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研究所
5話 出会い
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「ねぇ、大丈夫……?」
女の子の声が聞こえた。鈴のように涼しくて高い声。
ぼんやりとした意識の中、目を開けると視界には黄色が大部分を占めていた。はっきりとは見えず、ピントの合わない画面にもどかしさを覚える。体は重くて、起きあがろうにも筋肉が動いてくれない。
そのまま半目を開いた状態で、麗央はずっと黄色を見つめていた。どんなに目を凝らして見ようとしても、それが何か分からず、耳には高い声が届く。
うるさい、と思った。それ以外は何も考えられなくて、漠然とした意識が騒がしい声にしか反応しない。もっと考えるべきことがあるはずなのに、それが面倒でただ横になっていた。
「ねぇねぇ、起きてる? どうして何も言わないの? もしかして、動けない? おーい、おーい」
そろそろ黙ってほしい。
うるさい声のお陰で、意識ははっきりして来たが、倦怠感と疲れから静かに休みたかった。目を瞑って眠ろうとしても、体を揺すられたり、頬を突かれたりして、全然寝付けない。
諦めてそのまま起きることにした。
時間が経って視力が戻ってくると、金色の髪をした女の子が麗央の顔を覗いているのが見えた。視界の大部分を占めていた黄色の正体は、その女の子の長い髪の毛だったようだ。
最初は、死を迎えに来てくれた天使かと期待したが、首輪を見てガッカリした。麗央と同じ首輪には、百三と数字が書かれており、同じ実験体で麗央はまだ死んでいない。
「……さい」
「ん? なになに?」
「うるさい」
やっとのことで発した声は、途中で裏返ってしゃがれている。喉が乾燥しており、喋る時にカサカサしていた。
麗央の否定的な言葉に、やっと黙ってくれるかと思ったが、彼女は平気な顔で喋り続けた。なぜかずっとフレンドリーで、無視を繰り返してもなかなか黙ってくれない。
全く、この子には言葉が通じないのか……?
「ねえ、名前なんて言うの? 私はアメリア!」
突然、馬鹿な質問をされる。実験体は番号でしか呼ばれないため、そもそも名前なんて無い。ずっと変なやつだと思っていたが、名前の事を聞かれると流石に引いた。
「ねぇねぇ、名前何? なんて呼べば良いの? 喋れるでしょ、答えてよー」
本当にしつこくて、うざったい。さっきよりも肩を揺するのが激しくなり、女の子の高い声が耳にキンキンときた。逆に無視し続けるのが疲れて来て、麗央は仕方なく適当に答える。
「レオ……。ヒムロ・レオ」
「良い名前! よろしくね、レオ」
前世の名前をまるまる使うと、彼女は満面の笑みで褒めてきた。どうしてそんなに笑うのか分からず、レオはチラッとアメリアを見て目を瞑った。答えたんだからもう良いだろう、と寝ようとする。名前を呼ばれた時に、不思議と胸が熱くなった気がした。
どこが良い名前なんだよ。親が漫画読んで適当に付けた名前が、良いわけないだろ……。意味も想いも、大して無いんだよ。
「私の名前はね、ママが付けたの。名前はその子にしかない特別なものだからって。だから私は、大事にするよ。名前も自分も」
永遠に近いと思うくらい、口は全然止まってくれない。もし動けるなら、今すぐにでも唇を引きちぎりたかった。笑顔の実験体なんて、初めて見るものだから、接し方も何も戸惑って分からないけれど、口だけは殴り飛ばしたい。
そもそも、そんな事ができる勇気なんてないと思うが……。
でも、アメリアにこんなに良い親がいたなんて羨ましい。きっとこの子がこれだけ希望に溢れているのは、優しい親という存在があったからこそだはず……。
ずっと一人だった麗央には、到底そんな親が想像できなかった。
「レオって何歳?」
「五」
「わっ、おっきいね。私九歳だけど身長同じくらいじゃん。エルフの血が入っているせいかな。でも、身長伸びるって羨ましい!」
「チビ」
ずっと話しかけて来て、いつ終わるのか分からなかった。質問もそろそろネタ切れになって来たかな、と思ってもガンガン喋りかけてくる。最初は寝れなくて嫌だったが、一時間も会話するうちに苦でなくなってきた。
彼女は、エルフの遺伝子を持っており、治癒魔法が能力らしい。しかし、弱すぎるということで同じく不良品と言われたそうだ。
それにも関わらず、ずっと笑顔だ。それが、信じられなかった。
「なんで……笑っていられるの?」
「えー、だって、その方が良いじゃん? 話せる相手がいて嬉しいってのもあるよ。レオは、もっと笑えば良いのに。女は愛嬌ってママが言ってたよ」
「僕は男だ」
「へ? そうなの⁉︎ 髪長いじゃん」
確かに髪は肩まで伸びているが、普通間違えるか? 子供だからかも知らないけど、目鼻立ちはちゃんと男の子でしょ。
アメリアはクスクスと笑う。どうして、そこまで笑える余裕があるのか分からなかった。目の端には等間隔に並んだ棒があり、レオ達は閉じ込められている。つまり、残り一週間で処分されるのだ。
それなのに、笑えるなんて気が狂っている。そもそも、笑顔の実験体なんて初めて見た。
「飯だぞー。良いよなお前らは。一週間仕事に追い詰められなくて、悠々と過ごせるんだからよ」
すると、コツコツと足音が聞こえ、一人の研究員が牢屋の鍵を開けた。昨日の夜、レオに薬を飲ませた研究員だ。アメリアを見ると、静かに黙っていて俯いている。ずっと動いていた口が止まった初めての瞬間だった。
「百十二番、体調はどうだ? 魔法を発動してみろっ」
「でき……ません」
「は? 俺がやれと言ったらやるんだ」
魔力の込め方が分からない。それでも、レオは自分のイメージする方法で、魔法を使おうと意識した。ゆっくり呼吸を行い、体内にある魔力の流れを利用して、手の先に集中する。指先から水が出るイメージで、力を込めた。
たぶん、こんな感じ? 分からないけど、漫画とかこういうのが多いよね……? 詠唱ってあるのかな?
「カハッコホッ……ゲホッケホッ!」
急に胸あたりが苦しくなり、口から血が吹き出た。昨夜のように、呼吸をするたびにピーピーと音が鳴る。その様子に研究員はため息をつくと、持っていた食事をガシャンと落とした。スープと水はひっくり返るて溢れでる。そんな事もお構いなしに、研究員はその上を歩いて、声を荒げた。
「何でお前は魔法ができないんだ! 魔流逆流症は治ったはずだろっ!」
アメリアはそれにビクッと反応すると、体を縮こませた。レオは苦しそうに疼くまる。それを見て、研究員はレオをサッカーボールのように蹴った。「なぜだ! なぜだ!」と叫びながら、血を吐いているレオを何回も蹴る。ズボンに血がついたこともまた怒った。
「昨日、治しだろっ! 最後のチャンスを台無しにしやがって!」
落ちた食事をそのままにして、研究員は鍵を閉めると去っていった。アメリアは、横に蹲ったままの彼に恐る恐る近づき、「大丈夫?」と声をかける。
「黙れ……」
その発言に、一瞬アメリアはフリーズし、表情が固まった。心配してかけ寄ったのに、生意気な口をきくレオに戸惑った。
女の子の声が聞こえた。鈴のように涼しくて高い声。
ぼんやりとした意識の中、目を開けると視界には黄色が大部分を占めていた。はっきりとは見えず、ピントの合わない画面にもどかしさを覚える。体は重くて、起きあがろうにも筋肉が動いてくれない。
そのまま半目を開いた状態で、麗央はずっと黄色を見つめていた。どんなに目を凝らして見ようとしても、それが何か分からず、耳には高い声が届く。
うるさい、と思った。それ以外は何も考えられなくて、漠然とした意識が騒がしい声にしか反応しない。もっと考えるべきことがあるはずなのに、それが面倒でただ横になっていた。
「ねぇねぇ、起きてる? どうして何も言わないの? もしかして、動けない? おーい、おーい」
そろそろ黙ってほしい。
うるさい声のお陰で、意識ははっきりして来たが、倦怠感と疲れから静かに休みたかった。目を瞑って眠ろうとしても、体を揺すられたり、頬を突かれたりして、全然寝付けない。
諦めてそのまま起きることにした。
時間が経って視力が戻ってくると、金色の髪をした女の子が麗央の顔を覗いているのが見えた。視界の大部分を占めていた黄色の正体は、その女の子の長い髪の毛だったようだ。
最初は、死を迎えに来てくれた天使かと期待したが、首輪を見てガッカリした。麗央と同じ首輪には、百三と数字が書かれており、同じ実験体で麗央はまだ死んでいない。
「……さい」
「ん? なになに?」
「うるさい」
やっとのことで発した声は、途中で裏返ってしゃがれている。喉が乾燥しており、喋る時にカサカサしていた。
麗央の否定的な言葉に、やっと黙ってくれるかと思ったが、彼女は平気な顔で喋り続けた。なぜかずっとフレンドリーで、無視を繰り返してもなかなか黙ってくれない。
全く、この子には言葉が通じないのか……?
「ねえ、名前なんて言うの? 私はアメリア!」
突然、馬鹿な質問をされる。実験体は番号でしか呼ばれないため、そもそも名前なんて無い。ずっと変なやつだと思っていたが、名前の事を聞かれると流石に引いた。
「ねぇねぇ、名前何? なんて呼べば良いの? 喋れるでしょ、答えてよー」
本当にしつこくて、うざったい。さっきよりも肩を揺するのが激しくなり、女の子の高い声が耳にキンキンときた。逆に無視し続けるのが疲れて来て、麗央は仕方なく適当に答える。
「レオ……。ヒムロ・レオ」
「良い名前! よろしくね、レオ」
前世の名前をまるまる使うと、彼女は満面の笑みで褒めてきた。どうしてそんなに笑うのか分からず、レオはチラッとアメリアを見て目を瞑った。答えたんだからもう良いだろう、と寝ようとする。名前を呼ばれた時に、不思議と胸が熱くなった気がした。
どこが良い名前なんだよ。親が漫画読んで適当に付けた名前が、良いわけないだろ……。意味も想いも、大して無いんだよ。
「私の名前はね、ママが付けたの。名前はその子にしかない特別なものだからって。だから私は、大事にするよ。名前も自分も」
永遠に近いと思うくらい、口は全然止まってくれない。もし動けるなら、今すぐにでも唇を引きちぎりたかった。笑顔の実験体なんて、初めて見るものだから、接し方も何も戸惑って分からないけれど、口だけは殴り飛ばしたい。
そもそも、そんな事ができる勇気なんてないと思うが……。
でも、アメリアにこんなに良い親がいたなんて羨ましい。きっとこの子がこれだけ希望に溢れているのは、優しい親という存在があったからこそだはず……。
ずっと一人だった麗央には、到底そんな親が想像できなかった。
「レオって何歳?」
「五」
「わっ、おっきいね。私九歳だけど身長同じくらいじゃん。エルフの血が入っているせいかな。でも、身長伸びるって羨ましい!」
「チビ」
ずっと話しかけて来て、いつ終わるのか分からなかった。質問もそろそろネタ切れになって来たかな、と思ってもガンガン喋りかけてくる。最初は寝れなくて嫌だったが、一時間も会話するうちに苦でなくなってきた。
彼女は、エルフの遺伝子を持っており、治癒魔法が能力らしい。しかし、弱すぎるということで同じく不良品と言われたそうだ。
それにも関わらず、ずっと笑顔だ。それが、信じられなかった。
「なんで……笑っていられるの?」
「えー、だって、その方が良いじゃん? 話せる相手がいて嬉しいってのもあるよ。レオは、もっと笑えば良いのに。女は愛嬌ってママが言ってたよ」
「僕は男だ」
「へ? そうなの⁉︎ 髪長いじゃん」
確かに髪は肩まで伸びているが、普通間違えるか? 子供だからかも知らないけど、目鼻立ちはちゃんと男の子でしょ。
アメリアはクスクスと笑う。どうして、そこまで笑える余裕があるのか分からなかった。目の端には等間隔に並んだ棒があり、レオ達は閉じ込められている。つまり、残り一週間で処分されるのだ。
それなのに、笑えるなんて気が狂っている。そもそも、笑顔の実験体なんて初めて見た。
「飯だぞー。良いよなお前らは。一週間仕事に追い詰められなくて、悠々と過ごせるんだからよ」
すると、コツコツと足音が聞こえ、一人の研究員が牢屋の鍵を開けた。昨日の夜、レオに薬を飲ませた研究員だ。アメリアを見ると、静かに黙っていて俯いている。ずっと動いていた口が止まった初めての瞬間だった。
「百十二番、体調はどうだ? 魔法を発動してみろっ」
「でき……ません」
「は? 俺がやれと言ったらやるんだ」
魔力の込め方が分からない。それでも、レオは自分のイメージする方法で、魔法を使おうと意識した。ゆっくり呼吸を行い、体内にある魔力の流れを利用して、手の先に集中する。指先から水が出るイメージで、力を込めた。
たぶん、こんな感じ? 分からないけど、漫画とかこういうのが多いよね……? 詠唱ってあるのかな?
「カハッコホッ……ゲホッケホッ!」
急に胸あたりが苦しくなり、口から血が吹き出た。昨夜のように、呼吸をするたびにピーピーと音が鳴る。その様子に研究員はため息をつくと、持っていた食事をガシャンと落とした。スープと水はひっくり返るて溢れでる。そんな事もお構いなしに、研究員はその上を歩いて、声を荒げた。
「何でお前は魔法ができないんだ! 魔流逆流症は治ったはずだろっ!」
アメリアはそれにビクッと反応すると、体を縮こませた。レオは苦しそうに疼くまる。それを見て、研究員はレオをサッカーボールのように蹴った。「なぜだ! なぜだ!」と叫びながら、血を吐いているレオを何回も蹴る。ズボンに血がついたこともまた怒った。
「昨日、治しだろっ! 最後のチャンスを台無しにしやがって!」
落ちた食事をそのままにして、研究員は鍵を閉めると去っていった。アメリアは、横に蹲ったままの彼に恐る恐る近づき、「大丈夫?」と声をかける。
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