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迷いなく
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ミウが無事で本当に良かったと胸を撫で下ろしたけれど、
これから見に行く過去生は、ミウの記憶の中では、
相当に残酷で、悲惨なもの。おそらく、ミウの中にはまだ、恐れが
残っているだろう。このまま、ミウを一緒に連れて行っても
良いものなのか、珍しく迷っている自分が居る。
他の子なら、問答無用で、連れ帰るところなんだけどね(苦笑)
私も甘くなったというか、なんというか・・・。
アトランティーナが来てくれて、本当に良かった。
あのまま、アトランティーナが来てくれなかったら、
戻れなかったかもしれない。それは、私が思っていた以上に、
私自身の中に恐れという感情があったから。
あの部屋がどうこうというのではなくて、その恐れに負けて、
身動きが出来なくなっていたかもしれないって思ったら、
急に恐ろしくなってきた。
でも、ここからはアトランティーナも一緒だし、大丈夫だよね?って、
自分に聞いてみる。でも、なぜか、いつもみたいに『うん、大丈夫だよ!』
っていう答えが返って来ない。やっぱり、無謀だったのかなぁ?
でも、絶対に解決する必要がある過去生なんだよね。
まぁ、それだけ意味がある過去生だから、逆に踏ん切りがつかないっていうか、
再体験することを怖がっているのかもしれないんだけどね(苦笑)
そんなことを考えていたら、ずっと無言だったアトランティーナが、
いつもとは違って、真剣な顔で私の顔を覗き込んできた。
「ね、ミウ。最後の確認ね。このまま進んで、大丈夫なのよね?
ここから帰るっていう手もあるんだけど・・・」
「う、うん。たぶん、大丈夫だと思う」
「たぶん、じゃ困るのよ。無理をする必要なんてないんだからね」
「・・・うん。正直、怖い。もし、あのまま、アトランティーナが
来てくれなかったら、あの部屋とは関係なく、どんどん怖くなって、
身動きが取れなくなってたかもしれない。でもね、ちゃんと自分で確認しないと
後悔するっていう気持ちもあってね。どうしたら良いんだろうっていうのが、
本当の気持ちかもしれない。
だって、この怖いっていう気持ちは、いつまで経っても私の中に残り続けると
思うから、いつになったら怖くなくなって、見に行けるっていうことじゃないと
思うんだよね。だから、今回、終わらせたいっていうか、そんな感じ」
「そう。正直に話してくれて、ありがとう。じゃ、ちょっと反則だけど、
先に少し話をするわね。そうすれば、たぶん、今よりも怖さが減ると思うから」
「うん!お願いします!」
「ミウの中に残っている記憶では、相当に残酷で、悲惨なものだと思うの。
でもね、事実は違うのよ。起こったことは変わらないんだけど、
それは時代の流れも関係していて、ミウには、どうすることも
出来なかったというのが事実。
でも、当時は、現代みたいにネットやメディアというものがなかったから、
正しい情報を得ることが出来なかったでしょ?それによって、全ての責任を
ミウが背負ってしまって、自分を責めたり、幸せになることを拒否するように
なってしまったということなの。
当時もミウの周りに居た人たちは、ミウのことを責めなかったはずよ。
まぁ、だからこそ、余計にミウは苦しかったのかもしれないけど(苦笑)
当時、ミウの妹だった人と現代で、出会っているという自覚はある?」
「うん。それは・・・ある。彼女は、歴史上の人物の末裔で、
本物のお嬢さまなんだよね。プロのミュージシャンで、C Dも出してるの。
だから、そのC Dを買ったんだけど、そのC Dの中に入っている1曲を聴いた時、
当時の記憶が甦って、大泣きしちゃったんだ(汗)
それでね、その浮かび上がった場面を彼女に話したら、
<そう!その通り!でも、どうして分かったの?>って言われたんだよね(苦笑)
その時、彼女は、私の妹で、自分を責める私に<姉さまのせいじゃない!>って、
ずっと言ってくれてたことも思い出したんだ。彼女には、加害者意識がないから、
今、こうして、良い家柄で生まれて、幸せに暮らしているんだなって思ったの。
私には、加害者意識が残ってたから、生まれてすぐにママが死んじゃったり、
幸せを受け容れることが出来ないでいるんだなぁって・・・。
だから、本当のことが知りたいっていうのもあるんだよね。
妹や周りの人たちが言うように、本当に私は悪くなかったのか、
それとも、それは、単なる慰めで、本当は、私が悪かったのか、
ちゃんと見極めたいの」
「そう。そこまで分かっているのに、まだ怖いと思うの?」
「・・・私が思っていることが事実だったら、追体験することになるでしょ?
当時の私も少し壊れてしまったから、また、あの感じを味わうことに対する
恐怖心があるんだと思う。また、心が壊れてしまうんじゃないかって・・・。
今は、アトランティーナが傍に居てくれるから、そんなことはないとは
思うんだけどね(苦笑)」
「じゃ、先に言うわね。追体験ということにはならないと思うわ。
ミウの妹さんも、ミウの周りにいた人たちも、単なる慰めで、
<ミウのせいじゃない!>って言っていたわけではないから。
本当にミウには、どうすることも出来なかったことなのよ」
「じゃ、なぜ、当時、そのことを教えてくれなかったの?」
「それもミウに対する優しさと言えるわね。
当時のミウも今のミウに負けず劣らず、真面目だったから、
言いづらかったんだと思うわよ。
う~ん、それに、当時のミウは、今のミウよりも頑固だったから、
周りが事実を伝えても受け容れなかったかもしれないわね。
何かを思い込むと誰が何を言っても聞かないところがあったから(苦笑)」
「えっ!?そんなに面倒なヤツだったの?」
「面倒というか、ミウは高い位の人でもあったから、余計に言いづらかったのだと
思うわよ。だから、<ミウのせいじゃない>って伝えるのが、
精一杯だったんじゃないかしらね」
「・・・そうなんだ。なんか、当時も私、迷惑かけてたんだね」
「そんなに暗くならないの!
それで、どうする?このまま続ける?それとも帰る?」
「今の話を聞いたら、余計、見てみたくなるじゃん!
本当は、何が起こってたのか、知る権利、私にはあるよね?
っていうか、知らなきゃダメじゃん!」
「おっ、元気になってきたわね。じゃ、このまま続けて、事実を見に行く?」
「うん、もちろん!ちゃんと、事実を見届ける!だって、時空を超えて、
無かった罪を背負ってたんだったら、私、めっちゃバカみたいじゃない?」
「バカとは言わないけど、余計な労力とエネルギーを使ってきちゃったかなとは
思うわね(笑)」
「ほらぁ~!それって、バカって言ってるのと同じだよ!」
「あはは(笑)そんなことないわよ!だって、バカっていうのは、愚かだって
いうことでしょ?愚かだなんて思っていないもの!その勘違いによって、
しっかり自分自身と向き合うことが出来たんだし。そこから得るものも
多いと思うわよ。ただ、しなくても良い大変な思いやイヤな思いをすることに
なっちゃったわね、とは思うけど(笑)」
「遠回りしたっていうこと?」
「そういうことね。でも、時には遠回りも大切なことよ。
おそらく、ミウの魂は、慎重なんだと思うの。だから、一つずつ、しっかりと
確認しながら、身につけていこうとしているんじゃないのかしら?
最短距離で進むのもアリだと思うし、ミウみたいに遠回りしながら、
その都度、確認しながら進むのもアリだと思う。
それは、人それぞれだから、一概にどちらが良いとか、悪いとかということでは
ないのよ。魂、スピリットの質によるところかしらね」
「ふぅ~ん。私としては、最短距離で、バァ~ッと進んで行きたい
ところだけどね」
「本当にそう?ミウの深い部分は、結構、用心深くて、慎重だと思うわよ」
「・・・う~ん、確かに・・・そうかもしれない(苦笑)最短距離で、勢いで
進みたいと思うところもあるんだけど、いざとなったら、
自分でブレーキ踏んじゃってるのかも(汗)最短距離を勢いだけで
突っ走れる人に対する憧れみたいな気持ちがあるかもね」
「でしょ?でも、さっきも言ったけど、どちらが良いとか、悪いとかでは
ないから、ミウは、自分のペースで進んで行けば良いと思う。
だから、焦る必要は全くないの。それで、結局、どうすることにしたの?」
「アトランティーナが話してくれたことで、私の中にあった怖さが
軽減したっていうか、もう、ほとんど恐怖心はなくなったと思う。
それよりも、ちゃんと見て、確認して、誤解?勘違い?から解放されたいっていう
気持ちの方が強くなってきた!」
「そう!じゃ、これから先は問題なく進めそうね?」
「うん!アトランティーナも一緒に居てくれるんだよね?」
「もちろんよ!さっきみたいに焦るのは、もうごめんだもの(笑)」
「申し訳ないです。でも、焦ったり、慌てたりするアトランティーナって、
めっちゃレアだから、良いものを見させてもらったって思っちゃった。
ごめん・・・」
「ホントよね!私があんなに焦ったり、慌てたりするなんて、確かにレアよ(笑)
おそらく、ミウ以外で、そんな私を見たことがある人なんて、
いないんじゃないかしら?」
「ありがとう、アトランティーナ。私のことで、あんなに必死になってくれて。
あの時、怖かったってこともあったけど、それ以上にアトランティーナに、
こんなに大切に思ってもらってるんだなって、嬉しくて泣きそうだった」
「もう、ミウったら・・・。
そんなこと言われたら、何も言えなくなっちゃうじゃない。ずるいわよ、ミウ」
「だって、本当にそう思ったんだもん。本当に有り難いなって。
感動もんだったよ!
いつもそうなんだけど、本当にアトランティーナには、何度、ありがとうって
言っても足りないくらい、感謝してる。
アトランティーナ、いつも、本当にありがとう!」
「ミウ、こちらこそ、ありがとう。
じゃ、もう迷いはないわね。進んで行くわよ」
「はい!もう迷わないから、大丈夫。よろしくお願いします!」
<次回へ続く>
これから見に行く過去生は、ミウの記憶の中では、
相当に残酷で、悲惨なもの。おそらく、ミウの中にはまだ、恐れが
残っているだろう。このまま、ミウを一緒に連れて行っても
良いものなのか、珍しく迷っている自分が居る。
他の子なら、問答無用で、連れ帰るところなんだけどね(苦笑)
私も甘くなったというか、なんというか・・・。
アトランティーナが来てくれて、本当に良かった。
あのまま、アトランティーナが来てくれなかったら、
戻れなかったかもしれない。それは、私が思っていた以上に、
私自身の中に恐れという感情があったから。
あの部屋がどうこうというのではなくて、その恐れに負けて、
身動きが出来なくなっていたかもしれないって思ったら、
急に恐ろしくなってきた。
でも、ここからはアトランティーナも一緒だし、大丈夫だよね?って、
自分に聞いてみる。でも、なぜか、いつもみたいに『うん、大丈夫だよ!』
っていう答えが返って来ない。やっぱり、無謀だったのかなぁ?
でも、絶対に解決する必要がある過去生なんだよね。
まぁ、それだけ意味がある過去生だから、逆に踏ん切りがつかないっていうか、
再体験することを怖がっているのかもしれないんだけどね(苦笑)
そんなことを考えていたら、ずっと無言だったアトランティーナが、
いつもとは違って、真剣な顔で私の顔を覗き込んできた。
「ね、ミウ。最後の確認ね。このまま進んで、大丈夫なのよね?
ここから帰るっていう手もあるんだけど・・・」
「う、うん。たぶん、大丈夫だと思う」
「たぶん、じゃ困るのよ。無理をする必要なんてないんだからね」
「・・・うん。正直、怖い。もし、あのまま、アトランティーナが
来てくれなかったら、あの部屋とは関係なく、どんどん怖くなって、
身動きが取れなくなってたかもしれない。でもね、ちゃんと自分で確認しないと
後悔するっていう気持ちもあってね。どうしたら良いんだろうっていうのが、
本当の気持ちかもしれない。
だって、この怖いっていう気持ちは、いつまで経っても私の中に残り続けると
思うから、いつになったら怖くなくなって、見に行けるっていうことじゃないと
思うんだよね。だから、今回、終わらせたいっていうか、そんな感じ」
「そう。正直に話してくれて、ありがとう。じゃ、ちょっと反則だけど、
先に少し話をするわね。そうすれば、たぶん、今よりも怖さが減ると思うから」
「うん!お願いします!」
「ミウの中に残っている記憶では、相当に残酷で、悲惨なものだと思うの。
でもね、事実は違うのよ。起こったことは変わらないんだけど、
それは時代の流れも関係していて、ミウには、どうすることも
出来なかったというのが事実。
でも、当時は、現代みたいにネットやメディアというものがなかったから、
正しい情報を得ることが出来なかったでしょ?それによって、全ての責任を
ミウが背負ってしまって、自分を責めたり、幸せになることを拒否するように
なってしまったということなの。
当時もミウの周りに居た人たちは、ミウのことを責めなかったはずよ。
まぁ、だからこそ、余計にミウは苦しかったのかもしれないけど(苦笑)
当時、ミウの妹だった人と現代で、出会っているという自覚はある?」
「うん。それは・・・ある。彼女は、歴史上の人物の末裔で、
本物のお嬢さまなんだよね。プロのミュージシャンで、C Dも出してるの。
だから、そのC Dを買ったんだけど、そのC Dの中に入っている1曲を聴いた時、
当時の記憶が甦って、大泣きしちゃったんだ(汗)
それでね、その浮かび上がった場面を彼女に話したら、
<そう!その通り!でも、どうして分かったの?>って言われたんだよね(苦笑)
その時、彼女は、私の妹で、自分を責める私に<姉さまのせいじゃない!>って、
ずっと言ってくれてたことも思い出したんだ。彼女には、加害者意識がないから、
今、こうして、良い家柄で生まれて、幸せに暮らしているんだなって思ったの。
私には、加害者意識が残ってたから、生まれてすぐにママが死んじゃったり、
幸せを受け容れることが出来ないでいるんだなぁって・・・。
だから、本当のことが知りたいっていうのもあるんだよね。
妹や周りの人たちが言うように、本当に私は悪くなかったのか、
それとも、それは、単なる慰めで、本当は、私が悪かったのか、
ちゃんと見極めたいの」
「そう。そこまで分かっているのに、まだ怖いと思うの?」
「・・・私が思っていることが事実だったら、追体験することになるでしょ?
当時の私も少し壊れてしまったから、また、あの感じを味わうことに対する
恐怖心があるんだと思う。また、心が壊れてしまうんじゃないかって・・・。
今は、アトランティーナが傍に居てくれるから、そんなことはないとは
思うんだけどね(苦笑)」
「じゃ、先に言うわね。追体験ということにはならないと思うわ。
ミウの妹さんも、ミウの周りにいた人たちも、単なる慰めで、
<ミウのせいじゃない!>って言っていたわけではないから。
本当にミウには、どうすることも出来なかったことなのよ」
「じゃ、なぜ、当時、そのことを教えてくれなかったの?」
「それもミウに対する優しさと言えるわね。
当時のミウも今のミウに負けず劣らず、真面目だったから、
言いづらかったんだと思うわよ。
う~ん、それに、当時のミウは、今のミウよりも頑固だったから、
周りが事実を伝えても受け容れなかったかもしれないわね。
何かを思い込むと誰が何を言っても聞かないところがあったから(苦笑)」
「えっ!?そんなに面倒なヤツだったの?」
「面倒というか、ミウは高い位の人でもあったから、余計に言いづらかったのだと
思うわよ。だから、<ミウのせいじゃない>って伝えるのが、
精一杯だったんじゃないかしらね」
「・・・そうなんだ。なんか、当時も私、迷惑かけてたんだね」
「そんなに暗くならないの!
それで、どうする?このまま続ける?それとも帰る?」
「今の話を聞いたら、余計、見てみたくなるじゃん!
本当は、何が起こってたのか、知る権利、私にはあるよね?
っていうか、知らなきゃダメじゃん!」
「おっ、元気になってきたわね。じゃ、このまま続けて、事実を見に行く?」
「うん、もちろん!ちゃんと、事実を見届ける!だって、時空を超えて、
無かった罪を背負ってたんだったら、私、めっちゃバカみたいじゃない?」
「バカとは言わないけど、余計な労力とエネルギーを使ってきちゃったかなとは
思うわね(笑)」
「ほらぁ~!それって、バカって言ってるのと同じだよ!」
「あはは(笑)そんなことないわよ!だって、バカっていうのは、愚かだって
いうことでしょ?愚かだなんて思っていないもの!その勘違いによって、
しっかり自分自身と向き合うことが出来たんだし。そこから得るものも
多いと思うわよ。ただ、しなくても良い大変な思いやイヤな思いをすることに
なっちゃったわね、とは思うけど(笑)」
「遠回りしたっていうこと?」
「そういうことね。でも、時には遠回りも大切なことよ。
おそらく、ミウの魂は、慎重なんだと思うの。だから、一つずつ、しっかりと
確認しながら、身につけていこうとしているんじゃないのかしら?
最短距離で進むのもアリだと思うし、ミウみたいに遠回りしながら、
その都度、確認しながら進むのもアリだと思う。
それは、人それぞれだから、一概にどちらが良いとか、悪いとかということでは
ないのよ。魂、スピリットの質によるところかしらね」
「ふぅ~ん。私としては、最短距離で、バァ~ッと進んで行きたい
ところだけどね」
「本当にそう?ミウの深い部分は、結構、用心深くて、慎重だと思うわよ」
「・・・う~ん、確かに・・・そうかもしれない(苦笑)最短距離で、勢いで
進みたいと思うところもあるんだけど、いざとなったら、
自分でブレーキ踏んじゃってるのかも(汗)最短距離を勢いだけで
突っ走れる人に対する憧れみたいな気持ちがあるかもね」
「でしょ?でも、さっきも言ったけど、どちらが良いとか、悪いとかでは
ないから、ミウは、自分のペースで進んで行けば良いと思う。
だから、焦る必要は全くないの。それで、結局、どうすることにしたの?」
「アトランティーナが話してくれたことで、私の中にあった怖さが
軽減したっていうか、もう、ほとんど恐怖心はなくなったと思う。
それよりも、ちゃんと見て、確認して、誤解?勘違い?から解放されたいっていう
気持ちの方が強くなってきた!」
「そう!じゃ、これから先は問題なく進めそうね?」
「うん!アトランティーナも一緒に居てくれるんだよね?」
「もちろんよ!さっきみたいに焦るのは、もうごめんだもの(笑)」
「申し訳ないです。でも、焦ったり、慌てたりするアトランティーナって、
めっちゃレアだから、良いものを見させてもらったって思っちゃった。
ごめん・・・」
「ホントよね!私があんなに焦ったり、慌てたりするなんて、確かにレアよ(笑)
おそらく、ミウ以外で、そんな私を見たことがある人なんて、
いないんじゃないかしら?」
「ありがとう、アトランティーナ。私のことで、あんなに必死になってくれて。
あの時、怖かったってこともあったけど、それ以上にアトランティーナに、
こんなに大切に思ってもらってるんだなって、嬉しくて泣きそうだった」
「もう、ミウったら・・・。
そんなこと言われたら、何も言えなくなっちゃうじゃない。ずるいわよ、ミウ」
「だって、本当にそう思ったんだもん。本当に有り難いなって。
感動もんだったよ!
いつもそうなんだけど、本当にアトランティーナには、何度、ありがとうって
言っても足りないくらい、感謝してる。
アトランティーナ、いつも、本当にありがとう!」
「ミウ、こちらこそ、ありがとう。
じゃ、もう迷いはないわね。進んで行くわよ」
「はい!もう迷わないから、大丈夫。よろしくお願いします!」
<次回へ続く>
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