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知の円環 ─すべては哲学に帰す|風の時代と哲学

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みんなは哲学って知ってるか?

聞いたことはあるよな。

だけど哲学がなんなのか答えられない人って多いんじゃないだろうか。

有名なのはプラトン、アリストテレス、なんかだろう。

哲学がどこで生まれ、どう発展してきたのかは、今の義務教育ではほとんど触れられない。

俺の時代は社会の授業や倫理の授業で少し紹介される程度だった。


■哲学を認知し始めたきっかけ

哲学という言葉は漠然としか知らなかった。

そういう物、としか認識していなかった。

大学卒業してからだろうか、俺はぼーっと考えることが増えた。

学生時代の頃はなかった。

就職し、遠い愛知県で一人暮らしをして働いてたからなのだろうか。

『ナニカ』について考えることが多くなった。

どんなことに対してというわけではないが、『なぜなんだ?』と自分に問いかける事が増えたのは確かだった。


■哲学への気づき


ある日、ふと気が付いた。哲学に触れる機会があったのだ。

哲学について知る機会があったんだ。
何を見たのか読んだのかはわからない。
誰かと話しての気付きだったのかは分からない。

自分で未知なるものを知る、調べる。
自分で既存の物について何かと問う。
真実とは何か、何が真実か。

思考の海に静かに揺蕩う。

あらゆることに興味を持つこと、物事の深淵を覗こうとすること。
これが哲学なのではないだろうか。

そう考えるようになった。


■哲学への出会い

さらに歳を重ねると、とても素敵な出会いがあった。
哲学科の教授と話す機会を得たんだ。
そこで俺は教授に尋ねた。
哲学ってなんですか?と。

「自分で考えて調べなさい」

俺は困った。
教授の思う哲学を知りたかったからだ。
次の日も、その次の日も同じ質問をした。
でも教授の答えは同じだった。

ある日俺は質問の仕方を変えたんだ。

「教授の考える哲学ってなんなのか知りたいんです」

教授は困った顔したがついに教えてくれたんだ。

「哲学というのは、知るってことを知る、ということかもしれません」

やっと答えを聞けたんだ。


■教授が教えてくれた哲学の核心

『知るを知る』

認知の極地なんだろうか。
何事にも答えはない。
知っていることすらさらに知ろうとする。

出た答えにさらに疑問を持つ。
永遠に答えなんて出ない。
これが哲学なんだと。


■哲学は全ての学問の祖

教授から哲学について色々と話を聞けた。
そのうちのひとつが哲学の始まりだ。

哲学とは知ること。

その知的好奇心から全てが始まっている。
数学、物理、化学、宗教、様々な哲学者達の思想が学問へと発展していったと。

全ての始まり、そう、それが哲学なんだ。


■ 哲学―全ての知の起源

全ての始まりは哲学であり、全てのことは哲学に帰属する。

俺はそう考えた。

教授以外から哲学のことを学んだことはない。
プラトンやアリストテレスを深く調べたこともない。

だが同じようなことを言った哲学者もいる。

それが『G.W.F.ヘーゲル』だそうだ。

似たような答えに辿り着く人はいるだろう。
だが哲学を深く学ばなくてもこの答えに辿り着く。

哲学は自分で知ることを知ろうとする行為、思考そのもののことなんだろう。

終わらない思考、止まらない知的好奇心。

知の円環。

これが哲学なのではないか。



みんなは何を知ろうとする?
ただ流されるだけか?
風の時代に流される。これがどういうことか、その意味を少し考えてみたらいいかもしれない。
知ろうとしない人達は流されもしなければ風を感じることもないだろう。

風の時代こそ哲学が大事なのかもしれない。
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