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レピア5
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「申し訳ございませんでした、卒業まできちんと監督いたします」
「ああ、また連絡する」
「はい、お騒がせして申し訳ありませんでした」
ヒューナが護衛を貸しましょうと、レピアを捕まえて馬車に詰め込んだ。最後まで騒ぎ続けていたが、スノーは溜息しか出なかった。
「妹だった者が、お騒がせして申し訳ありませんでした…」
「あれはどうにもならないわ」
ヒューナも首を振りながら、呆れるしかなかった。重い罪にするのはと、ヒューナとリアンスはそこまで口を挟まなかったが、それでも信じられない娘であった。
「スノーは一緒に暮らさなくて正解だったかもしれないわね」
「はい、子どもの頃もずるいなどとは言ってはいましたが、まさかこの年になってまで言っているとは思いませんでした」
ブロンドを馬鹿にして指摘して、不満顔だったように、ずるい、私の方がということを続けているようであった。子どもならば、構って貰いたいということもあったかもしれないが、そうではないのだろう。
「若いということを売りにしていたようだけど、いずれ皆、年を取るのにね」
「はい…年を取ったら、どう言い訳をするつもりなのでしょうか」
「そうね、若い子よりも、色香があるなどというつもりなのかしら?」
「その割にはうぶでしたわね…私はてっきり、男性と親しくなるために、関係を持っているのかと思っておりました」
「正直、私もそう思っていたけど、頭でっかちという質なのかもしれないわね」
ヒューナもあまりに自信のある様に、相手にされずに、体を差し出しているのかと思っていた。それならば、若さは魅力になるだろうと思ったからである。
「頭でっかち…」
「頭の中だけで、彼女は魅力的な女性になっているのでしょう」
その通りであり、レピアは令嬢として褒められるところがないのだが、レピアの中では自分は男性には魅力的で、褒められる存在だと思っている。
「どうしてあんな風になったのでしょうか?甘やかされたのは兄のはずです…」
スノーにとって、甘やかされて優しくされていたのは兄・グリーで、レピアもスノーよりはマシくらいの扱いであった。
「見ての通りだろうな、何を言っても聞く気がない。自分の都合の悪いことは否定し、都合のいいことを思い込む。甘やかされたなどは関係ないのだろう」
ブライアンが答えて、皆、それしかないだろうなと思った。
「それで、オッフェンベル教会ね?」
「はい、それがいいのではないかと、対峙して思いました。両親でどうにもならないのもありますが、どうやら誰が何を言っても、ずっとあの調子のようです」
「ずっと…」
スノーは少し、絶望した。
そして、皆もリリーのことがあったので、レピアのことまでは気が回らなかった状況であった。
「よく3年生まで学園に居れたものね」
「教師が何とか、卒業させようとしてくれたようです。レリリス伯爵夫妻も頭を下げたようですからね。一時はエンゲート侯爵家に睨まれて、大人しくしていたようですが、二人も卒業してからはまた元に戻ったようで」
「他の令息にも迷惑を?」
また迷惑を掛けたら、修道院に行くことになっていたのではないかと思ったが、今も学園に通ってはいる。
「あったようですが、避けられて、レリリス伯爵家に抗議が入ったそうです」
「まあ!」
「それで退学させようかともなったようですが、ちゃんとするからと通うことになったようですが、結局、卒業が危ないことには変わりなくというところだそうです」
「あれは余程と言える存在でしょう」
「ええ、両親もさすがに分かっていると思います」
「ローザ公爵家からも推薦状を書きましょう」
「よろしくお願いいたします」
オッフェンベル教会は推薦状が必要になる。ローザ公爵家と、ランドマーク侯爵家から出されれば、間違いなく許可されることだろう。
「ああ、また連絡する」
「はい、お騒がせして申し訳ありませんでした」
ヒューナが護衛を貸しましょうと、レピアを捕まえて馬車に詰め込んだ。最後まで騒ぎ続けていたが、スノーは溜息しか出なかった。
「妹だった者が、お騒がせして申し訳ありませんでした…」
「あれはどうにもならないわ」
ヒューナも首を振りながら、呆れるしかなかった。重い罪にするのはと、ヒューナとリアンスはそこまで口を挟まなかったが、それでも信じられない娘であった。
「スノーは一緒に暮らさなくて正解だったかもしれないわね」
「はい、子どもの頃もずるいなどとは言ってはいましたが、まさかこの年になってまで言っているとは思いませんでした」
ブロンドを馬鹿にして指摘して、不満顔だったように、ずるい、私の方がということを続けているようであった。子どもならば、構って貰いたいということもあったかもしれないが、そうではないのだろう。
「若いということを売りにしていたようだけど、いずれ皆、年を取るのにね」
「はい…年を取ったら、どう言い訳をするつもりなのでしょうか」
「そうね、若い子よりも、色香があるなどというつもりなのかしら?」
「その割にはうぶでしたわね…私はてっきり、男性と親しくなるために、関係を持っているのかと思っておりました」
「正直、私もそう思っていたけど、頭でっかちという質なのかもしれないわね」
ヒューナもあまりに自信のある様に、相手にされずに、体を差し出しているのかと思っていた。それならば、若さは魅力になるだろうと思ったからである。
「頭でっかち…」
「頭の中だけで、彼女は魅力的な女性になっているのでしょう」
その通りであり、レピアは令嬢として褒められるところがないのだが、レピアの中では自分は男性には魅力的で、褒められる存在だと思っている。
「どうしてあんな風になったのでしょうか?甘やかされたのは兄のはずです…」
スノーにとって、甘やかされて優しくされていたのは兄・グリーで、レピアもスノーよりはマシくらいの扱いであった。
「見ての通りだろうな、何を言っても聞く気がない。自分の都合の悪いことは否定し、都合のいいことを思い込む。甘やかされたなどは関係ないのだろう」
ブライアンが答えて、皆、それしかないだろうなと思った。
「それで、オッフェンベル教会ね?」
「はい、それがいいのではないかと、対峙して思いました。両親でどうにもならないのもありますが、どうやら誰が何を言っても、ずっとあの調子のようです」
「ずっと…」
スノーは少し、絶望した。
そして、皆もリリーのことがあったので、レピアのことまでは気が回らなかった状況であった。
「よく3年生まで学園に居れたものね」
「教師が何とか、卒業させようとしてくれたようです。レリリス伯爵夫妻も頭を下げたようですからね。一時はエンゲート侯爵家に睨まれて、大人しくしていたようですが、二人も卒業してからはまた元に戻ったようで」
「他の令息にも迷惑を?」
また迷惑を掛けたら、修道院に行くことになっていたのではないかと思ったが、今も学園に通ってはいる。
「あったようですが、避けられて、レリリス伯爵家に抗議が入ったそうです」
「まあ!」
「それで退学させようかともなったようですが、ちゃんとするからと通うことになったようですが、結局、卒業が危ないことには変わりなくというところだそうです」
「あれは余程と言える存在でしょう」
「ええ、両親もさすがに分かっていると思います」
「ローザ公爵家からも推薦状を書きましょう」
「よろしくお願いいたします」
オッフェンベル教会は推薦状が必要になる。ローザ公爵家と、ランドマーク侯爵家から出されれば、間違いなく許可されることだろう。
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