ミラージュの憂鬱

どら焼き

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第31話 戦闘力を集めよう。

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第31話 戦闘力を集めよう。

 く!相手がわかれば、その対応をしないといけない。適当に体当たりすれば良いというものではないのよ。

 私は、最近だんだんと思い出していた事があった。ミラーシュ(前世)から京子(今世)に移る時に、聖女と大聖女はカンストしたからいい加減天界の職員になれと、あるところからのスカウトと、別の天界の部署からスカウトが来ていた。

 その別の天界の部署が凄かったのだけど、少しその活動を見て自分の小ささを知った。聖女だからって無意識にみんなの予想する聖女の型にハマろうとしていた自分を知ったのだ。
 あるところからのスカウトの部署には行く気にはならなかった。しかし、自分たちの手足に使う者として、しつこく言ってくる。

 なので、条件をだした。 次の生は聖女の仕事に引き込まないこと!聖女とは別の仕事にさせること。聖女としての仕事全部をやってきたのからには、別世界の仕事をするように運命を用意すること。
 そして、また異世界召喚しないこと!異世界召喚に巻き込まないこと。それを守るかどうかでその次の行き先をきめる。

 神の契約である。

 しかし、この現状は契約を破られたという結果しかない。
 ククククク。なぜ笑う?
 行きたい部署に行く為の切符が手に入ったのだ。そして、あるところの部署部員が犯人だとわかったから、あるところの部員を拒否する権利も出来た。
 
 しかし、契約なんて破って当たり前なんて、腹が経つので祟ってやる!

 
 ボスタニア歴655年 バルセリナ歴551年 3月28日 午前9時

 さて、辺境伯の城はまだ燃えていた。砦からも見える。領都から逃げる者達。王都に敗走したボスタニア王国軍の残骸。
 死体はない。肉体はすべて灰になって消えた。

 それをみていた行商人達は、すぐに王都に逃げ出した。
 やれやれ。これで懲りてくれたら良いのだけどね~。
 さて、冒険者ギルド本部の場所もわかったので、攻めるかな?
 やはり、ボスタニア王国をしっかりとお仕置きしないといけないのと、戦力が欲しい。
 あのいとこは、大きな焚き木の中に入れて焼いた。「待ってくれミラージュ!オレはお前を娶ってやるから!」とか、抜かしているので目が覚めるように火の中に入れたが、消えた?

 格納庫のフォルダをひらくと、なまえが…。教会本部に転送する。全員のメモリフォルダに私に関するこのエリアでの幽体での活動以外のメモリを閲覧禁止にした。

 カトレア「あ~、アイツラを大聖堂に降らせたのはミラージュ様だったのか~。」

 カトレア曰く、胡散臭いオッサンやうるさい淑女達が降ってホラー展開だったらしい。
 ブハッ! つい笑ってしまった。

 聞けば、相当ひどい状態だったと言うのだ。行商人達が特急で王都に付くのは明日の昼頃から明後日の朝だろう。
 それまでにこれからの方針と情報を集めよう。
 街の冒険者支部に入ると、受付嬢が真っ青をなっていた。

 冒険者新聞はまだこちら側との冒険者軍の敗北を報じてない。魔王軍との戦闘で実は敗北していた事をバラす記事だった。
 バッカローニ王国、バサド王国、メクライン王国とマキスラー王国が滅びていた事が報じている。

 カトレア「は?バッカローニ王国は賢者。バサド王国は魔導士。メクライン王国は斥候。マキスラー王国はガードナーを召喚した王国ではないですか!」

 … …。

 は?

 ギルド受付嬢「れ?れれれれれ? えーーー!」

 え?ギルドでも知らなかったの?

カトレア「まぁ一応秘密でしたから。教会皇国が勇者召喚したのは有名ですから、公然のヒミツですね。」

 王女ミレーヌ「つまり、ボスタニア王国でやっと成立した見習い聖女ルージュと、教会皇国の勇者しか生きていないのですか?」

 私「ん~~。どうなの?冒険者ギルドでも、情報はないの?」

 受付嬢「ないです。各王国のギルド支部とも連絡がつきません。」

 私「ねえ?グランドマスターは、こちらにいるのよね。グランドマスターの権限で勇者パーティー保護の名目で、探させたら。
 ほら!あのクソ王太子の婚約破棄の賠償金の一部があるから、これを使ってクエスト発注よ!」

 王女ミレーヌ「王家クエストでもあります。」

 受付嬢「は、はい!承りました。」

 やれやれ。今日は聖女魔法の聖女教師人形を出して冒険者ギルドの者達の教育をはじめてソレにしては丸投げする事にした。
 それにしても、異世界勇者召喚とその管理体制が雑すぎない?
 
王女ミレーヌ「滅ぼされた各国は、軍事大国ばかり。既に人間側は65%の戦力が無くなったということですね。」

 なに!!!!

 それ、終わってない?

カトレア「終わってますね。」

 敗残兵を集めて、軍事境界線するしかないか。
 土魔法で、ゴーレムを600体作って各方面に派遣して、様子を見に行かせる事にした。既に人間ボロ負け状態なのだ。
 
 そんな事と、世界地図とにらめっこしながら、魔王軍が次に何処を狙うのかを考えていた。
 現在午後1時。
 冒険者ギルドも情報を集めていたら、とんでもない情報が入ってきた。

受付嬢「現在、国政が成立している国は、教会皇国、ボスタニア王国、そして、バルセリナ王国とバーナー王国です。 エルフ国家のユードリナとら連絡が取れないので、今、付近の冒険者ギルド支部から確認が流されました。ハイグランドマスター。」
 いつの間にか、私がグランドマスターの上のハイグランドマスターになっていた。
 そして、受付嬢とグランドマスター(教育済み)には私がミラージュだというのも、生きている事もバラすのは禁止にして魔法契約にした時に、便宜上正体不明のハイグランドマスターとなることになった。
 つまり、ココが冒険者ギルド第2本部となる事が決定した。冒険者ギルド本部は火山国バーナーにある。
 大陸地図の65%が魔王の手に落ちていた。
 ボスタニア王国を教育して、立て直さないと。それにしても…ミミーラはこんなにも雑だったか?
 
 ゴーレムから、映像がきた。
 ラビリンスがモンスター排出を始めている。
 いけない!このままだとラビリンス間の連鎖排出現象が起きて、デカいラビリンスからモンスターがウジャウジャ出てくる災害級モンスター災害が起こる。

 こちらの5つのラビリンスは、ダンジョンボス以外殲滅させたから、あと2ヶ月はザコすら湧かない。
 ボスタニアの城の地下ダンジョンから殲滅しないと。
 ラビリンスのドロップ品とか換金して、冒険者の兵士の募集もはじめさせた。
  
 
 
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