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姉
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やはり少し寒いか。桂はエアコンのリモコンに手を伸ばし、それを付けた。そしてベッドの上で座っている春川の体に手を伸ばす。白くて、柔らかい体だ。それに小さい。
さっきは服越しにしつこく触れられた乳房だったが、今度は直接触れてくる。揉みしだくその手が器用に動く。
「あっ……。」
乳首に指が触れると、思わず声がでた。
「すごい柔らかいな。」
乳首を指でしつこく触れると、耐えるように彼女は彼の首に手を回してきた。
「押さえるな。ほら。苦しくなるぞ。」
がちがちに立っている乳首を、ぐっと指で押したり、指先でいじると彼女の頬がさらに赤くなる。
「んっ……。」
「やらしい形。ほら。がっちがち。まだ指だけどな。」
「啓治。あなたのも……。」
「早く入れたいって思ってる。でもまず一度、あんたをイかせるから。」
「やだぁ……。」
「だったら、触る?俺の……。」
彼のそれはすでに固く、ソソり上がっていた。彼女はそれに手を伸ばす。
「んっ……。」
今度は彼が声をあげた。たどたどしい手つきだが、知識できっと彼女はどこを責めれば感じるか知っている。そしてそのたどたどしさがさらに彼の射精感をもり立ててくる。やばい。まだ手なのに。
人のことは言えないな。
彼はそう思いながら、胸に置かれた手を下に持ってきた。そのわずかな茂みの奥は、もうすでに水の音がするくらい濡れている。
「すごいな。ほら。クリもビンビンに立ってるし。」
入り口を指で刷り上げると、彼女の手が一瞬止まった。
「やらしいマ○コ。ほら、もう垂れてる。指入れてないのに。」
「やだ。いわないで。啓治。そんなこと……。」
「もっと言って、か?」
「やだ。」
「ほら。こんなに濡れてきた。次から次に。ほら。どんどん濡れてきた。」
指を一本入れると、ぎゅっと締め上げてくる。言葉を言うだけで、彼女は感じるらしい。
「んっ!ああん!啓治ぃ。」
「ほら。聞いて。」
指を抜き差しすると、水の音がする。それはぐちゃぐちゃとどんどん音が激しくなっていく。
「どこが感じるか知ってる。ココな?」
指を曲げると、さらに彼女が高くあえいだ。
「ああああ!だめ。気が変になりそう!」
ついに彼女の手が止まった。もうイきそうなんだろう。彼は彼女を寝かせると、足を立てさせた。そしてそこに口を付けた。彼がねらうのは指を二本入れたそこではなくその上の固いところだった。そこに舌を這わせる。
「ん!ああああ!だめ。ああああん!」
指を抜き差しさせて、クリトリスに舌を這わせる。すると彼女の体が弓なりになってきた。
「ああああ!」
指を入れているところから、愛液が溢れる。かきだすように体を起こし、指を入れた。そのたびにぐじゅ、ぐじゅ、という音がする。そのたびに愛液が溢れてきた。
「あん!あぁん!」
「すごい。大洪水だな。濡れやすくて、嫌らしい。そういうの好き。春。好きだ。」
そういって彼はそのベッドサイドから、コンドームを取り出した。そしてそれを慣れた手つきで付けると、そのまだ愛液が溢れているところにあてがった。
「春。」
「ん……。」
「言って。どうして欲しいか。」
「ん……。」
彼女は息を切らして、体を起こす。そして彼の膝の上に乗りかかる。そして彼女の方から唇にキスをした。唇をあけて、最初から舌を絡ませた。
「ん……。んっ……。」
唇を合わせている間も、彼女はその彼のそそり立っているものに自分の濡れたところを押し当てた。そして腰を動かす。
「やばい。これも超気持ちいい。」
「入れたい?」
「やばい。逆になった。」
「私の嫌らしいマ○コに入れたい?」
「入れたい。あんたが入れるのか?」
すると彼女は少しほほえみそのゴムのついたそれを、自分の中に入れ込もうとした。だが大きくそり上がったそれは、先だけで彼女の狭い入り口をパンパンにさせる。
「きっつ……。」
こんなにきつかったか。そう彼は思いながら、彼女が入れ込む様を見ていた。
「んんんん!」
彼は彼女の倒れ込みそうな腰を支える。そしてゆっくりとそれは奥まで挿入された。
「入った……。」
「相変わらず狭いな。」
そのまま彼女は彼にもたれ掛かり、唇を重ねる。
「んっ!」
ぎこちなく腰を動かす彼女。そのたびに、その入り口から愛液が漏れて、彼の太股やシーツを濡らした。
「あん!奥に……。」
「奥にいいところがある?ほら。今度俺が突き上げてやるよ。」
そう言って彼は彼女を下から突き上げた。
「んんんん!あっ!あっ!」
「すげぇ。絞まる……。あっ!」
「啓治。啓治……。啓治でいっぱいになってる。体も、心もあなたしかない。」
「春。俺もそうだ。あんたをいつでも抱きたい。好き。好き。」
「啓治。離さないで。」
彼女はそう言うと、彼の体に手を伸ばした。
「春。離さない。」
そう言って彼は彼女の体に手を伸ばす。
そして彼女の中に入ったまま何度も体勢を変えた。その間彼女は何度も絶頂に導かれ、そして彼もゴムの中に自分を放出する。
気が遠くなるようだった。彼女はそのまま横になり、彼の体に手を伸ばす。
「啓治。」
「……化粧直さないとな。」
「……やっぱり落として帰る。」
「ばれるだろ?」
「化粧がかゆいから。」
「……だったら風呂はいる?」
「うん。そうしようかな。」
そう言う理由なら納得してもらえるだろう。彼は体を起こすと、バスルームへ向かった。そして湯船をためる。そのとき、リビングに置いてあった、彼女のバッグから着信音が聞こえた。
旦那からかもしれない。だが彼はそれを告げたくなかった。だが言わないといけないだろう。
「……春。携帯が鳴ってる。」
結局彼はそれを告げた。彼女はのろのろと体を起こした。そしてリビングへ行き携帯電話を手にする。
「ごめん。出なきゃ。」
「旦那か?」
「うん。」
彼女は通話ボタンを押すと、裸のままその電話を始めた。
さっきまで彼女は彼の腕の中にいた。だが彼女はもう旦那の応対をしている。それがやるせなかった。
彼はその体に手を伸ばす。すると彼女は耐えるように体を震わせた。
「お風呂に……入って帰ろうと思ってました。えぇ。どうしても肌がかゆくて。」
「そのままそこに泊まらないで、帰ってくるんだ。いいね?」
低めの声が聞こえる。どうしてそんなに束縛するのだろう。こんなに乳首を立たせて感じやすいこの体を放っておいたのに、今更旦那面をするのか。
そう思うと彼はその乳首に指を這わせて、激しく指を動かす。すると彼女はびくっと体を震わせた。
「はい……すいません。もう少ししたら……帰ります。それでは……。」
そう言って彼女は電話を切る。
「帰りますで、声裏がえったな。気づかれなかったかな。」
「だったらしないで。んっ……。」
「でも我慢してる方が、ほら、濡れてる。すごい。」
指をそこにいれると、さっきまで濡れ放題濡れていたところがさらに濡れる。床にその愛液が垂れてきた。
「やだ。またしたくなるから。」
「風呂でする?」
そう言って彼は指を抜くと、彼女の目の前でその濡れた指を見せてきた。
「ほら。あんたの。すごい濡れてる。手首まで濡れて。やらしいなぁ。」
「やめてよ。」
そう言って彼はその指を彼女の口の中に入れる。
「あんたの味。」
「やだ。やめてよ。」
「すげぇ。うまいから。ほら。舐めようか?」
そう言って彼は立ったままの彼女の前にひざまづくと、そこに舌を這わせた。そのたびに崩れ落ちそうな膝をこらえた。
さっきは服越しにしつこく触れられた乳房だったが、今度は直接触れてくる。揉みしだくその手が器用に動く。
「あっ……。」
乳首に指が触れると、思わず声がでた。
「すごい柔らかいな。」
乳首を指でしつこく触れると、耐えるように彼女は彼の首に手を回してきた。
「押さえるな。ほら。苦しくなるぞ。」
がちがちに立っている乳首を、ぐっと指で押したり、指先でいじると彼女の頬がさらに赤くなる。
「んっ……。」
「やらしい形。ほら。がっちがち。まだ指だけどな。」
「啓治。あなたのも……。」
「早く入れたいって思ってる。でもまず一度、あんたをイかせるから。」
「やだぁ……。」
「だったら、触る?俺の……。」
彼のそれはすでに固く、ソソり上がっていた。彼女はそれに手を伸ばす。
「んっ……。」
今度は彼が声をあげた。たどたどしい手つきだが、知識できっと彼女はどこを責めれば感じるか知っている。そしてそのたどたどしさがさらに彼の射精感をもり立ててくる。やばい。まだ手なのに。
人のことは言えないな。
彼はそう思いながら、胸に置かれた手を下に持ってきた。そのわずかな茂みの奥は、もうすでに水の音がするくらい濡れている。
「すごいな。ほら。クリもビンビンに立ってるし。」
入り口を指で刷り上げると、彼女の手が一瞬止まった。
「やらしいマ○コ。ほら、もう垂れてる。指入れてないのに。」
「やだ。いわないで。啓治。そんなこと……。」
「もっと言って、か?」
「やだ。」
「ほら。こんなに濡れてきた。次から次に。ほら。どんどん濡れてきた。」
指を一本入れると、ぎゅっと締め上げてくる。言葉を言うだけで、彼女は感じるらしい。
「んっ!ああん!啓治ぃ。」
「ほら。聞いて。」
指を抜き差しすると、水の音がする。それはぐちゃぐちゃとどんどん音が激しくなっていく。
「どこが感じるか知ってる。ココな?」
指を曲げると、さらに彼女が高くあえいだ。
「ああああ!だめ。気が変になりそう!」
ついに彼女の手が止まった。もうイきそうなんだろう。彼は彼女を寝かせると、足を立てさせた。そしてそこに口を付けた。彼がねらうのは指を二本入れたそこではなくその上の固いところだった。そこに舌を這わせる。
「ん!ああああ!だめ。ああああん!」
指を抜き差しさせて、クリトリスに舌を這わせる。すると彼女の体が弓なりになってきた。
「ああああ!」
指を入れているところから、愛液が溢れる。かきだすように体を起こし、指を入れた。そのたびにぐじゅ、ぐじゅ、という音がする。そのたびに愛液が溢れてきた。
「あん!あぁん!」
「すごい。大洪水だな。濡れやすくて、嫌らしい。そういうの好き。春。好きだ。」
そういって彼はそのベッドサイドから、コンドームを取り出した。そしてそれを慣れた手つきで付けると、そのまだ愛液が溢れているところにあてがった。
「春。」
「ん……。」
「言って。どうして欲しいか。」
「ん……。」
彼女は息を切らして、体を起こす。そして彼の膝の上に乗りかかる。そして彼女の方から唇にキスをした。唇をあけて、最初から舌を絡ませた。
「ん……。んっ……。」
唇を合わせている間も、彼女はその彼のそそり立っているものに自分の濡れたところを押し当てた。そして腰を動かす。
「やばい。これも超気持ちいい。」
「入れたい?」
「やばい。逆になった。」
「私の嫌らしいマ○コに入れたい?」
「入れたい。あんたが入れるのか?」
すると彼女は少しほほえみそのゴムのついたそれを、自分の中に入れ込もうとした。だが大きくそり上がったそれは、先だけで彼女の狭い入り口をパンパンにさせる。
「きっつ……。」
こんなにきつかったか。そう彼は思いながら、彼女が入れ込む様を見ていた。
「んんんん!」
彼は彼女の倒れ込みそうな腰を支える。そしてゆっくりとそれは奥まで挿入された。
「入った……。」
「相変わらず狭いな。」
そのまま彼女は彼にもたれ掛かり、唇を重ねる。
「んっ!」
ぎこちなく腰を動かす彼女。そのたびに、その入り口から愛液が漏れて、彼の太股やシーツを濡らした。
「あん!奥に……。」
「奥にいいところがある?ほら。今度俺が突き上げてやるよ。」
そう言って彼は彼女を下から突き上げた。
「んんんん!あっ!あっ!」
「すげぇ。絞まる……。あっ!」
「啓治。啓治……。啓治でいっぱいになってる。体も、心もあなたしかない。」
「春。俺もそうだ。あんたをいつでも抱きたい。好き。好き。」
「啓治。離さないで。」
彼女はそう言うと、彼の体に手を伸ばした。
「春。離さない。」
そう言って彼は彼女の体に手を伸ばす。
そして彼女の中に入ったまま何度も体勢を変えた。その間彼女は何度も絶頂に導かれ、そして彼もゴムの中に自分を放出する。
気が遠くなるようだった。彼女はそのまま横になり、彼の体に手を伸ばす。
「啓治。」
「……化粧直さないとな。」
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「うん。そうしようかな。」
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旦那からかもしれない。だが彼はそれを告げたくなかった。だが言わないといけないだろう。
「……春。携帯が鳴ってる。」
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「ごめん。出なきゃ。」
「旦那か?」
「うん。」
彼女は通話ボタンを押すと、裸のままその電話を始めた。
さっきまで彼女は彼の腕の中にいた。だが彼女はもう旦那の応対をしている。それがやるせなかった。
彼はその体に手を伸ばす。すると彼女は耐えるように体を震わせた。
「お風呂に……入って帰ろうと思ってました。えぇ。どうしても肌がかゆくて。」
「そのままそこに泊まらないで、帰ってくるんだ。いいね?」
低めの声が聞こえる。どうしてそんなに束縛するのだろう。こんなに乳首を立たせて感じやすいこの体を放っておいたのに、今更旦那面をするのか。
そう思うと彼はその乳首に指を這わせて、激しく指を動かす。すると彼女はびくっと体を震わせた。
「はい……すいません。もう少ししたら……帰ります。それでは……。」
そう言って彼女は電話を切る。
「帰りますで、声裏がえったな。気づかれなかったかな。」
「だったらしないで。んっ……。」
「でも我慢してる方が、ほら、濡れてる。すごい。」
指をそこにいれると、さっきまで濡れ放題濡れていたところがさらに濡れる。床にその愛液が垂れてきた。
「やだ。またしたくなるから。」
「風呂でする?」
そう言って彼は指を抜くと、彼女の目の前でその濡れた指を見せてきた。
「ほら。あんたの。すごい濡れてる。手首まで濡れて。やらしいなぁ。」
「やめてよ。」
そう言って彼はその指を彼女の口の中に入れる。
「あんたの味。」
「やだ。やめてよ。」
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