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3.ハーピーちゃんの受精卵
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「いい加減にしてくれませんか…… お願いですから―― マジで……」
俺は客の喉に詰まったハーピーの卵を取り出していった。
客はまだ失神したまま。聞こえるわけもない。愚痴のようなもんだ。
俺は店の裏口に客を運んで、ここで処置を行ったのだ。
人目につかず、叫び声も聞こえない場所だ。
しかし、この客はこれで2回目だ。殻つきの卵を飲むのは……
うちの「幻想館」にはハーピーの娼婦もいる。ピリィナという名前で店に出ている。
ハーピーは、鳥と人間のキメラのような存在だ。
腕が鳥の翼。脚も膝から下が鳥の脚だ。鈎爪もついている。
そういったハーピーの造形はどうも「好き」、「嫌い」分かれる部分があるようだった。
よって、一般的な意味でハーピーの娼婦の人気はさほどでもない。
そのせいかどうかは分からないが、ヤシワラでもハーピーを雇っている店もそれほど多くない。
しかし、人間を抱えて飛行する能力があるので、他の娼婦ではできない楽しみもできる。
雇っている店が少ないことが、希少性の高さにもなる。
まあ、需給バランスの問題ではあるが。
言ってみれば「玄人好み」の娼婦だ。
普通のプレイに飽きてきたそういった旦那に人気があるが、一般客の人気はイマイチだ。
うちのハーピー娼婦のピリィナも人気抜群とまでは言えない娼婦だ。
顔立ちは悪くない。むしろ美形。
というか「幻想館」の採用基準は、人間、亜人、獣人、モンスターにせよ、結構厳しい。
種族に関係なく、美しさのない娼婦は採用しないのだ。
その上、ピリィナは性格も真面目でいい娘だと俺は思っている。
店に対する利益でもそこそこのプラスを出している。
利益に貢献してないわけではない。
そして、このひっくり返っている客だ。
この客はピリィナを「贔屓」にしている客だ。
それもゾッコンと言っていいレベル。
以前から、彼女を再三指名し、産卵プレイもなんどもやっていた。
まあ、卵を飲む前、数か月は来てなかったような気がする。
しかし、以前は卵を殻のまま飲み込むなんてことはしなかったはずだ。
「あ、あ、あ、あ―― あれ? あれ? ここは……」
失神していた客が目を覚ました。
「また、卵を詰まらせて、ひっくり返ったんですよ」
説明する俺。まあ、痛みで暴れていたのは覚えてないようだ。
「はぁ、はぁ、はぁ…… た、卵は?」
「はい、取れましたよ」
俺は客の喉から取り出した卵を脇に置いて言った。
卵の表面は客の口腔内粘液でヌルヌルだった。
それはいいのだが、治癒魔法を発動させ、体内に飲み込んだ異物を取り出すというのは手間がかかるのだ。
要するに疲れるのだ。
「あ、取れましたか…… すいません―― こ、今回もダメでしたか……」
客が荒い息を交えて言った。「今回も」ってまだやる気なの?
「あのぉ、このようなプレイは安全のためお控え願えないでしょうか」
俺は引きつった顔を精神力を限界までふりしぼって、営業スマイルを作る。
マジで。勘弁してくれない。
治癒魔法は使えるけど、本当に大変なんだから。
「呪文詠唱⇒不思議な力⇒治りました!」って、こんなじゃねーから。マジで。
俺の治癒魔法は外傷、つまり怪我しか対応できない。
そしてだ。
卵を喉に詰まらせるのは「怪我ではない」のだ。
これを治療するのは、マジで大変なのだ。
俺が元外科医でなければ、出来ないことなのだから。
まず、ナイフで喉を切開する。
この時に痛みを抑えることはできない。
痛みを抑える魔法と治癒はワンセットで分離できない。
つまり、切開したとき、激烈な痛みに襲われるはずだ。
それをボーイたちが抑え込む。
そして、気道を確保し、食道内に詰まった卵を取り出す。
それから、切開した傷に対し、治癒魔法をかけるわけだ。
客は窒息寸前の苦しさと、喉を切開された痛みで大暴れする。
まあ、酸欠で気絶させてからという方法もないではない。
ただ医学が未発達なこの世界では、治療の遅れはリスクの増大を意味する。
客がプレイ中に死なれては商売あがったりなのだ。
支配人の俺としては絶対に避けなければいけない。
「あ、あ、あ、あ―― あ~あ。大丈夫です! 次は成功させます! 絶対にです!」
止めてってお願いしているのに、分かってくれないんですけど。
「ごらぁぁ!! なんじゃオンドれはぁぁなのです!!」
更にめんどくせぇ奴がやってきた。
疲労感と面倒くささでぐんにゃりした顔で小学生のような男を俺は見た。
副支配人のミチルだ。トコトコと可愛くこっちに歩み寄る。
ショタ族といってこれでも成人で俺より年上なのだ。
「うちの支配人が止めろというならやめるのです!! この支配人に逆らうと切り刻んでお城のお堀にいるコイの餌になるのです!」
「しねーよ。黙れよ。オマエは仕事終わったのかよ?」
「近日中に、ラミアのミレーヌちゃんの絵は出来るのです。帳簿は終わっているのです」
意外に仕事ができるだけに、始末に負えない。
「あと、ミルキーさんはおっぱいがパンパンになってしまって苦しいらしいのです」
「え、本当か?」
「ボクが優しくチュウチュウと吸って楽してあげたいのです! 緊急を要するのです!」
ミルキーさんとはホルスタイン獣人の人気娼婦だ。
超爆乳で最高の「おっぱい」の持ち主。おまけに母乳は泉のように湧き出るのだ。
確かに母乳が溜まって苦しいと言っていたことがあった。しかし――
「支配人」
「なんだ?」
ボーイが俺に話しかける。
「ミルキーさんの母乳がパンパンになったときのために、搾乳機を買ってあります」
「なるほど……」
俺はミチルに向き直る。無垢な小学生のような瞳で「おじゃちゃん、ごめんね。ボクに酷いことしないで」って感じでジッと俺を見る。
俺はミチルにおいでおいでをする。やってくるバカ。
「テメェ、ミルキーさんの母乳吸いたいなら、店辞めて、客としてこい!」
襟首掴んで持ち上げる俺。
「従業員、特典とか…… あぐぅぅ、ぐるじぃぃ……のです」
「娼館にそんなもんはねぇ!! 商品に手を出すんじゃねぇ!!」
叩きつけるようにして俺は手を離した。
ミチルは「チッツ」と舌打ちして「ペッ」唾を吐いて、走って戻っていく。
「支配人のバーカ!! バカなのでーす!!」
ミチルは遠くから罵声を浴びせる。行動まで小学生なのか?
マジで疲労性の頭痛が止まらなくなってきそうだ。
俺はドタバタした雰囲気から落ちつこうと「ふぅぅ」と息を吸いこんだ。
そして、客を見た。結構金をもっていそうな中年男だ。
卵を殻のまま飲み込むとか無茶をしないなら、「贔屓」になってもらうのは大歓迎なのだが……
ハーピーが受精卵を産卵するシーンを生で見る「産卵プレー」で我慢してくれないのか。
「お客さん…… とにかく、これ以上は、あれですよ。出入り禁止になりますよ……」
「え…… しかし…… 私は…… 彼女の……」
ものすごくショックを受けたような顔。
「愕然」という言葉がそのまま当てはまる表情だ。
「彼女の?」
「彼女の卵をこの身で孵化させたいのです! 受精卵をヒナにしたいのです!!」
「マジ?」
「真面目です! 彼女と私の子を―― 私は育て上げたいのです!!」
なんだかよく分からんのだけど。
なんで、孵化させるのに飲み込むの?
なにそれ?
でもって、受精卵は確かにお客の精子で受精しているけどさぁ。
そもそも、それを勝手に孵化させるってどうなのって、俺は思うわけだよ。
人とハーピーの混血? ハーピーが「人+鳥」とすると、子どもはどうなるの?
「人+人+トリ」って感じ? どんな造形になるの? いや、問題はそこじゃない。
「あ…… ちょっといい。ピリィナちゃん、呼んできてよ」
「はい、支配人」
ボーイはピシッとした動作で、ピリィナを呼びに戻っていく。
たしか、今の時間は予約客は入っていないだろうし、昼間なので、それほど混んでもない。
まずは、ピリィナからも話しを聞いてからだ。
まったく、面倒な話になってきそうだ。
しかし、それが幻想館の支配人の仕事なのだった。
俺は客の喉に詰まったハーピーの卵を取り出していった。
客はまだ失神したまま。聞こえるわけもない。愚痴のようなもんだ。
俺は店の裏口に客を運んで、ここで処置を行ったのだ。
人目につかず、叫び声も聞こえない場所だ。
しかし、この客はこれで2回目だ。殻つきの卵を飲むのは……
うちの「幻想館」にはハーピーの娼婦もいる。ピリィナという名前で店に出ている。
ハーピーは、鳥と人間のキメラのような存在だ。
腕が鳥の翼。脚も膝から下が鳥の脚だ。鈎爪もついている。
そういったハーピーの造形はどうも「好き」、「嫌い」分かれる部分があるようだった。
よって、一般的な意味でハーピーの娼婦の人気はさほどでもない。
そのせいかどうかは分からないが、ヤシワラでもハーピーを雇っている店もそれほど多くない。
しかし、人間を抱えて飛行する能力があるので、他の娼婦ではできない楽しみもできる。
雇っている店が少ないことが、希少性の高さにもなる。
まあ、需給バランスの問題ではあるが。
言ってみれば「玄人好み」の娼婦だ。
普通のプレイに飽きてきたそういった旦那に人気があるが、一般客の人気はイマイチだ。
うちのハーピー娼婦のピリィナも人気抜群とまでは言えない娼婦だ。
顔立ちは悪くない。むしろ美形。
というか「幻想館」の採用基準は、人間、亜人、獣人、モンスターにせよ、結構厳しい。
種族に関係なく、美しさのない娼婦は採用しないのだ。
その上、ピリィナは性格も真面目でいい娘だと俺は思っている。
店に対する利益でもそこそこのプラスを出している。
利益に貢献してないわけではない。
そして、このひっくり返っている客だ。
この客はピリィナを「贔屓」にしている客だ。
それもゾッコンと言っていいレベル。
以前から、彼女を再三指名し、産卵プレイもなんどもやっていた。
まあ、卵を飲む前、数か月は来てなかったような気がする。
しかし、以前は卵を殻のまま飲み込むなんてことはしなかったはずだ。
「あ、あ、あ、あ―― あれ? あれ? ここは……」
失神していた客が目を覚ました。
「また、卵を詰まらせて、ひっくり返ったんですよ」
説明する俺。まあ、痛みで暴れていたのは覚えてないようだ。
「はぁ、はぁ、はぁ…… た、卵は?」
「はい、取れましたよ」
俺は客の喉から取り出した卵を脇に置いて言った。
卵の表面は客の口腔内粘液でヌルヌルだった。
それはいいのだが、治癒魔法を発動させ、体内に飲み込んだ異物を取り出すというのは手間がかかるのだ。
要するに疲れるのだ。
「あ、取れましたか…… すいません―― こ、今回もダメでしたか……」
客が荒い息を交えて言った。「今回も」ってまだやる気なの?
「あのぉ、このようなプレイは安全のためお控え願えないでしょうか」
俺は引きつった顔を精神力を限界までふりしぼって、営業スマイルを作る。
マジで。勘弁してくれない。
治癒魔法は使えるけど、本当に大変なんだから。
「呪文詠唱⇒不思議な力⇒治りました!」って、こんなじゃねーから。マジで。
俺の治癒魔法は外傷、つまり怪我しか対応できない。
そしてだ。
卵を喉に詰まらせるのは「怪我ではない」のだ。
これを治療するのは、マジで大変なのだ。
俺が元外科医でなければ、出来ないことなのだから。
まず、ナイフで喉を切開する。
この時に痛みを抑えることはできない。
痛みを抑える魔法と治癒はワンセットで分離できない。
つまり、切開したとき、激烈な痛みに襲われるはずだ。
それをボーイたちが抑え込む。
そして、気道を確保し、食道内に詰まった卵を取り出す。
それから、切開した傷に対し、治癒魔法をかけるわけだ。
客は窒息寸前の苦しさと、喉を切開された痛みで大暴れする。
まあ、酸欠で気絶させてからという方法もないではない。
ただ医学が未発達なこの世界では、治療の遅れはリスクの増大を意味する。
客がプレイ中に死なれては商売あがったりなのだ。
支配人の俺としては絶対に避けなければいけない。
「あ、あ、あ、あ―― あ~あ。大丈夫です! 次は成功させます! 絶対にです!」
止めてってお願いしているのに、分かってくれないんですけど。
「ごらぁぁ!! なんじゃオンドれはぁぁなのです!!」
更にめんどくせぇ奴がやってきた。
疲労感と面倒くささでぐんにゃりした顔で小学生のような男を俺は見た。
副支配人のミチルだ。トコトコと可愛くこっちに歩み寄る。
ショタ族といってこれでも成人で俺より年上なのだ。
「うちの支配人が止めろというならやめるのです!! この支配人に逆らうと切り刻んでお城のお堀にいるコイの餌になるのです!」
「しねーよ。黙れよ。オマエは仕事終わったのかよ?」
「近日中に、ラミアのミレーヌちゃんの絵は出来るのです。帳簿は終わっているのです」
意外に仕事ができるだけに、始末に負えない。
「あと、ミルキーさんはおっぱいがパンパンになってしまって苦しいらしいのです」
「え、本当か?」
「ボクが優しくチュウチュウと吸って楽してあげたいのです! 緊急を要するのです!」
ミルキーさんとはホルスタイン獣人の人気娼婦だ。
超爆乳で最高の「おっぱい」の持ち主。おまけに母乳は泉のように湧き出るのだ。
確かに母乳が溜まって苦しいと言っていたことがあった。しかし――
「支配人」
「なんだ?」
ボーイが俺に話しかける。
「ミルキーさんの母乳がパンパンになったときのために、搾乳機を買ってあります」
「なるほど……」
俺はミチルに向き直る。無垢な小学生のような瞳で「おじゃちゃん、ごめんね。ボクに酷いことしないで」って感じでジッと俺を見る。
俺はミチルにおいでおいでをする。やってくるバカ。
「テメェ、ミルキーさんの母乳吸いたいなら、店辞めて、客としてこい!」
襟首掴んで持ち上げる俺。
「従業員、特典とか…… あぐぅぅ、ぐるじぃぃ……のです」
「娼館にそんなもんはねぇ!! 商品に手を出すんじゃねぇ!!」
叩きつけるようにして俺は手を離した。
ミチルは「チッツ」と舌打ちして「ペッ」唾を吐いて、走って戻っていく。
「支配人のバーカ!! バカなのでーす!!」
ミチルは遠くから罵声を浴びせる。行動まで小学生なのか?
マジで疲労性の頭痛が止まらなくなってきそうだ。
俺はドタバタした雰囲気から落ちつこうと「ふぅぅ」と息を吸いこんだ。
そして、客を見た。結構金をもっていそうな中年男だ。
卵を殻のまま飲み込むとか無茶をしないなら、「贔屓」になってもらうのは大歓迎なのだが……
ハーピーが受精卵を産卵するシーンを生で見る「産卵プレー」で我慢してくれないのか。
「お客さん…… とにかく、これ以上は、あれですよ。出入り禁止になりますよ……」
「え…… しかし…… 私は…… 彼女の……」
ものすごくショックを受けたような顔。
「愕然」という言葉がそのまま当てはまる表情だ。
「彼女の?」
「彼女の卵をこの身で孵化させたいのです! 受精卵をヒナにしたいのです!!」
「マジ?」
「真面目です! 彼女と私の子を―― 私は育て上げたいのです!!」
なんだかよく分からんのだけど。
なんで、孵化させるのに飲み込むの?
なにそれ?
でもって、受精卵は確かにお客の精子で受精しているけどさぁ。
そもそも、それを勝手に孵化させるってどうなのって、俺は思うわけだよ。
人とハーピーの混血? ハーピーが「人+鳥」とすると、子どもはどうなるの?
「人+人+トリ」って感じ? どんな造形になるの? いや、問題はそこじゃない。
「あ…… ちょっといい。ピリィナちゃん、呼んできてよ」
「はい、支配人」
ボーイはピシッとした動作で、ピリィナを呼びに戻っていく。
たしか、今の時間は予約客は入っていないだろうし、昼間なので、それほど混んでもない。
まずは、ピリィナからも話しを聞いてからだ。
まったく、面倒な話になってきそうだ。
しかし、それが幻想館の支配人の仕事なのだった。
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