ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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エネルギーあたり!?

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コマの例えは、本当に分かりやすいと思った。
今後、もし、聞かれることがあったら、絶対に取り入れようと思う。

休憩のはずだったのに、気がついたらレッスンの続きみたいに
なっちゃってたなぁ(苦笑)でも、アトランティーナと話してると、
いつもそんな感じだよね。雑談なのか、レッスンなのか、分かんないって感じ。
どちらにしても、アトランティーナとだと楽しいから良いんだけどね。

学校の先生がアトランティーナみたいな感じだったら、
もっと勉強したのかもしれないなって思う。アトランティーナは、色々なことを
知っていて、理解してるから、私に合わせて分かりやすく教えてくれるんだよね。
もしかしたら、学校の先生っていうのは、自分の中で、しっかり理解して
いないのかもしれないね。だから、教科書に書いてあることをなぞってるだけ
なのかも?それとも学校っていう組織の中で、余計なことをしたら、
イジメとかにあっちゃったりするからなのかな?

特に歴史とか、歴史に登場する人たちの人となりとかも加えてくれたら、
もっと覚えやすかったんじゃないかなって思うんだよね。
大人になってから、好きな時代に関する本とか読むと学生時代よりも色々なことが
頭に入ってくるんだもん。美術とか、音楽もそう。
もっと時代背景とか、その音楽家とか、画家についての情報があれば良いのにって
思う。興味を持てば、自然と勉強したくなるからね。

だから今は、色々なことを勉強したくて仕方ないんだもん。
アトランティーナが教えてくれることって、毎日の生活に役に立つから
余計にそう思うのかもしれないけど。誰だって、毎日の生活を楽しくしたいし、
幸せになりたいって望んでるもんね。

でも、心ではそう望んでいても、実際には、幸せを遠ざけてしまうようなことを
無意識のうちにしてしまってる人、結構いると思うんだよね。
でも、自分で気づかないうちにやっちゃってるから、いつまで経っても状況が
変わらなくて、そのうち『私(僕)は、不幸になる星の下に生まれてきたんだ』
って思っちゃったりして、余計にこじらせちゃうんだよね(苦笑)

私も前は、それに近かったから、そういう人の気持ちも分かるんだけど、
早く抜け出した方が良いよって思う。言われなくても早く抜け出したいって
思ってるか。ごめんなさい。

この後は、遂にチャクラに対応した石をアトランティーナと一緒に
見ることになってるんだ。めっちゃ楽しみ~♪チャクラの勉強も楽しみに
してたけど、石選びは、もっと楽しみなんだよね(笑)今日もまた、新しい石を
迎えることになるかな♪

「ミウ、そろそろ石、見てみる?」

「待ってました!見よう、見よう♪」

「な~に~?チャクラレッスンの時より張り切ってるじゃない」

「えっ、チャクラの勉強もめっちゃ楽しみだったけど、
チャクラに対応する石をアトランティーナと一緒に見られるなんて、
もっと楽しみだもん!」

「ミウは、正直ね。じゃ、第1チャクラから候補の石を挙げて、見てみようか」

「えっ!?ゼロ・チャクラからが良いんじゃない?」

「あっ、そうだったわね。ゼロ・チャクラの話もさっきの休憩中にしてたわね。
忘れてたわ(笑)」

「アトランティーナでも忘れることってあるんだね」

「私だって、あるわよ。それにしても、休憩中だったのに、レッスンと
変わらなかったわね(苦笑)」

「うん。でも、アトランティーナとのお喋りは、楽しいよ。
レッスンでも雑談でもね。だって、雑談っていっても、必ず何かしら
勉強になること、あるしね」

「あら、そう?それは、良いのかしら、悪いのかしらね(苦笑)」

「良いに決まってるじゃん!だから、アトランティーナとのお喋りが
楽しいんだよ。実があることしか話題にならないから。
気づかないこととかも分かりやすく話してくれるでしょ?
ホント、有り難いなって思ってるよ」

「そう?それなら良いけど・・・。じゃ、改めて、ゼロ・チャクラから
候補になる石を挙げていきましょうね。それで、第7チャクラまで、
候補を挙げてから見てみましょう」

「は~い!」

「ゼロ・チャクラは、さっきも話した通り、黒い石、もしくは茶色の石ね。
候補としては、オブシディアン、オニキス、モリオン、スモーキークォーツって
感じかしらね。第7チャクラまで候補を挙げてからって話したけど、
それぞれのチャクラに対応する石を候補の中から1つに絞った方が良いかしらね。
ゼロから7までっていうと、結構な数になりそうなんだけど・・・」

「大丈夫じゃない?全部、挙げてから見てみようよ。
だって私、石の名前を言われても石が浮かばないし(汗)」

「あっ、そうだったわね。じゃ、最後まで候補を挙げていきましょう。
じゃ、次は第1チャクラね。第1チャクラは、赤い石だから、ルビー、
ガーネット、それと赤い石ではないけど、ブラッドストーン。

第2チャクラは、オレンジの石ね。カーネリアン、オレンジムーンストーン、
ゴールデントパーズ。第3チャクラは、黄色い石と太陽の石ね。
だから、シトリン、ペリドット、サンストーンってところかしらね。

次は第4チャクラだけど、第4チャクラは、ミウが持っているローズクォーツ、
モルガナイト、マラカイトが対応しているから、もう良いかしらね。

じゃ次、第5チャクラ。ラリマー、アクアマリン、ブルーレースアゲートって
感じで良いかな。続いて、第6チャクラね。
第6チャクラは、インディゴブルーの石。藍色ね。
ラピスラズリ、カイヤナイト、サファイアで良いわね。

最後、第7チャクラは、紫とか、透明の石。アメジスト、クリスタル、
ダイヤモンド、ハーキマーダイヤモンドって感じかしらね。
あっ、ダンビュライトも良いわね。透明な石で、一見、クリスタルに
見えるけど、違うのよ。ま、こんな感じかしらね。

はい、ゼロ・チャクラから第7チャクラまで、全部挙げたわよ。
じゃ、ゼロ・チャクラから見て行く?」

「うん。ゼロ・チャクラはね、オブシディアンが気になってるんだ」

「レインボー・オブシディアンでしょ?」

「そう!道を照らすっていう石言葉も気になるし、アトランティーナが、
来週の過去生ヒーリングでも使えそうって言ってたでしょ?
それだけじゃなくて、名前を聞いた時に、私の中で、『そう!それっ!』って
言ったような気がしたんだよね」

「じゃ、ゼロ・チャクラは、レインボー・オブシディアンね」

「はい。第1チャクラなんだけど、私、第1チャクラを勉強した時に
ルビーが良いって言ったんだよね。でも、ルビーを見てみたら、結構高くて、
他の石にしようかなって思ってたりするの(汗)でも、ガーネットじゃない方が
良いんだよね(苦笑)」

「じゃ、ブラッドストーンにする?」

「どんな石なの?」

「う~ん、見た目は可愛いとは言い難い石かしらね(苦笑)
私は、嫌いじゃないけど」

「じゃ、そのブラッドストーン?それにしておく。で、実際に見てみて
変更するかもしれない」

「ええ。分かったわ。ルビーもブレスレットにしようと思うと高くなっちゃう
かもしれないけど、お守り石として、1つだけにすれば、
良いんじゃないのかしら?」

「うん・・・でも、ブレスレットが良いんだもん。ブラッドストーンを見て、
ピンと来なかったら、それも考えてみる」

「そうね。見てみてから決めれば良いわね。
じゃ、第1チャクラは、とりあえず、ブラッドストーンにしておきましょう」

「は~い!」

「じゃ、第2チャクラは?ナポレオンが愛した石、カーネリアンが良いって
言ってたわよね?」

「うん!それは、変わらないから、カーネリアンにする!」

「分かったわ。でも、カーネリアンも見たことないんでしょ?」

「うん。でも、たぶん、大丈夫な気がするんだよね」

「ナポレオンが持っていたっていうのが、ミウ的には気になるんでしょ?」

「えっ、分かっちゃった?(笑)」

「もう、ミーハーなんだから(笑)まぁ、カーネリアンも見てみて、
ピンと来なかったら、他の石にすれば良いものね」

「うん!たぶん、大丈夫だよ」

「はいはい(笑)では、次、第3チャクラね。
第3チャクラは、黄色い石にする?それとも、太陽の石にする?」

「太陽の石だと何になるの?」

「サンストーンとペリドットよ。サンストーンはオレンジ色で、
ペリドットは黄緑色。ちなみに、ペリドットは、ハワイ島にある
キラウェア火山の女神ペレが流した涙って言われているわ」

「へぇ~、そうなんだ!」

「あっ、またミウのミーハー魂に火がついたかしら?(笑)
キラウェア火山が噴火するとペリドットも一緒に噴出されるの。
でも、そのペリドットを拾ってはいけないって言われているわ。
そのペリドットを拾って、持って帰ると災いが起こるって。
なぜなら、女神ペレは、独占欲が強くて、わがままな女神だから、
彼女の物を持ち帰ってはいけないのよ」

「えっ、そんな女神がいるの!?」

「ええ。女神って、結構、ハチャメチャだったりするわよ(苦笑)」

「へぇ~、そういうもんなんだ。なんか、意外かも・・・」

「女神は、自分に正直なのね。それに、メッセージをくれる時もエネルギーが
ストレートだから、的確なんだけど、痛いって感じる人も多いと思うわよ」

「的確だったら、多少痛くても、その方が手取り早くて良いね」

「そうね、ミウには、そうかもしれないわね。じゃ、ペリドットにする?
黄緑色で、透明で、キレイな石よ。でも、ちょっと高いけど(苦笑)」

「見たことないから、よく分かんないけど、太陽の石にしとこうかな。
ペリドット、サンストーンにしておいて、どちらもピンと来なかったら、
黄色の石にするね。ちなみに、黄色の石だと何があるの?」

「シトリンとか、アラゴナイトかしらね」

「どっちがオススメ?」

「どちらも良い石だけど・・・シトリンが良いんじゃないかしらね」

「分かった!じゃ、ペリドット、サンストーン、シトリンの順に見てみよう」

「分かったわ。そうしましょう。じゃ、次ね。第4チャクラは飛ばして、
第5チャクラ。さっき言った中で気になる石はあった?」

「アクアマリン!モルガナイトを買った時にピンクだからモルガナイトで、
ブルーだったらアクアマリンって言ってなかったっけ?」

「よく覚えていたわね、ミウ!その通りよ!」

「えへっ。だから、モルガナイトと同じ石だったら、私とそんなに相性が悪いって
ことはないかなって思ったし、モルガナイトのブルー版だったら
キレイな石かなぁと思って」

「そうね。アクアマリンは、とてもキレイな石よ。
かのマリー・アントワネットも愛した石だから」

「あっ、その話も聞いたかもしれない!」

「ミウのミーハー魂が蘇ったわね(笑)」

「そういうワケじゃないけど・・・。でも、カーネリアンはナポレオンで、
アクアマリンはマリー・アントワネットって、二人共、フランスだね」

「そう言われてみればそうね。じゃ、やめておく?」

「ううん。やめな~い(笑)第5チャクラは、アクアマリンにする」

「分かったわ。それじゃあ、第6チャクラはどうする?何か気になった?」

「ラピスラズリが気になった」

「ラピスねぇ・・・」

「えっ?何か問題でもあるの?」

「最近、良いラピスラズリが採れていないみたいなのよ。
だから、あまりオススメは出来ないかしらね(苦笑)」

「じゃ、サファイアか、え~っと、カイヤナイト?だよね?」

「ええ。ちなみにサファイアは、ルビーと同じ鉱物よ」

「サファイアは、キレイなのだと高いでしょ?」

「まぁ、宝石質のサファイアが良ければ高いわね。じゃ、カイヤナイトを
見てみる?それでピンと来なかったら、他の石を見てみましょう」

「うん。そうする」

「じゃ、最後ね。第7チャクラは?」

「さっき、アトランティーナが最後に言った石、見てみたい!
名前、忘れちゃったけど(汗)」

「あ~、ダンビュライトね。良い選択だと思うわ。
でも、とっても希少な石だから、お値段は、少し高いけどね。
後は、ハーキマーダイヤモンドもオススメよ」

「ハーキマーダイヤモンドってダイヤモンドなの?」

「いいえ、クリスタルよ。ただ、アメリカのニューヨーク州ハーキマー郡でしか
採れないクリスタルなの。先端が2つあるクリスタルよ。
それと、ハーキマーダイヤモンドは、ドリームクリスタルって呼ばれているわ。
ハーキマーダイヤモンドを枕元に置いて寝ると予知夢を見るって
言われているの。他にも才能開花とか、想像力に影響を与えてくれるとか、
色々よ。ちょっと気になってるでしょ?(笑)」

「うん!めっちゃ気になる!じゃ、ハーキマーダイヤモンドも見てみたい!」

「ええ。そうしましょうね。とりあえず、これで、ゼロ・チャクラから
第7チャクラまで候補は挙がったわね。じゃ、早速、見てみる?
それとも少し休む?」

「少し休みたいかも(汗)実際に石を見たワケじゃないんだけど、
なんか、石のエネルギーをいっぱい浴びたような気分。ちょっと疲れちゃった」

「エネルギーは名前に宿るから、名前を聞いたり、言っただけでも、
その石のエネルギーを感じることが出来るのよね。
それにしても、ミウは、本当に勘の良い子ね。感心するわ」

「前は、そんなことなかったよ。きっと、アトランティーナに
鍛えられたんだと思う(笑)」

「あら、そうなの?ご不満かしら?」
「とんでもない!感謝してる。だって、石を見ていないのに、
こんなにエネルギーを感じるなんて、もしかしたら、持っていなくても
良いのかもしれないじゃない。でも、欲しいけどね(笑)」

「買わないのかなぁと思っていたら・・・。全く、ミウったら(笑)
じゃ、少し休みましょう。エネルギーあたりを起こしちゃったみたいだから、
ハーブティーを淹れてくるわ。そこで休んでいてね」

「うん。ありがとう、アトランティーナ!
っていうか、エネルギーあたりって何?」

「湯あたりみたいなものよ」

「あ~、なるほどね。今の私には、受け留め切れない、大きなエネルギーを
浴びちゃったってことだ」

「まぁ・・・そんな感じかしらね(苦笑)少し休めば、落ち着くと思うから、
おとなしくしていてね」

「は~い」


<次回へ続く>
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