【R18】ロリっ狐魔法使いがもふもふな少女たちに惚れられました~TS獣耳っ娘、エッチしながら甘やかされ性活を送ってます~

ナギ@にわか

文字の大きさ
7 / 13

第7話 魔族襲来

しおりを挟む
 あのとんでもないえっちをした日から、レベルの上がり方が早くなってる。理由は分かってるんだよ? ほら、ちょっと激しいのが多いから……ね?
 玩具とか買えないし、ほとんどノーマルなことしかしてないけど。

 え? そんなことより話すことがあるだろって?
 あるよねー。だって今、魔物の襲撃を受けてるんだもん。

「お姉ちゃん、今度はあっち」
「了解。流石は天才ね、見つけるのが早すぎるくらい」
「はいはい、人のことは言えないからね?」

 あれから更に半年。
 お姉ちゃんが10歳。
 わたしは7歳。
 見た目的にはそんなに変わってないから気にする必要はないんだけどね。あ、お姉ちゃんのおっぱいはCカップあるよ。わたし? Bカップだった! ちみっこいけどおっぱいはあるんだよっ!

 ……じゃなくてね、10歳になると色々あるの。まあ、今は襲ってきた魔物について説明しよっか。

 名前はトリッキーマウス。
 はい、今、「ハハッ」って笑う夢の国の住人を想像した人、正直に言いなさい。……わたしもそうだったから。
 トリッキーマウスっていうのは、まんまトリッキーな動きをするネズミのこと。基本的には集団で移動するんだけど、敵に遭遇すると散らばって攻撃してくるんだよね。
 ただし、魔力探知の前には無力。

「えーい! 《アイスバレット》!」

 氷の礫がひとつにつき一匹づつ落としていく。
 うわー、2メートルは大きいね。
 そして、アイスバレットの餌食にならなかったマウス達は慌てて木から降りてくる。狙い通りです。

 お姉ちゃんが降りてきた瞬間を狙って切る。ステータスで4倍になっているお姉ちゃんの脚力をもってすれば、落ちてくるマウス達を6匹全部切るくらい余裕だよ。
 ふっ、お姉ちゃんの敵じゃないね。

「それにしても……最近ちょくちょく出るよね? 魔物ってそんなに居るものだっけ?」
「居る所には居るでしょうけど……この村に来るのは少しおかしいわね」

 魔物が来たのは初めてじゃないっていう。ここ半年で5回目だよ? ちょっと多すぎ。
 これはね、ボスみたいなの居るんじゃない?

「なるほどね……でも、探知には引っかかってないんでしょ? そんな魔物居たかしら?」
「うーん……魔法を使える魔物ならありえるけど、今回は違うと思うよ?」
「じゃあ他に何が……まさか、魔族?」
「そのまさかだよ……と言いたいところなんだけど、わたしも分かんない。弱い魔物ばっかり連れてきて何するんだろうね……」

 そのまさかだよ、っていう台詞はよく聞くよね? でも、魔族がこっちに来る理由が無いし……
 あ、魔族っていうのは人の一種で、人間と……っていうよりも、魔王がやらかしすぎて各国から敵対されちゃってるんだよね。別に魔王が居ると世界が滅ぶなんてことはないけど。
 魔族って魔物を操れるから戦争に強いだろうね。

 ……ん? 戦争?
 いやいや…………えっ?

 どうやら同じことを考えていたようで、お姉ちゃんも同じタイミングで顔を上げた。
 数秒見つめ合い、頷く。

「「……急いで帰らないとっ!」」

 身体強化を全力でかけながら走り出す。
 わたしたちの村は魔族の国と隣接してるわけじゃないけど、特殊な転移魔法でここと繋げられるとかなら大変なことになる。
 ううん、村の皆が死んでしまう前に助けないと。

 走ること1分。
 3キロほどで村が見えてきた。
 被害は無さそうで安心……しかけてから、慌てて孤月――白銀の刀を振り抜く。
 甲高い衝突音。わたしの孤月は見知らぬ男に受け止められていた。

「ほう……完全に不意をついたと思ったが」
「あはは……魔法が無かったから真っ二つだったかも。やっぱり探知は欠かせないね」

 冷や汗を流しながら軽口を返す。

 今、反応が突然現れた。
 身体強化を全力でかけていたから良かったものの、もしいつもと同じ程度だったなら無事でいられた自信はない。

「ふっ!」

 男の背後から切りかかるお姉ちゃん。しかし、後ろを見ることも無く避けられてしまった。

「子供にしては悪くない動きだ。技量の方も申し分ない。どうだ? その剣の腕、我等の元で振るう気は無いか?」

 悪くないって言われても嬉しくないよね。
 というか、まさかのスカウトである。受けるつもりなんてないお姉ちゃんは警戒しながらわたしの所まで戻ってきた。

「悪いけど、私は人を殺すために力をつけている訳じゃないの」
「ならば何のためだと言うのだ?」
「そうね、あなたみたいな危険人物から妹を守るため、かしら」
「………」

 危険人物と言われて目を細める。
 事実ではあるけれど、それを笑いながら言われたら腹も立つ。まして、相手は見た目14歳の子供だし。

 構えるお姉ちゃんと魔族の男。

「一応聞かせてもらえる? どうしてこんな所で待ち伏せしていたのか」
「ふん、鼠では相手にならない者が居るようだったのでな、邪魔になるものは先に排除しておかねばと思ったまでだ」
「私たちが相手じゃなければ通じたかもしれないわね。ふふっ、ご愁傷さま」
「……調子に乗るなよ、小娘」

 話は終わりとばかりに男から殺気が迸る。対してお姉ちゃんは不敵な笑みで男の懐まで一気に駆け抜けた。
 ただ、速さで勝っていても技量では劣る。当たる直前で回避され、急所を狙った鋭い一撃を返された。
 お姉ちゃんはそれを上手く防いではいるものの、回数を重ねる毎にお姉ちゃんの動きは悪くなり、男の攻撃は時々掠るようになっていく。

 わたしもあのくらい動ければいいのに。
 でも、わたしがするべき事はそんなことじゃない。わたしにしか出来ないことを、お姉ちゃんは望んでいる。

 勝負は一度きり。

 わたしが見守る中、剣戟の音は鳴り響く。

 諦めず男に立ち向かうお姉ちゃん。
 癖を読んできたのか、段々と男の方にも傷が増えてきていた。しかし、繰り返された防御は全身にダメージを蓄積させていたらしい。

 受け止めたお姉ちゃんの体勢が崩れる。

「っ!?」
「……終わりだ」

 驚愕に目を見開きながら、その体に男の剣が振り下ろされ――次の瞬間、男の視界から消えていた。

「なっ……後ろ、だ……と……」

 背後から叩きつけられた鞘が男の意識を奪う。
 倒れる音は2回。
 男が気絶し、お姉ちゃんは出血多量で。

「ととっ、早く治さなきゃ!」

 見てる場合じゃなかったね。
 治癒魔法をかけ、一瞬で傷を塞ぐ。傷が多いとは言ってもひとつひとつは小さいものだから、わたしでも十分に治せた。
 あ、男の方は何もしません。
 お姉ちゃんを傷つけたからね。

 ちなみに、いきなり消えたのはすっごい速さで動いただけ。手加減とかじゃないよ?
 あの時、わたしがお姉ちゃんのステータスを弄って、敏捷を4から8まで上げたの。やったね!

「お姉ちゃんって凄いよね」
「えっと、何が?」
「あんな強そうな人を倒したこともだけど、速さが2倍になっても振り回されないんだもん」
「そ、そんなことないわよ……ユーリの方がよっぽどじゃない。私を強くしたり、欲しいタイミングを分かってくれるんだもの」

 お姉ちゃんとは心で繋がってるから!
 という冗談……でもないんだけど、それは置いといて、お姉ちゃんにはステータスのことも教えてあげた。まさか転生したとも言えないし、夢の中で神様がくれたってことになってるよ。

「ユーリ、帰りましょ」
「うん、ご飯を食べてしっかり休まないと!」

 手を繋いで、村に帰るわたしたち。



 ……魔族を忘れていた事に気づいて、慌てて戻りました。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

男女比1対5000世界で俺はどうすれバインダー…

アルファカッター
ファンタジー
ひょんな事から男女比1対5000の世界に移動した学生の忠野タケル。 そこで生活していく内に色々なトラブルや問題に巻き込まれながら生活していくものがたりである!

美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない

仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。 トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。 しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。 先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

貞操逆転世界に転生してイチャイチャする話

やまいし
ファンタジー
貞操逆転世界に転生した男が自分の欲望のままに生きる話。

処理中です...