信州観劇日記

ことい

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県内いろいろ

『男女、そして、アコーディオン』ヤングエイジプロデュース(森の休息 カフェ・キッチンカー、長野県大町市) 2025/7/20

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私、本来の「知人の舞台を見に行く」としてお邪魔する。

過去、麻倉の演劇まつりのワークショップでご一緒になった(相対的)若者の晴れ姿。
仲田さんが講師の時の演目ではどちらかと言えば単語のラリーで、緊張を紛らわすためもあって無心になるべく、ギリギリまで台詞のキャッチボールをしてた…のが、懐かしい。今回も男女のやり取りではあるのだけど、それなりの長さもあってこなしてた。なんせ真面目な人らでもあり、所作とかも真摯に作り込んでたっぽい
確か、数年前の即興のワークショップのとき二人かどちらかは参加していて、ちゃんと「地元の人だな」…って記憶もある。それが、こんなに立派になって‥って。
オバチャンは嬉しい。

賀茂エイジさんと組んだのは ほしのしほさんで私は麻倉とindependentでお見かけしている。あの不思議な安定感と艶っぽさ。男子を掌で転がす感じが、まぁ良かった。…ってネタバレか?最後まで見て、思い返すと「そういうこと?」みたいな余白があるのも好み。

どちらも男女ってことで、やり方によっては重くも出来そうな台本な気もした…が、なんか寄り添う余地があるっていうか、それも素直に受け止められた。演者なり座組としての初演らしい初々しさと暖かみがあったんでないかと思う。

アコーディオンも程良くて、軽さというか暖かさというか、劇中に色を添える感じにホッコリした。

あと肉巻きオニギリと目玉焼きのお食事。普通に美味しくてね。その上での作品と結びつける心遣いが良かった。
アーケード商店街の長屋らしい長細い客席。他にも面白いことが出来そうな気もする。

7/20 13:00からの当日券も少し出る様子。次の回の盛況を、そして、これ以降もこの場が続きますように。
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