色欲の魔女は最強だけどえっちぃです!~TS転生者の獣耳っ娘、女の子とエッチしながら強くなる~

ナギ@にわか

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一日は意外と長い

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 ・買い物その1、りんご飴的なやつ。

「おじさんっ、5本ちょーだい!」

「あいよ、3500ギルね。別嬪さんだから1本おまけしとくよ」

「えへへ、ありがとー!」


 ・買い物その2、果汁100%ジュース。

「お姉さん、樽ごと買っていい?」

「あら、豪快ねェ? あんまり日持ちしないけど、いいのぉ?」

「大丈夫! アイテムボックスがあるから! (外の影響を受けないから、長持ちするの)」

「羨ましいわァ……はぁい、70000ギル丁度」


 ・買い物その4、串焼き。

「……これなんのお肉?」

「こいつはウルフの肉だ」

「1本ちょーだい」

「30ギルな」


 ~終了~

「はむっ……ん~、ちょっと硬いかなぁ……」

 買い物してたのは、単に甘い物が欲しかったのと、物価をある程度知りたくて。砂糖を使った甘味とか果物系は高くて、お肉は魔物が居るからかすごく安い。
 海産物は全然無かったよ。

 あと、ジュースのお姉さんは漢女オトメともいう。女の子になった者同士……ううん、一緒にしちゃだめだね。こっちは偶然で、向こうは女の子になる努力をしてるんだから。

「あ、ジュース用のコップも買わないと……」

 そう呟くと、宿の女将――サラさんに貰った500ギルの地図を取り出す。
 手描きでちょっとしたお小遣い稼ぎなんだって言ってたけど、分かりやすくていいよこれ。

 宿があるのが南区で、今居るのが東区なんだけど……雑貨屋さんとか服屋さん、武具屋なんかも分かるようになってるね。
 絵で描いてあるから、字が読めない人でも大丈夫!

 でも、うーん、コップとかどこに売ってるのかなー? 清潔な布とか……商人ギルドならあると思うんだよね……あんまり行きたくないから、こうして露店を回ってるけど。

「……あ、あの、お姉さん」

 時々迷いそうになりつつ歩いていると、後ろから声をかけられた。幼い女の子……可愛い。

 立ち止まって振り向いたけど、オドオドして話が切り出せないみたい。服はお世辞にも綺麗とは言えないかな……ボロボロで、そう、ボクが島に居た時くらい。

「待っててあげるから、慌てなくても大丈夫だよ」

 膝に手をついて目線を合わせてあげると、数十秒ほどで話しかけた理由を説明してくれた。

 少しのお金を貰えれば、ボクの案内を引き受けてくれるんだって。さっきからキョロキョロしてたし、「優しそうだから」ってことで声をかけてみたんだとか。

 えっと……女の子限定なら、優しいのは確かだよね。
 案内してもらうのは確定としても、食べ物の値段とこの子の様子を考えるとー……

「じゃあ、お願い出来る?」

「え……そ、そんなに貰えないです……」

 そんなにって、1000ギルだからね?

「ボクにとっては、たった1000ギルなの。お店を探す時間があれば、その分稼げるもん」

「それ、なら……ありがとうございます……」

 隠そうとしてるのかもしれないけど、頬が緩んでるのは隠せてないよー? ……微笑ましい事この上ないですっ!

 ニコニコしながら見ていると、ボクの視線に気づいた女の子(シルちゃん)があわあわしながら進み始める。

 そういえば、歩いてる人も服装的に地味なような……南区は冒険者とか旅の人で賑わってるけど、こっちは細々と暮らしてる人が多いのかもね。
 よく見てみれば、建物も古い物が多いし。

「……ここです。他にも、ありますけど……ここが1番形が良くて、可愛いので……」

「そうなんだー? ……確かに、可愛いかも」

 コップに獣耳が……犬、猫、狐、狸、パンダ……知らないのもいっぱいあるけど、猫以外全部欲しい!
 ……猫は、見るとイラッてする。イヌ科だから?

「うー……これください!」

 選んだのは、唯一イラッとしない猫の絵が描かれてる食器をセットにしたもの。コップ、お皿(普通のとスープ用)、フォーク、スプーン……とにかく多い! そして2つずつ入ってるよ!

 それにしても……ニ〇ンコ先生に瓜二つ……前世の時から結構好きだったけど、これは再現度凄い。
 実は、作った人転生者とかなんじゃない……?

「随分悩んでたなぁ……あい、10000ギル受け取ったから、おつりは8000ギルだ」

「……こんなにいい出来なのに、安いよね?」

「あー、なんか、『まずは口コミで』とか『色んな店で委託販売を』とか言ってたんだよな」

 なるほど、ここ以外でも売ってるってことかな? シルちゃん曰くここでしか見てないらしいし、北区が西区にあるんだろうねー。

 そして今度は、服……じゃなくて、その生地だったりタオルだったりを売ってる所に来た。

「わぁ、触り心地良い……」

 大小合わせて20枚くらい買っちゃった!
 いやだって、あれだよ? こういうのは、多めに買っておかないと足りなくなっちゃうんだから!

 内心で謎の言い訳をしていると、シルちゃんが近くにある謎のお店をじっと見てた。
 そっちに行ってみると、用途不明の物ばかり。

「これなんだろ……?」

 棒状で、太さ的には指を4本纏めたのと同じくらい。黒い金属みたいだけど、武器……ではないよね。

「ああ、それはぁ……っと、子供には聞かせられないわねぇ……ちょっと耳貸して」

 気だるげなお姉さんがボクの耳に口を近づけると……

「それ、魔力を流すと少し震える金属を、軽くて魔力伝導率の高い金属と混ぜた物なのよ。でね、軽くなって振動が強くなったそれを……」

 トントン、と下腹部を指し示す。

「……あ……な、なるほど……」

「魔力を扱える人しか出来ないから売れないんだけどねぇ……1500ギルで良いけど、買わない?」

「…………」




 結局、色々買いました……ローションみたいなのも、貰いました……仕方ないじゃん、興味あるんだもん。でもさ、まだ処女なんだけど……同類の皆さんはどうしてるのかなーって、すごく気になる……。

 うー、気になるよぉ!!

「……お姉さん、大丈夫……?」

「あ、な、なんでもないからね! ……シルちゃん、案内ありがとう。はいこれ」

「……お金、最初に貰いましたよ……?」

「そっちは前払い分で、こっちは達成報酬!」

 シルちゃんに1000ギル渡すくらい、なんて事ない。案内してもらわなければ、間違いなくもう1時間は迷ってたからね!

「じゃ、またね」

 返される前に歩き始める。

「あ……ありがとうございましたっ!」

 うん、自己満足で、ただの偽善なのは分かってるけど、せめて目の前に居る子くらいは笑顔でいて欲しい。

「よーし、稼ぎに行こー!」

 あっ!? 人多い所で叫んじゃった……恥ずかしい……ペコペコしながら走ろっと。
 えへへ、ごめんなさいね~?







 さて、森に着いてから取得したスキルを確認したいと思います。こちらをどうぞ。

『双剣術』『体術』
『風魔法』『魔力自動回復』

 計、23ポイント消費。

 え、どうしていきなり取ったのかって?

 それがね……

「なんでこんなにオーク多いのぉ!?」

 100体近くのオークに囲まれてるんだよ! 取らざるを得ない状況なんだもん!! 魅了? 1体ずつしか出来なかったよぉ~……

 最初は剣で順調に倒して行き! (合計30)

「ふっふー、ボク魔女だからね――」

 出てくるのが早すぎて剣で捌ききれなくなったから、風魔法を取ってレベル1の風弾っていうのを殺傷力ゼロにした状態で自分の背中に当てて緊急回避に使い! (合計70)

「触んないでよー!」

 偶に、股間の逸物を大きくさせて組み付いてくる変態オークを体術で投げ飛ばし!

「太ももに当たった! 気持ち悪い感触……」

 左上に見えるMPのバーが無くなりかけてることに気づいて魔力自動回復を取り! (合計120)

「生 命 線、だからっ!」

 ――まだ半分残ってるとか頭おかしいよね!?

 視界がオークで埋め尽くされ動けるスペースが無くなった所で、風弾を足の裏に当てて集団から離れた場所に着地する。

 まずっ、MPが――

『レベルアップ!』

「やった、全回復した! ――あー! そういえばなんで今までレベルアップしなかったのぉぉぉ!?」

 そう叫びつつ近寄ってきた1体のオークを風弾で弾き飛ばす。

『風魔法、スキルレベルアップ!』

「そうか距離! 魔物と一定距離取れってことだね!? 《眼前に蔓延るあまねく理不尽を両断せよ! ――風刃ウインドカッター!!》」

『風刃を無詠唱で発動可能になりました!』

 そんな場合でもないのに、つい検証してしまったボク。しかし、そのおかげで威力の高い魔法が出てきた。

「おっけー、これなら何とかなりそう……」

 深呼吸して、警戒するオーク達を一瞥。
 1体目を見つけた時は、『あ、お肉が高く売れる!』と思ったのに、実はそれが罠で……洞窟の中にある巣までホイホイ着いてきてしまった。

 ……まだ60は居るよ?

 ギルドで話を聞くべきだったねー☆

「風刃、多重展開……速度倍、範囲増加――半数の20を発動! 遅れて残りも行って!」

 声に出すと、イメージ通りにやりやすい。1発目を避けたオークも、2度目の風刃で真っ二つですからー!

 すると今度は――

『職業レベルアップ!』

『色欲の魔眼、スキルレベルアップ!』

 これは……複数同時魅了来た!

 目から魔力を放出する感じで残りのオーク達を見ると、次々にガクンと崩れ落ちる。

「……はぁ……新しい服、買わないと……」

 風刃でオークの首を落としつつスキル一覧を開くと、服の汚れを落とせる魔法を取った。

『水魔法を覚えました!』

「うー、定番の生活魔法はいずこ……《荒ぶる水は敵をも飲み込む――水球ウォーターボール》」

 水球を頭上に発生させ、そのままビシャッとお湯を被り、上着を脱いで水着だけになると、攻撃魔法でもなんでもないただの温風を発生させる。

「あ~……あれ、なんか、外でこんな格好になる事が気持ちよく感じるような……全部脱いだら――それはいけないっ!」

 魔力を一気に使い過ぎたせいで頭がボーッとしているけど、何となく水着を脱ごうとしていたのは止めた。

「それをしたら人として終わる気がするよ……」

 とりあえず、オークを回収してっと。
 そのついでに最奥まで行ってみたけど、特に何も無い。

 帰らないと、

 そう、帰って、



 帰って、ルリとエッチしなきゃ……



 ――ふぁ?

 ……なんか変だなって思ってたけど……どうして、こんなにエッチな事がしたくなってるんだろうね……?
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