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18話:俺の魂が救いを叫ぶ
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「面白い―― かなり興味深いわ。さすがね……」
ウンウンと頷くマグダラのマリア。
そして、また真正面から俺を見つめる。
「問う―― 救いとはなに?」
これまた、直球やぁ。ド直球。つーか、俺まだこの業界浅いのになぁ。
救いかぁ~。それを言葉で説明せいってのは、きついんじゃね?
「んん~ それはな、俺もさぁ、キミもね、見たことも聞いたことも無いような、触ったことも無いような感じ? つーか、救いだよね。救わない、救います、救う、救うとき、救えば、救えと活用してみた。なんとなく。これは意味はない。じゃあ、意味がないとこに、真の意味で意味がないかは分からない。自分たちの中にある、そういやなんか、アレかこうすると、形而下の救いになるのかなと思う。だから、神は裁く。でも、裁くのが救いと定義するのもヤバいかもしれない。人の理解の限界があるから。だから、祈る。祈りが救いに直結する感じ? 他力本願? 人間が救いをどうこうできると思うのは思い上がりだと思わんかね?」
途中から俺も自分でなにを言っているのかよー分からなくなってくる。
でも、マリアは真剣な顔で聞いていた。小さく「難解だわ……」とか言っているし。
なんか、受け止めてるんだね。エライな。可愛いしきれいだし。
「では、神による裁きは?」
「ん」
「それは、弱者の生み出した妄想、ペテンではないの?」
「なんで?」
「生を受けたこの世で、虐げられし者が、ありもしない死後の世界での清算を願う。偽りのバランスシートではないの? 違うの?」
「いや、あると思うよ。死後の裁き。救われない奴と救われる奴はいるんだよ」
「神による魂の救済―― そんなものがあるの? 魂は永遠?」
マリアが俺問い詰めるように言った。
死後があるかって言われてもなぁ。
俺は、死んだことねーしなぁ。どーなんだろうなぁ。
「ああ、それは『悪魔の証明』ってやつだよね!」
サタンが口を出した。ドヤ顔しながらだ。
コイツがそれを口にするのは、なにか釈然としないものがある。
「つーか、魂の救済? それはあっていいし。信じていい。でもって、神は救いたいわけだよ。救いたくないなら、人間なんて放っておきゃいいんだしさ。でも、そうじゃねぇじゃん。だから、救いたい。俺だって救いたいんだ。マジで。本気。つーか、この世の中クソだぜ。毎日汗みどろになっても、なんの希望もねぇ。泥にまみれ、ボロボロになっても、1日銀貨1枚だ。でもって、それで家族が喰っていく。で、中にはそれすら無理な奴もいるわけだ。
一方でだぜ、親から財産を引き継ぎ、なんの苦労もなくノウノウとしている奴らもいるわけだよ。なにこれ? なんで? つーか、ムカつくんだけど。俺はムカつく。呪いたい。特に、ふんぞり返って偉そうにしている奴な。オメェが偉いんじゃねーだろうと。死ねよと思う。
だから、断罪。神の断罪。俺はそんなアホウどもは焼かれてしまえと思うんだ。俺はそうなればいいなぁと思う。細かいことは知らん。知らなくていい。信じるのだ。だから、悔い改めて、神の国が来るのを感じる。季節の到来を感じるのと同じ感じ? とにっかく待つ。でもって、焼かれろぉぉぉ。ああああ、なんか、頭きた。くそ! この世に存在するあらゆる不条理を全てブチ怖し清算して、神の国来い! ブルジョア断罪! マジで」
なんか、話しているうちに、俺のテンションも上がって生きた。
説法しているときもそうだけどね。こう、俺の貧乏で底辺だった生き様がありありと脳裏に浮かぶんだよ。そして、魂が叫ぶのだ。救えと叫ぶんだよ。
明日への希望など欠片もねェ。クソのような毎日だった。
ぼろ屑のようになって働き、そして、クソの匂いのするボロキレに包まれ寝る。
絶望の永劫回帰の中で、救いを求めて悪いのかと?
それが、ユダヤ底辺層のデフォルトだぜ。
間違いねーんだ。
それが、俺の魂を駆り立てるのだ。その思い。ああ、クソども!
なんで、世界がこうなのか? クソだからだ。
神は知ってる。だから、クソ底辺大工の俺を選んだ。
俺の細い身体の中は怒りでパンパンになる。
誰だ? 誰を裁く? クソどもだ。 ユダヤ社会をクソにしたアホウどもだ!
奴らは裁かれねばならぬ――
ぐぬぬぬぬ、という感じになっている俺。
怒りでパンパンなのだが、その思いが口にでない。
「あぎゃぁぁぁぁぁっぁぁぁ!!!! あがあああああああああああああああああ!!!」
俺は叫んだ。意味など無い。ああ、この叫びが俺の魂なのである。
マグダラのマリアは大きな瞳を丸くして俺を見つめる。
「はははは! 面白い。面白いわ。イエス。アナタみたいな人は初めて……」
マリアが笑った。受けた? 俺の説法が受けたの?
ツボにきた?
「いいんだよ! 俺は俺だ。俺はそう考えるんだ。断罪されねーかなぁぁ! マジで、ブルジョアどもめぇぇ!」
俺のテンションは上がりまくりのまんまだ。なんだろうな、これは。
脳内から変な汁がダバダバ出ている感じだ。
クソ、底辺大工時代。散々、こき使いやがって、それで、俺を無能扱いしやがって。
ナザレ村での子どもい時代。汚物のように俺ら兄弟妹を扱いやがって、クソどもが。
「俺はイエスだ! ナザレのイエスだぁぁぁ! 救われねぇんだぁぁ! 俺の言うこと聞かない奴は断罪するぅぅ! 神の国立ち入り禁止! マジで!」
絶叫していた。
俺の言うことを信じる奴は救われる。しかし、それ以外の奴は死ね。魂的に死ね。滅びろ。神に焼かれろ。マジで。
魂のレベルで滅びろ。ひひひひひひひ。
「あはははははは! 面白い! 最高ね。アナタは」
受けている。ああ、このマグダラのマリアという女性――
もしや、俺の教えを理解し、俺の最も近い位置にたっているのかもしれん。
ああ、運命か? この出会いは運命?
「あのぉ…… 『黙示録の獣』を返してくれません? そろそろ」
サタンが言った。爆笑する俺たちに対し、恐る恐ると言う感じ。
「あははは…… あら、いたの? いいわ―― 持って帰りたければ、己の力でねじ伏せればいいのよ」
マリアが言った。
ヌルリと温い風が吹いた。部屋の中なのに。なんかラッパの音が聞こえた気がした。
なんだ?
ぬる~っという感じで空間がゆがむ。
マリアの横の空間だった。
パギャァァァァァァァァァァ~!!
咆哮。叫びだ。
ビリビリと叫ぶ獣。
その場にいきなりというか唐突に獣出現。エンカウント。
「ああ! 黙示録の獣! そんなとこに! 帰ってこい! 早く。オヤツ上げるから」
サタンが座って、イモケンピみたいのを持って、黙示録の獣の目の前で振った。
ギャァァァァァァァガァァァァァァ!!
火を噴いた。凄まじい火焔。サタンが包まれた。
炎がおさまると、真っ黒焦げになっているサタンがそこにいた。
「あちぃ…… やばいわ。これ…… 熱い…… ゲホッ」
ゲホゲホと真っ黒な呼気を吐きながらサタンが言った。
その身は完全にウェルダン状態。
「ダメですやっぱ。ねえ、捕まえてくださいよ。イエスさん。お願いします」
やっぱ、丸投げかい。オマエの失態だろ? これ。
でも、まあ、仕方ない。
これも、クリアせんとマリアを連れて帰ることができないのだ。
「しかたなねぇな…… くそが……」
俺は黙示録の獣の対峙した。
スッと腰を落し、両手を広げ構えた。
恐れはない。俺はイエス。
神より奇蹟のチートスキルをもらった存在。
神の子――
このガリラヤ、いやユダヤ最強の預言者なのである――
ウンウンと頷くマグダラのマリア。
そして、また真正面から俺を見つめる。
「問う―― 救いとはなに?」
これまた、直球やぁ。ド直球。つーか、俺まだこの業界浅いのになぁ。
救いかぁ~。それを言葉で説明せいってのは、きついんじゃね?
「んん~ それはな、俺もさぁ、キミもね、見たことも聞いたことも無いような、触ったことも無いような感じ? つーか、救いだよね。救わない、救います、救う、救うとき、救えば、救えと活用してみた。なんとなく。これは意味はない。じゃあ、意味がないとこに、真の意味で意味がないかは分からない。自分たちの中にある、そういやなんか、アレかこうすると、形而下の救いになるのかなと思う。だから、神は裁く。でも、裁くのが救いと定義するのもヤバいかもしれない。人の理解の限界があるから。だから、祈る。祈りが救いに直結する感じ? 他力本願? 人間が救いをどうこうできると思うのは思い上がりだと思わんかね?」
途中から俺も自分でなにを言っているのかよー分からなくなってくる。
でも、マリアは真剣な顔で聞いていた。小さく「難解だわ……」とか言っているし。
なんか、受け止めてるんだね。エライな。可愛いしきれいだし。
「では、神による裁きは?」
「ん」
「それは、弱者の生み出した妄想、ペテンではないの?」
「なんで?」
「生を受けたこの世で、虐げられし者が、ありもしない死後の世界での清算を願う。偽りのバランスシートではないの? 違うの?」
「いや、あると思うよ。死後の裁き。救われない奴と救われる奴はいるんだよ」
「神による魂の救済―― そんなものがあるの? 魂は永遠?」
マリアが俺問い詰めるように言った。
死後があるかって言われてもなぁ。
俺は、死んだことねーしなぁ。どーなんだろうなぁ。
「ああ、それは『悪魔の証明』ってやつだよね!」
サタンが口を出した。ドヤ顔しながらだ。
コイツがそれを口にするのは、なにか釈然としないものがある。
「つーか、魂の救済? それはあっていいし。信じていい。でもって、神は救いたいわけだよ。救いたくないなら、人間なんて放っておきゃいいんだしさ。でも、そうじゃねぇじゃん。だから、救いたい。俺だって救いたいんだ。マジで。本気。つーか、この世の中クソだぜ。毎日汗みどろになっても、なんの希望もねぇ。泥にまみれ、ボロボロになっても、1日銀貨1枚だ。でもって、それで家族が喰っていく。で、中にはそれすら無理な奴もいるわけだ。
一方でだぜ、親から財産を引き継ぎ、なんの苦労もなくノウノウとしている奴らもいるわけだよ。なにこれ? なんで? つーか、ムカつくんだけど。俺はムカつく。呪いたい。特に、ふんぞり返って偉そうにしている奴な。オメェが偉いんじゃねーだろうと。死ねよと思う。
だから、断罪。神の断罪。俺はそんなアホウどもは焼かれてしまえと思うんだ。俺はそうなればいいなぁと思う。細かいことは知らん。知らなくていい。信じるのだ。だから、悔い改めて、神の国が来るのを感じる。季節の到来を感じるのと同じ感じ? とにっかく待つ。でもって、焼かれろぉぉぉ。ああああ、なんか、頭きた。くそ! この世に存在するあらゆる不条理を全てブチ怖し清算して、神の国来い! ブルジョア断罪! マジで」
なんか、話しているうちに、俺のテンションも上がって生きた。
説法しているときもそうだけどね。こう、俺の貧乏で底辺だった生き様がありありと脳裏に浮かぶんだよ。そして、魂が叫ぶのだ。救えと叫ぶんだよ。
明日への希望など欠片もねェ。クソのような毎日だった。
ぼろ屑のようになって働き、そして、クソの匂いのするボロキレに包まれ寝る。
絶望の永劫回帰の中で、救いを求めて悪いのかと?
それが、ユダヤ底辺層のデフォルトだぜ。
間違いねーんだ。
それが、俺の魂を駆り立てるのだ。その思い。ああ、クソども!
なんで、世界がこうなのか? クソだからだ。
神は知ってる。だから、クソ底辺大工の俺を選んだ。
俺の細い身体の中は怒りでパンパンになる。
誰だ? 誰を裁く? クソどもだ。 ユダヤ社会をクソにしたアホウどもだ!
奴らは裁かれねばならぬ――
ぐぬぬぬぬ、という感じになっている俺。
怒りでパンパンなのだが、その思いが口にでない。
「あぎゃぁぁぁぁぁっぁぁぁ!!!! あがあああああああああああああああああ!!!」
俺は叫んだ。意味など無い。ああ、この叫びが俺の魂なのである。
マグダラのマリアは大きな瞳を丸くして俺を見つめる。
「はははは! 面白い。面白いわ。イエス。アナタみたいな人は初めて……」
マリアが笑った。受けた? 俺の説法が受けたの?
ツボにきた?
「いいんだよ! 俺は俺だ。俺はそう考えるんだ。断罪されねーかなぁぁ! マジで、ブルジョアどもめぇぇ!」
俺のテンションは上がりまくりのまんまだ。なんだろうな、これは。
脳内から変な汁がダバダバ出ている感じだ。
クソ、底辺大工時代。散々、こき使いやがって、それで、俺を無能扱いしやがって。
ナザレ村での子どもい時代。汚物のように俺ら兄弟妹を扱いやがって、クソどもが。
「俺はイエスだ! ナザレのイエスだぁぁぁ! 救われねぇんだぁぁ! 俺の言うこと聞かない奴は断罪するぅぅ! 神の国立ち入り禁止! マジで!」
絶叫していた。
俺の言うことを信じる奴は救われる。しかし、それ以外の奴は死ね。魂的に死ね。滅びろ。神に焼かれろ。マジで。
魂のレベルで滅びろ。ひひひひひひひ。
「あはははははは! 面白い! 最高ね。アナタは」
受けている。ああ、このマグダラのマリアという女性――
もしや、俺の教えを理解し、俺の最も近い位置にたっているのかもしれん。
ああ、運命か? この出会いは運命?
「あのぉ…… 『黙示録の獣』を返してくれません? そろそろ」
サタンが言った。爆笑する俺たちに対し、恐る恐ると言う感じ。
「あははは…… あら、いたの? いいわ―― 持って帰りたければ、己の力でねじ伏せればいいのよ」
マリアが言った。
ヌルリと温い風が吹いた。部屋の中なのに。なんかラッパの音が聞こえた気がした。
なんだ?
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マリアの横の空間だった。
パギャァァァァァァァァァァ~!!
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「ああ! 黙示録の獣! そんなとこに! 帰ってこい! 早く。オヤツ上げるから」
サタンが座って、イモケンピみたいのを持って、黙示録の獣の目の前で振った。
ギャァァァァァァァガァァァァァァ!!
火を噴いた。凄まじい火焔。サタンが包まれた。
炎がおさまると、真っ黒焦げになっているサタンがそこにいた。
「あちぃ…… やばいわ。これ…… 熱い…… ゲホッ」
ゲホゲホと真っ黒な呼気を吐きながらサタンが言った。
その身は完全にウェルダン状態。
「ダメですやっぱ。ねえ、捕まえてくださいよ。イエスさん。お願いします」
やっぱ、丸投げかい。オマエの失態だろ? これ。
でも、まあ、仕方ない。
これも、クリアせんとマリアを連れて帰ることができないのだ。
「しかたなねぇな…… くそが……」
俺は黙示録の獣の対峙した。
スッと腰を落し、両手を広げ構えた。
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