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25.国王はクビ(解雇)!
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25.国王はクビ(解雇)!
レオーバ王国 王都 王宮
その日、王宮内である儀式が行われていた。
そして、その様子は魔導ギルドなどの努力で、王都大通り広場などの上空に映像として、映し出されていた。
謁見の間には全大臣と全貴族が並び、国王達が、国王の玉座の前に座らされていた。
玉座には誰も座っていない。
その玉座の前にまで歩き国王達に向いて、紙を広げて何か言おうとする男がいた。
ベラボー辺境伯だ。
ベラボー辺境伯
「これより、全大臣と全貴族の会議の結果を発表する。
国王!オラャチ・ド・二チャム。貴様は、国民から税だといって、国政に必要な税以上のものを民から搾取し、そして、略奪して食べ物を取り上げ餓死させた。
税という名目をつけたとしても、民を殺した事には変わりない。
それもかなり大勢であり、大量自国民虐殺である。
よって、貴様は国王にふさわしくない!
ここに、国王オラャチ・ド・二チャムを廃すると決定する。」
パチパチパチパチパチパチ!
なんと、貴族達が拍手しているではないか。
歪んだ顔の元国王様の顔が映し出される。
ベラボー辺境伯
「よって、レオーバ王国再興の英雄二チャムの姓をなのることも禁止する。
これからは、クソオトコ・ナ・バカと名を改名する。
よって、元王妃イポテセガツミ・ド・二チャムの名も廃止して、アバズレオンナ・ナ・バカとする。
そして元第1王女は、セイカクドブス・ナ・バカ、元第2王子は、ドマヌケ・ナ・バカと、これまでの名前を廃止し、新たな何にすることにする。」
ふざけるなよ!とか、元王妃様達が怒鳴っているが、公爵様達が出てきてムチで叩いて黙らせた。
「貴様らが、ろくでもない事をしていたからだろうが!家の娘を貴様らの賭け事のダシにしやがって!」
という内容の事を貴族の面々が怒鳴って、我先にとムチで叩いて、元国王達を黙らせる。
ベラボー辺境伯
「そして、第3王子ルテケザフ・ド・ニャチム! 貴様は、勇者として派遣されておきながら、魔王どころか魔王側近四天王どころか、サンドゴーレムに敗退するなんて失態を侵した!
いにしえの異世界召喚された勇者様の相棒の英雄二チャム様のの血を引いているというのは嘘だと言うことが、これで証明された。
貴様は、もはや勇者パーティーではない。
よって、勇者パーティー所属の処罰免除特権も無いので、ここに暴走する国王達を止めなかった罰を言い渡す。
まず名前、第3王子ルテケザフ・ド・ニャチムの名を廃し、ヤボウソノママ・ナ・バカと改名する。
そして、貴様だけではかわいそうなので、この場の全貴族から情をかけてやることになった。
元第1王女、元第2王子、元第3王子と、元近衛騎士団全団長、副団長は、処刑を休止する代わりに魔王魔討伐パーティーとして、魔大陸に派遣する事にした。
喜んで、討伐してこい!」
嫌だ!ふざけるなよ!とか、彼女達は怒鳴るが、また貴族達にムチで叩かれて黙った。
うわ~、すごい叩くな~なんて、広場で見ていた観衆も言う。
もちろん、リーフ達も店から見ていた。
そして、映像の中のベラボー辺境伯が、物凄く黒い笑顔になった。
うわ~、関わりたくね~と観衆ですら言う始末。
ベラボー辺境伯
「では、聖教教会の大司祭様。 改名の義を!」
やめろ~!と、元国王が怒鳴るが、なんと縛られていない、王弟である王太子がベラボー辺境伯の後ろから出てきて、元国王を自らムチで叩き出したのだ。
王弟
「こら!観念しろや! テメェがオレの婚約者を殺したのだろうが!テメェが6男で国王になるのは絶望的だと言って、隣の国から大軍が攻めてきた時に、上の兄弟達を禁呪の生贄にして殺したのだろうが!
そして、その事がバレそうになったから、禁呪を使った魔道士を口封じに殺して、親である当時の国王を殺したのだろうが!」
それを聞いて、かつてのパーティー仲間だった裏切り者の魔法使いボヘの事を思い出したリーフ。
観衆も、ボヘの言っていた事は事実だったのかよとか、いっているな~。
バシッ!バシッ!バシッ!と思いっきりムチで叩かれている元国王。
そして、ヒールで治されている。拷問だよな。
そして、大司祭の改名の儀がその場でされた。
嫌だーとか王子達は言っていたが、鑑定で見ると確かに名前が変わっていた。
元の名も(元○○)というふうに併記されている、
ベラボー辺境伯
「だが!貴様らクソな夫婦にも、我々全貴族は深い情をかけてやることにした。
元国王 クソオトコ・ナ・バカ、そして元王妃アバズレオンナ・ナ・バカ。貴様らの離婚を禁止して、辺境伯に任命する。
拒否権はない!
よってこの時点で、私は辺境伯を辞任して侯爵の地位に戻り、元の領地の統治に戻ることにする。そして、元我が領地を強奪していた元騎士団の団長達の家族は、さみしいだろうから、魔王討伐への同行を許可する。
拒否権はない!
さぁ! 任命の印を!」
ヤメロー、ドレイの呪いの首輪じゃないか!
とか、元国王達が怒鳴るが無理矢理つけられた元王族達。
そして、放送は終わった。
見ているだけで疲れるな~、というのが正直な感想だった。
リーフは、レタスをスキルで出してのご飯にする。
次の日のハンター新聞には、元国王達のやった略奪とか、被害届けとか沢山書いてあった。
次の国王は3日間の休みの後、貴族と大臣達の会議で決めるらしい。
その日の夜、これでこの騒動もおわりか~と、リーフは酒場で受付嬢達も混じって、乾杯していた。
だが、甘かった。
レオーバ王国 王都 王宮
その日、王宮内である儀式が行われていた。
そして、その様子は魔導ギルドなどの努力で、王都大通り広場などの上空に映像として、映し出されていた。
謁見の間には全大臣と全貴族が並び、国王達が、国王の玉座の前に座らされていた。
玉座には誰も座っていない。
その玉座の前にまで歩き国王達に向いて、紙を広げて何か言おうとする男がいた。
ベラボー辺境伯だ。
ベラボー辺境伯
「これより、全大臣と全貴族の会議の結果を発表する。
国王!オラャチ・ド・二チャム。貴様は、国民から税だといって、国政に必要な税以上のものを民から搾取し、そして、略奪して食べ物を取り上げ餓死させた。
税という名目をつけたとしても、民を殺した事には変わりない。
それもかなり大勢であり、大量自国民虐殺である。
よって、貴様は国王にふさわしくない!
ここに、国王オラャチ・ド・二チャムを廃すると決定する。」
パチパチパチパチパチパチ!
なんと、貴族達が拍手しているではないか。
歪んだ顔の元国王様の顔が映し出される。
ベラボー辺境伯
「よって、レオーバ王国再興の英雄二チャムの姓をなのることも禁止する。
これからは、クソオトコ・ナ・バカと名を改名する。
よって、元王妃イポテセガツミ・ド・二チャムの名も廃止して、アバズレオンナ・ナ・バカとする。
そして元第1王女は、セイカクドブス・ナ・バカ、元第2王子は、ドマヌケ・ナ・バカと、これまでの名前を廃止し、新たな何にすることにする。」
ふざけるなよ!とか、元王妃様達が怒鳴っているが、公爵様達が出てきてムチで叩いて黙らせた。
「貴様らが、ろくでもない事をしていたからだろうが!家の娘を貴様らの賭け事のダシにしやがって!」
という内容の事を貴族の面々が怒鳴って、我先にとムチで叩いて、元国王達を黙らせる。
ベラボー辺境伯
「そして、第3王子ルテケザフ・ド・ニャチム! 貴様は、勇者として派遣されておきながら、魔王どころか魔王側近四天王どころか、サンドゴーレムに敗退するなんて失態を侵した!
いにしえの異世界召喚された勇者様の相棒の英雄二チャム様のの血を引いているというのは嘘だと言うことが、これで証明された。
貴様は、もはや勇者パーティーではない。
よって、勇者パーティー所属の処罰免除特権も無いので、ここに暴走する国王達を止めなかった罰を言い渡す。
まず名前、第3王子ルテケザフ・ド・ニャチムの名を廃し、ヤボウソノママ・ナ・バカと改名する。
そして、貴様だけではかわいそうなので、この場の全貴族から情をかけてやることになった。
元第1王女、元第2王子、元第3王子と、元近衛騎士団全団長、副団長は、処刑を休止する代わりに魔王魔討伐パーティーとして、魔大陸に派遣する事にした。
喜んで、討伐してこい!」
嫌だ!ふざけるなよ!とか、彼女達は怒鳴るが、また貴族達にムチで叩かれて黙った。
うわ~、すごい叩くな~なんて、広場で見ていた観衆も言う。
もちろん、リーフ達も店から見ていた。
そして、映像の中のベラボー辺境伯が、物凄く黒い笑顔になった。
うわ~、関わりたくね~と観衆ですら言う始末。
ベラボー辺境伯
「では、聖教教会の大司祭様。 改名の義を!」
やめろ~!と、元国王が怒鳴るが、なんと縛られていない、王弟である王太子がベラボー辺境伯の後ろから出てきて、元国王を自らムチで叩き出したのだ。
王弟
「こら!観念しろや! テメェがオレの婚約者を殺したのだろうが!テメェが6男で国王になるのは絶望的だと言って、隣の国から大軍が攻めてきた時に、上の兄弟達を禁呪の生贄にして殺したのだろうが!
そして、その事がバレそうになったから、禁呪を使った魔道士を口封じに殺して、親である当時の国王を殺したのだろうが!」
それを聞いて、かつてのパーティー仲間だった裏切り者の魔法使いボヘの事を思い出したリーフ。
観衆も、ボヘの言っていた事は事実だったのかよとか、いっているな~。
バシッ!バシッ!バシッ!と思いっきりムチで叩かれている元国王。
そして、ヒールで治されている。拷問だよな。
そして、大司祭の改名の儀がその場でされた。
嫌だーとか王子達は言っていたが、鑑定で見ると確かに名前が変わっていた。
元の名も(元○○)というふうに併記されている、
ベラボー辺境伯
「だが!貴様らクソな夫婦にも、我々全貴族は深い情をかけてやることにした。
元国王 クソオトコ・ナ・バカ、そして元王妃アバズレオンナ・ナ・バカ。貴様らの離婚を禁止して、辺境伯に任命する。
拒否権はない!
よってこの時点で、私は辺境伯を辞任して侯爵の地位に戻り、元の領地の統治に戻ることにする。そして、元我が領地を強奪していた元騎士団の団長達の家族は、さみしいだろうから、魔王討伐への同行を許可する。
拒否権はない!
さぁ! 任命の印を!」
ヤメロー、ドレイの呪いの首輪じゃないか!
とか、元国王達が怒鳴るが無理矢理つけられた元王族達。
そして、放送は終わった。
見ているだけで疲れるな~、というのが正直な感想だった。
リーフは、レタスをスキルで出してのご飯にする。
次の日のハンター新聞には、元国王達のやった略奪とか、被害届けとか沢山書いてあった。
次の国王は3日間の休みの後、貴族と大臣達の会議で決めるらしい。
その日の夜、これでこの騒動もおわりか~と、リーフは酒場で受付嬢達も混じって、乾杯していた。
だが、甘かった。
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