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02 素晴らしい思い付き
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「婚約の証だ。遠慮なく受け取れ」
貰える物はいただくけれど、「戦利品だ、持って行け」みたいに言われましても、どう反応していいか困る。
それに、求めてはいないが、もう少しムードとか、接し方とか、甘くしようとは思わないのか。求めてはいないけれど。
「……ありがとうございます。勉強不足で指輪も必要とは存じ上げませんでした。私も、ご用意いたします」
婚約は、誓約書にサインして終わりかと思っていたのに、面倒だ。宝石商を手配しなくてはならない。
「いや、俺には贈らなくていい。仕事中は、つけられないからな」
それもそうだ。剣を握る時に邪魔になるだろう。
「それでは、他の物を贈らせてください。観劇や演奏会でも結構です。私が個人的に提供できることもありますから、ご検討ください」
「……考えておく」
顎に手をやり、何やら難しい顔をしてしまった。余計なことを提案して、悩ませてしまっただろうか。
欲しい物は自分で買える人だから、手作りの方が喜ぶかもしれない。私の作った物など欲しくはないだろうが、誠意は見せよう。
「何でもいたしますわ」
ハンカチに刺繍してもいいし、楽器の演奏もそれなりにできる。指輪とは釣り合いが取れないかもしれないが、そもそも私のすることに、そこまでの価値はない。
「……っ!」
「お顔が赤いようですが、具合でも?」
「な、何もない! 君は、言葉の遣い方を学ぶべきだ!」
怒られてしまった。模範的な淑女を演じているのに、何が不満なのだろう。
動揺する彼を制するかのように、ドアがノックされた。
「失礼いたします。ソフィです。お呼びでしょうか」
(呼びましたとも!)
鈴のような声がして、妹が現れた。十五歳になるソフィは、知識も教養もあり、人付き合いも上手なので学内の人気も高い。
「来てくれて嬉しいわ。一緒にお茶をしない?」
「よろしいのですか? お邪魔になるのでは?」
「いや、ソフィ嬢がいてくれると助かる」
落ち着きを取り戻したラウル様は、まるで別人のように、優しくソフィに話しかけた。毎度のことだが、あからさまに態度が違う。
初めの頃は傷付いたりもしたが、もう慣れた。婚約者だからといって、良い関係を築いていけると、安易に考えていた私が愚かなのだ。期待しなければ、苦しむこともない。
そう、私は、彼に愛されることを諦めた。
こうやって物思いに耽っている間も、ラウル様は絶好調だ。人気の芝居や、本の話題を次々に繰り出し、ソフィを喜ばせている。私はそれを眺めているだけ。彼は、妹と話すために来ているようだ。
(……ああ、ソフィがお目当てだったのね)
そんな気はしていたのだが、この時、ハッキリと分かった。未来の旦那様が、妹に懸想するのはショックではあるが、行動の謎も解けた。
(それなら、婚約者を交代すればいいのに)
彼が求めているのは婿という立場なのだから、このまま無理に話を推し進めるより、妹に鞍替えしたほうがよいのではないか。
(……それ、いいんじゃない!?)
その瞬間、無数の花びらが頭の中を舞い散り、精霊のコーラスが聴こえるような幸福感に包まれた。
このような気付きを得るとは、神のお導きに違いない。やはり、神殿に縋ったのは間違いではなかった。うまくいけば、私の幸せな結婚も夢ではないかもしれない。
「先ほどから様子がおかしいが、どうかしたか?」
貴族令嬢の嗜みで、表情は変えていないのに、変なところで勘が鋭いのだから侮れない。
「ご心配をおかけして申し訳ありません。体調が優れないようですので、中座してもよろしいでしょうか」
「仕方がないな。部屋まで送ろう」
残念そうな顔をして立ち上がるが、親切な姿をソフィに見せて、好感度をあげようという魂胆だろう。
だが、これ以上、彼の毒を浴びると、本当に具合が悪くなるから勘弁して欲しい。
「ナタリーがおりますので、お構いなく。ソフィ、私の代わりにお相手して差し上げて」
「はい、お姉様」
早く作戦を練りたくて、有頂天で立ち上がった瞬間、バランスを崩してしまった。
「あっ」
(しまった、調子に乗りすぎた!)
高価なティーセットに激突してしまうと目を閉じたとき、柔らかい物に受け止められた。
「危なかったな」
恐る恐る目を開くと、ラウル様の胸がある。何ということだ、抱きしめられているではないか。殿方に免疫のない私は、気絶できる自信があるぞ。
「歩くのは無理だ。俺が運ぼう」
「……お構いなく。一人で歩けます」
(と言っているのに、おい)
人の話を聞かない彼は、私をお姫様抱っこすると、ゆっくりと歩き出した。振動を与えないようにという、気遣いを感じる。
「重くてすみません」
「全くだ。俺の首に手を回してくれ」
「は、はい」
確かに、私から抱きつけば安定するだろうが、密着度が、ものすごいことになってしまうので躊躇する。
無駄に美しいお顔が近いし、ラウル様に私の鼻息が当たるのは恥ずかしい。しかし、部屋まで息を止めたら、天国の門を叩いてしまう。
「どうした?」
挙動不審の私に気付いた彼が顔を近付けようとするから、咄嗟に両手で顔を覆う。
「すみません。こういうこと、初めてで、その、どのようにすればよいのか、困惑しております」
その瞬間、ラウル様の腕に力が入ったのが分かった。そっと指の間から見上げると、顔を真っ赤にしている。
「……そのままでいい」
そう言うと、さらに速度を落として、部屋に送ってくれた。
行動のおかしな私を見て、幻滅させたかもしれないが、そもそも好感度がゼロなのだ。失う物は何もない。
*~*~*~*~
ラウル様は、あの後、すぐに帰られたとナタリーが教えてくれた。
ソフィと親交を深めるチャンスだったのに、もったいないことをする人だ。まあ、そんなことはどうでもいいが。
婚約者チェンジの可能性を見出した私は、得意の妄想力を爆発させることにした。
貰える物はいただくけれど、「戦利品だ、持って行け」みたいに言われましても、どう反応していいか困る。
それに、求めてはいないが、もう少しムードとか、接し方とか、甘くしようとは思わないのか。求めてはいないけれど。
「……ありがとうございます。勉強不足で指輪も必要とは存じ上げませんでした。私も、ご用意いたします」
婚約は、誓約書にサインして終わりかと思っていたのに、面倒だ。宝石商を手配しなくてはならない。
「いや、俺には贈らなくていい。仕事中は、つけられないからな」
それもそうだ。剣を握る時に邪魔になるだろう。
「それでは、他の物を贈らせてください。観劇や演奏会でも結構です。私が個人的に提供できることもありますから、ご検討ください」
「……考えておく」
顎に手をやり、何やら難しい顔をしてしまった。余計なことを提案して、悩ませてしまっただろうか。
欲しい物は自分で買える人だから、手作りの方が喜ぶかもしれない。私の作った物など欲しくはないだろうが、誠意は見せよう。
「何でもいたしますわ」
ハンカチに刺繍してもいいし、楽器の演奏もそれなりにできる。指輪とは釣り合いが取れないかもしれないが、そもそも私のすることに、そこまでの価値はない。
「……っ!」
「お顔が赤いようですが、具合でも?」
「な、何もない! 君は、言葉の遣い方を学ぶべきだ!」
怒られてしまった。模範的な淑女を演じているのに、何が不満なのだろう。
動揺する彼を制するかのように、ドアがノックされた。
「失礼いたします。ソフィです。お呼びでしょうか」
(呼びましたとも!)
鈴のような声がして、妹が現れた。十五歳になるソフィは、知識も教養もあり、人付き合いも上手なので学内の人気も高い。
「来てくれて嬉しいわ。一緒にお茶をしない?」
「よろしいのですか? お邪魔になるのでは?」
「いや、ソフィ嬢がいてくれると助かる」
落ち着きを取り戻したラウル様は、まるで別人のように、優しくソフィに話しかけた。毎度のことだが、あからさまに態度が違う。
初めの頃は傷付いたりもしたが、もう慣れた。婚約者だからといって、良い関係を築いていけると、安易に考えていた私が愚かなのだ。期待しなければ、苦しむこともない。
そう、私は、彼に愛されることを諦めた。
こうやって物思いに耽っている間も、ラウル様は絶好調だ。人気の芝居や、本の話題を次々に繰り出し、ソフィを喜ばせている。私はそれを眺めているだけ。彼は、妹と話すために来ているようだ。
(……ああ、ソフィがお目当てだったのね)
そんな気はしていたのだが、この時、ハッキリと分かった。未来の旦那様が、妹に懸想するのはショックではあるが、行動の謎も解けた。
(それなら、婚約者を交代すればいいのに)
彼が求めているのは婿という立場なのだから、このまま無理に話を推し進めるより、妹に鞍替えしたほうがよいのではないか。
(……それ、いいんじゃない!?)
その瞬間、無数の花びらが頭の中を舞い散り、精霊のコーラスが聴こえるような幸福感に包まれた。
このような気付きを得るとは、神のお導きに違いない。やはり、神殿に縋ったのは間違いではなかった。うまくいけば、私の幸せな結婚も夢ではないかもしれない。
「先ほどから様子がおかしいが、どうかしたか?」
貴族令嬢の嗜みで、表情は変えていないのに、変なところで勘が鋭いのだから侮れない。
「ご心配をおかけして申し訳ありません。体調が優れないようですので、中座してもよろしいでしょうか」
「仕方がないな。部屋まで送ろう」
残念そうな顔をして立ち上がるが、親切な姿をソフィに見せて、好感度をあげようという魂胆だろう。
だが、これ以上、彼の毒を浴びると、本当に具合が悪くなるから勘弁して欲しい。
「ナタリーがおりますので、お構いなく。ソフィ、私の代わりにお相手して差し上げて」
「はい、お姉様」
早く作戦を練りたくて、有頂天で立ち上がった瞬間、バランスを崩してしまった。
「あっ」
(しまった、調子に乗りすぎた!)
高価なティーセットに激突してしまうと目を閉じたとき、柔らかい物に受け止められた。
「危なかったな」
恐る恐る目を開くと、ラウル様の胸がある。何ということだ、抱きしめられているではないか。殿方に免疫のない私は、気絶できる自信があるぞ。
「歩くのは無理だ。俺が運ぼう」
「……お構いなく。一人で歩けます」
(と言っているのに、おい)
人の話を聞かない彼は、私をお姫様抱っこすると、ゆっくりと歩き出した。振動を与えないようにという、気遣いを感じる。
「重くてすみません」
「全くだ。俺の首に手を回してくれ」
「は、はい」
確かに、私から抱きつけば安定するだろうが、密着度が、ものすごいことになってしまうので躊躇する。
無駄に美しいお顔が近いし、ラウル様に私の鼻息が当たるのは恥ずかしい。しかし、部屋まで息を止めたら、天国の門を叩いてしまう。
「どうした?」
挙動不審の私に気付いた彼が顔を近付けようとするから、咄嗟に両手で顔を覆う。
「すみません。こういうこと、初めてで、その、どのようにすればよいのか、困惑しております」
その瞬間、ラウル様の腕に力が入ったのが分かった。そっと指の間から見上げると、顔を真っ赤にしている。
「……そのままでいい」
そう言うと、さらに速度を落として、部屋に送ってくれた。
行動のおかしな私を見て、幻滅させたかもしれないが、そもそも好感度がゼロなのだ。失う物は何もない。
*~*~*~*~
ラウル様は、あの後、すぐに帰られたとナタリーが教えてくれた。
ソフィと親交を深めるチャンスだったのに、もったいないことをする人だ。まあ、そんなことはどうでもいいが。
婚約者チェンジの可能性を見出した私は、得意の妄想力を爆発させることにした。
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