おむすび娘と縁切り侍

すなぎ もりこ

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※不完全燃焼

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モカは起き上がり、蒼士に背中を向けて下着をつけた。

「おい、お前どうしたんだよ」
「何が?」
「何か変だぞ」
「変わってるとはたまに言われるね」
「そういう事じゃなくて」

蒼士はモカの肩を掴んだ。

「何で今日は目ぇ合わせねえんだよ」
「そんなつもりないんだけど。自意識過剰じゃあ…」

蒼士はモカの前に回り込んで顔を覗き込む。

「ほら、何で目ぇ逸らすんだよ」
「あー、実はさっきから目クソついてるのに気付いてたんだけど、言いづらくってさ」

蒼士は目を拭う。
モカはその隙にTシャツを頭から被った。

「ついてねぇし!」
「取れたのかも」

スカートに伸ばした手を掴み、蒼士が顔を寄せる。
モカは咄嗟に逃げるように横を向いた。

「言いたいことがあんなら言えよ、聞いてやる」

だから、何であんたはそんなに偉そうなの。
肝心な事は何も言わないクセに。
お節介で、強引で。

「何もないよ。お腹空いたから帰りたい」
「帰さねぇ」

モカの胸がきゅうと締め付けられた。
素直じゃないくせに、そうやって時折期待させるようなことを言う。
どうせ直ぐに見向きもしなくなるのに。

蒼士はモカを抱き締めた。

「俺から離れたいのかよ」

モカはぐっと奥歯を噛み締め、黙る。
だって、傷付きたくない。
モカだって自分を守るために必死なのだ。
ダメージを最小限にするためには、これ以上蒼士を好きになってはいけない。
お互いこれ以上近付いては駄目なのだ。
蒼士だって後できっとモカに感謝をする筈だ。

「そんなんじゃないよ。だったらここに来ないよ」
「お前は俺の専属だって言ったよな?」
「蒼士から解雇されるまでは、ちゃんと務めるつもりだよ」
「…その返事は気に食わない」

蒼士は布団の上にモカを押し倒した。
部屋はもう闇に包まれている。
格子の窓から僅かに差し込む照明の灯りが、蒼士の片頬を薄ぼんやりと照らしていた。
その瞳の中に治まった筈の焔が燃えているのを見つけ、モカは息を呑む。

「蒼士、あの…」
「ふざけんなよ、やっと…みつけたのに」

蒼士の言葉の意味を考える間もなく早急に噛みつくように唇を塞がれた。
Tシャツの中に突っ込まれた手が、ブラを押し上げて膨らみを掴む。

「蒼士っ、待ってっ」
「待たねぇ、もう一回ヤるぞ。思い知らせてやる」
「やっ、ああっ」

胸に吸い付かれて先端を舌でしごかれ、モカは思わず声を上げる。
ついさっき絶頂を迎えたのに、容易く熱を持ち、開いていく身体に戸惑う。

「言ったよな、俺ほどお前を気持ち良く出来る相手はいないって。どこにもいねぇんだよ!」
「な、何言って…」
「なあ、もう突っ込まれたくなってきただろ?」

蒼士は囁き、モカの胸の先端をキュッと摘まんだ。
突き上げる快感が下腹部にもどかしい熱を溜めていく。

「や、やあ…」
「そうだよ、そうやって俺で感じて鳴けよ、もっと鳴け」
「…っ、このどエス神主ぃ!」
「神主だってエロい事はしてえんだよ。ましてや、こんな旨いもん目の前にして我慢できるかよ」

履き替えた下着を剥ぎ取られ、指でかき混ぜられる。

「ほら、お前だってもう濡れてるくせに」
「やらしいっ、この罰当たり!」
「どっちがだよ」
「わぁん、もう、あ、あん、や、やだぁ」

蒼士の大きな手がソコを覆う。
クリとナカを同時に刺激されて、モカは喘いだ。

「ほら、欲しいって言えよ」
「は、はぁん、や、だめぇぇ」
「蒼士様のモノをブチ挿れてめちゃくちゃに突いて下さいって言えよ」
「言うかぁ!ばかぁぁぁっ」

蒼士はモカの膝を曲げて合わせると、押し上げる。
そして、上から一気に突いた。

「はあぁぁぁぁ!」
「あー、くそっ、たまらねぇ」

ズボズボと出し入れされ感じる箇所を擦られて、モカは声を上げ続けた。

「はっ、モカ、俺から逃げんなよ」
「や、やぁ、あ、ああっ」
「最高に気持ち良くさせてやるから…!」

強引に引き上げられ膨れ上がった快感が弾けた。
ぼんやりと霞む視界に、泣きそうな蒼士の顔が一瞬見えた気がしたが、押し寄せる白い波に呑まれて考えることを放棄してしまった。
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