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似たもの母娘7
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「だからなんだ?ララシャを咎めて、私がダメージを受けると?ララシャ本人に言ってやれよ。お前馬鹿なんだってなって、肥え太って弾け飛びそうだから、見るに堪えないって、言えばいいじゃないか」
そこまでは言っていないが、ソアリスは真顔で答えており、さすがのファシリアも上回って文句を言われてしまい、何と言っていいか分からなかった。
「娘に結婚して欲しいのだろう?」
「そ、それは…はい」
「娘も結婚したいのだろう?」
「…はい」
先ほどよりは僅かに丁寧に戻ったソアリスに、ファシリアとメオリールは答えた。
「現在進行形で遠退いていっているのは、分かっているのか?」
「…あの、それは」
「もういいわ、アプダード侯爵も正式に抗議するでしょう。私は王妃として、このままでは妄想で妊娠したくらい言い出しそうだったから、納得して貰おうと思ったんだがな…無駄だったな」
バート伯爵家以外は、強く頷いている。
「狂いの血と、カンバス様はおっしゃっていたけど、見事な言葉ね」
「はい、全くです。兄にもきちんと伝えますので」
あっ…あっと、ファシリアとメオリールは、声を漏らしたが、間違いだったと済ます期間は終わっている。
「バート伯爵、公爵に挨拶して、帰りなさい」
「はい、申し訳ございませんでした。いかような処罰も受け入れます」
バート伯爵はファシリアとメオリールを、引っ張って連れ出し、帰って行った。
「さて、戻って宴を楽しみましょう」
「側妃のことはあったかもしれませんが、ソアリス様が悪者になる必要はなかったのに、申し訳ございません」
「謝る必要はないわ。アッファファ陰湿夫人は元々私を嫌っているのだから、好かれることはないんだから」
「ですが」
「王妃は皆を守るためにいるのだから、これも上の責任でしょう」
ポーリアはソアリスの見え隠れする犠牲になることを、厭わないところをまた見ることになってしまったと、心を痛めた。
その後、ポーリアとスチュアートは兄に事情を話に行き、ソアリスは何もなかったかのように食事とお酒を楽しんだ。
アプダード侯爵はバート伯爵家に抗議が行われて、メオリールは接近禁止となった。さすがにメオリールも、既に覚悟をしていたので、大人しく受け入れていた。
そして、ファシリアの待遇を決めたのは、バート伯爵ではなく、ファシリアの兄であるデラウェース伯爵と、父であるデラウェース前伯爵であった。
バート伯爵家にやって来た父から、ファシリアは告げられた。
「修道院に行って貰う」
「はい?」
メオリールは接近禁止に加え、再教育と外出禁止となり、ファシリアも当面の社交禁止くらいだろうと思っていた。
「決めていたんだ。二度目はないと。バート伯爵、申し訳ございませんでした」
「待ってよ、修道院だなんて」
「本来はあの時に入れようと、議論されていたんだ。だが、母と祖母がまだ若いということ、お前も二度と関わらないと約束したからこそ、アプダード侯爵に謝罪をして、猶予を与えた。だが、今回は満場一致だ」
「そんな…あ、あなた…」
ファシリアは夫に助けを求めようと、思わず手を伸ばしたが、行く当てもないまま届くことはなかった。
「私も賛成した、両親も了承している」
「明後日、迎えに来るから、準備して置きなさい。デラウェース領の修道院だ」
「えっ、えっ…嘘でしょう」
明後日なんて、そんな急に言われても…アプダード侯爵には見ていただけで、夫人に嫌がらせをしたり、話し掛けてもいない。それなのに、どうして私だけがこんな目に遭わなくてはいけないのか。
ファシリアの頭に、口の悪いソアリスの顔が浮かんだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【お詫び】
お読みいただきありがとうございます。
またも今度はアプダード侯爵が、ユーフレット侯爵になっておりました。
(ユーフレット侯爵は、別作品の名前です…)
訂正をしておりますが、直っていないところがあったら、申し訳ありません。
暑さのせいにしたいところですが、
より一層、気を付けて書いていきます。申し訳ありませんでした。
そこまでは言っていないが、ソアリスは真顔で答えており、さすがのファシリアも上回って文句を言われてしまい、何と言っていいか分からなかった。
「娘に結婚して欲しいのだろう?」
「そ、それは…はい」
「娘も結婚したいのだろう?」
「…はい」
先ほどよりは僅かに丁寧に戻ったソアリスに、ファシリアとメオリールは答えた。
「現在進行形で遠退いていっているのは、分かっているのか?」
「…あの、それは」
「もういいわ、アプダード侯爵も正式に抗議するでしょう。私は王妃として、このままでは妄想で妊娠したくらい言い出しそうだったから、納得して貰おうと思ったんだがな…無駄だったな」
バート伯爵家以外は、強く頷いている。
「狂いの血と、カンバス様はおっしゃっていたけど、見事な言葉ね」
「はい、全くです。兄にもきちんと伝えますので」
あっ…あっと、ファシリアとメオリールは、声を漏らしたが、間違いだったと済ます期間は終わっている。
「バート伯爵、公爵に挨拶して、帰りなさい」
「はい、申し訳ございませんでした。いかような処罰も受け入れます」
バート伯爵はファシリアとメオリールを、引っ張って連れ出し、帰って行った。
「さて、戻って宴を楽しみましょう」
「側妃のことはあったかもしれませんが、ソアリス様が悪者になる必要はなかったのに、申し訳ございません」
「謝る必要はないわ。アッファファ陰湿夫人は元々私を嫌っているのだから、好かれることはないんだから」
「ですが」
「王妃は皆を守るためにいるのだから、これも上の責任でしょう」
ポーリアはソアリスの見え隠れする犠牲になることを、厭わないところをまた見ることになってしまったと、心を痛めた。
その後、ポーリアとスチュアートは兄に事情を話に行き、ソアリスは何もなかったかのように食事とお酒を楽しんだ。
アプダード侯爵はバート伯爵家に抗議が行われて、メオリールは接近禁止となった。さすがにメオリールも、既に覚悟をしていたので、大人しく受け入れていた。
そして、ファシリアの待遇を決めたのは、バート伯爵ではなく、ファシリアの兄であるデラウェース伯爵と、父であるデラウェース前伯爵であった。
バート伯爵家にやって来た父から、ファシリアは告げられた。
「修道院に行って貰う」
「はい?」
メオリールは接近禁止に加え、再教育と外出禁止となり、ファシリアも当面の社交禁止くらいだろうと思っていた。
「決めていたんだ。二度目はないと。バート伯爵、申し訳ございませんでした」
「待ってよ、修道院だなんて」
「本来はあの時に入れようと、議論されていたんだ。だが、母と祖母がまだ若いということ、お前も二度と関わらないと約束したからこそ、アプダード侯爵に謝罪をして、猶予を与えた。だが、今回は満場一致だ」
「そんな…あ、あなた…」
ファシリアは夫に助けを求めようと、思わず手を伸ばしたが、行く当てもないまま届くことはなかった。
「私も賛成した、両親も了承している」
「明後日、迎えに来るから、準備して置きなさい。デラウェース領の修道院だ」
「えっ、えっ…嘘でしょう」
明後日なんて、そんな急に言われても…アプダード侯爵には見ていただけで、夫人に嫌がらせをしたり、話し掛けてもいない。それなのに、どうして私だけがこんな目に遭わなくてはいけないのか。
ファシリアの頭に、口の悪いソアリスの顔が浮かんだ。
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【お詫び】
お読みいただきありがとうございます。
またも今度はアプダード侯爵が、ユーフレット侯爵になっておりました。
(ユーフレット侯爵は、別作品の名前です…)
訂正をしておりますが、直っていないところがあったら、申し訳ありません。
暑さのせいにしたいところですが、
より一層、気を付けて書いていきます。申し訳ありませんでした。
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