翼をもった旭日の魔女 ~ソロモンの空に舞う~

中七七三

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2.魔女の「ロ式大和弾」宅急便

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『相変わらず、一花(いちか)の電波節すゲェ威力だ!』

『電波節じゃないです! なんで、そんなこというんですか!』

『いや、褒めてんだけど? ダメ?』

『二葉ちゃんのは、全然、褒めてるように聞こえないんですけどッ!』

 合計4500馬力を超える「誉改(魁)」エンジン2基の爆音関係なしに、キンキンした声が脳に響く。
 戦場ではまず、聞くことが無い声音。若い女の声だ。少なくとも機上で聞くことはまずない。
 久遠九蔵(くおん きゅうぞう)少尉は顔をしかめる。
 操縦桿の手を離して、頭を押さえたいくらいだ。

 つまり、いい加減にしろと思うわけだ。
 彼は、遠慮なく脳内響く「念話」というのには、いまだ慣れないでいた。
 このような「声」を聴くことのできる自分の能力を呪った。

『隊長! 二葉ちゃんが酷すぎ! せっかくアメ公のレーダー潰したのにぃ!!』

「伝声管使え! 伝声管! 脳にビンビン響くんだよ! 勘弁してくれ!」

「はい。分かりました。隊長」

 久遠少尉は一瞬ここがどこだか分からなくなる。

 戦場だよな。

 彼ははラバウル東方、ブーゲンビル島の沖合にある小島「モノ島」の基地から出撃したことを、改めて確認する。
 で、今乗っているのは、新鋭の双発攻撃機「爆星」のはずだよな。

 久遠少尉は周囲を見やる。ソロモンの蒼穹は青く突き抜けている。
 視界は良好だ。

「隊長! 20度に敵艦隊です! ああ、いっぱいいます! アメ公の空母! 空母がいます!」

 伝声管からキンキンとした声が聞こえてくる。
 久遠少尉はたまらず後ろを振り返る。
「爆星」の13ミリ装甲板の隙間から後部座席を見る。
 航空帽をかぶってチョコンと座っている物体を見た。

 一応、海軍の一等飛行兵。
 白風しらかぜ 一花いちかと言う存在だ。

 クリッとした大きな黒い目。
 新雪のような白い肌に、ピンク色の頬をした顔。

 どう見ても少女というか、女学生だ――

 それも、人形のような可愛らしい顔をしている少女だ。
 なんで、こんな少女と一緒に戦争をしているのか。
 彼は大学で数学を専攻し、予備士官として海軍に入った。
 彼は、このようなケースに自分が遭遇する確率を頭の中で計算しようとした。
 そして止める。起きてしまった事象の確率など計算しても意味ないからだ。

「了解」

 ため息を交えながら、久遠少尉は言った。同時に指示された方向を確認する。
 いた――

 確かにアメリカの機動部隊だ。
 護衛戦闘機(CAP)がスズメバチのように飛びまわっている。
 しかし、こちらに気付いた様子はない。
 なにか、非常に混乱しているように見える。
 おそらくそうだ。
 一花の「歌」はあらゆる電子兵装をお釈迦にする。敵味方関係なくだ。

 だから、この独立中隊は、他の航空隊と同一行動をとれない。
 いつも単独作戦だ。

「突っ込むぞ」

 伝声管で後部座席に座る少女に伝える。
 これでも、一等飛行兵なのだから、しょうがない。
 それも、とびきりの戦力となる存在なのだ。
 最強の電子戦用兵器といってもいいくらいだ。
 一花の「歌」で周囲の電子機器は機能を失っている。
 真空管にダメージを受け、しばらくは使い物にならない。
 護衛戦闘機の混乱も、母艦からの情報が断たれたためだろうと思う。
 混乱状態にある今が好機だった。

『二葉ちゃん、三恵ちゃん、四織ちゃん、隊長が突撃だって!』

 久遠少尉の指示が、後部座席の少女を経由して、周囲を飛んでいる搭乗員に伝えられる。
 全員、女だ。
 しかも若い。

『敵戦闘機はF6F。機数は……56機』

『いや、四織。もう一機いるだろ。ほら――』

『あら、重なっていましたわね。あ、もう一機、58機ですわ』

 二葉と四織の『念話』だ。彼女たちはこの距離で機類と機数を正確に判断する。
 空間把握能力を瞬間記憶能力、そして演算能力が並みの人間ではない。
 その能力に支えられた操縦技術は桁が違っている。

『ブッさいくな戦闘機! アメリカ人が造ると何でもデブになるのよね』

 少し訛りのある日本語が久遠少尉の脳内に響いた。
 父親がドイツ人技術者の三恵・ドライシュテインだ。
 金色の髪をしたゲルマン人の血が強く出ている容姿の持ち主だった。 
 彼女は二飛曹だ。 

『はは! 三恵・ドライシュテインの言うとおりだ』

 二葉こと、緋川二葉(ひかわ ふたば)二飛曹の蓮っ葉な感じの声が響いた。
 彼女は腕は抜群。見た目は別嬪なんてもんじゃない。
 一瞬で目が釘付けになり、心がもっていかれるレベルの容貌。
 ただし、素行には問題がありすぎる……

『二葉さん、三恵さん、無駄話は終了です。穴を開けます―― よろしいですね少尉』

 三恵と二葉を率いる小隊長が彼女だ。
 黒城(くろき) 四織(しおり)飛曹長。
 長い黒髪の妖艶な日本人形を思わせる雰囲気をもっている。
 一見、深窓の令嬢だ。 

『隊長から「了解」です』

 後部座席の一花が念話を送る。
 彼は脳内に流れ込む、彼女たちの『念話』を黙って聞くだけだ。
 こちらから、何かを言うことはできないのだ。

 彼女たちは普通の人間ではない。
 理由は分からないが、1923年に東京湾に隕石が落下した。
 それは、関東地方に小規模な地震を発生させたが、影響はそれだけではなかった。
 飛散した隕石。
 そして、その数年ほど明らかに関東地方での死産が大量に発生する。
 隕石の破片が発していた、何かが影響しているのだという話だが、詳しいことは発表されていない。

 そして、生まれてきた赤ん坊の中に、チラホラと「異能」を持つ存在が見つかった。
 彼女たちのような存在。
「念話」により相互に会話し、異常なまでの空間認識能力、そして瞬間記憶能力、演算能力を持った存在だ。

 そして、彼女たちは軍の研究対象となった。
 そして戦争。
 彼女たちを前線に出すことには、大きな反対があったという。
 あまりにも彼女たちは数が少なく、貴重なのだ。
 しかし、もはや大日本皇国はそのような贅沢をできるような状況ではなくなっていた。

(異能の魔女―― 神国の戦巫女―― か……)

 久遠少尉は、彼女たちがそう呼ばれる存在であることを思った。

(まあ、ありがたいといえば、国にとってはありがたい存在だ)

 彼女たちのような異能の存在が味方であることを、久遠少尉はありがたいと思っている。
 ただ、自分が直接の指揮官になってしまったことについては、別の思いを抱いていた。

 見事な三機編隊の戦闘機が前に出た。
 凄まじい加速をみせる。

 烈風22型。
 この「爆星」と同じ「誉改(魁)」を搭載した単発単座戦闘機。
 最大2250馬力を発揮する化け物エンジンだ。最高速度は中高度で350ノット(約650㎞/h)を超える。
 それに、アスペクト比の大きな翼。
 翼面荷重は170㎏/mと大きくなっている。
 しかし、自動空戦フラップとアスペクト比の大きな翼が三菱直系の戦闘機の機動性を担保していた。
 模擬空戦では、いかなる局面からでも零戦を圧倒することが証明されている。

 翼に高初速20ミリ機関銃を4門。更に機首に13.2ミリ機銃を搭載している。
 単発単座戦闘としては、破格以上の火力だ。

 1944年時点。
 速度、運動性、火力、上昇力、降下性能とあらゆる面でアメリカ艦上機を凌駕する存在だった。
 零戦に比べれば、航続距離はかなり落ちるが、330リットル増槽を翼下に2個吊下できる。
 これで、侵攻戦闘機としても問題ない足の長さを持っている。
 まだ、機動部隊ですら、一部にしか行き渡っていない。それだけ貴重な最新鋭機だ。

 そして、久遠少尉も「爆星」のスロットルを叩きこむ。
 2基の「魁」エンジンが唸りを上げ、四翅プロペラが風を切る。
 こちらは低空を進む。
 海面高度で310ノット(約574km/h)を超える。
 これに追いつける敵機はまだお目にかかったことが無い。
 F6Fヘルキャットも、F4Uコルセアでさえも振りきれる。
 降下加速から、海面上を高速で突撃する「爆星」を捕捉できる機体は、太平洋上にはまだ存在しない。

 降下速度をプラスされ、久遠少尉の操縦する「爆星」は海面高度を凄まじい速度で飛翔する。
 一気に、敵輪形陣を突破する。

 敵駆逐艦の5インチ両用砲から撃ち出される弾幕が薄い。
 一花の「歌」で電子兵装を無力化され、レーダーによる照準ができなくなっている。
 ボフォース40ミリ機銃の吐きだす、凶悪な鉄槌カーテンも突き抜ける。

「エセックス級か。やるぞ白風一飛」

「了解です。諸元計算入ります」

 伝声管か鈴を転がしたような声が響く。
 上等だ。
 久遠少尉は口元に何とも言えない笑みを浮かべた。

 久遠少尉は視界の中に巨大な島のような敵正規空母を捉えた。
 盛んに対空砲火をぶちまけている。 
 彼はちらりと上空を見た。
 どす黒い煙を吐いて落ちていくF6Fが見える。

『やった! 1機目! 今日は私、好調な感じ!』

『後ろ! 二葉! 後ろですわ!』

『知ってるよってね―― はい、またもらい! はい2機目!』

『なに、このデブのうすノロ。私も1機!』

『あ! 四織! ずるいぞ! それ! 今狙ってたのに』

『まだまだいますから、他のを狙えばいいのでは? 二葉さん』

『もう! まあ、いっぱいいるからいいけどよ。あははは!』

 脳内に戦闘の状況がリアルタイムで流れ込む。
 彼女たちの空間把握能力と運動神経、思考速度に普通の人間が太刀打ちできるわけがなかった。
 おまけに「念話」で連携しているのだ。
 ただの3機じゃない。一つの意思で統合された悪夢のような連携を見せる存在だ。
 おそらく通信機器もブチ壊れているアメリカ海軍機にとっては、なすすべがないであろう。

「距離7000。敵速度29ノット、機速322ノット。射角20度維持。発射位置まで39.23秒」

 一花から発射諸元の指示が伝わる。
 この少女の頭の中がどうなっているか知らないが、三次元起動する航空戦の諸元を暗算で叩きだす。

 久遠少尉は鋼と火薬の発生させる暴風の中、機体を維持する。
 ただの直進では食われる。
 機体を滑らせながら、発射位置まで持ってくる。
 機体方向に関する指示が、一花から送られてくる。

「きゃあッ!!」

「帝国軍人が悲鳴を上げるな!」

 後部座席に向け怒鳴る久遠少尉。
 機体のすぐそばで、敵の高角砲弾が破裂したのだ。
 ビリビリとした振動が操縦桿を握る手に伝わる。

 しかし、大丈夫だ。この「爆星」はとうとう実現した内袋式防弾タンクを装備。
 更に、自動消火装置も備えている。操縦席には100キロを超える装甲板が装着されている。
 敵戦闘機を振りきり、敵対空火力に対する防御力を備えた機体。
 1944年現在、大日本帝国にとって敵空母に堂々と昼の攻撃が行える唯一の機体だ。

「ロ式大和弾。当たれば、いかに頑強な米空母で無事じゃすまない――」

 獰猛な笑みを浮かべ、久遠少尉は言った。誰かに聞かせるための言葉じゃない。
 彼はフットバーを蹴り機体を横滑りさせる。

「爆星」の爆弾倉の中には、約1.5トンの爆弾が搭載されている。

 史上最強の戦艦「大和型戦艦」の砲弾を改造して造り出した異形の爆弾だ。
 砲弾に展張可能な木製の翼を装備。更に、ロケット推進薬を備えたバケモノだ。

 投下と同時にロケットに着火。0.63秒の燃焼だが、加速を行う。
 そして、折りたたまれた翼が広がり、飛翔距離を伸ばす。
 着水の瞬間、その翼は飛散するようにできている。

 秒速250メートル以上の速度で着水した「ロ式大和弾」は水面を反跳して進む。
 更に最後は水中弾として数十メートルを直進する。

 上手くいけば、水線下に1.5トンの鋼鉄と火薬の鉄槌を叩きこめる武器だ。
 仮に反跳の間に命中しても、無事では済まない。
 対魚雷隔壁など、「ロ式大和弾」の前には紙同然なのだから。

「方位そのまま、よーそろー! 発射5秒前」

 伝声管を通じ一花の声が聞こえる。もうここからは進路を変えられない。
 この「爆星」の性能を信じて突っ込むしかない。
 また、ビリビリと風防が震えた。

「ロ式大和弾投下!」

 一花の声と同時に機体がふわりと軽くなる。
 前方に真っ赤な炎の尾を引いて黒い物体物体が吹っ飛んでいくのが分かった。

 久遠少尉は機体が浮き上がらないように抑え込む。
 そして、機体を滑らせる。
 もう、更に高度を下げる。プロペラに飛沫が巻き込まれるくらいだ。

 敵輪形陣を抜けるまで、安心などできない。
 機体を空母舳を抜けるコースに乗せていく。
 まだ速度は320ノットを超えている。

「命中です! 少尉! 命中!」

 一花の声。
 敵空母の方向を見やる久遠少尉。
 ゆるゆると巨大な水柱が天に向かって突き上げてくのが見えた。

「水中弾になったか……」

「そうなるように計算しましたから」

「ああ、そうか」

 数学の学徒だった久遠少尉はその言葉を複雑な思いで聞く。
 ただ、これで敵空母1隻を無力化出来たことは確かだ。

『お! 命中か! やったな一花』

 明るい声が脳に流れ込む。二葉の「念話」だった。

『これ、沈みますわ』

『なに? アメ公空母って1発で転覆?』

 四織と三恵の念話も続く。
「ロ式大和弾」の直撃を食らったエセックス級の大型空母は急速に傾いていた。
 船体各処から炎と煙を吹きだしている。

(一発か? 一発で沈むのか)

 久遠少尉は、敵空母が脆いというよりは、「ロ式大和弾」威力に恐怖した。
 確かに、大ダメージを与えるとは思ったが、一発で3万トンの正規空母が簡単に沈むとは思ってはいなかった。
 彼は、こんな剣呑なものを吊るして飛んでいたことに、今さらながらゾッとした。

「輪形陣抜けます。機体問題ありません」

 一花の声が伝声管から響く。

「了解」

 久遠少尉は機体の高度を徐々に上げていく。
 そして、上空を見やった。

 烈風の小隊。四織、二葉、三恵たちを視野にいれる。

「アイツら…… なにやってやがる」

 久遠少尉は唖然としてつぶやいた。

 敵戦闘機は見たところ半分くらいに減っている。
 しかしだ――

『みんなッ! 少尉怒っているよ! やめなよ! まだ敵いるよ!』

 一花の念話。

『あはは! 構わんだろ? かかってきたら叩き落すから』

 二葉の陽気な声が聞こえる。

「っつたく…… 四織まで一緒になってなにやってんだ」

 彼女たちは、三機編隊の宙返りを繰り返していた。
 そして、各種の特殊飛行(マニューバ)を披露しだした……。

 戦場の空間でだ。
 しかし、敵機もそれを遠巻きに見ているだけだった。
 攻撃しようとする気配がない。
 あまりに、見事な機動に、その気が削がれたのか、それとも半数以上の味方を一瞬で叩き落されパニックになっているのか。
 まるで、糸でつながったような連携を見せ飛行する彼女たちに手を出す敵機はなかった。

 理由は分からない。
 だが、とんでもない話だ。

 頭痛がしてくる。

(殺されるわ……)

 彼は思う。敵にではない。味方にだ。直属の上官に……
 このことが、あの恐怖を結晶化したような上官知られたら、どうなるか……
 久遠少尉は、一花の歌で、全ての電子兵装が無効化されていることを本当にありがたいと思った。
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