Room 510

ひふみ しごろく

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主従逆転2

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「ダメじゃない、こんなにスルスルと抜けちゃ。しっかりアナルを締めなさい」

ぬちゅちゅ

ずぶぶぶ

ローションがいやらしい音を立て、彼女が興味津々と言った顔で私のアナルに数珠つなぎになったアナル用のオモチャを挿入しては引き抜いています。
自分もさんざんされたことがある、その感触を確かめるように。

「んっ!」

「よし、しっかりと奥まで入ったわ。ねぇ、アナルに挿れたままオナニーしてご覧なさい」

チンポにローションがたっぷりと垂らされる。

言われるがままにぬちゃぬちゃとチンポをしごきます。
彼女がよだれをローションまみれのチンポに垂らしてくれました。
私はますます興奮して激しくしごきます。

「お前はわたしのよだれが好きなのね」

彼女に視姦されながらするオナニーはたまらなく興奮します。
しごくのに夢中になるとアナルに意識がいかなくなってついつい緩んで…

にゅるる

とアナルプラグが抜けていきます。
抜け始めるとあっという間。
止めようとアナルに力を入れても、それは押し出すのを加速させるだけ。

「うっ、抜けちゃう!」

「まぁ、チンポが気持ちいいとアナルが緩むのかしら?こんな抜けにくそうな形状なのに…いやらしいアナルね。次はしっかりと締めておくのよ。さあ、オナニーを続けなさい」

再び私のアナルに押し込まれ、オナニーを強要されます。
しかしオナニーの興奮度が増し、腰が浮いてくるとアナルに力を入れていられなく…
ましてや排泄は快感。

あ、やばい…と思った瞬間。


「また抜けたわね?お前のアナルはガバガバなの?やっぱり自分でアナルオナニーしているんじゃないの?」

「それはしてません…」

「それともなに?チンポしごいて気持ちよくなるとアナルが緩むの?抜ける感覚が大好きですものね」

「はい、出す感じがたまりません」

「素直でいい子ね。もう一度挿れてあげるわ」

ずぶぶっとアナルプラグが押し込まれ、ローションまみれのアナルに深々と収まっていく。

「ああっ」

「ふふふ、本当に好きになってくれてうれしいわ」

押し込まれる快感が襲う。

それにしても、こんな抜けにくそうな形状なのにあっさり抜け落ちてしまう…。
アナルプラグを挿入したままの外出はよほど気をつけないと危険ですね。
もっと抜けにくい形状のものを用意しなくては安心して歩くことも難しい。
やはり何ごとも体験してみないと知見を得られません。

そして「ちょっと気張って出す」この排泄感はクセになりますね…。
それに愛する彼女に視姦されている!となるともうたまりません。
これはまずい。すっかりM心理じゃないですか。
まずいけど快感は強い。困りました。

「ねぇアナルのどこが、どう気持ちいいの?詳しく教えなさい」

「お尻の穴…入り口が好きです。擦られても気持ちいいですし、挿入される瞬間、そして排泄する瞬間がたまりません」

「入れられる時は…まぁわかる、かな。お前は出すのも好きだもんね。さんざんAVで見てきた排泄。自分も気持ちいいなんて最高じゃない。気持ちいいのは入り口だけ?」

「奥は…むずかしいです。そもそも気持ちいいときと、イマイチな時があります。気持ちいいにしても、太いのが押し込まれるのがいいとき、細いのがうねうねするのがいいとき、浅いところを擦られるのがよかったり、奥深くがよかったり。なぜバラバラなのか自分でもよくわかりませんし、挿れてみないと今日はどこが気持ちいいのかわかりません」

素直な感想です。
まだまだ開発が足りないからでしょうか。

前立腺を刺激すると良いと彼女はいいますが、いまいち「ここ!」という前立腺の気持ちいいポイントがわからないままです。

「貴女おすすめの前立腺はまだよくわかりません。でも、指で優しく中を擦られるのは好きです」

いつでも気持ちよさを感じられる入り口と異なり、奥まで押し込まれる感覚には気持ちいいときと気持ち悪い時がある。
それどころか挿入しにくいときもある。
直腸の曲がり具合?も日々異なる気がする。
押したりつついたりこすったりして気持ちいい場所が毎回異なる気がする。気持ち悪いこともある。
うーん、本当に自分の身体なのにわからないことだらけです。

そして、気持ちいい、悪いだけならそれほど問題ではないのです。
じっくり開発してみてアナルプレイが好きか嫌いか判断すればよいわけですから。



問題は…

ズバリ、大便付着です。
これは鑑賞者サイドにいると絶対にわからない恐怖心でした。
禁忌だからこそ見てみたいわけですが、見られる方の恐怖、それは凄まじいものがあります。
相手がどう思うか?以前に自分がイヤ!ダメ!となります。なりました。

イチジク浣腸が原因とは言え、一度排泄物が付着すると恐怖心がこびりつきます。
野球選手がデッドボールを喰らって腰が引けるのがよく理解できました。
もっと奥まで挿入したいのに、付着するかも…と思うとできなくなる。
この恐怖心はとても強く根強い。

鑑賞側は、おそらくそれほど気にしない。
積極的に排泄物を愛している方はともかく、ノーマルに近い方でもアナルプレイに理解があればきっと、
「そりゃ排泄器官です。そういうこともあります。当然だし仕方ない」
とご理解いただけると思います。私もそうですし、おそらく彼女もそうだと思います。

だから、付着したとしても一大事ではない…。

と、わかっていてもダメです!
排泄者と、鑑賞者とでは恐ろしい隔たりがあります。

クリーンな、安心な、安全なアナルプレイ…。
体内に排泄物がない状態。
お手軽な手段はないものでしょうか。
AV女優さんはたいへんなご苦労をされているのだな、といまさらのように思い知った次第です。


「ねぇチンポはわたしがしごいてあげるから、お前はアナルでオナニーしなさい」

「…はい」

「いやらしいアナルね。ずぼずぼ出たり入ったり…。よく見えてるわよ」

ふたたびよだれを垂らされローションと混ぜて潤滑油を加えられたようにスムーズにチンポがしごかれる。

ぬっちゃ、ぬっちゃ、ぬっちゃ

リズミカルにしごかれたまらない快感が押し寄せてくる。
その波にあわせるようにアナルのオモチャを動かす。

「ああっ!一緒はすごい…すごく気持ちいいです!ダメです、そんなにしごかれたら…」

「いいわよ、チンポがパンパンだわ。アナルオナニーと同時にチンポを責められるのがたまらないのね!この変態」

「ううう、イきそうです、そんなにしごかれたら…我慢できないっ!」

「イキなさい、自分でアナルをほじくり返して精液をたっぷり出すのよ」

「うう、ああっ!」

びゅッと精液が飛び、私の快感に比例するように大量の精液がドクドクと流れ出てくる。その精液を塗り付け彼女がそのままチンポをしごき続ける。
みるみるローションが白濁していく。

「だ、ダメです、イッたあとは…!」

ぬぽぽっ、ボトッ

弛緩した私のアナルからオモチャが抜け落ちた。
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