ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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自分で意識することが出来る意識と出来ない意識

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ベッドに入って、電気を消して、程なくした時、
「ミウ」って声がした。

『あっ、アトランティーナだ!』

「やっと、ミウに気づいてもらえたわ。
ずっと呼んでたのに、ミウったら全然気づかないんだもの」

「えっ、そうだったの!?
私、ずっとアトランティーナのこと待ってたんだよ!」

「気分が高揚していたでしょ?
ミウも「テンション上がりまくってる!」って、
楽しそうだったじゃない(笑)
そういう時は、私の声は聞こえないのよ」

「どうして?」

「人には、自分で意識することが出来る意識と
自分では意識することが出来ない意識があるの。

起きている時は、自分で意識することが出来る意識が
優位に立っているのよ。
それが眠っている時、眠る前、起きてすぐもそうね、
そういう時は、自分では意識することが出来ない意識が
優位に立つようになっているの。

さっきは、ミウがベッドには入っていたけど、
自分で意識することが出来る意識が優位に立っていたから、
私の声が聞こえなかったのよ。

人には誰にでも自由意思というものが与えられていて、
自分で自由に選ぶことが出来るの。
だから、自分で意識することが出来る意識の方が優位に立つのよ。
実際には、自分では意識することが出来ない意識が
占めている部分の方が大きいんだけどね。

今のミウは落ち着いていて、
身体を休めることに集中するって決めたから、
やっと私の声が聞こえるようになったのよ」

「じゃ、アトランティーナと話す時は、
自分では意識することが出来ない意識が
優位に立っていないといけないの?」

「いけないってことじゃないけど、
私たちのように肉体を持たない存在と
コンタクトを取る場合には、
深いところにある意識が働くからね。

自分で意識することが出来る意識を顕在意識と言って、
意識の表層部分にあるの。

自分で意識することが出来ない意識を潜在意識と言って、
意識の深層部分にあるのよ。

氷山って、海面に見えている部分より、
海の中にある方が大きいって聞いたことあるでしょ?
あれと同じね。

海面に見えている部分は、誰でも見えるから認識できるけど、
海の中にある部分は目で確認できないから、
どれくらいの大きさなのか分からないでしょ?

人の意識も同じで、自分で意識することが出来る意識のことは
知っているけど、自分で意識することが出来ない意識のことは、
認識することが出来ないのよ」

「なるほどね。顕在意識と潜在意識。
なんか聞いたことがあるような気がするけど、
よく分かんないや」

「でも、ミウは心を落ち着かせて、
身体を休ませることに集中して、私を待つのを止めたでしょ?
あれは正解だったのよ。

ミウが意識してしたことでは無かったのかもしれないけど、
ミウの深い部分では、
どうしたら私とコンタクトを取れるのかを知っていて、
そのようにミウを導いてくれたのよ」

「えっ、私の身体ってスゴイ!」

「そう、人の身体ってスゴイのよ。
神さまが創ったものだからね。

未だに、どんなに科学が進歩しても人の身体を完全に理解し、
把握することは難しいって言われてるでしょ?
もしかしたら、永遠に完全に把握し、
理解することは出来ないかもしれないわね」

「アトランティーナは、人の身体についても詳しいんだね。
やっぱり、アトランティーナはスゴイや」

「決して私はスゴイわけではないのよ。
ミウもこうして勉強していけば、すぐに分かってくるから」

「そうなんだ♪また楽しみが増えちゃった」

「そう、それは良かったわ。
ところでミウ、今日は、どんな気分だった?」

「今日は、最高に幸せな気分だった。
いつもより早起きして、ご飯作って食べて、
お昼寝して、またご飯作って、お風呂に入って
寝ただけなんだけどね。

でも、自分でご飯作るのも久しぶりだったし、
なんか、自分の身体が何を欲しているのかを
確認しながら作ってたような気がする。

作ってた時は、そんなこと気にしてなかったけど・・・。
今、振り返るとそうだったような気がするの。
なんか不思議だけど」

「そう、それは大きな前進ね。
ちゃんと潜在意識からの情報を
キャッチしていたってことだものね。」

「でもね、お昼寝の時間が・・・。
本当は1、2時間くらいのつもりだったんだけど、
6時間くらい寝ちゃったの。

だから、一日が寝て終わっちゃって、
そこはちょっと反省なんだよね」

「そう。でも、そんなに悪いことでも無いんじゃない?」

「えっ、そうなの!?」

「さっきも話したけど、人は眠っている時、
自分では意識することが出来ない意識が
優位に立つって言ったでしょ?

自分では意識することが出来ない意識、
つまり潜在意識が動かしているのは、ミウの内臓や細胞なの。

ミウは、内臓や血管、リンパが動いている
っていう実感はないでしょ?
それでも寝ている時もどんな時も動き続けているのは、
潜在意識が働いているからなのよ」

「えーっ、スゴイ!私の身体って本当にスゴイし、
ちゃんと感謝しなきゃいけないね。
ずっと当たり前だと思ってた。
私の身体さん、ごめんね。これからは感謝します」

「そうね、自分に感謝するっているのは、
そういう意味でもあるのよね。

それでね、寝ている時は、自分で意識することが出来る意識、
つまり顕在意識も眠っているの。
だから眠っている時、ミウの魂は宇宙会議に参加しているのよ」

「えっ、身体から魂が抜け出しちゃうの!?」

「抜け出したりはしないわ。
潜在意識は、全てと繋がっているから、
抜け出さなくてもアクセスすることが出来るのよ。

ミウの肉体に宿りながら、宇宙会議に参加することは可能なの。
そこで、ミウに必要な情報を魂が宇宙会議から持ち帰って、
ミウの中にある情報が更新されていくのよ。

ミウが予定以上に眠ってしまったのは、
それだけ宇宙から持ち帰る情報が多かったってことかもしれないわね。
だから、眠い時には我慢しないで寝た方が良いのよ。
眠くなるのは、潜在意識が「情報を取りに行きたい」って
ミウに合図を送っているってことだから。
どう?目が覚めた時、スッキリしていなかった?」

「それがね、不思議な感じだったの。
何かが変わったような、生まれ変わったような気がした。

あっ、昨日、アトランティーナから色々な話を聞いたから、
私の中で、情報を整理して使いやすくするために
宇宙会議に参加してたのかな?

だから、私の中の色々なことが書き換えられて、
何かが変わったような、生まれ変わったような
気がしたのかもしれないね」

「そうね。ミウは今も相変わらず勘が良いのね。
私も話した甲斐があったわ。
それで、今日は何を聞きたいの?
何か聞きたいことがあるから私に会いたかったんでしょ?」

「うん。あのね・・・
私にはまだ難しい話なのかもしれないけど、
クリスタルのことを教えて欲しいの。
今朝起きた時、ローズクォーツの透明度が増して、
めっちゃキレイだったのね。

私が幸せだとローズクォーツもキレイになるのかなぁ?
それと私はまだローズクォーツのことしか知らないけど、
他にももっとたくさんのクリスタルがあるんでしょ?
他のクリスタルについても聞きたい」

「そうよね。アトラン国を語る上で、
クリスタルの話は必要よね。
分かったわ。
今日は、クリスタルについて話すわね」

「やったー!」

「アトランという国では、クリスタルが採れて、
そのクリスタルのパワーで成り立っていた国だという話をしたわね。
クリスタルは、5つの島全て採ることが出来て、
採れるクリスタルによって、それぞれの島が特徴づけられていたから、
クリスタルは、とても重要なものだったという話も」

「うん、覚えてる」

「実はね、アトラン国で採れたのはクリスタルだけじゃなかったの」

「えっ、他にも何か名産品みたいなのがあったの?」

「そうじゃなくて、クリスタルというのは水晶のことを指すんだけど、
他にも石が採れたってこと」

「ローズクォーツみたいに?」

「ローズクォーツは水晶だからクリスタルなんだけど、
石の構造上、クリスタルではない石もあるのよ」

「へぇ~そうなんだぁ」

「たとえば、ルビーという石は知ってるわよね?
ルビーはクリスタルではなくてコランダムだし、
エメラルドはベリルだし、ダイヤモンドもまた別の鉱物なの」

「色々あるんだね。知らなかった」

「色も様々で、単色のものもあれば、
複数の色が入っている石もあるし、
光の入り方でレインボーが現れる石もあるし、
違う輝きを放つ石もあるの。

そして、どの石も独自のエネルギーを持っているのよ。
そのエネルギーを使って、アトラン国は統治されていたの。
中でもクリアクリスタルと言って、
透明の水晶をメインに据えられていたのよ。

なぜなら、クリアクリスタルは、
本体だけでもエネルギーが高いけど、
他の石のエネルギーを増幅させる力も持っているから」

「クリアクリスタルってスゴイんだね!」

「そうね。でも、人でもそうじゃない?
誰でも独自のエネルギーを持っているけど、
他の人のためにパワーを発揮することが得意な人っているでしょ?

たとえば、お医者さんとか、看護師さん、
消防隊員とか、警察官もそうよね?
他にもたくさん、他の人のために力を尽くす仕事があるし、
そういう仕事を選ぶ人もいる。石も同じなのよ」

「じゃあ、私も今の自分に合った石の力を借りることが出来るの?」

「そうよ。それがパワーストーンと呼ばれるものね」

「それで、今の私にはローズクォーツのエネルギーっていうか、
パワーが合っているってことなんだね」

「そういうこと。
でも、これから先、他の石のパワーが必要になる時もあると思うわ」

「そうなの!?一生に一つじゃないってこと?
私、石のことは分からないから、
他の石が必要になった時、分かるかな?」

「それは大丈夫よ。
きっとミウなら自然に
今の自分に必要な石が分かるようになると思うわ」

「どうやって?」

「ローズクォーツが要らなくなるわけではないの。
ただ、その状況に応じて、傍に置く石、
身に着ける石が変わってくるわね。

それは、ミウがなんとなく、
ローズクォーツに違和感っていうか、
物足りなさを感じることで分かるのよ」

「そういう時は、どうやって選べば良いの?
本とかネットとかで調べれば良いの?」

「本やネットで調べる方法はお勧めしないわね。
石の持つエネルギーやどんな時にサポートしてくれるのかを
調べてから石を選ぶ方法は、あまり良いとは言えないから・・・。
一番良い方法は、石を直接見に行くこと。

直接、見に行くことが難しい時は、本やネットでも良いけど、
石を見るだけにして。
石を見れば、どの石がミウに必要なのかは、すぐに分かるから」

「えっ、どうやって分かるの?」

「石も人と同じで生きているの。
人は誰でも本来はエネルギー体だっていう話はしたわよね?
石も同じなのよ。エネルギー体なの。
だから、お互いのエネルギーが引き合うかどうかが全てね。

たとえば・・・
パーティーみたいに人がたくさん集まる場所に行ったとするでしょ?
その中で、『話しかけてみたいな』っていう人に出会ったり、
逆に話しかけられることもあると思うの。
もちろん、いつもじゃないかもしれないけど。

『話しかけてみようかな?』『話しかけてみたいな』って思う相手って、
なぜ、その人に話しかけてみたいのか、理屈では分からないでしょ?
おそらく、話しかけてくれた人もなぜミウに話しかけたのか、
説明できないはずよ。

それは、お互いのエネルギーが引き合うから、
起こることなんだけど、エネルギーを目で見ることは
出来ないから説明が出来ないのよ。

石とも同じようなことが起こるのよ。
直接石を見ても、本やネットで見ても、
なんとなく気になる石というのがあるものなの。

その石が、どんなエネルギーを持っていて、
どんなパワーでサポートしてくれるのか、
ミウが分からなくてもね。
慣れてくると石と目が合ったっていう感覚も
分かるようになると思うわ。

人は、自分が石を選んでいるって思いがちだけど、
本当は石が人を選んでいるのよ。
『今、この人には自分のエネルギーやパワーが必要だな』って
感じると、その人にアプローチをするの。

今度、試しにやってみると良いわ。
ミウが気になった石を見つけて、
その石のエネルギーやパワーについて調べてみると、
その時のミウの状態を知ることが出来るわ。

たとえば、ミウが自信を失くしている時だったら、
気になった石が自信を取り戻すサポートをしてくれる石で、
気になった石を調べたことで、
今、ミウが自信を失くしていることに気づくとか・・・」

「へぇ~、面白い。今度、絶対にやってみる!
今の私だったら、どんな石が私に
アプローチしてくれるんだろう?なんか楽しみ♪

でも、先に石の持つエネルギーや
どんな時にサポートしてくれるのかを
調べてから石を選ぶ方法が良くないのはどうして?」

「顕在意識と潜在意識の話は覚えている?
本当に解決したい問題って、顕在意識ではなくて、
潜在意識の方が知っているからよ。

自分で意識することが出来る意識で認識していた問題を
解決してもスッキリしないことってあるでしょ?
でも、全く思っても見なかったことが起きて、
何かが解決した時に
『あっ、本当に解決したかったのはこれだったんだ!』
って思うことがあると思うの。

だから、先に石の持つエネルギーや
どんな時にサポートしてくれるのかを調べると
顕在意識にある問題を解決する方向で石を選ぶでしょ?
それで、その石を手に入れても石のエネルギーや
パワーを感じ切ることが出来ないの。

でも、自分では意識することが出来ない意識で選ぶと本当に、
その時に必要な石を選ぶことが出来るから、
先に調べるのはお勧めしないのよ。

石の持つエネルギーやサポート力を深く感じて欲しいから。
石のサポートは、本当にさりげないんだけど、
絶妙なタイミングで、程良くサポートしてくれるから、
良いパートナーのような存在になってくれるのよ」

「私にもそんなパートナーが欲しいなぁ」

「今は、ローズクォーツがいるでしょ?
彼女との関係を築いていってね」

「石は人と同じって言ってたけど、
話しかけても良いの?」

「もちろんよ!助けてもらったり、気づかせてもらった時に
「ありがとう」って言うのも凄く良いし、
「おはよう」って挨拶するだけでも良いわ。
石との距離が縮まって、より親密にミウに寄り添ってくれるはずよ」

「本当に人と同じなんだね。
これからは、いつも傍にいる親友だと思って接してみるね。
っていうか、最初の出会いの時、無意識だったけど、
私、ローズクォーツに話しかけてた(笑)」

「私に聞くまでもなかったわね。
ミウの中にはアトラン国で過ごした記憶が残っているから、
私に聞かなくても出来ることがたくさんあるのよ」

「そうなのかなぁ・・・ありがとう。
少しだけ自信もついたし、
今日も良い話が聞けて良かった♪」

「ミウ、石の話には、まだ続きがあるんだけど・・・」

「えっ、そうなの!?」

「続けても良いかしら?」

「もちろん♪」

「石を買った後、すぐ身に着けることはしないでね」

「えっ、なんで?買ってすぐに着けちゃいそう」

「それだけはやめて。前にも話したけど、
石は、エネルギーが伝播しやすいのね。

例えば、自信が持てなくて、
いつもクヨクヨしている人の傍に居た石が
他の人の元に行ったとするでしょ。
そうすると、その他の人もその石を見る度、
持つ度、自信を失って、
クヨクヨするようになってしまうってことが起こるのよ。

どんな石もたくさんの人の手に触れて、
たくさんの人と接してくるのよ。

その全ての人たちが前向きなエネルギーを
持っていたわけじゃないし、みんながみんな、
その石を丁寧に扱ったわけでもなかった。
そうしているうちに、本来、持っていたエネルギーが
損なわれてしまって、石が疲れてしまうの。

疲れた時、ミウも思い通りの力を発揮できないでしょ?
それは、石も同じなの。

ミウは疲れた時、どうする?身体を休めたり、
好きな音楽を聞いたり、気分が落ち着く香りを嗅いだり、
リラックスすることを促してくれるお茶を飲んだりするでしょ?

石も同じで、石に溜まった疲れを取り除いて、
その後、エネルギーをチャージして、
本来の力を取り戻す必要があるの。
石がキラキラして透明度が増している状態が
エネルギーMAXだから、
その状態に戻してあげる必要があるのよ」

「えっ、そんなこと、私には出来ないよ!」

「大丈夫、ミウにも出来るから。
まず、流水で洗うと良いかな。

あっ、石によっては、水に弱い石もあるから、
その場合は、流水で洗うことはしないでね。

白セージの葉を乾燥させたものがあるから、
その葉に火をつけて煙の中に石を潜らせると良いわ。

それが終わったら、手を洗って、両手で石を優しく包み込んで、
「私のところに来てくれてありがとう」って、
声をかけて欲しいの。
きっと石がキラキラして透明度を増してくれるはずよ」

「水に弱い石なんてあるの!?」

「あるのよ。成分が塩っていう石もあって、
そういう石は水に濡れると溶けちゃうから
濡らさないようにしないとね」

「じゃあ、たとえばブレスレットとかだったら、
汗に濡れるのもダメってことだよね?」

「そうね・・・出来ればブレスレットは
避けた方が良いかもしれないわね。

でも、石ってブレスレットやネックレス、
ペンダントみたいにアクセサリーにしなくても、
小さな袋に入れて持ち歩くだけでも良いから、
そういう石はアクセサリーにしない方が良いわね。

それに乾燥させた白セージの葉に火をつけて
煙の中を潜らせる方法以外に日光浴や月光浴も良いの。

ただ、紫外線を浴びると色が変わってしまう石もあるから、
そういう石に日光浴をさせちゃダメよね。
仕舞う時も出来るだけ陽が当たらないようにした方が良いわよね。

石に合わせて方法を変えると良いんだけど、
どの石でも大丈夫なのが、
乾燥させた白セージの葉と月光浴かな?

私は、流水を使うのが好きだから、
水が苦手な石以外は流水で洗うのよ。

そうそう、水を使う時は必ず流水ね!
何かに水を溜めて、その中に石を入れて洗うことは
しないこと。これは覚えておいてね」

「分かった!それにしても、色々あるんだね。
じゃ、何か石買ったら、アトランティーナに報告するから、
つきあい方を教えてね」

「分かったわ。良いわね、つきあい方って表現。
そういう考え方で石と向き合うのって最高よ!
元々ミウは、そうやって石とも友達みたいに
つきあってたから自然と出来るのよね。」

「そうなんだ!
なんか、アトランティーナに聞く前から
ローズクォーツに話しかけちゃったりもしてたし、
石とか人とかの区別をしてなかったっていうか・・・。
私、昔からそうだったんだね」

「人とか、石とか、動物とか、植物とか、
区別してるのは人間だけなのよね。
みんな命を持って、この世に生まれて
生きている存在なんだし、
命の重さも尊さも同じなんだもの」

「私もそう思う!だから犬とか猫とか鳥でも、
あっ!木とか花でも声掛けちゃうんだよね。
「おはよう♪」とか。そうすると声は聞こえないけど、
ちゃんと「おはよう♪」って言ってくれる気がして、
なんかハッピーになるんだぁ♪」

「ミウが何も変わってなくて安心したわ。
石の話に戻るけど、今はローズクォーツと仲良くしてね。
ミウが疲れるようにローズクォーツも疲れるから、
疲れている時は、疲れを取り除いてあげてね。
どういう時、ローズクォーツが疲れているか覚えてる?」

「曇ってきた時でしょ?曇ってきたら、流水で洗って、
ローズクォーツを両手で優しく包み込んで、
「ありがとう」って声を掛ける。これで良いんだよね?」

「よく出来ました!他の石を幾つ迎えたとしても、
どの石にも同じように気を配って、接してあげて欲しいです」

「はい、そうします!」

「ありがとう♪あと、もう少しだけ話を続けても良いかしら?」

「もちろん良いけど・・・なんか深刻な話?」

「そんなふうに見えた?深刻ではないけど・・・大切な話よ」

「石の話なんだよね?」

なんだろう?アトランティーナの顔が
少しキリッとしたように感じたけど・・・。
なんか、緊張しちゃう。

<次回へ続く>
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