ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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植物のエネルギー

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アトランティーナがハーブティーを淹れている間、
ちょっとボゥ~ッとしちゃってたんだけど、
それは、身体だけで、私の内側っていうか・・・
なんていうのか分かんないけど、意識なのかな?だけは、
ハッキリしてて、どの石を買うのか、結論が出ちゃったんだ。

「ミウ、お待たせ。ハーブティー淹れたわよ。
でも、今回は、ホットじゃなくてアイスにしてみたの。
ミウは、ちょっと冷やした方が良い感じでしょ?」

「うわぁ!ありがとう!そうなの、なんか、内側がめっちゃ熱くて、
この間、第3チャクラの勉強をしたときに近い感じ。
あそこまでは酷くないけどね(苦笑)」

「だと思った。でも、そこまで冷やしてはいないけど、大丈夫?」

「うん。キンキンに冷えてるのって苦手だから、ちょっと冷たいくらいが
ちょうど良い。ハーブティーって、飲むだけで、落ち着くっていうか、
身体の中がキレイに洗われてる感じが気持ち良いよね」

「そうね。浄化するために何かを飲むんだったら、
ハーブティーが良いわね。浄化だけじゃなくて、必要なエネルギーも
与えてくれるから」

「えっ、ハーブティーもそういう感じなの?」

「そういう感じって、どんな感じよ!(笑)
ハーブティーからは、植物のエネルギーを頂くことが出来るのよ。
アロマもそうなんだけどね。だから、選ぶ時は、無農薬のものを
選んだ方が良いわね。アロマなら、無農薬と無添加」

「そうなんだぁ。ハーブティーとか、アロマって、雑貨屋さんで売ってたり
するから、そういうオシャレ・グッズの一つみたいな感じがしてた(苦笑)」

「そうね。日本だと雑貨扱いだものね。でも、ヨーロッパでは、
代替医療として認められているし、健康保険の適用もされている国もあるのよ」

「へぇ~っ!そうなんだ!知らなかった」

「ハーブやアロマは即効性はないけど、副作用もないから、
安心して利用できるわよね。とはいえ、ハーブやアロマも相性が合えば、
ビックリするくらいの即効性を発揮してくれることもあるんだけどね」

「・・・なんか、分かる気がする。私、ハーブとか、アロマって、
結構、即効性あるっていうイメージがあるもん」

「じゃ、ミウには合っているのかもしれないわね」

「そう思う。そもそも、私、化学物質が苦手っていうか、
西洋医学の薬が苦手なんだよね(汗)あと、香料とかも苦手だから、
香水もちょっと・・・って感じなの(苦笑)」

「だったら、自分で香水作れば良いじゃない!」

「えっ、作れるの?」

「ええ、作れるわよ。アロマで使うエッセンシャルオイルを
無水エタノールに溶かして、少し精製水を加えれば出来るわよ」

「なんか、アトランティーナが言うとめっちゃ簡単そうに感じるけど、
実は、難しかったりしないの?」

「ブレンドが難しいかもしれないわね。数種類のアロマを入れると、
その香りが合わさった時にどんな香りになるのかをイメージしないと
いけないから。好きな香り同士でもアロマにも相性があるからね」

「なるほどね・・・。じゃ、来週、過去生ヒーリングやった後、
余裕があったら、一緒にアロマで香水作ろう!香料が入ってなくて、
自分の好きな香りで香水が作れるなんて、最高!アトランティーナって、
ほんっっっとうにスゴイね!」

「ミウ、テンション上がり過ぎ(苦笑)
まぁ、土曜日と日曜日の2日間あるから、余裕はあると思うけど、
作るには、まず、エッセンシャルオイルとか、無水エタノールを
用意しないといけないわね」

「あっ、そっか・・・。じゃ、一緒に買いに行けば良いじゃん。
私一人だと何を買ったら良いのか分かんないから、
アトランティーナが一緒に行ってくれたら助かるし、ちょうど良いよね?」

「そうね。じゃ、まずは、過去生ヒーリングをして、
その後、ミウの肉体的、精神的に余裕があったら、買いに行きましょうか」

「やった~!あっ、でも私、アルコールの匂いも苦手なんだけど、
香水にしたら、アルコールの匂いって無くなるの?」

「じゃ、無水エタノールじゃなくて、ウォッカにした方が
良いかもしれないわね」

「ウォッカって、強いお酒のウォッカ?」

「ええ、そうよ。アルコール度数が高いから、無水エタノールが
苦手な人は、ウォッカを代用すれば良いの。
ウォッカは、無臭だから安心よ。ちょっとベタベタしちゃうから、
計量カップは、プラスティックじゃなくて、ガラスの方が良いかしらね」

「じゃ、ガラスの計量カップも買ってこなきゃ!」

「ガラスの計量カップっていうより、ビーカーを買った方が
安く手に入るかもしれないわね。それにサイズもビーカーの方が
たくさん揃っているし」

「ビーカー!懐かしい響きだね(笑)
だって、高校の授業で見たのが最後だと思うもん」

「アロマに凝り出すと実験用具が揃ってくるわよ」

「香水が作れるってことは、化粧水とか、クリームとかも
作れるってことだよね?」

「そうよ。基礎化粧品も作れるし、ファンデーションや口紅、チーク・・・
なんでも作れるわよ」

「えっ、それ、めっちゃ楽しそう!あ~あ、これでまた、
出かけるチャンスが失われちゃったな(笑)」

「えっ、私のせい!?」

「アトランティーナのせいとは言わないよ。アトランティーナのお陰で、
また楽しそうなことが見つかっちゃったって感じ」

「うっ、しまった!(笑)」

「もう、遅いです(笑)とりあえず、香水と基礎化粧品は、作りたいかな。
香りも好きな香りで作れるし、添加物もアルコールも入ってない化粧品って、
めっちゃ魅力的だね」

「そうね。きっと、手間をかけた分、お肌もキレイになると思うわよ」

「わぁ~、ますます楽しみになってきちゃった」

「じゃ、その話は、また来週するとして・・・。今は、石よね。
さっきチャクラごとに1つずつ候補を挙げたけど、どんな石か見てみる?」

「あっ、それなんだけどね。さっき、アトランティーナがハーブティーを
淹れてくれてる時に、なんとなく、私の中で、買う石が決まったみたいなんだ」

「なに?他人事みたいな言い方して」

「うん。だって、私が決めたっていう感じじゃないんだもん(苦笑)
さっき、ボゥ~ッとしちゃって、身体も微妙に熱くて、私自身は、
あんまり元気じゃなかったんだけど、私の内側っていうか、意識っていうかは、
めっちゃ元気で冴えてて、決めてくれたの(苦笑)
だから、私は、確認するため、買うために見るって感じかな(笑)」

「でも、そういう感じで選んだ方が良いと思うわよ。ミウが選んだことに
違いはないんだけど、ミウが自分では意識することが出来ない領域で
選んだってことでしょ?それは、今のミウに、本当に必要な石という
ことだと思うから」

「うん。私もそんな気がしてる。だから、自分を信じてあげようと
思ってるんだ。今までは、自分のそういう感覚も信じてあげることが
出来なかったから。ほら、第3チャクラ、微妙にクリアしてるでしょ?」

「まぁ・・・そうね。そういうことにしておきましょ(笑)
それで、何を買うことにしたの?」

「レインボーオブシディアンとブラッドストーンとシトリン」

「ゼロ・チャクラ、第1チャクラ、第3チャクラね。なるほどね。
確かに、今のミウに必要な石かもしれないわね。
でも、第3チャクラは、太陽の石が良いって言ってたわよね?
シトリンにするの?」

「うん。分かんないけど、私の中で、『シトリンが良い』って
言ってるような気がするの。だから、ペリドットもめっちゃ気には
なってるんだけど、今の私にはシトリンなのかなって。
それで、また、機会があったら、っていうか、私に必要になったら
ペリドットも現れてくれるんじゃないかなって思ってる」

「賢明な判断ね。見直したわ、ミウ」

「それほどでも・・・。っていうか、実は、アトランティーナにとっては、
私がこういうこと言い出すのって、想定内なんじゃないの?」

「バレた?(笑)もう、最近のミウは勘が良いだけじゃなくて、
鋭くもなっているのね。私も気をつけなくちゃね(笑)」

「アトランティーナが何を気をつけるの?そのままで良いよ。
だって、どんなに私の勘が良くても、鋭くなったとしても、
たぶん、アトランティーナを超えることはないと思うもん」

「あら、そうとは言い切れないと思うわよ」

「ううん。私は、この関係が良いの。上は目指したいと思うけど、
アトランティーナを越えたいとは思わない。
私が、そう思わない限り、そうならないでしょ?」

「そうね。私は、超えて欲しいような気もしてるけどね」

「ううん。私は、超えたくないし、超えるつもりもないです。
アトランティーナを超えなくても、私は自分が満足できる自分になれると
思うから。ただ、もっとアトランティーナとは、高度な話が
してみたいなとは思ってる。だから、もっと勉強して、
色々な知識や智慧をつけていきたいと思ってるよ」

「最近のミウの成長は素晴らしいわね。私も嬉しいわ。
じゃ、早速、さっきミウが言った3つの石、見てみましょうね」

「は~い!」


<次回へ続く>
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