ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神

文字の大きさ
73 / 160
からくり奇譚 編

073. 神威の巫女姫

しおりを挟む
 九能雪の周囲にキラキラとした光が湧き上がる。
 それらが雪の身体に吸い込まれ、彼女の内に神気が充満した。
 彼女の身体が淡い光を放ち、髪の色も瞳の色も、黒から瑠璃色に変化し、神々しさを発するようになった。

「いまわたくしの中には刀剣の戦神【ミナキネギイノミコト】の神気が満ちております。これは巫女であり戦姫である私のみが行使できる天稟、【神威】───神の御霊の一部をお借りし、私に降ろすという神業です。私にとっても危険な術ですので、手早く終わらせます。私がこうなったからには貴方様に勝ち目はございません。どうかお覚悟なさいませ」

「……こりゃやばそーだ」

 流石のユーゴも命の危険を感じ、【無限のシークレットもちゃ箱フロンティア】から一本の剣を取り出した。
 刀身からグリップまで真っ黒で、ところどころに白いラインが幾何学的に描かれている。
 真っ直ぐに伸びた刀身とグリップの間には申し訳程度のつばがついていて、スッキリとしたデザインだ。
 ユーゴが武装すると同時に、雪が持っていた打刀を手放した。
 するとなんと、刀が宙に浮いたではないか。しかもそれだけではなく、腰に差した小太刀と脇差しがひとりでに鞘から抜け、これらも宙に浮いた。
 雪が大太刀を抜いて構えると、計三本の宙に浮いた刀が、切っ先をユーゴに向けた。

「うそ~ん……」

 ユーゴは、まるで自分ばりの荒唐無稽さを目の当たりにし、口の端をピクピクさせた。

「神技【剣乱舞刀】───参ります」


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 乙賀春は大きな杉の影に隠れ、相手の気配を探っていた。
 戦闘開始当初、春とネルの二人は互いの獲物で打ち合っていた。
 数合打ち合うと、両者は気付いた。相手は自分と同じタイプだと。
 ネルの杖に小刀とクナイで応戦していた春だったが、やはり杖の方がリーチが長い。
 クナイを投げて造った一瞬の隙で距離を取り、毒を塗布した棒手裏剣を走りながら投擲する。
 だがネルもさるもので、両刃のナイフ───ダガーを投げて追撃してくる。これにも毒が塗られていた。
 それらをお互い避けながら、あるいは獲物で弾きながら移動していく。
 ネルと平行に走りながら、春は体内で霊力を練りあげていく。

「⁉︎ 光よ、我をお守り下さい!」

 不穏な空気を感じ取り、ネルは祝詞を唱えた。
 練り上げた霊力を指で組んだ印をトリガーに、術に変換。そして春は口から大きな火を吹いた。

「忍術【火遁】!」

 あわやというタイミングで、ネルの防御壁は間に合い、火遁の術を防ぐことが出来た。
 同時に両者は道を挟んで反対の林に飛び込んだ。
 ネルも春も、敵の隙を突き、暗闇から刃を振り下ろす暗殺者タイプ。
 戦い方の傾向はどうしても似通ってしまう。
 接近戦の実力はほぼ互角。
 いまはお互い林に潜み、相手の出方を伺っている。
 唯一違いがあるとすれば、春は遠距離の術があるが、防御の術がない。ネルはその逆だ。
 それがこの膠着状態を崩す要因になるのか……。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


 土煙が晴れると、フィールエルは無事だった。

「痛っ……」

 とっさに天使マリエルの翼で自分の体を包んだのだが、それでも全ての衝撃を凌げなかった。
 くノ一装束がところどころが破れたり裂けたりしている。覆面も外れ、桃色のくノ一の素顔が晒された。
 外国の少女だ。
 信衛は驚き、その美しさに見惚れた。
 おっと、駄目だ。自分には心に決めた人がいる。
 己に活を入れたその時、信衛の目にあるものが飛び込んできた。
 フィールエルは衝撃で尻もちをついてしまった。
 彼女の膝が向く方向と信衛の視線は平行である。
 両膝の間になにか白いものが見えた。それに気付いた瞬間、

「あ」

 信衛は顔を赤くして、すぐに横を向いた。

「え?」

 と呟いたフィールエル。
 一秒前、信衛の視線が少し下を向き、顔を赤くした事に気づいた。

「お前……見たのか?」

「……………いえ」

「~~~~~~~~っ!」

 確定した。
 フィールエルの顔が信衛以上に真っ赤に染まり、ぷるぷると全身が震えだした。
 見られてしまった。にしか見せるつもりがなかったのに……。

「ふ……ふふふふふ」

 不敵な笑い声を漏らしたフィールエル。ただ、俯いているので彼女の顔は影に隠れ、その表情は見えない。
 信衛は同時にゴゴゴ……と地響きを感じた───気がする。
 フィールエルはすくっと立ち上がると、光の翼を出現させ、勢いよくバッと真上に飛翔した。

「えっ⁉︎ と、飛んだ⁉︎」

 信衛は仰天した。そういえば琴吹が言っていた。賊の中に、天狗がいる───と。このことか。
 信衛の人差し指ほどの大きさに見えるくらいの高さに到達したフィールエル。彼女の身体に、信衛や雪が使うような霊力のようなエネルギーが溜まっていく。しかも相当な量だ。
 フィールエルは自身の頭上に極大の攻撃用神聖術を展開した。

「……記憶を消してやる」

 座った目つきで、フィールエルが言った。

「ちょっ! それ、拙者の体ごと粉々に吹き飛ばすつもりですよね⁉︎」

 空を飛ばれては信衛には手が出せない。日輪斬は大技故に連射できない。
 大ピンチである。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


「ラーニング・スタート」

 ユーゴは手にした剣の能力を起動した。
 この剣───正確には剣の形をした出力デバイスである。
 女神の依頼を完遂した特典として授けられた、超絶チートアイテムの一つ。
 その名は【 jotaイオタ 】。
 イオタを起動したと同時に、雪が動いた。やはり速い。
 ユーゴは、雪の大太刀の一撃をイオタで応じる。
 二太刀目、三太刀目を辛うじて切り結んだ。

「どうしました? 先ほどの動きはマグレですか?」

 そう言われるのも仕方がない。現在ユーゴは、通常の速度で動いているからだ。
 このイオタの能力を起動───正しくはその準備をしている間は、ユーゴは神由来の能力や技を使えない。
 つまり【電光石火フリーウェイジャム】に頼らず、己の本来の力で戦うしか無いのだ。
 常人の数倍の身体能力を持つユーゴだが、剣術は苦手である。
 いままで幾つかの世界で、剣を使う必要に迫られ剣を教わったことがあるが、性に合わなかった。
 故に自主練などしてこなかったのだが、現在絶賛後悔中である。
 元々、生身でもチート級の戦闘力を日本で授けられていたので、なんとか応戦できている。だが、目の前の雪にばかり気を取られてもいられない。

「ぬぁっ! こなくそっ!!」

「ふふ。ミナキネギイノミコトは神話の中で刀剣の精に愛され、それ故に全ての刀剣を意のままに操ることが出来るという逸話があります。その権能の一部を借り受けた私は、己の所有する刀剣を自在に操ることが出来るのです」

 雪の言葉通り、ユーゴの死角から次々と無人の刃が斬り掛かってくる。何とか躱すが、やはり少しずつ傷を折っていく。いまや覆面など切れ端も残っていない。
 イオタのラーニングは80パーセント完了している。あと少しだ。

「くそ。やっぱりあのグレンってやつみたいに重力で押さえつければよかったかな。でも年下の女を地べたに這わせるのも、俺が完全に悪者の絵面だしな……」

 聖女二人が聞けば『何を今さら』ということをユーゴは呟いた。

「何を……何ヲ、独りゴト、ヲ……・」

「んん?」

 あまり余裕がなくてよく見ていなかったが、雪の様子が少し変化してきている。
 雪の声に男の声が混じり、表情も少し苦しそうだ。
 変化は、雪の外見や声にだけ現れたわけではなかった。

「小癪ナ……私ニ……ココマデ立チ向カウ……トハ。ああ、……苦しい……貴様ハモウ、コレデ……はぁ、はぁ……」

 だんだんと雪の中の人ならざるものの気配が強くなっていき、それと反比例して雪本人の気配が少なくなっている。

「ああ、なるほど。神性に支配されかけてるってことか」

 ユーゴはイオタの柄にあるゲージを確認した。
 100パーセント。
 雪の中の神格が神気を高めると、神気で創られた光の刀が多数出現した。

「苦しい……助け……」

 いくら巫女とはいえ、人の身でありながら一部とはいえ神をその身に降ろすのだ。
 長引けば長引くほど、神に精神と肉体を浸蝕され、やがて崩壊するだろう。

「助けてやる義理なんざ無いが、こんな術を使わせちまったのは俺の責任でもあるか。じゃあ俺が何とかしてやる」

 ユーゴはイオタを雪に向けて構え、その機能を開放した。

──────to be continued

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

お読みいただき誠にありがとうございます。
この作品が
「面白い」 「続きが読みたい」 「推してもいい」
と少しでも思って頂けた方は、

①お気に入り 登録
②エールを送る(アプリ版のみ)
③感想を書く
④シェアする
⑤いいね

をして頂ければ、作者のモチベーションアップや作品の向上に繋がります。
※お気に入り登録して頂きますと、新エピソードが投稿された際に通知が届いて便利です。
アマチュアである作者は皆様に支えられております。
この作品を皆様で盛り上げて頂き、書籍化やコミカライズ、果てはアニメ化などに繋がればいいなと思います。
この作品を読者の皆様の手で育てて下さい。
そして「この作品は人気のない時から知ってたんだぜ?」とドヤって頂けることが夢です。
よろしくお願いいたします。
しおりを挟む
感想 5

あなたにおすすめの小説

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

最強無敗の少年は影を従え全てを制す

ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。 産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。 カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。 しかし彼の力は生まれながらにして最強。 そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~

aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」 勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......? お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?

転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜

ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。 アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった 騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。 今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。 しかし、この賭けは罠であった。 アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。 賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。 アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。 小説家になろうにも投稿しています。 なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。

幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜

霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……? 生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。 これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。 (小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】

水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】 【一次選考通過作品】 ---  とある剣と魔法の世界で、  ある男女の間に赤ん坊が生まれた。  名をアスフィ・シーネット。  才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。  だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。  攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。 彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。  --------- もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります! #ヒラ俺 この度ついに完結しました。 1年以上書き続けた作品です。 途中迷走してました……。 今までありがとうございました! --- 追記:2025/09/20 再編、あるいは続編を書くか迷ってます。 もし気になる方は、 コメント頂けるとするかもしれないです。

処理中です...