6 / 36
ほんわか幼なじみからのまさかの告白?!
幼馴染みってこわいよね?2
しおりを挟む
俺はスマホをポケットの中にそっとしまい、弥生に向き直る。幼馴染はそんな俺の態度に安心したようで、纏っている黒い雰囲気を霧散させた。屈託のない笑顔で俺を見据える彼女は、いつもの弥生だった。ふー、一安心。彼女は、小さい身体を思いっきりそらせて裁判長のように木槌を数回叩きつつける仕草をする。どうやら裁判開始のようです。
「そしたら、ピーちゃんにいくつか質問してくよぉ。yesかnoで答えてね。もしそれ以外の返事が返ってきたら、その時はね、、、」
プチデビルはまだ弥生に憑依しているようだったが、それは気付かなかったことにし肯定の返事を返す。
「第1問、その人は、、、女性ですか?」
「yesだな」
えらく遠い質問から来たな。いろんな恋愛形態があるから、確認しておきたかったのだろう。俺が好きな神崎は女性になるから、質問の答えはyesでいいだろう。想い人って条件を抜きにして考えるなら、男の娘とかぶっちゃけありだけどな。
「第2問、その人は、、、先生ですか?」
「No」
ほほう。さては、弥生、少女漫画の読みすぎだな。禁断の恋とか色々捗るから、美人女教師×生徒とかを疑っているのであろう。だが、あいにくうちの教師に限って言うならば、そんな美人女教師いないんだよなー。漫画とかラノベに出てくる美人の独身女教師ってどこにいるのかね?そんな先生のいる学校があるなら是非入学したいものだ。
「よかったぁ。ピーちゃんの秘密箱に、『保健室での女教師との密会』っていうDVDあったからもしかしてっと思ったけど、安心安心」
その言葉に俺は全然安心できませんよ?その箱絶対見つからないようにしてたんだけど、どうやって探し出したんだよ?ってか、幼馴染の女子に自分の性癖知られるとか恥ずかしすぎるぞこんちきしょー。
「そ、そんなに落ち込まなくても大丈夫だよぉー。ピーちゃんも男の子だもん。うん。私はそういうの理解しているつもり」
ファイトポーズで俺を励ます幼馴染。君の優しさが俺の心を癒していく。まあ、ダメージ与えたのも君なんだけどね?
「気を取り直して第3問、その人は同じクラスの人ですか?」
「No」
なんか弥生が少し上機嫌な気がする。なんかいいことでもあったか?
「続けて第4問、その人と最近喋りましたか?」
「yes」
神崎と喋ったのは、2週間前だから最近に含めていいだろう。恋は時間さえも歪めるのだよ。あれ以降話す機会がないのは今の一番の悩みだけどな。うーむ、マジで何かいい方法ないかな?やっぱこういうのは、女子の方が詳しいだろうし、弥生とか堕天使さんとかに聞いてみようか。でも、それってどうなんだろ?告白方法ぐらい自分で考えなさいみたいなこと言われちゃうだろうか?
「ピーちゃん」
「はい、すいません」
裁判長に呼び戻されました。戻ります。
「あ、あのさ、ピーちゃん、、、」
急に、歯切れが悪くなった弥生の方を凝視する。いつもはきはきしている弥生らしくない。目を泳がせながら、口をきゅっと結んでいる。頬が若干朱色に染まっているように見えるのは気のせいだろうか?両手は、スカートの裾を握っている。まるで言いたいことがあるけど、言うのを躊躇っているかのように。
暫くの静寂が二人の間に訪れる。その静寂を破ったのは、弥生だった。
「ピーちゃん、の、す、好きな人って、、、私だったり?」
へ?
「そしたら、ピーちゃんにいくつか質問してくよぉ。yesかnoで答えてね。もしそれ以外の返事が返ってきたら、その時はね、、、」
プチデビルはまだ弥生に憑依しているようだったが、それは気付かなかったことにし肯定の返事を返す。
「第1問、その人は、、、女性ですか?」
「yesだな」
えらく遠い質問から来たな。いろんな恋愛形態があるから、確認しておきたかったのだろう。俺が好きな神崎は女性になるから、質問の答えはyesでいいだろう。想い人って条件を抜きにして考えるなら、男の娘とかぶっちゃけありだけどな。
「第2問、その人は、、、先生ですか?」
「No」
ほほう。さては、弥生、少女漫画の読みすぎだな。禁断の恋とか色々捗るから、美人女教師×生徒とかを疑っているのであろう。だが、あいにくうちの教師に限って言うならば、そんな美人女教師いないんだよなー。漫画とかラノベに出てくる美人の独身女教師ってどこにいるのかね?そんな先生のいる学校があるなら是非入学したいものだ。
「よかったぁ。ピーちゃんの秘密箱に、『保健室での女教師との密会』っていうDVDあったからもしかしてっと思ったけど、安心安心」
その言葉に俺は全然安心できませんよ?その箱絶対見つからないようにしてたんだけど、どうやって探し出したんだよ?ってか、幼馴染の女子に自分の性癖知られるとか恥ずかしすぎるぞこんちきしょー。
「そ、そんなに落ち込まなくても大丈夫だよぉー。ピーちゃんも男の子だもん。うん。私はそういうの理解しているつもり」
ファイトポーズで俺を励ます幼馴染。君の優しさが俺の心を癒していく。まあ、ダメージ与えたのも君なんだけどね?
「気を取り直して第3問、その人は同じクラスの人ですか?」
「No」
なんか弥生が少し上機嫌な気がする。なんかいいことでもあったか?
「続けて第4問、その人と最近喋りましたか?」
「yes」
神崎と喋ったのは、2週間前だから最近に含めていいだろう。恋は時間さえも歪めるのだよ。あれ以降話す機会がないのは今の一番の悩みだけどな。うーむ、マジで何かいい方法ないかな?やっぱこういうのは、女子の方が詳しいだろうし、弥生とか堕天使さんとかに聞いてみようか。でも、それってどうなんだろ?告白方法ぐらい自分で考えなさいみたいなこと言われちゃうだろうか?
「ピーちゃん」
「はい、すいません」
裁判長に呼び戻されました。戻ります。
「あ、あのさ、ピーちゃん、、、」
急に、歯切れが悪くなった弥生の方を凝視する。いつもはきはきしている弥生らしくない。目を泳がせながら、口をきゅっと結んでいる。頬が若干朱色に染まっているように見えるのは気のせいだろうか?両手は、スカートの裾を握っている。まるで言いたいことがあるけど、言うのを躊躇っているかのように。
暫くの静寂が二人の間に訪れる。その静寂を破ったのは、弥生だった。
「ピーちゃん、の、す、好きな人って、、、私だったり?」
へ?
0
あなたにおすすめの小説
一条さん結婚したんですか⁉︎
あさとよる
恋愛
みんなの憧れハイスペックエリートサラリーマン『一条 美郷(※超イケメン)』が、結婚してしまった⁉︎
嫁ラブの旦那様と毒舌地味嫁(花ちゃん)....とっ!その他大勢でお送りしますっ♡
((残念なイケメンの一途過ぎる溺愛♡))のはじまりはじまり〜
⭐︎本編は完結しております⭐︎
⭐︎番外編更新中⭐︎
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
還暦の性 若い彼との恋愛模様
MisakiNonagase
恋愛
還暦を迎えた和子。保持する資格の更新講習で二十代後半の青年、健太に出会った。何気なくてLINE交換してメッセージをやりとりするうちに、胸が高鳴りはじめ、長年忘れていた恋心に花が咲く。
そんな還暦女性と二十代の青年の恋模様。
その後、結婚、そして永遠の別れまでを描いたストーリーです。
全7話
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ヤクザのお嬢は25人の婚約者に迫られてるけど若頭が好き!
タタミ
恋愛
関東最大の極道組織・大蛇組組長の一人娘である大蛇姫子は、18歳の誕生日に父から「今年中に必ず結婚しろ」と命じられる。
姫子の抵抗虚しく、次から次へと夫候補の婚約者(仮)が現れては姫子と見合いをしていくことに。
しかし、姫子には子どもの頃からお目付け役として世話をしてくれている組員・望月大和に淡い恋心を抱き続けていて──?
全25人の婚約者から真実の愛を見つけることはできるのか!?今、抗争より熱い戦いの幕が上がる……!!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる