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夕食後1
「料理長に伝えて参ります」
「お願い」
メディナが伝えに行き、王宮にいる家族が全員集まることになった。
公式訪問であれば、正式に伝えるべきだが、そうではないために夕食後ということになった。
「何か話があるんでしょう?何?」
「アロワ王国のエリザベータ王妃陛下が、ソアリスに相談があるとのことで、私的に訪問されることになった」
「えっ!本当なの?」
大きな声を上げたのは、テラーであった。
「はい、本当です。正式訪問ではないので、ご相談をされて、二泊三日で帰られる予定ということです」
「相談内容は?」
「まだ分からないそうです」
「まあ、ソアリス大丈夫なの?」
のんびりとケーキを食べていたソアリスは、ゴクンと飲み込んで、答えた。
「お義母様、私ですよ?私に重大なことを相談することはないのは、分かっているでしょう?」
「そんなことないわよ、あなた王妃になって何年経っているの……」
「私ですよ?」
「エリザベータ王妃陛下は厳しい方よって、もしかしたら……あなたのことは知っているのかもしれないわね」
テラーもエリザベータ王妃陛下には何度も会っており、テラーの方が年上だが、存在感に圧倒される人物であった。
わざわざ私的に訪問されるということは、ソアリスのことを何も知らないということはないだろう。
「私もそう思っています」
アンセムもアロワ王国となれば、ソアリスの本性を知っているのではないか。知らない者は知らないが、クロンデール王国も必死で隠しているわけではない。
「まあ、それならいいのかもしれないわね」
「それで、孫である王女殿下をお連れになるそうなのですが、まだ誰か分かっていない状態です。孫で王女は4歳から19歳までだそうです」
「まあ、そう。何か準備しておいた方がいいわよね」
二泊三日なら、王女殿下には何か用意しておいた方がいいだろうと思った。
「お義母様、私、いい考えが浮かんでおります」
「そうなの?」
「4歳から19歳で、対応ができるのか?」
「はい、4歳でも19歳でも、19歳?19歳の頃って、何をしているものかしら?」
19歳のソアリスは喜ぶことであったが、他の人は19歳の頃は何をしているだろうかと思ったが、子どもたちは結婚してしまって、思い付かなかった。
「でも、きっと大丈夫だと思うわ」
「で、何だ?」
「栗拾いですわ」
「は?」
「栗?」
「くり―――ッ!!」
皆、不安そうな顔をする中、喜びの声を上げたのはもちろんケイトである。
「おかあさま、くり?」
「今日ではないわよ、ケイトも連れて行ってあげるから」
「やったぁ!」
ソアリスは元々、カイルスとケイトを連れて行こうと思っていた行事であった。
「王女殿下に栗を拾わせるのか?」
「はい!とっても楽しいと思いますわ」
「栗?父上、母上、どう思います?」
「駄目とは言い難いけど」
「ソアリスが言うと、魅力的な言葉に聞こえるな」
ロランは栗拾いをしたことがないために、興味津々であった。
「それで、どこで拾う気なの?大丈夫なの?」
「ふふふっ、裏の森にせっせと植えておりましたの」
「は?」
アンセムは裏の森に行くことはないために、まさかそんなことになっていたとは思わず、口が開いたままになってしまった。
「庭師の方には手伝ってもらっておりますけど、わたくしのお金ですわよ?」
「そうではない、ん?待て、森に木を植えてもいいかしら?って聞かれたような」
「思い出しまして?」
「ああ……好きにしたらいいと言った、間違いなく言ったな」
木登りのためかと思ったが、そうではないと言うために、許可を出した。
「ようやく今年で八年目、少しは実っていたのですけどね。栗拾いと言っていいほど、ようやく良い感じに拾えそうですの。ぷりっぷりのつやっつやの栗ですわよ!カイルスも行きましょうね」
「はい!楽しみです」
八年も前から待っていたのなら、それはそれは楽しみだろう。
「お願い」
メディナが伝えに行き、王宮にいる家族が全員集まることになった。
公式訪問であれば、正式に伝えるべきだが、そうではないために夕食後ということになった。
「何か話があるんでしょう?何?」
「アロワ王国のエリザベータ王妃陛下が、ソアリスに相談があるとのことで、私的に訪問されることになった」
「えっ!本当なの?」
大きな声を上げたのは、テラーであった。
「はい、本当です。正式訪問ではないので、ご相談をされて、二泊三日で帰られる予定ということです」
「相談内容は?」
「まだ分からないそうです」
「まあ、ソアリス大丈夫なの?」
のんびりとケーキを食べていたソアリスは、ゴクンと飲み込んで、答えた。
「お義母様、私ですよ?私に重大なことを相談することはないのは、分かっているでしょう?」
「そんなことないわよ、あなた王妃になって何年経っているの……」
「私ですよ?」
「エリザベータ王妃陛下は厳しい方よって、もしかしたら……あなたのことは知っているのかもしれないわね」
テラーもエリザベータ王妃陛下には何度も会っており、テラーの方が年上だが、存在感に圧倒される人物であった。
わざわざ私的に訪問されるということは、ソアリスのことを何も知らないということはないだろう。
「私もそう思っています」
アンセムもアロワ王国となれば、ソアリスの本性を知っているのではないか。知らない者は知らないが、クロンデール王国も必死で隠しているわけではない。
「まあ、それならいいのかもしれないわね」
「それで、孫である王女殿下をお連れになるそうなのですが、まだ誰か分かっていない状態です。孫で王女は4歳から19歳までだそうです」
「まあ、そう。何か準備しておいた方がいいわよね」
二泊三日なら、王女殿下には何か用意しておいた方がいいだろうと思った。
「お義母様、私、いい考えが浮かんでおります」
「そうなの?」
「4歳から19歳で、対応ができるのか?」
「はい、4歳でも19歳でも、19歳?19歳の頃って、何をしているものかしら?」
19歳のソアリスは喜ぶことであったが、他の人は19歳の頃は何をしているだろうかと思ったが、子どもたちは結婚してしまって、思い付かなかった。
「でも、きっと大丈夫だと思うわ」
「で、何だ?」
「栗拾いですわ」
「は?」
「栗?」
「くり―――ッ!!」
皆、不安そうな顔をする中、喜びの声を上げたのはもちろんケイトである。
「おかあさま、くり?」
「今日ではないわよ、ケイトも連れて行ってあげるから」
「やったぁ!」
ソアリスは元々、カイルスとケイトを連れて行こうと思っていた行事であった。
「王女殿下に栗を拾わせるのか?」
「はい!とっても楽しいと思いますわ」
「栗?父上、母上、どう思います?」
「駄目とは言い難いけど」
「ソアリスが言うと、魅力的な言葉に聞こえるな」
ロランは栗拾いをしたことがないために、興味津々であった。
「それで、どこで拾う気なの?大丈夫なの?」
「ふふふっ、裏の森にせっせと植えておりましたの」
「は?」
アンセムは裏の森に行くことはないために、まさかそんなことになっていたとは思わず、口が開いたままになってしまった。
「庭師の方には手伝ってもらっておりますけど、わたくしのお金ですわよ?」
「そうではない、ん?待て、森に木を植えてもいいかしら?って聞かれたような」
「思い出しまして?」
「ああ……好きにしたらいいと言った、間違いなく言ったな」
木登りのためかと思ったが、そうではないと言うために、許可を出した。
「ようやく今年で八年目、少しは実っていたのですけどね。栗拾いと言っていいほど、ようやく良い感じに拾えそうですの。ぷりっぷりのつやっつやの栗ですわよ!カイルスも行きましょうね」
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