7 / 42
一、野分。 (のわき。夏の終わりの頃、雨とともに吹く暴風。台風)
(七)
しおりを挟む
「ヒョヒョヒョ。よう気づいたの、カリガネ」
笑ったのか、ただ息をしただけなのか。よくわからない音が、薄暗い岩屋のなかに響く。
カリガネが人の子を診せたいと連れてきたのは、森の奥深くに暮らす、イヒトヨさまの祠だった。
イヒトヨさまは、ボクのじいさまのじいさまの、そのまたじいさまのじいさまのじいさまが生まれた頃から森で暮らしてるとか、元々は神様にお仕えしていたとか、いろんなことがウワサされる、とんでもなく長生きな鳥人族。
「そうじゃな。この女の子の喉は、どこも悪くなっとらん」
どれだけ生きてるのか、誰も知らないほど長生きなイヒトヨさま。そのしわがれた手が、人の子の喉を何度もなぞる。
「じゃあ、ボクたちとしゃべりたくないから黙ってるんですか?」
「それは違う。ほれ――」
「ーー! ーー―ー!」
グッと押さえつけられた喉。息が出来なくなった人の子が、苦しげにもがき、しわがれた手を振りほどく。
「今のでわかるじゃろ。この子は息はするが、音は出しとらん。普通なら首を押さえられれば、『ガッ』とか『グッ』とか音がもれる」
「た、たしかに」
今も喉を押さえ、何度も何度も息をくり返すけど、ヒューヒューと、風の音しかあふれていない。
「でも、どうしてそんなことに」
「それは、ワシにもわからん。ただ、どうしようもなくつらいことが、この女の子の身の上に降りかかったんじゃろうなあ」
イヒトヨさまが、羽根の薄くなった翼を震わせた。
「かわいそうに。砕けた心が喉に詰まって、声を出せんのじゃ」
砕けた心が喉に。
「じゃ、じゃあ、その砕けた心を取り除いたら、またしゃべりだすのか?」
ノスリがたずねる。
カゼをひいて、喉が痛くて声が出ないのなら、ハチミツを舐めて治す。けど、砕けた心がふさいだ声は、どうやったら治せる?
「わからん。心なぞ、取り除くこともできなければ、もとに戻してやることもできぬ。起きてしまった出来事は、なかったことにはできぬからのう」
「そんな……」
「心の傷が癒えれば、また喋るようになるかもしれんが、こればかりはどうにもわからん」
「じゃあ、ずっとこのままなのかよ?」
「それもわからん。明日にでも喋るようになるかもしれんし、一生このままかもしれん」
イヒトヨさまが、深く息を吐いて、シワに埋もれかけた目を、何度もしばたたかせた。
「神ならざる身で、わかることはそれだけじゃ。もどかしいが、治してやることもできん」
神代から生きてる(かもしれない)、叡智に富んだイヒトヨさまでも無理なことがあるのか。
驚きと落胆を三人で交わし合う。
「ぬしら、ワシを全知全能とでも思っておったか?」
イヒトヨさまの口角が、ニッと持ち上がった。
「ワシはなあ、ちょっと長く生きただけのババじゃて。神様方から見たら、……そうじゃのう。尻に卵のカラを付けた、頼りないひよっ子じゃよ。ヒョヒョヒョヒョヒョ」
イヒトヨさまが、歯の少ない口を開けて笑う。
「なあ、イヒトヨさまでひよっ子だとするとさ、ボクたちって、神様から見たら、何なんだろうな」
「巣に産み落とされた卵?」
「生まれてもねえのかよ」
「ヒョヒョヒョ、そう残念がらずともよい。卵から生まれてもないお主らは、まだ世の中というものを知らぬ、無垢なる存在じゃ。ゆえに、臆病でもあり、大胆でもある。もしかしたら、そのような者こそ、この女の子の心を治す道を見つけることができるかもしれぬて」
「本当ですか?」
カリガネが食いつく。
「カリガネ、お前……」
「惚れたのか?」
「違うよ。僕は、一度でいいから、人の声ってやつを聞いてみたいんだ。人って、鳥や獣と違って、どんなふうに鳴くのか、気になるんだよ」
「それは……」
「普通……なんじゃないのか?」
ノスリと顔を見合わせる。
人の子っていっても、姿形は翼があるかないか、それだけの差しかないし。
「ええーっ。でも人は〝歌う〟って聞いたよ? ね、イヒトヨさま」
カリガネが、イヒトヨさまに加勢を願う。イヒトヨさまが「うむ」と頷く。
「歌って、ようするに、鳥の〝さえずり〟でしょ? だったら、それがどんなものか、さえずりとどう違うのか、聞いてみたいじゃないか」
「ホント、知りたがりだよなカリガネは」
「な」
ノスリと共感しあい、ともに頷く。
「そういうノスリは何か、この子にないの?」
「うえっ!? オイラっ!?」
驚いたノスリが自分を指差すと、カリガネがウンと頷いた。
「オイラは別に……、そうだなぁ。さっき、この子がオイラからじゃ見向きもしなかったのに、ハヤブサからだと美味そうに食べたのが気に食わねえから、いつかオイラがあげたやつでも『おいしい』『ありがとう』って笑ってくれたらうれしい」
「なんだよ、それ。ボクに対する挑戦か?」
人の子ウンヌンではなく。
「負け嫌いだよね、ノスリって」
「一番体が小さいくせに」
「うるさいなあ。年下なんだからしょうがないだろ。今に見てろよ、オレはハヤブサよりもカリガネよりも、誰よりもデカくなってやるからな」
「ええ~、それは無理だよ。ハヤブサはともかく、僕まで抜くのは無理だよ」
「こら、なんでボクは抜かれる前提なんだ」
「だって、ハヤブサは、ノスリよりちょっと大きいだけじゃないか」
「だからって、ボクだってこれからもっと大きくなるんだからな!」
ノスリが背伸びをすれば、ボクもつま先で立つ。ノスリが翼を広げれば、ボクも負けじと羽根を広げる。カリガネは僕らの頭の上で、背を計るように、手をヒラヒラと動かす。
「えーい。やかましいわ。話が終わったのなら、とっとと祠から出てゆかぬか!」
イヒトヨさまの一喝。
「すみませ~ん」
人の子を抱え、スタコラサッサと祠を出る。
「……ねえ、ハヤブサ」
三人で森の空に飛び上がってから、カリガネが言った。
「キミは、その子に何を思うの?」
カリガネが歌を聞きたいと思ったように。ノスリが、「ありがとう」って言ってもらいたいと思ったように。
ボクは――。
「別に。こうして空を飛ぶのに担ぐのも面倒だから、サッサと元気になって、自分の里に帰ればいいのにって思ってる」
空を飛ぶのにも、こうしていちいち抱き上げなきゃいけない。こんな面倒な人の子なんて、いなくなればいい。妹なんていらない、元の普通な生活に戻ればいい。
そう思うことにした。
笑ったのか、ただ息をしただけなのか。よくわからない音が、薄暗い岩屋のなかに響く。
カリガネが人の子を診せたいと連れてきたのは、森の奥深くに暮らす、イヒトヨさまの祠だった。
イヒトヨさまは、ボクのじいさまのじいさまの、そのまたじいさまのじいさまのじいさまが生まれた頃から森で暮らしてるとか、元々は神様にお仕えしていたとか、いろんなことがウワサされる、とんでもなく長生きな鳥人族。
「そうじゃな。この女の子の喉は、どこも悪くなっとらん」
どれだけ生きてるのか、誰も知らないほど長生きなイヒトヨさま。そのしわがれた手が、人の子の喉を何度もなぞる。
「じゃあ、ボクたちとしゃべりたくないから黙ってるんですか?」
「それは違う。ほれ――」
「ーー! ーー―ー!」
グッと押さえつけられた喉。息が出来なくなった人の子が、苦しげにもがき、しわがれた手を振りほどく。
「今のでわかるじゃろ。この子は息はするが、音は出しとらん。普通なら首を押さえられれば、『ガッ』とか『グッ』とか音がもれる」
「た、たしかに」
今も喉を押さえ、何度も何度も息をくり返すけど、ヒューヒューと、風の音しかあふれていない。
「でも、どうしてそんなことに」
「それは、ワシにもわからん。ただ、どうしようもなくつらいことが、この女の子の身の上に降りかかったんじゃろうなあ」
イヒトヨさまが、羽根の薄くなった翼を震わせた。
「かわいそうに。砕けた心が喉に詰まって、声を出せんのじゃ」
砕けた心が喉に。
「じゃ、じゃあ、その砕けた心を取り除いたら、またしゃべりだすのか?」
ノスリがたずねる。
カゼをひいて、喉が痛くて声が出ないのなら、ハチミツを舐めて治す。けど、砕けた心がふさいだ声は、どうやったら治せる?
「わからん。心なぞ、取り除くこともできなければ、もとに戻してやることもできぬ。起きてしまった出来事は、なかったことにはできぬからのう」
「そんな……」
「心の傷が癒えれば、また喋るようになるかもしれんが、こればかりはどうにもわからん」
「じゃあ、ずっとこのままなのかよ?」
「それもわからん。明日にでも喋るようになるかもしれんし、一生このままかもしれん」
イヒトヨさまが、深く息を吐いて、シワに埋もれかけた目を、何度もしばたたかせた。
「神ならざる身で、わかることはそれだけじゃ。もどかしいが、治してやることもできん」
神代から生きてる(かもしれない)、叡智に富んだイヒトヨさまでも無理なことがあるのか。
驚きと落胆を三人で交わし合う。
「ぬしら、ワシを全知全能とでも思っておったか?」
イヒトヨさまの口角が、ニッと持ち上がった。
「ワシはなあ、ちょっと長く生きただけのババじゃて。神様方から見たら、……そうじゃのう。尻に卵のカラを付けた、頼りないひよっ子じゃよ。ヒョヒョヒョヒョヒョ」
イヒトヨさまが、歯の少ない口を開けて笑う。
「なあ、イヒトヨさまでひよっ子だとするとさ、ボクたちって、神様から見たら、何なんだろうな」
「巣に産み落とされた卵?」
「生まれてもねえのかよ」
「ヒョヒョヒョ、そう残念がらずともよい。卵から生まれてもないお主らは、まだ世の中というものを知らぬ、無垢なる存在じゃ。ゆえに、臆病でもあり、大胆でもある。もしかしたら、そのような者こそ、この女の子の心を治す道を見つけることができるかもしれぬて」
「本当ですか?」
カリガネが食いつく。
「カリガネ、お前……」
「惚れたのか?」
「違うよ。僕は、一度でいいから、人の声ってやつを聞いてみたいんだ。人って、鳥や獣と違って、どんなふうに鳴くのか、気になるんだよ」
「それは……」
「普通……なんじゃないのか?」
ノスリと顔を見合わせる。
人の子っていっても、姿形は翼があるかないか、それだけの差しかないし。
「ええーっ。でも人は〝歌う〟って聞いたよ? ね、イヒトヨさま」
カリガネが、イヒトヨさまに加勢を願う。イヒトヨさまが「うむ」と頷く。
「歌って、ようするに、鳥の〝さえずり〟でしょ? だったら、それがどんなものか、さえずりとどう違うのか、聞いてみたいじゃないか」
「ホント、知りたがりだよなカリガネは」
「な」
ノスリと共感しあい、ともに頷く。
「そういうノスリは何か、この子にないの?」
「うえっ!? オイラっ!?」
驚いたノスリが自分を指差すと、カリガネがウンと頷いた。
「オイラは別に……、そうだなぁ。さっき、この子がオイラからじゃ見向きもしなかったのに、ハヤブサからだと美味そうに食べたのが気に食わねえから、いつかオイラがあげたやつでも『おいしい』『ありがとう』って笑ってくれたらうれしい」
「なんだよ、それ。ボクに対する挑戦か?」
人の子ウンヌンではなく。
「負け嫌いだよね、ノスリって」
「一番体が小さいくせに」
「うるさいなあ。年下なんだからしょうがないだろ。今に見てろよ、オレはハヤブサよりもカリガネよりも、誰よりもデカくなってやるからな」
「ええ~、それは無理だよ。ハヤブサはともかく、僕まで抜くのは無理だよ」
「こら、なんでボクは抜かれる前提なんだ」
「だって、ハヤブサは、ノスリよりちょっと大きいだけじゃないか」
「だからって、ボクだってこれからもっと大きくなるんだからな!」
ノスリが背伸びをすれば、ボクもつま先で立つ。ノスリが翼を広げれば、ボクも負けじと羽根を広げる。カリガネは僕らの頭の上で、背を計るように、手をヒラヒラと動かす。
「えーい。やかましいわ。話が終わったのなら、とっとと祠から出てゆかぬか!」
イヒトヨさまの一喝。
「すみませ~ん」
人の子を抱え、スタコラサッサと祠を出る。
「……ねえ、ハヤブサ」
三人で森の空に飛び上がってから、カリガネが言った。
「キミは、その子に何を思うの?」
カリガネが歌を聞きたいと思ったように。ノスリが、「ありがとう」って言ってもらいたいと思ったように。
ボクは――。
「別に。こうして空を飛ぶのに担ぐのも面倒だから、サッサと元気になって、自分の里に帰ればいいのにって思ってる」
空を飛ぶのにも、こうしていちいち抱き上げなきゃいけない。こんな面倒な人の子なんて、いなくなればいい。妹なんていらない、元の普通な生活に戻ればいい。
そう思うことにした。
0
あなたにおすすめの小説
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
わたしの婚約者は学園の王子さま!
久里いちご
児童書・童話
平凡な女子中学生、野崎莉子にはみんなに隠している秘密がある。実は、学園中の女子が憧れる王子、漣奏多の婚約者なのだ!こんなことを奏多の親衛隊に知られたら、平和な学校生活は望めない!周りを気にしてこの関係をひた隠しにする莉子VSそんな彼女の態度に不満そうな奏多によるドキドキ学園ラブコメ。
冒険者ではない、世界一のトレジャーハンターになる!
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞参加作」宝船竜也は先祖代々宝探しに人生を賭けるトレジャーハンターの家に生まれた。竜也の夢は両親や祖父母のような世界1番のトレジャーハンターになる事だ。だが41年前、曾祖父が現役の時代に、世界に突然ダンジョンが現れた。ダンジョンの中でだけレベルアップしたり魔術が使えたりする上に、現れるモンスターを倒すと金銀財宝貴金属を落とす分かって、世は大ダンジョン時代となった。その時代に流行っていたアニメやラノベの影響で、ダンジョンで一攫千金を狙う人たちは冒険者と呼ばれるようになった。だが、宝船家の人たちは頑なに自分たちはトレジャーハンターだと名乗っていた。
ハピネコは、ニャアと笑う
東 里胡
児童書・童話
第3回きずな児童書大賞 奨励賞受賞
目が覚めたら昨日だった。知ってる会話、見覚えのあるニュース。
二度目の今日を迎えた小学五年生のメイのもとに、空から黒ネコが落ちてきた。
人間の言葉を話し魔法を使える自称ハッピーネコのチロル。
彼は西暦2200年の未来から、逃げ出した友達ハピネコのアイルの後を追って、現代にやってきたという。
ハピネコとは、人間を幸せにするために存在する半分AIのネコ。
そのため、幸せの押し付けをするチロルに、メイは疑問を投げかける。
「幸せって、みんなそれぞれ違うでしょ? それに、誰かにしてもらうものじゃない」
「じゃあ、ボクはどうしたらいいの? メイのことを幸せにできないの?」
だけど、チロルにはどうしても人間を幸せにしなければいけないハピネコとしての使命があって……。
幼なじみのヒューガ、メイのことを嫌うミサキちゃんを巻き込みながら、チロルの友達アイルを探す日々の中で、メイ自身も幸せについて、友達について考えていく。
表紙はイラストAC様よりお借りしました。
モブの私が理想語ったら主役級な彼が翌日その通りにイメチェンしてきた話……する?
待鳥園子
児童書・童話
ある日。教室の中で、自分の理想の男の子について語った澪。
けど、その篤実に同じクラスの主役級男子鷹羽日向くんが、自分が希望した理想通りにイメチェンをして来た!
……え? どうして。私の話を聞いていた訳ではなくて、偶然だよね?
何もかも、私の勘違いだよね?
信じられないことに鷹羽くんが私に告白してきたんだけど、私たちはすんなり付き合う……なんてこともなく、なんだか良くわからないことになってきて?!
【第2回きずな児童書大賞】で奨励賞受賞出来ました♡ありがとうございます!
ナナの初めてのお料理
いぬぬっこ
児童書・童話
ナナは七歳の女の子。
ある日、ナナはお母さんが仕事から帰ってくるのを待っていました。
けれど、お母さんが帰ってくる前に、ナナのお腹はペコペコになってしまいました。
もう我慢できそうにありません。
だというのに、冷蔵庫の中には、すぐ食べれるものがありません。
ーーそうだ、お母さんのマネをして、自分で作ろう!
ナナは、初めて自分一人で料理をすることを決めたのでした。
これは、ある日のナナのお留守番の様子です。
その付喪神、鑑定します!
陽炎氷柱
児童書・童話
【第1回きずな児童書大賞、優秀賞受賞】
『彼女の”みる目”に間違いはない』
七瀬雪乃は、骨董品が大好きな女の子。でも、生まれたときから”物”に宿る付喪神の存在を見ることができたせいで、小学校ではいじめられていた。付喪神は大好きだけど、普通の友達も欲しい雪乃は遠い私立中学校に入ることに。
今度こそ普通に生活をしようと決めたのに、入学目前でトラブルに巻き込まれて”力”を使ってしまった。しかもよりによって助けた男の子たちが御曹司で学校の有名人!
普通の生活を送りたい雪乃はこれ以上関わりたくなかったのに、彼らに学校で呼び出されてしまう。
「俺たちが信頼できるのは君しかいない」って、私の”力”で大切な物を探すの!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる