クラスで一人だけ男子な僕のズボンが盗まれたので仕方無くチ○ポ丸出しで居たら何故か女子がたくさん集まって来た

pelonsan

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表紙を開けばセル画が付いてる!? 集え! 漫画部!?

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「カリに引っ掛かるように糸を結んで垂らした先に針を付けて その針で色んなものを釣り上げるんです! 快楽天とかLOとかオナホとか色々頑張って釣り上げてましたよ!」
「何で そんなのが落ちてるのよ!」
「部費で買ってました!」
「んっ! 正式な部だった!!」

 当然である。
 不真面目な部活動など あってはならない。

「……何か、竿乃君のチンポの力の源を聞かされた気がするわ……」
「まぁ、途中で気持ち良くなっちゃって射精大会に なっちゃうんですけどね!」
「何だか それを聞いただけじゃ同音異義語の写生大会ってなって普通に学校行事にしか思えないわね。竿の手入れとか写生大会とか……男子校だと こうも意味合いが変わるのかしら」

 まるで他の意味合いが あるような言い方を 助平すけひら 睦莉むつり は してみせる。
 竿の手入れも射精大会も これ以外に ある訳も無いのにだ。

「そ、そうなんだ。……ま、まぁ それは それとして……何か興味ある部とか ある? 釣り部にする?」
「釣り部あるんですか!?」
「あるわよ。ちゃんと釣り堀もあるし。竿は がま〇つが揃ってるそうよ」

 マーク2まで揃っているらしい。
 だが、快楽天やLOが釣れなければ意味が無いのでは?

「そうなんですね。でも、折角ですし他の部も見てみたいですね」
「そっか、じゃあ他に興味ある部とか……」
「うーん、そうですね。……水泳部とか、新体操部とか……一緒の部室で過ごしたいですね」
「あっ、はい」

 助平すけひら 睦莉むつり から突き付けられる視線が痛い。
 どこか、選択肢でも間違えただろうか。
 好感度上がりまくりルートまっしぐらのイメージしか無いのだが。

「わ、分かったわ。じゃあ、どっち先に行く? 水泳部? 新体操部?」
「これは、悩みどころだなぁ。……そうですね、ここは一つ竿占いと行きますか」
「竿占い?」

 助平すけひら 睦莉むつり は首を傾げた。
 かの有名な竿占いを知らずとは甚だイカんである。

「はい! この勃起してる竿が右に倒れたら水泳部、左に倒れたら新体操部に行きましょう!」
「わ、分かったわ」
「んっ! 竿占ーい! 右かな? 左かな? んっ、どっち!?」

 そう言って僕は上向きの竿を左右に振る。

「す、凄いわ竿乃君! チンポが電動バイヴじゃなくて……メトロノームみたいに!」
「んーん! ……んっ、どっちっ!?」

 竿は、━━ 上を向いたままだ!

「ただの勃起! ただの勃起じゃないの!!」
「びんびんで申し訳無い」
「凄い反り上がりに免じて許して上げるわ」

 許された。
 やはり直立不動は謝罪の基本である。
 直立不動には誠実さが如実に表れるのだ。
 ここで、助平すけひら 睦莉むつり が何かを思い出したかのように手を叩く。

「あっ、そうだ。上向きと言えば上の教室に漫画部が あるわよ」
「漫画部ですか? へー、何か興味深いですね」
「行ってみる?」
「行きましょう!」

 と言う訳で、助平すけひら 睦莉むつり に伴われ漫画部へと向かう。
 階段を上って端っこの教室だ。
 僕は漫画部のドアを勢い良く開ける。

「わたしが来た!」

 部室内に居たのは三人の女子だ。
 皆一様に ぎょっとした目で僕を見ている。
 そんな三人へのフォローを するように 助平すけひら 睦莉むつり も部室内に顔を出す。

「こんにちはー、ちょっと部活見学良いですか?」
「あっ、助平すけひらさん」
虎ノ穴とらのあなさん、転校生の竿乃君がさ、漫画部に興味あるみたいで ちょっと見学させて貰って良い?」
「……そ、そうなんだ……」

 三人の反応は薄いが その視線は一点に注がれている。
 僕の竿だ。
 虎ノ穴とらのあなと呼ばれた女子以外の二人が何やら ひそひそと話をしている。

「それじゃ、竿乃君。ちょっと見学させていただきましょう」
「はい! よろしくお願いします!」

 僕は 助平すけひら 睦莉むつり と共に部室内へと お邪魔する。
 そこで、虎ノ穴とらのあなと呼ばれた女子が自己紹介を兼ねて挨拶をして来た。

「は、は、初めまして、竿乃君……よね。わ、わたしは漫画部の部長の 虎ノ穴とらのあな 芽論めろん でしゅ……です。ふ、二人とはクラスは別だけど同級生ね」
「どうも初めまして、竿乃玉之助です。以後お見知りおきを……」

 僕は深々と頭を下げる。
 初対面の相手に無礼で あってはいけない。
 だが、それに反して僕の竿頭は威風堂々と直立したままだ。
 慇懃無礼は許して欲しい。

「あ、インキンでは無いですよ」
「そ、それは良かったですね……」

 虎ノ穴とらのあな 芽論めろん のスカートは学級委員である 助平すけひら 睦莉むつり の それよりも丈が長かった。
 膝が ぎりぎり見えるくらいだろうか。
 眼鏡も掛けており、一見地味な見た目だと思いきや僕の竿に反応があった。
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