロが頭の赤い石をもっと撫でろとグイグイ押してきて、石を撫でてあげると気持ちよさそうにゴロゴロ喉を鳴らして満足そうに目を細める。
そういえば、ギルさんにクロはカーバンクルって魔獣だって言われたんだっけ?
こんなに可愛い猫ちゃんなのに魔獣とは・・・異世界は不思議な生き物が居るものです。
それにしても、最近ずっとしていた料理作りも無いとやる事がないのです・・・。
マンガやTVがある世界じゃないから、やる事は限られてるし、料理とかお茶作りとか手間暇かければ美味しくなる物はとても楽しい時間の使い方で好きなんだよね。
当分はやらないからとても手持ち無沙汰・・・。
やる事がないと・・・なんだか、眠く・・・・なる・・・。
ウトウトとした微睡みに誘われてルーファスがお風呂から上がるまでと、思っていたらそれなりに寝入っていたみたいで・・・。
「あっ、うっ・・・んっんっ」
自分の喘ぎ声で起きるなんてビックリですよ?
どれだけ私、眠りが深かったのか・・・すっかり体はほぐされていて、ルーファスに抱かれていたわけです。
「アカリ、起きたか?」
「あんっ、起きますよ、普通・・・んっ」
「なかなか起きなかったから、また変な薬草でも摂取したかと思ったぞ」
ルーファスが動きを止めると、私の腰を持ちあげてそのまま抱き起し、ルーファスにまたがる様に座らされて、お腹の奥にゴリっと太いのがあたると、お腹がキュウッとしてしまう。
「はうっ!やぁっ」
「アカリの中が締まる時の顔がゾクっとくる」
向き合う形だからお互いの顔が解ってしまう分、恥ずかしさがこみあげてくる。
私、今どんな顔してるんだろ?
「見ちゃ、駄目ぇ・・・っ」
「そんなに可愛い顔をしておいて見るなというのが無理な話だ」
熱のある視線に絡めとられ、目が合うと唇を貪られて、奪う様なキスで息が上がってしまう。
「んっ、ルーファスは、強引なんだから・・・っあっんっ」
「強引にさせる様に誘っているアカリの匂いが悪い」
「そんなの、させてないよ・・・んっ」
少し身じろぐだけで私の膣内に挿入されたルーファスのモノに自分の体が反応してしまう。
なんでこんなに圧迫感しかないのに、気持ち良くなるんだろう?
下腹部もキュウッと疼くけど、胸もキュウッと切ないくらい痛くて、番の相性が良いのか、それとも私がルーファスを好きだから余計に感じてるのかがわからない。
ルーファスが私の首筋を甘噛みしながら、舌で吸い付く。
「こんなに匂いがしてるのに、よくいう」
「ふぁっ、あっ、あ」
ルーファスが獣人だから嗅ぎ取れるだけなんだろうけど、それを言ったらムードも何もなくなっちゃうから、ルーファスが与えてくれる刺激だけに集中してみる。
ルーファスに腕を掴まれて下から突き上げられると、最奥に先端がゴツゴツ当たって逃げ場がなくて、嬌声を上げながら仰け反ると、突き上げが激しくなる。
「アカリの一番奥の部屋に当たってるのが判るか?」
「あっあっ、うん。きゃうぅ」
いつか、ルーファスの赤ちゃんの部屋になる場所・・・まだ、自分が親になるとか想像はつかないけど、子供はいっぱい欲しいな。
寂しくない様に、家族はいっぱいがいい。
ルーファスが動きを止めて身震いすると、私の中で熱い物が溢れる。
番特有の物なのかわからないけど、満たされる度に、自分の中に足りなかった欠片が埋まっていくみたいに満たされていく。
私がルーファスの番で良かったって思える瞬間。
「ルーファス、私、幸せです」
ギュッと抱きついて言葉にすると、私の中でまたルーファスが硬くなるのが判る。
あ・・・これ、今言っちゃ駄目だった・・・・。
「オレの番は本当に可愛いな」
「あの、私もう・・・無理・・・っんっ」
「大丈夫だ。アカリが寝ている間にマグノリアから追加の疲労回復のローションとポーションを届けてもらったからな」
ひぇぇ・・・私、今すごく幸せだなーって良い事思っていたんですけど?!
【蜜籠り】シーズン早く終わってほしいなって、少し思ったのは内緒なのです。
以前、アルビーに貸し出していた部屋が今日からしばらく私とルーファスの拠点になります。
既にルーファスの着物や私の着物が用意され、和室は着替え専門の服置き場と化していて、使える部屋は寝室ともう一つの和室だけ。
部屋に備え付けの温泉で手足を伸ばしていると、浴室にルーファスが現れて腕に抱えた黒い毛玉を私に見せる。
「クロ!」
「ナンナーン」
温泉から上がって両手を広げると、ルーファスが乾燥魔法をかけてくれて腕にクロを抱きしめると、クロが赤い目をウルルンとさせて「ウナーン」と甘えて鳴いてくる。
「廊下で何かが鳴いていると思えばクロだった。どうやらこっちの調理場で飯を漁っていた様だ」
「クロまたナスビちゃんになったかな?」
クロを持ち上げると、以前より少しだけスリムな体つきに、あら?と、思ったけど、以前は太り過ぎていたから丁度いいサイズに戻ったというべきかな?
クロが必死にスリスリと頭を擦り付けて来て「寂しかった」と訴える姿に胸がキュンとしちゃいそうです。
「一応、クロを見せに来ただけなんだが、もう出るか?」
「はい。それなりに温まったのでクロと久々に遊んであげようと思うよ。ルーファスは書類整理終わりました?終わった様ならお風呂に入って下さいね?」
「ああ。あと少しだが先に風呂に入るよ」
私と入れ違えにルーファスがお風呂に入って、私は寝室のお布団の上でクロを抱っこして久々の毛玉ちゃんをもふもふタイムです。
このふわっとしているのにしっとりとした毛並み・・・まさに極上!!
うちの子が一番って、よく言うけど、まさにうちの子が一番!!!
「クロはここで良い物いっぱい食べさせてもらってるのかな?」
「ナーン。ナウナーン」
「そっかー。美味しい物いっぱいは嬉しいよねー」
「ナーン」
クロとは何となく会話成立している感じがするのが不思議。
頭を撫でると、クロが頭の赤い石をもっと撫でろとグイグイ押してきて、石を撫でてあげると気持ちよさそうにゴロゴロ喉を鳴らして満足そうに目を細める。
そういえば、ギルさんにクロはカーバンクルって魔獣だって言われたんだっけ?
こんなに可愛い猫ちゃんなのに魔獣とは・・・異世界は不思議な生き物が居るものです。
それにしても、最近ずっとしていた料理作りも無いとやる事がないのです・・・。
マンガやTVがある世界じゃないから、やる事は限られてるし、料理とかお茶作りとか手間暇かければ美味しくなる物はとても楽しい時間の使い方で好きなんだよね。
当分はやらないからとても手持ち無沙汰・・・。
やる事がないと・・・なんだか、眠く・・・・なる・・・。
ウトウトとした微睡みに誘われてルーファスがお風呂から上がるまでと、思っていたらそれなりに寝入っていたみたいで・・・。
「あっ、うっ・・・んっんっ」
自分の喘ぎ声で起きるなんてビックリですよ?
どれだけ私、眠りが深かったのか・・・すっかり体はほぐされていて、ルーファスに抱かれていたわけです。
「アカリ、起きたか?」
「あんっ、起きますよ、普通・・・んっ」
「なかなか起きなかったから、また変な薬草でも摂取したかと思ったぞ」
ルーファスが動きを止めると、私の腰を持ちあげてそのまま抱き起し、ルーファスにまたがる様に座らされて、お腹の奥にゴリっと太いのがあたると、お腹がキュウッとしてしまう。
「はうっ!やぁっ」
「アカリの中が締まる時の顔がゾクっとくる」
向き合う形だからお互いの顔が解ってしまう分、恥ずかしさがこみあげてくる。
私、今どんな顔してるんだろ?
「見ちゃ、駄目ぇ・・・っ」
「そんなに可愛い顔をしておいて見るなというのが無理な話だ」
熱のある視線に絡めとられ、目が合うと唇を貪られて、奪う様なキスで息が上がってしまう。
「んっ、ルーファスは、強引なんだから・・・っあっんっ」
「強引にさせる様に誘っているアカリの匂いが悪い」
「そんなの、させてないよ・・・んっ」
少し身じろぐだけで私の膣内に挿入されたルーファスのモノに自分の体が反応してしまう。
なんでこんなに圧迫感しかないのに、気持ち良くなるんだろう?
下腹部もキュウッと疼くけど、胸もキュウッと切ないくらい痛くて、番の相性が良いのか、それとも私がルーファスを好きだから余計に感じてるのかがわからない。
ルーファスが私の首筋を甘噛みしながら、舌で吸い付く。
「こんなに匂いがしてるのに、よくいう」
「ふぁっ、あっ、あ」
ルーファスが獣人だから嗅ぎ取れるだけなんだろうけど、それを言ったらムードも何もなくなっちゃうから、ルーファスが与えてくれる刺激だけに集中してみる。
ルーファスに腕を掴まれて下から突き上げられると、最奥に先端がゴツゴツ当たって逃げ場がなくて、嬌声を上げながら仰け反ると、突き上げが激しくなる。
「アカリの一番奥の部屋に当たってるのが判るか?」
「あっあっ、うん。きゃうぅ」
いつか、ルーファスの赤ちゃんの部屋になる場所・・・まだ、自分が親になるとか想像はつかないけど、子供はいっぱい欲しいな。
寂しくない様に、家族はいっぱいがいい。
ルーファスが動きを止めて身震いすると、私の中で熱い物が溢れる。
番特有の物なのかわからないけど、満たされる度に、自分の中に足りなかった欠片が埋まっていくみたいに満たされていく。
私がルーファスの番で良かったって思える瞬間。
「ルーファス、私、幸せです」
ギュッと抱きついて言葉にすると、私の中でまたルーファスが硬くなるのが判る。
あ・・・これ、今言っちゃ駄目だった・・・・。
「オレの番は本当に可愛いな」
「あの、私もう・・・無理・・・っんっ」
「大丈夫だ。アカリが寝ている間にマグノリアから追加の疲労回復のローションとポーションを届けてもらったからな」
ひぇぇ・・・私、今すごく幸せだなーって良い事思っていたんですけど?!
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