ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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石が湯あたり!?

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なんか、「頑張る」とか、「頑張って」とか、気軽に使ってたな。
確かに「頑張る」って言った後とか、
肩に力が入ったような気がする。
言葉のエネルギーにもっと敏感にならなきゃな。

「ミウ、大丈夫よ。一つずつクリアしていけば良いことだから、
そんなに深刻にならないで」

「うん、分かった!別に深刻になってたワケじゃないけど、
なんか、早く結果を出したくて焦っちゃってるとこはあるのかも(汗)」

「焦ると余計に遅くなるわよ。
肩の力を抜いて、ペースを崩さない方が最終的に
早く結果を出すことが出来る。マラソンと同じね。ペース配分が大事なの」

「なるほどね。確かに最初ダッシュしちゃったら、
長距離なんて走り切れないもんね。
えっ、ってことは、長距離ってことなの?」

「だって、ミウの人生は、これからまだまだ長いでしょ?
毎日が学びで、一生かけて成長していってもらわないとね(笑)」

「うわっ、それは確かに長いね(汗)
あっ、それよりね、石のベッド、届いたんだよ!」

「あら、ずいぶん早かったわね。その枕元に置いてあるのがそうね」

「うん、ね、アトランティーナ、どうかな?」

「ミウは、どう感じたの?」

「アーカンソー産の方は、思ってた以上にキラキラしてキレイで、
これでブレスレットがあったら良いなって思った」

「あるけど、たぶん、結構、高いと思うわよ」

「えっ、そうなの!?今度、探してみよ!
ヒマラヤ産の方は、ネットの写真では気がつかなかったんだけど、
ほんのりピンク色で、可愛いって思った」

「ほんのりピンクっていうのは、
ヒマラヤ産クリスタルの特徴でもあるからね。
これは、状態が良いクラスターね。両方共、良いものを選んだわね」

「ホントに!?良かった。
今度は、ルシフェールのエネルギー、感じない?」

「ミウは、どうだったの?感じたの?」

「ううん、感じなかった。
でも、アトランティーナの確認が欲しかったの」

「もっと、自信を持ちなさい。私に確認しなくても、
ミウだって、もう充分に石のエネルギーを感じられるはずよ」

「そうなんだけど・・・。
でも、アトランティーナに確認してもらうと安心するの」

「仕方のない子ね」

「えへっ(笑)」

「この石のベッドは、明日から使うのね?」

「うん、まずは、アトランティーナに見てもらって、って思ってたから。
明日から、夜、お家に帰って来たら、
この石のベッドにローズクォーツとクンツァイトを置くの。
あっ、ベッドにずっと置いてたら、石が疲れちゃうってことはないの?」

「大丈夫よ。この石たちなら、そこまで強いエネルギーを
発していないから、ずっと置いておいても大丈夫よ」

「えっ、じゃあ、ずっと置いといたらダメな石もあるの?」

「浄化力が強い石には、ずっと置いておかない方が良いわね」
「ずっと置いといたら、どうなっちゃうの?」

「温泉に行って、入り過ぎると湯疲れを起こすでしょ?
あれと同じ感じかしらね」

「じゃ、ダメだね。気をつけないと。
でも、このクラスターは大丈夫なんだよね?」

「ええ、これは2つ共、大丈夫よ」

「湯疲れを起こしちゃう石って、どんな石があるの?」

「セレナイトの原石ね。でも、そこまでパワフルなセレナイトは、
滅多に出回らないから心配しなくて大丈夫よ」

「へぇ~、でも、そこまでの浄化力って、興味湧いちゃうね」

「そうね。もし、ミウが出会ったら、
「これが、そうよ」って教えてあげるから安心して」

「ほら、やっぱり、アトランティーナに確認してもらった方が良いんじゃん」

「だって、ミウは、これからも新しい石と出会ったら、
私に確認するんでしょ?」

「ま、そうだけど」

「じゃ、今夜はこの辺にするわね。おやすみなさい」

「おやすみなさい。今夜もありがとう」


<次回へ続く>
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