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第一話
第一話 神崎若葉 キグジョ誕生! ①
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ねえ、ちょっと聞いてよ!
昔の偉い人がこう言ったのを知ってる!?
――青春は人生で一度しかない。
ですって!
でも私はそんなの認めない!
生きている限り、何度でも青春は訪れるものと信じてる。
だってそうじゃなきゃ不公平だもの。
なぜなら私の青春は……。
着ぐるみとともに始まってしまったんだから――
◇◇
私の名前は神崎 若葉(かんざき わかば)。花も恥じらう十五歳。
この日は、今までの人生でもっともワクワクする日。
だって……。
――諸君! 入学おめでとう! ようこそ、坂戸北高校へ!
校長先生から祝辞が述べられたこの瞬間、私は念願の高校生になったのだから!
どんなにこの瞬間を待ちわびたことか。
千年の眠りから目覚めたお姫さまって、こんな心境だったに違いないと思う。
「ふっふふーん! 私の青春はここから始まるのね!!」
鼻歌まじりに散り始めた桜の下で小躍りすると、この日を迎えるために、川越のおしゃれな美容室で整えた、きれいなシルエットのボブがさらさらとなびいた。
初めての通学路。
雲ひとつない青空。
一緒に下校する親友たち。
そしてこれから始まる夢のような三年間……。
この時は、すべてがきらきらと輝いていたのだった――
………
……
入学式終了後、自宅のマンションの前で一人になった私は、素早く周りを確認した。
「よし! 誰もいない!」
そうつぶやいて、すぐさま制服のポッケにしのばせておいたメモを取り出す。
するとひとりでに顔がにやけていった。
それは「高校生になったらやりたいこと」が書かれてメモだ。
辛い受験勉強中に何度も読み返しなが自分を励ましてきたのは、今となっては良い思い出である。
そして今日、晴れて高校生になったところで、自分に言い聞かせるためにもう一度読み上げたのだった。
「高校生になったら絶対にやりたいこと! 恋、おしゃれ、お化粧、カフェ巡り、みんなでテーマパーク……」
そして最後に書かれているのは……。
「アルバイト!」
もちろん好きなことを全部やるにはお金がかかる。
だからアルバイトでお金を稼ぎたいという気持ちは強い。
でもそれ以上に、アルバイトを通じて私は『青春』がしたいのだ!
アルバイトをするのに寛容な高校を選んで、受験勉強を頑張ってきたのもこのためだ。
憧れの先輩におしゃれを教えてもらったり、後輩にいろいろな仕事を教えたり、もしかしたら職場恋愛なんてことも……。
「くぅーっ! すっごい楽しみ!」
胸がぎゅっと締め付けられるような心地良い痛みは、体をピョンと飛び跳ねさせる。
そして小鳥になった気分で、スキップしながら家の中へと入っていった。
それなのに……。
私の青春の始まりは、思い描いていたものとかけ離れたものになろうとは――
◇◇
入学式からちょうど一ヶ月たった、ゴールデンウィークのある日。
地元の『南坂戸駅北口商店街』では、毎年恒例のビックイベントが開催されることになった。
それが、フリーマーケットだ。
商店街の駐車場を兼ねた、灰色一色のコンクリートが続く広いイベント会場に、所狭しと商品が並べられ、売りたい人と買いたい人が入り混じって大いに賑わう。
私も去年までは「買う側」として、楽しみにして参加していたものだ。
しかし、今年は「買う側」でもなければ「売る側」でもなく、なんとフリーマーケットを「運営する側」なのだから自分でも驚きだ。
そう……。
いよいよアルバイトのデビューを、フリーマーケット会場で迎えることになったのだ。
それはイベントのわずか三日前のこと。
南坂戸駅北口商店会の会長を務めているパパの神崎 大吾(かんざき だいご)に、
――おい! 若葉! アルバイトしたいんだってな! だったら今度の商店街のフリーマーケットで手伝ってほしいことがあるんだがやるかい?
と、誘われたのがきっかけだった。
始まったばかりの高校生活に慣れるのがやっとで、アルバイトどころでなかった私。
パパからの誘いに思わず飛び跳ねて喜びをあらわにすると、内容を確認もせずに二つ返事で「うん!」と受けてしまった。
まさか、それが失敗の始まりだったとは……。
だけど、もともと乗せられやすい性格とは言え、それを差し引いても有頂天になっていたのは仕方ないと思う。
なぜなら生まれて初めてのアルバイトなのだから……。
どんな出会いが待っているんだろう。
私の『青春』の第一歩が待ち受けているに違いない。
もし過去にさかのぼれるなら、そんな風に浮かれている自分を全力で止めてあげたい。
もちろん未来からやってきた自分に出会うはずもなく、日に日に期待は膨らんでいった。
――私、初めてバイトするの! 見られるのが恥ずかしいからフリーマーケットに来ないでね!
と、親友のたまちゃんとマユに話していたのだが、当然ながらこれは「ぜったいに来てね!」という言葉の裏返しだ。
その証拠に前日の夜中まで、スマホで「明日はフリーマーケットだからね! 私を探しちゃダメだよ!」と何度も彼女たちに念を押し続けていたのだから、自分でもお調子者の性格に呆れてしまう。
こうして胸がはちきれんばかりに高鳴る中、イベント広場から少し離れた場所に設置されたフリーマーケットの運営本部へと足を運んだのだった。
……が、しかし。
「おうっ、若葉! よく来たな! おまえにやって欲しい仕事はコレだ!」
笑顔でそう告げてきたパパが、目の前に置いたのは……。
なんと、ゆるキャラ『りゅっしー』の着ぐるみだった――
ニコニコと愛くるしい笑顔をした薄い緑色のドラゴン。
その大きな頭に自分の顔を並べたパパは、同じように満面の笑みを浮かべている。
いつもの私なら、ドンと胸を叩いて、
――どーんと、若葉におまかせあれ!
と、古めかしい決め台詞を高らかと宣言して、どんな頼みごとでも引き受けてしまうだろう。
……が、この時ばかりは事情が違っていた。
「ええええっ! こんなの聞いてない! ぜぇぇったいに嫌!!」
まるで火山が噴火したように、顔を真っ赤にして怒る私。
そんな私をなだめるように、パパが両手を合わせている。
「そう言うな、若葉! りゅっしーにはお前が一番合うと思ったんだ! 頼むよ!」
「ダメ! ぜったいにダメ! パパの頼みだからって、こればっかりはぜったいにやりません!!」
どうやらパパだけではなく、商店街の人たちはみんな私に淡い期待を寄せていたのだろう。
パパの後ろに集まっている彼らの表情からは落胆の色が感じられた。
生まれた頃からお世話になっている彼らの視線は、胸に突き刺さるような痛みを伴う。
でもそんな顔されたって、嫌なものは嫌だもの。
だって、フリーマーケット会場での「アルバイトやってくれ」って言われたら、ビラ配りとか、会場清掃を想像するのが普通だと思わない!?
それなのに、会場につくなり頼まれた仕事が、着ぐるみの中の人!
しかも、地元の人にすら知られていない、超マイナーキャラだなんて!
「私はぜぇぇぇったいにやらないから!!」
私は駄々っ子のように、口をへの字に曲げながら「断固拒否」の姿勢を崩さなかった。
◇◇
一〇分後――
あれほど「断固拒否」の姿勢を崩さなかった私だが、結局はパパたちの情熱に押されて、りゅっしーになることを引き受けることになる。
ただ、この時は嫌で嫌で仕方なかった。
だから、心の中は分厚くて黒い雲に覆われていたの。
でも、私の青春は確かに始まっていたのよ。
だって、この時の私には信じられないかもしれないけど、今日は素晴らしい一日になるんだから――
昔の偉い人がこう言ったのを知ってる!?
――青春は人生で一度しかない。
ですって!
でも私はそんなの認めない!
生きている限り、何度でも青春は訪れるものと信じてる。
だってそうじゃなきゃ不公平だもの。
なぜなら私の青春は……。
着ぐるみとともに始まってしまったんだから――
◇◇
私の名前は神崎 若葉(かんざき わかば)。花も恥じらう十五歳。
この日は、今までの人生でもっともワクワクする日。
だって……。
――諸君! 入学おめでとう! ようこそ、坂戸北高校へ!
校長先生から祝辞が述べられたこの瞬間、私は念願の高校生になったのだから!
どんなにこの瞬間を待ちわびたことか。
千年の眠りから目覚めたお姫さまって、こんな心境だったに違いないと思う。
「ふっふふーん! 私の青春はここから始まるのね!!」
鼻歌まじりに散り始めた桜の下で小躍りすると、この日を迎えるために、川越のおしゃれな美容室で整えた、きれいなシルエットのボブがさらさらとなびいた。
初めての通学路。
雲ひとつない青空。
一緒に下校する親友たち。
そしてこれから始まる夢のような三年間……。
この時は、すべてがきらきらと輝いていたのだった――
………
……
入学式終了後、自宅のマンションの前で一人になった私は、素早く周りを確認した。
「よし! 誰もいない!」
そうつぶやいて、すぐさま制服のポッケにしのばせておいたメモを取り出す。
するとひとりでに顔がにやけていった。
それは「高校生になったらやりたいこと」が書かれてメモだ。
辛い受験勉強中に何度も読み返しなが自分を励ましてきたのは、今となっては良い思い出である。
そして今日、晴れて高校生になったところで、自分に言い聞かせるためにもう一度読み上げたのだった。
「高校生になったら絶対にやりたいこと! 恋、おしゃれ、お化粧、カフェ巡り、みんなでテーマパーク……」
そして最後に書かれているのは……。
「アルバイト!」
もちろん好きなことを全部やるにはお金がかかる。
だからアルバイトでお金を稼ぎたいという気持ちは強い。
でもそれ以上に、アルバイトを通じて私は『青春』がしたいのだ!
アルバイトをするのに寛容な高校を選んで、受験勉強を頑張ってきたのもこのためだ。
憧れの先輩におしゃれを教えてもらったり、後輩にいろいろな仕事を教えたり、もしかしたら職場恋愛なんてことも……。
「くぅーっ! すっごい楽しみ!」
胸がぎゅっと締め付けられるような心地良い痛みは、体をピョンと飛び跳ねさせる。
そして小鳥になった気分で、スキップしながら家の中へと入っていった。
それなのに……。
私の青春の始まりは、思い描いていたものとかけ離れたものになろうとは――
◇◇
入学式からちょうど一ヶ月たった、ゴールデンウィークのある日。
地元の『南坂戸駅北口商店街』では、毎年恒例のビックイベントが開催されることになった。
それが、フリーマーケットだ。
商店街の駐車場を兼ねた、灰色一色のコンクリートが続く広いイベント会場に、所狭しと商品が並べられ、売りたい人と買いたい人が入り混じって大いに賑わう。
私も去年までは「買う側」として、楽しみにして参加していたものだ。
しかし、今年は「買う側」でもなければ「売る側」でもなく、なんとフリーマーケットを「運営する側」なのだから自分でも驚きだ。
そう……。
いよいよアルバイトのデビューを、フリーマーケット会場で迎えることになったのだ。
それはイベントのわずか三日前のこと。
南坂戸駅北口商店会の会長を務めているパパの神崎 大吾(かんざき だいご)に、
――おい! 若葉! アルバイトしたいんだってな! だったら今度の商店街のフリーマーケットで手伝ってほしいことがあるんだがやるかい?
と、誘われたのがきっかけだった。
始まったばかりの高校生活に慣れるのがやっとで、アルバイトどころでなかった私。
パパからの誘いに思わず飛び跳ねて喜びをあらわにすると、内容を確認もせずに二つ返事で「うん!」と受けてしまった。
まさか、それが失敗の始まりだったとは……。
だけど、もともと乗せられやすい性格とは言え、それを差し引いても有頂天になっていたのは仕方ないと思う。
なぜなら生まれて初めてのアルバイトなのだから……。
どんな出会いが待っているんだろう。
私の『青春』の第一歩が待ち受けているに違いない。
もし過去にさかのぼれるなら、そんな風に浮かれている自分を全力で止めてあげたい。
もちろん未来からやってきた自分に出会うはずもなく、日に日に期待は膨らんでいった。
――私、初めてバイトするの! 見られるのが恥ずかしいからフリーマーケットに来ないでね!
と、親友のたまちゃんとマユに話していたのだが、当然ながらこれは「ぜったいに来てね!」という言葉の裏返しだ。
その証拠に前日の夜中まで、スマホで「明日はフリーマーケットだからね! 私を探しちゃダメだよ!」と何度も彼女たちに念を押し続けていたのだから、自分でもお調子者の性格に呆れてしまう。
こうして胸がはちきれんばかりに高鳴る中、イベント広場から少し離れた場所に設置されたフリーマーケットの運営本部へと足を運んだのだった。
……が、しかし。
「おうっ、若葉! よく来たな! おまえにやって欲しい仕事はコレだ!」
笑顔でそう告げてきたパパが、目の前に置いたのは……。
なんと、ゆるキャラ『りゅっしー』の着ぐるみだった――
ニコニコと愛くるしい笑顔をした薄い緑色のドラゴン。
その大きな頭に自分の顔を並べたパパは、同じように満面の笑みを浮かべている。
いつもの私なら、ドンと胸を叩いて、
――どーんと、若葉におまかせあれ!
と、古めかしい決め台詞を高らかと宣言して、どんな頼みごとでも引き受けてしまうだろう。
……が、この時ばかりは事情が違っていた。
「ええええっ! こんなの聞いてない! ぜぇぇったいに嫌!!」
まるで火山が噴火したように、顔を真っ赤にして怒る私。
そんな私をなだめるように、パパが両手を合わせている。
「そう言うな、若葉! りゅっしーにはお前が一番合うと思ったんだ! 頼むよ!」
「ダメ! ぜったいにダメ! パパの頼みだからって、こればっかりはぜったいにやりません!!」
どうやらパパだけではなく、商店街の人たちはみんな私に淡い期待を寄せていたのだろう。
パパの後ろに集まっている彼らの表情からは落胆の色が感じられた。
生まれた頃からお世話になっている彼らの視線は、胸に突き刺さるような痛みを伴う。
でもそんな顔されたって、嫌なものは嫌だもの。
だって、フリーマーケット会場での「アルバイトやってくれ」って言われたら、ビラ配りとか、会場清掃を想像するのが普通だと思わない!?
それなのに、会場につくなり頼まれた仕事が、着ぐるみの中の人!
しかも、地元の人にすら知られていない、超マイナーキャラだなんて!
「私はぜぇぇぇったいにやらないから!!」
私は駄々っ子のように、口をへの字に曲げながら「断固拒否」の姿勢を崩さなかった。
◇◇
一〇分後――
あれほど「断固拒否」の姿勢を崩さなかった私だが、結局はパパたちの情熱に押されて、りゅっしーになることを引き受けることになる。
ただ、この時は嫌で嫌で仕方なかった。
だから、心の中は分厚くて黒い雲に覆われていたの。
でも、私の青春は確かに始まっていたのよ。
だって、この時の私には信じられないかもしれないけど、今日は素晴らしい一日になるんだから――
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