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33 勇者だから魔王じゃないんだよな
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「えっ?魔力溜まりが?」
「はい、ここから歩いて十五分程度のところですね」
「大変!わかりました、ご報告ありがとうございます。つきましては、大体の位置で良いので地図に印を」
「あぁ、わかった。だが、もう消したから行っても何もないぞ?」
「さようですか。消したと。……へっ?消した?え?」
受付の職員は、目を白黒させて絶句した。
それを横目に、トールヴァルドは地図の大体の位置に印をつけた。
何か名残があれば、ほかの人が見ても何かわかるかもしれない。
「じゃあ、報奨金は口座に頼む。あ、銀貨十枚分だけ引き出したい」
「はっ!あ、かしこまりました。バングルをつけた手をこちらに乗せてください」
「ああ」
ぎくしゃくしつつも、職員は換金とお金の引き出しの手続きをしてくれた。
ピヒラも同じように手続きをしてもらい、魔導協会を後にした。
その後、混乱した職員が支部長に報告したり、確認に行って確かに魔力溜まりがあったと思しき魔力の流れがあったり、待ったのにトールヴァルドたちがもう来なかったりと色々あった。
とりあえずは村に影響が出そうなほど近くに出現した魔力溜まりがなくなり、彼らは知らぬ間に危機を脱していたのだった。
最初に滞在した村の魔導協会がプチパニックに陥っていたころ、ピヒラとトールヴァルドは村を出て次の目的地へと向かっていた。
比較的人の住居に近いところに魔力溜まりが出てきたのはかなり危険だと判断して、可能な限りあちこちを訪れて魔力溜まりを破壊することに決めたのだ。
宿の人に聞いて、南寄りの街道を進めば少し大きい町があるとわかったので、次の目的地はそこにして、魔物を討伐しながら途中であちこち寄り道することにした。
その途中で、いくつかの村にも立ち寄った。
特に魔力溜まりがすぐそばに二つもできてしまった村では、ほとんど籠城戦といっていい状態になっていたところを助けることができた。
大したお礼はできないが、と村から夕食をごちそうしてもらった。
そこで、話を聞いたらしい子どもたちがピヒラとトールヴァルドのところへ集まってきた。
「ありがとう!」
「魔力のなんか悪いやつ、倒してくれたんでしょう?」
「すごいね!やっぱりお兄さん、魔王様なの?」
そう言われて、トールヴァルドは驚き、ピヒラは口に含んでいたエールを噴き出した。
「いや、違うぞ。俺は勇者の方だ。ほら、勇者の魔法剣を持ってるだろ」
『魔法の杖だってば!!』
トールヴァルドが魔法剣(ごり押し)を見せると、子どもたちは不思議そうな表情になった。
「だって、絵本の魔王様はお兄さんみたいに、おっきくて剣を持ってたよ」
「筋肉もりもりなんだよ!」
「ほら、見てみて!」
一人の子どもが、絵本を見せてくれた。
それは魔王物語と題名がついていて、どうやら魔王の冒険譚を子ども向けにまとめたものらしかった。
そこに描かれた魔王は、確かに筋骨隆々とした男性であった。
「だが、似てるようで違うだろう?俺は金髪だが、魔王は黒髪だ。ほかの本でも、魔王は黒髪なんだろう」
『そういえば、魔王って大体黒髪だったわねぇ』
ほかの子どもも似たような本を持っていて、そのすべてで大きく描かれたヒーローらしい存在は、筋骨隆々とした黒髪の男性だった。
長剣を下げていたり、巨大な斧を持っていたり、ハンマーを両手に持っていたり、背と同じくらいの杖を振りかぶっていたりと細かい設定は違うようだが、大まかなところは同じだ。
その後は、宿で休ませてもらうことになった。
こちらも村から費用を出すので無料でいいと言われてしまった。
食料品などの補給には、きちんと支払いをした。
そこまで出そうとしてくれたので、さすがに固辞したのである。
宿の部屋に落ち着いてから、村の商店で買った地図を広げて、次に行く方向を決めた。
ピヒラの故郷からは少し離れているので、大まかにそちらを目指しながら移動することになったのだ。
「なんで俺が魔王なんだ。『勇者の魔法剣』にも認められたれっきとした勇者なんだが」
『こっちでも、やっぱり多少は伝承が変わってるんでしょうねぇ』
トールヴァルドが憮然としてそう言うと、ピヒラが首をかしげた。
「そんなに魔王って呼ばれるのは嫌なの?こっちでの英雄っていえば魔王だから、多分皆そのイメージもあって魔王って呼んでるのよ」
「それなら、ちゃんと魔王を魔王と呼ぶべきだと思うぞ」
『一理あるわねぇ。勇者だから勇者でいいのよね。アタシを持ってるのが勇者なんだし!』
「まぁ、見た目もあるものね。魔王は筋骨隆々とした男性で、勇者は魔人によくいるようなすらっとした魔法特化な美しい男性っていうのが定番だから」
ピヒラは苦笑しながら教えてくれた。
もしトレーニングに十五年も励んでいなければ、きっと魔界定番の勇者のような容姿になっていただろう。
「人界の伝説は、大体が剣を持った勇者と魔法を使う魔王の対立か和解の話になるんだ。だから勇者がムキムキで、魔王がひょろっとしてる。こっちとは逆なんだな」
『確かに、真逆の感じで伝わってるわねぇ』
頷いたピヒラが、思い出すように手を頬に当てた。
「魔王は大体そういうイメージで、勇者はもう少しバリエーションがあるわよ。おじいちゃんだったり、すらっとした女の子だったり。どっちにしても、魔法特化なのは変わらないけど」
『そうそう、今までの勇者って老若男女色々だったのよぉ。でも、トールヴァルドみたいにアタシを無理やり剣として使う人なんていなかったわ』
勇者の魔法剣(ごり押し)は、どうやら剣としての自分を受け入れだしたらしい。
いいことだ。
「俺は変わり種の勇者ってことだな。たまにはそういうのがいてもいいだろ」
「まぁ、結果が出てればいいわよね」
そう、大事なことは、魔力溜まりを消していくことだ。
魔力溜まりを消して魔力を分散させることで、魔物の大発生が抑えられていく。
結果として全体的に魔物が減り、みんなで力を合わせれば生活できるレベルになるはずだ。
「はい、ここから歩いて十五分程度のところですね」
「大変!わかりました、ご報告ありがとうございます。つきましては、大体の位置で良いので地図に印を」
「あぁ、わかった。だが、もう消したから行っても何もないぞ?」
「さようですか。消したと。……へっ?消した?え?」
受付の職員は、目を白黒させて絶句した。
それを横目に、トールヴァルドは地図の大体の位置に印をつけた。
何か名残があれば、ほかの人が見ても何かわかるかもしれない。
「じゃあ、報奨金は口座に頼む。あ、銀貨十枚分だけ引き出したい」
「はっ!あ、かしこまりました。バングルをつけた手をこちらに乗せてください」
「ああ」
ぎくしゃくしつつも、職員は換金とお金の引き出しの手続きをしてくれた。
ピヒラも同じように手続きをしてもらい、魔導協会を後にした。
その後、混乱した職員が支部長に報告したり、確認に行って確かに魔力溜まりがあったと思しき魔力の流れがあったり、待ったのにトールヴァルドたちがもう来なかったりと色々あった。
とりあえずは村に影響が出そうなほど近くに出現した魔力溜まりがなくなり、彼らは知らぬ間に危機を脱していたのだった。
最初に滞在した村の魔導協会がプチパニックに陥っていたころ、ピヒラとトールヴァルドは村を出て次の目的地へと向かっていた。
比較的人の住居に近いところに魔力溜まりが出てきたのはかなり危険だと判断して、可能な限りあちこちを訪れて魔力溜まりを破壊することに決めたのだ。
宿の人に聞いて、南寄りの街道を進めば少し大きい町があるとわかったので、次の目的地はそこにして、魔物を討伐しながら途中であちこち寄り道することにした。
その途中で、いくつかの村にも立ち寄った。
特に魔力溜まりがすぐそばに二つもできてしまった村では、ほとんど籠城戦といっていい状態になっていたところを助けることができた。
大したお礼はできないが、と村から夕食をごちそうしてもらった。
そこで、話を聞いたらしい子どもたちがピヒラとトールヴァルドのところへ集まってきた。
「ありがとう!」
「魔力のなんか悪いやつ、倒してくれたんでしょう?」
「すごいね!やっぱりお兄さん、魔王様なの?」
そう言われて、トールヴァルドは驚き、ピヒラは口に含んでいたエールを噴き出した。
「いや、違うぞ。俺は勇者の方だ。ほら、勇者の魔法剣を持ってるだろ」
『魔法の杖だってば!!』
トールヴァルドが魔法剣(ごり押し)を見せると、子どもたちは不思議そうな表情になった。
「だって、絵本の魔王様はお兄さんみたいに、おっきくて剣を持ってたよ」
「筋肉もりもりなんだよ!」
「ほら、見てみて!」
一人の子どもが、絵本を見せてくれた。
それは魔王物語と題名がついていて、どうやら魔王の冒険譚を子ども向けにまとめたものらしかった。
そこに描かれた魔王は、確かに筋骨隆々とした男性であった。
「だが、似てるようで違うだろう?俺は金髪だが、魔王は黒髪だ。ほかの本でも、魔王は黒髪なんだろう」
『そういえば、魔王って大体黒髪だったわねぇ』
ほかの子どもも似たような本を持っていて、そのすべてで大きく描かれたヒーローらしい存在は、筋骨隆々とした黒髪の男性だった。
長剣を下げていたり、巨大な斧を持っていたり、ハンマーを両手に持っていたり、背と同じくらいの杖を振りかぶっていたりと細かい設定は違うようだが、大まかなところは同じだ。
その後は、宿で休ませてもらうことになった。
こちらも村から費用を出すので無料でいいと言われてしまった。
食料品などの補給には、きちんと支払いをした。
そこまで出そうとしてくれたので、さすがに固辞したのである。
宿の部屋に落ち着いてから、村の商店で買った地図を広げて、次に行く方向を決めた。
ピヒラの故郷からは少し離れているので、大まかにそちらを目指しながら移動することになったのだ。
「なんで俺が魔王なんだ。『勇者の魔法剣』にも認められたれっきとした勇者なんだが」
『こっちでも、やっぱり多少は伝承が変わってるんでしょうねぇ』
トールヴァルドが憮然としてそう言うと、ピヒラが首をかしげた。
「そんなに魔王って呼ばれるのは嫌なの?こっちでの英雄っていえば魔王だから、多分皆そのイメージもあって魔王って呼んでるのよ」
「それなら、ちゃんと魔王を魔王と呼ぶべきだと思うぞ」
『一理あるわねぇ。勇者だから勇者でいいのよね。アタシを持ってるのが勇者なんだし!』
「まぁ、見た目もあるものね。魔王は筋骨隆々とした男性で、勇者は魔人によくいるようなすらっとした魔法特化な美しい男性っていうのが定番だから」
ピヒラは苦笑しながら教えてくれた。
もしトレーニングに十五年も励んでいなければ、きっと魔界定番の勇者のような容姿になっていただろう。
「人界の伝説は、大体が剣を持った勇者と魔法を使う魔王の対立か和解の話になるんだ。だから勇者がムキムキで、魔王がひょろっとしてる。こっちとは逆なんだな」
『確かに、真逆の感じで伝わってるわねぇ』
頷いたピヒラが、思い出すように手を頬に当てた。
「魔王は大体そういうイメージで、勇者はもう少しバリエーションがあるわよ。おじいちゃんだったり、すらっとした女の子だったり。どっちにしても、魔法特化なのは変わらないけど」
『そうそう、今までの勇者って老若男女色々だったのよぉ。でも、トールヴァルドみたいにアタシを無理やり剣として使う人なんていなかったわ』
勇者の魔法剣(ごり押し)は、どうやら剣としての自分を受け入れだしたらしい。
いいことだ。
「俺は変わり種の勇者ってことだな。たまにはそういうのがいてもいいだろ」
「まぁ、結果が出てればいいわよね」
そう、大事なことは、魔力溜まりを消していくことだ。
魔力溜まりを消して魔力を分散させることで、魔物の大発生が抑えられていく。
結果として全体的に魔物が減り、みんなで力を合わせれば生活できるレベルになるはずだ。
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