Room 510

ひふみ しごろく

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コスプレ妄想話:ナースさん編

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「じゃあ、次はこれにしましょう。ナース服!」

彼女が指さしているのは、やたら裾が短いナース服。

「いいですね、ナース服。貴女によく似合います。ナースですか…治療ネタが鉄板…」

急に真面目な顔をして考え込む彼。

「では、こんな感じでいかがでしょう。前回は貴女のためのお話というより私のやりたい事プレゼンでした。反省しています。ですから今回はカジュアルに…」

カランッとグラスの氷が良い音をたてる。

「舞台は現代の日本。伝染病が流行していますが治療法が確立されています。
患者が私で、ナースが貴女です。
医者とか受付嬢は飾りです」

***

「次の方どうぞー」

やっと呼ばれた。
伝染病が流行し3年が経過。世界人口の50%が死に絶えた。
死にものぐるいでの研究が行われ治療法が確立されたことにより世界は未曾有の事態を乗り越えた。
そして今ではこうやって専門機関が随所に設けられ、誰でも治療を受けれるまでになった。
人類は全滅の危機を脱し復興へ歩み始めていた…。

「先生、お願いします」

「はい、そこに座って」

iPad越しに年配のお医者様が喋っている。
医者は貴重な存在だ。故に死亡リスクを軽減させるためこういった措置がとられている。

「はい、検査キットを手にとって」

「はい、鼻に突っ込んで」

「はい、陽性」

このように患者によるセルフ検査がおこなわれ、オンラインでつながった検査キットが診断を下す。
医者は送られたデータをみて治療法を決定する。

「もう少し早く来てくれたらよかったのだがね。
隔離入院措置となるが、死ぬことはないから安心してくれたまえ。
隣の処置室で治療を受ける。
期間は一週間で治療は1日3回朝昼晩。
さっそく1回めの治療をおこなう。
隣へどうぞ。お大事に。
さあ、次の方~」

流れ作業のように診断が終わった。
思ったより重度らしい。
入院させられるとは思わなかった。

IDが確認され、処置室の自動ドアが開く。
中ではナースさんが待っていた。
美人な女性だったので内心ガッツポーズをとっていたが、表面上はにこやかに、

「よろしくお願いします」

と会釈した。

ピンク色の…えらく裾の短い制服が目につく。

「ようこそ特設処置室へ。これから一週間、わたしが貴方を担当させていただきます。よろしくね」

電子カルテに目を通しつつナースさんが続ける。

「では、さっそく1回目の治療をおこないます。
そこのベッドに横になってください」

かなり幅が広い以外は質素なよく病院で見るベッドだった。
靴を脱いで横になる。
仰向けでいいのだろう。

「はーい、じゃあ拘束しますねー」

「え?」

「治療を的確におこなうため拘束する決まりなんです。痛かったら言ってくださいね」

カチャカチャと音がして、テキパキとベルトが通され身動きが取れなくされていく。

「ズボンをおろしますね、失礼しまーす」

「え、え、え?ちょ、ちょっと!」

抗議の声を無視して、ズボンとパンツがおろされた。
下半身が丸見えである。

「な、なんで?!」

「治療ですから。我慢してくださいね」

この隔離治療の内容については秘密だった。
受けた友人も決して話さないし、ネット上にも情報はない。
恐ろしくなってきた。
一体、どんな治療なのか。

「じゃ、ベッドをさげまーす」

ガチャン、と音がして目線が床近くまで下がった。

「失礼しまーす」

ナースさんが私の顔面にしゃがみ込んでいる。
身動きがとれないのでどうしようもない、のだが…

ナースさんは下着を身に着けていなかった。

「え?」

信じられない。
突然目の前にオマンコが丸見えである。

「はい、では治療を開始します。
わたしたちナースは治療薬を服用しています。
これを体内で培養強化しておしっことして出します。
患者さんはそれを飲んでください」

「え?」

「はい、お口を大きく開けてー。いきますよー」

しゃーっ

あが、ごぼ、ごぼぼ

「ダメですよー。こぼさないでしっかり飲んでくださーい。
これは治療ですからねー。
貴重なお薬をムダにしないでくださーい」

飲まないと、窒息死しそうだった。

無我夢中で飲んだ。
ナースさんのおしっこを。
いや、治療薬を。

「うーん、ダメですね…。
半分以上こぼしちゃってます…。
これはもう一回ですね」

まったく状況が飲み込めない。
治療?
これが?
ナースさんのおしっこを飲むことが?

ナースさんは立ち上がって冷蔵庫からスポーツドリンク?を飲んでいた。
ごくっごくっとナースさんの喉が鳴ってペットボトルが空になる。

「これが治療薬の元です。体内を通さないと機能しないんです。だからこうやってわたしがいったん服用し、患者さんに飲ませるわけです。利尿剤も含まれているのですぐに出います」

ゴミ箱にペットボトルを投棄しこちらへ戻ってきた。

「ん、出そう…」

ぶるっと身体を震わせると、身軽な動作で再び私の顔面にまたがる。
なるほど、裾の短い理由はこれか。合理的。

「はい、今度はしっかり飲んでくださいね。いきますよー」

しゃーっ!

今度は少し冷静になれた。
どうやら本当にこれが治療らしい。
…飲むしかない。
いくら美人のナースさんと言っても他人のおしっこを飲むのは生理的な抵抗感がある。
努力はしたがまたしても大量にこぼしながら飲んだ。

「うーん、手強い患者さんだ…。
でも規定量には達したと思います。
陰茎に変化なし、と。
では1回目の治療はこれで終了です。
お疲れ様でした!」

こうして、私の伝染病治療がはじまった。


2回目。
その日の晩、名前を呼ばれ処置室へ歩いて移動。2回目の治療を受けた。
人のおしっこを飲む、と言うのはどうにも馴染めそうにない。

3回目。
二日目の朝をむかえた。
朝食をペロッと平らげ治療を待つ。
軽い足取りで治療室へ向かう。
今回は上手に飲めたとナースさんに褒めて貰えた。

4回目。
おかしい。治療薬が飲みたい。あの治療を妄想して勃起してしてしまう。
治療薬…おしっこを飲むことへの嫌悪感は薄れ、むしろ欲するようになるなんて異常だ。
時間になった。どうしてこんなにウキウキしているのか。治療中はなるべく別のことを考えて勃起しないように努めた。

5回目。
ダメだ、治療薬が欲しくてたまらない。
ナースさんがまたがってくるシーンを繰り返し想像して勃起がおさまらない。
ついに勃起したまま治療の時間を迎えてしまった。
治療室まで歩いて行くのだが勃起がおさまらないので腰が伸びない怪しい姿勢で歩いていった。

「あ、ついにきましたね。
ちょっと恥ずかしいかもしれませんが正常な反応ですから心配しないでください」

「え?」

ナースさんは当たり前のことのように対応してくれた。
どうも特別な反応ではないようだ。

「はい、拘束しますねー。痛かったら言ってください」

ハァハァ

呼吸が荒い。
はやく…はやくおしっこを…いや、治療薬を…

「ベッドおろしまーす。ズボン失礼しまーす。跨がりまーす」

ああ、オマンコが目前に。
私は恍惚とした表情を浮かべていたのだろう。

ナースさんがにっこりと微笑んで言った。

「はい、出しますねー。しっかり飲んでくださーい」

一滴もこぼすまいと嚥下した。
性的な興奮はますます高まる。
…オナニーがしたい。
しかし拘束されているので不可能。

「…さーん、いいですか、電マいきますねー」

恍惚としておしっこを飲みながら上の空で聞いていると、チンポに強烈な快感を与えられた。

「うぅ!」

たまらず射精してしまった。
まったく我慢できず、一瞬でイカされた。

「うわ、ずいぶん溜まってましたね。何回射精しても構いませんが、お薬はしっかり飲んでくださいねー。精液は全部出しましょうね。電マもっといきまーす」

「うぐぅ!ああっ!」

今までに感じたこともないような快感を与えられ、ずっと射精しているような快感が続く。
見ると、信じられないような量の精液が腹を濡らしていた。

「はーい、気持ちいいですよね。わかりますがしっかり飲んでくださーい。飲まないともう1回ですよー」

はぁ、はぁ…

既に何度も射精しているのに性欲は衰えずチンポも激しく勃起したままだ。
またイカされる。

「うっ!」

びゅーっと精液が噴き出す。
こんなに出るわけがない。
何かがおかしい。

「いっぱい出ましたねー。
驚いていますよね?
ですが大丈夫です。これはお薬の副反応なんです。
性欲が勝ちすぎて私たちナースに襲いかかる患者さんがいるのでこうやって拘束させてもらっています。ご理解とご協力に感謝します」

せ、正常…なのか。
猛烈な快感がひたすら続く。こんな治療を受けたら退院したくなくなるだろう。

「うーん、お薬の量がイマイチですね…。もう1回いきますね。今度はしっかり飲んでくださいよ」

ブィーン…

最初から電マがチンポに当てられ、放尿がはじまった。
私はナースさんのおしっこを味わいつつ何度と無く射精を繰り返した。


11回め。
私はずっと拘束されている。
ナースさんが言うには正常らしい。
だんだん性欲を我慢できなくなるので、みんなこうやってベッドに固定されっぱなしで治療を続けるそうだ。

もう脳内は飲尿プレイと電マのことでいっぱいだった。
今日が何日で何回目の治療なのかも怪しくなってきた。

おしっこがほしい。
でんマがほしい。
そればかりかんがえている。
はやくなまえがよばれないだろうか。


13かいめ。
わたしはおしっこをのむのがへたくそらしい。
ナースさんは親切に、漏斗(じょうご、ろうと)を用意してくれた。
これをくちにそうちゃくして こぼさずのめば ほめてもらえる。

「じょうず じょうず ちゃんとのめて えらわ!
せいえきも いっぱいでたわね」

とほめてもらった。
ちんこはちりょうちゅうも ちりょうをまっているあいだもたちっぱなしだ。
おなにーしたいけど うでがうごかないから できない
ちりょうしてほしい

14かいめ
おしっこだいすき!っていったら
ナースさんがにっこり いっぱいおしっこしてくれた
でんまも いっぱい してくれた

16回め。
ナースさんがおしえてくれた。
ここからは副はんのうをおさえるために薬の質がかわるそうだ。
おしっこがこいしい。はやくほしい。
電マもいっぱいしてほしい。

17回め。
新しいおしっこ、じゃない治療薬は甘くて美味しい。
まだ副反応の勃起がひどいのでいっぱい出しましょうとたくさん電マしてもらった。
ぜん部 出さないと治らないので いっぱいだした。

18回目。
かなり意識が鮮明になってきた。
過去の記述をみると目眩がする。
だがまだナースさんの治療薬が欲しくてたまらない。
私は社会復帰できるのか心配でならない。
それほどにこの治療は甘美だ。
間もなく治療が始まる。

「はーい、では拘束を確認しますね。OKです。では漏斗を咥えてください。
…いいですよー。じゃあ治療を開始しますねー」

透明な漏斗ごしに放尿が見える。
そして私の口へ流れ込む。
同時に電マがチンポから精液を絞り出す。

19回目。
自分が異常だったとハッキリと認識できる。
体調はもはや正常に回復した。
劇的に効果のある治療と言えるだろう。
あまりに変態的治療法ゆえに誰もが口を閉ざすのか。

一度覚えた快感が抜けない。
この強烈な快感を一度味わって忘れることなどできるのだろうか?
意識は正常に戻ったが性癖は歪んだままのようだ。
放尿が恋しい。
もう少しで治療が終わってしまう…。

21回目。
ついに治療が終わり、退院をむかえた。
経過は良好で伝染病は完治。
治療中のように病的に放尿を欲っしたりしないが、あのとてつもない快感が忘れられない。

治療内容についての誓約書が提示される。
黙秘を続ける限り、継続的に治療を受けられるとあった。
私は一も二も無くサインしたのだった。

***

「どうでしたか。カジュアルだったでしょう?」

「どっかで聞いたようなストーリーだわ。それに今回も貴方が楽しいだけのストーリーに思えるわよ」

「うっ…、やってほしい願望がオモテに出すぎたか…」

「やりたい事も変態なら、やられたい事も変態ね。放尿されながら電マされたいの?」

「…はい」

「素直でよろしい」
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