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第37話 秘密の暴露
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「そうなんですか?」
ルーファスに真顔で断言されると、それが正しい気がしてくる。
「クリス様、ジークフェルド様。会計は監査待ちで、特に急ぎの仕事もありませんし、私たちは先生の出産祝いを買いに行きます。今日はこれで失礼させていただきますね。さあ、リア行くよ。」
ルーファスは王子たちに挨拶をすると、入ってきたばかりで、まだカバンを肩にかけたままのリアを促し、二人で退室して行った。
「うわあ、ルーファス本気だねえ。仕事、早すぎないか?」
クリスはすっぱいものでも飲まされたように顔をしかめた。
ジークフェルドは難しい表情で黙りこんでいる。
クリスは、そんなジークフェルドを見て少し悪い笑みを浮かべた。
「ルーファスは有能だし、狙った獲物は確実に狩りにいくタイプだ。ボヤっとしてたら取られるよ。」
「取られるって、俺は別に・・・」
ジークフェルドは小さい声で反論した。
「リアが男爵家に婿を取るつもりなら、相手の選別には多少かかわろうと思ってたんだ。でも、リアの相手がルーファスなら、僕はそれで構わないと思ってるよ。アルノーで一番の大貴族の跡取りだし、彼自身優秀だ。なにより、公爵夫人という身分なら母上や伯父上との交流も持ちやすい。」
クリスの言葉を聞いて、ジークフェルドは考えた。
最初に会った時に比べて、リアへの好感度が上がっていっていることは自分でも自覚している。
しかし、自分自身の気持ちがいま一つ把握しきれていない状況だったのだ。
「リアが男友達の家に遊びに行ったと勘違いして、やきもちを焼いたりしてただろう?今日も、ルーファスにリアをさらわれて不機嫌になってるし。自分の気持ちに素直になってみたら?」
クリスにそう言われ、ジークフェルドは唇をかみしめ、うつむいた。
「今日は他に誰もいないし、僕たちも解散してゆっくりしようか。」
クリスはそう言うと、荷物をまとめて生徒会室を出て行ってしまった。
一人残されたジークフェルドは、もんもんと自分の気持ちと向き合う羽目になったのだった。
ルーファスに真顔で断言されると、それが正しい気がしてくる。
「クリス様、ジークフェルド様。会計は監査待ちで、特に急ぎの仕事もありませんし、私たちは先生の出産祝いを買いに行きます。今日はこれで失礼させていただきますね。さあ、リア行くよ。」
ルーファスは王子たちに挨拶をすると、入ってきたばかりで、まだカバンを肩にかけたままのリアを促し、二人で退室して行った。
「うわあ、ルーファス本気だねえ。仕事、早すぎないか?」
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ジークフェルドは難しい表情で黙りこんでいる。
クリスは、そんなジークフェルドを見て少し悪い笑みを浮かべた。
「ルーファスは有能だし、狙った獲物は確実に狩りにいくタイプだ。ボヤっとしてたら取られるよ。」
「取られるって、俺は別に・・・」
ジークフェルドは小さい声で反論した。
「リアが男爵家に婿を取るつもりなら、相手の選別には多少かかわろうと思ってたんだ。でも、リアの相手がルーファスなら、僕はそれで構わないと思ってるよ。アルノーで一番の大貴族の跡取りだし、彼自身優秀だ。なにより、公爵夫人という身分なら母上や伯父上との交流も持ちやすい。」
クリスの言葉を聞いて、ジークフェルドは考えた。
最初に会った時に比べて、リアへの好感度が上がっていっていることは自分でも自覚している。
しかし、自分自身の気持ちがいま一つ把握しきれていない状況だったのだ。
「リアが男友達の家に遊びに行ったと勘違いして、やきもちを焼いたりしてただろう?今日も、ルーファスにリアをさらわれて不機嫌になってるし。自分の気持ちに素直になってみたら?」
クリスにそう言われ、ジークフェルドは唇をかみしめ、うつむいた。
「今日は他に誰もいないし、僕たちも解散してゆっくりしようか。」
クリスはそう言うと、荷物をまとめて生徒会室を出て行ってしまった。
一人残されたジークフェルドは、もんもんと自分の気持ちと向き合う羽目になったのだった。
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