ドラゴンレディーの目覚め

莉絵流

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意図すると必然が生まれる!?

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ご飯のような、デザートがご飯になっちゃったようなランチ
だったけど、いつもは食べない朝ご飯を食べてたからか、
それはそれで、良かったような気がした。なんか、週末の
ご飯っぽくて良いなって思っちゃった。

「アトランティーナ、こういうデザートがご飯になっちゃった
ようなランチも良いね。なんか、ちょっと楽しかった。
ご飯が楽しいってこともあるんだなって、新しい発見だったよ」

「でしょ?食事もそうなのよ。食事とはこう!デザートとはこう!って
決めつけてしまうのって、面白くないじゃない?食べたい時に食べたい物を
食べる。それで良いと思うのよね。色々なことを決めつけ過ぎている気が
するわ」

「確かにそうだね。前にアトランティーナから、食事する前に、身体に
何が食べたいのか、聞いてから、何を食べるのかを決めた方が良いって
言われたでしょ?それ以来、身体に聞くのが当たり前になって、
身体の声を聞いて何を食べるのかを決めるようになったの。

前は、そんなにお腹が空いてなくても、夕方になってお腹が空いたら
困るからっていう理由で、ランチは腹持ちの良いものにしなきゃって
決めつけてた。だから、ランチはお腹を満たすものっていう感じで、
楽しむなんて、考えたこともなかったけど、今は、『何、食べよっかなぁ。
ね、何が良い?』って、ランチを楽しめるようになったかもしれない!」

「何事も楽しみながらすると、食事さえもレクリエーションの一つみたいに
なるのよ。そうすれば、毎日が、どんどん楽しくなるでしょ?そうやって、
いつも楽しい状態でいると、もっと楽しいことが起こって、ますます人生が
楽しくなるのよ。固定概念は、捨て去った方が良いわね」

「うん!それは、実感レベルで、今なら理解できるよ。楽しいことが
起こるのを待つんじゃなくて、自分から楽しくなっちゃえば、後から
楽しいことがやってくるんだよね」

「そっか。そんなことすらも僕は分かっていなかったなぁ・・・。
食べることを楽しむっていうと、単に美味しいものを食べるっていう
イメージしか湧かないかもしれない。日常的な食事を楽しむことも
出来るんですね!

それに、今、自分の身体が欲しているものを食べるっていうのは良い
ですね。そうすれば、楽しいだけじゃなくて、健康にも良いですから。
なるほど・・・。ここに居ると、本当に勉強になりますね!」

「弦夜と話をしていると、一般的な人間と話をしているみたいな錯覚に
陥るわね(苦笑)とても新鮮ではあるけど(笑)」

「今僕、何気にディスられました?(笑)」

「あら、気がついちゃった?(笑)」

「弦ちゃんと私がつきあうことになったのは、きっとお互いにとって、
それが良い変化をもたらすからだったんだね。そう考えると、今、ここに
弦ちゃんが居るのも必然ってことなんだなって思う。

自分で選んでいるようで、実は、宇宙の意図で、導かれてるっていう言い方を
したら聞こえは良いけど、なんか、操られてるって感じもする。
ロールプレイングゲームの中にいるみたいだよね(苦笑)コントローラーを
握ってるのは、宇宙?神さま?どっちでも良いけど(汗)」

「う~ん、そういう部分もあるかもしれないけど、違う部分もあるのよ」

「えっ、どこがそうで、どこが違うの?」

「ミウ、説明しないと分からない?今のミウなら、少し考えれば分かると
思うけど?」

「え~っと、どこがそうで、どこが違うんだろう?う~ん・・・。
あっ、もしかしたら!」

「分かったのかしら?」

「えっ、ミウさん、分かったの?僕は、サッパリなんだけど(苦笑)」

「あのね、私たちって、自分で自分の人生を創ってるから、まずは自分で
意図してるんだよね。その意図に基づいて、宇宙だったり、神さまだったりが、
導いてくれてるんじゃないのかなぁ?

自分で意図した通りに人生が進んで行くように、必然が起こってるって感じ?
意図すると必然が生まれるんじゃないかなって思う。

でも、人によって、何を意図するのかは違うから、必然も人によって
違うんだよね。だから、私に起こる必然の出来事と五十嵐智美に起こる必然の
出来事は違うってこと。それは、私が意図している人生と五十嵐智美が意図して
いる人生が違うから。これで合ってる?」

「ミウ、よく出来ました!その通りよ!自分で決めたことが起こる、
それだけのこと。例えば、『一生、結婚しない』もしくは、『一生、結婚
できない』って思っている人がいるとするでしょ?宇宙から見たら、
『しない』も『できない』も同じで、そういう人は、相性が良い人と
出会える場所には行かないことが必然になるの。

結婚に限ったことではなくて、全てにおいて、自分が思ったこと、決めた
ことによって、その人に起こる必然が変わってくるのよ。それにしても、
ここで五十嵐智美の名前が出てくるっていうのがね(苦笑)」

「ほら、三人が知ってるって言ったら、五十嵐智美だけだからさ(汗)」

「五十嵐さんは、さておき(苦笑)言われてみれば、そんな感じ
だったなぁ(汗)」

「弦夜、もう君とは話したくない気分になってきたよ(苦笑)確認だけど、
本当に記憶を持ったまま生まれてきたのよね?」

「すみません」

「確かに守護天使と人間とでは違うけど、ずっと傍で見ていて、フォローも
していたのに、忘れてしまったの?」

「人間になり切ることで精一杯で、すっかり抜け落ちてしまっていた
みたいで・・・。今、聞いて、『あ~、そうだったなぁ・・・』と
思い出したと言いますか、なんと言いますか・・・。本当に
ごめんなさい!」

「ミウ、弦夜のこと、元守護天使だというのは、忘れた方が良い
みたいよ(苦笑)今なら、ミウの方がたくさんのことを知っていると
思うし、ミウが弦夜に教えることの方が多いような気がするわ(苦笑)」

「アトランティーナ、大丈夫だよ。こういう言い方をして良いかどうかは
分かんないけど、元々、弦ちゃんから教わろうとは思って
なかったんだよね(苦笑)先生は一人居れば良いの。だから、何かを
教わるのは、アトランティーナだけで良いんだ。でも、弦ちゃんは、忘れて
しまっただけで、色々なことを知ってると思うから、つきあっていく上では
問題ないんじゃないかなぁ・・・って思うんだけど、どうなんだろう?」

「ミウさんが、今までつきあった男性達よりは、少しマシかなっていう程度かも
しれない(汗)でも、ミウさんの傍に居ることで、思い出すこともありそうかな
とも思ってる・・・かな(苦笑)」

「私は、それで充分だよ。私の考え方は、アトランティーナに教わったことが
ほとんどだから、言っても理解できない人の方が多いと思うの。
でも、弦ちゃんなら分かってくれるんじゃないかなとは思ってる。そこはどう?」

「それなら大丈夫。それに、アトランティーナに拒まれたとしても、これから
ちょくちょく、こちらに遊びに来て、アトランティーナから色々教わろうと
思ってるし(笑)それは、良いよね?アトランティーナ」

「しょうがないわねぇ(苦笑)ミウのためでもあるし、そこは受け容れて
あげましょう(笑)」

「ありがとう、アトランティーナ!ってことで、ミウさん、これで、
問題は解決だね(笑)」

「こういう人たらしなところは、変わっていないのね、弦夜(苦笑)」

「なんか、弦ちゃんに言われたら、何でも許しちゃいそうだね(汗)
気をつけよう(笑)」

「ホントよ、ミウ!気をつけてね(笑)」

「は~い、気をつけま~す(笑)」

「ちょっと、ちょっと!酷い言われようなんですけど(笑)僕は、人の懐に
入り込むのは得意だと思うけど、騙したりしないし、嘘も吐かないから、
信じて欲しいし、安心して欲しい」

「弦ちゃん、信じて欲しいと思うなら、まずは、弦ちゃんが自分を信じて、
そして、私のことを信じるのが先。その先に、私が弦ちゃんを信じることが
付いてくるんだよ。もちろん、私も自分を信じるし、弦ちゃんを信じようと
思ってるけどね」

「弦夜、ミウに1本取られたわね(笑)」

「本当ですね(汗)」

実は、この流れもまた必然だったんだなって、後で思ったんだ。
だって、この話がこの後アトランティーナに教えてもらう浮気の話に
繋がっていくんだもん。もちろん、この時は、私も弦ちゃんも
知らなかったんだけどね。


<次回へ続く>
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