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第三章 悪役令嬢は学院生活を送る
103.悪役令嬢は母親達と秘密の実験をする
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お母様に魔力が集まっていく――
どこかトランス状態にも似た形で展開される魔法はとても神秘的だけど、お母様が女王キャロラインとどういったやり取りをしているのか、はた目には全く分からない。
しばらくすると、魔力が霧散してお母様は大きく息を吐いた。
「ふぅ――終わったわ。半刻ほど経ってから始める事になったので、それまではお茶でもしましょう。まだお茶菓子を頂いてませんからね?」
「そ、そういえば、そうでした……エルーサ。準備の方を頼みますわ」
エルーサは「畏まりました」と一礼をして、用意していたワゴンをこちらに運び込んでくる。
「本日はお嬢様のご指示で『冷やしぜんざい』をご用意致しました。北の地で取れる良質の小豆を使い、餅粉を使う事で特有のとろみをつけた物となっております。また白玉の方も、何も入っていない物と茶の粉を混ぜた物を乗せて御座います」
と、彼女は静かにお父様、お母様の前に冷やしぜんざいを置き、最後に私の前に置いた。相変わらず丁寧で綺麗な所作は私の自慢のメイドである。
「茶の粉というと、アレね」
「はい、茶の最も良い葉である玉露をゆっくりと石臼で粉にした上質の抹茶です」
お父様、お母様もワクワクした雰囲気でぜんざいを口に送り、目を輝かせる。
「うん、強い甘味の中になんとも言えない小豆の味が広がる。また――うむ、いいね。私は茶の粉を使った白玉が堪らないね」
「冬に食べる温かい物に比べると甘味が少し薄いのね。ああ、でも……ほうじ茶との組み合わせはまさに究極と呼べるわね」
洋菓子も好きだけど、やっぱり和菓子は至高だと私も思う。と、いうかお母様もお父様も和菓子の方が好きな傾向にあるのよねぇ。妙なところで親子なのだと思わせる感覚に私はどこかむず痒い感じがあって思わず視線を逸らしてしまう。うん、抹茶のクオリティが高いわ。マリーってばお茶だけでどれだけ稼ぐ気だろうか。
そんなこんなで、半刻ほど甘味を楽しんだ後に女王キャロラインと秘密の実験を行う準備を整わせる。一応、念のために防音認識阻害の魔道具を起動させておく。ハッキリ言ってこの場には使う必要の無いほどに信頼している人間しかいないけど、お父様が念のために使うようにと言ったからだ。
「で、報告書である程度の概要は知っているけど、実用的にはどの程度使えるんだい?」
「そうね。特定の魔力波を出して、受け取る――送受信と言えばよいかしら。そこまでは確実ですが、音を乗せる方法に関しては改良が必要がありそう。と、いう段階ですね」
お母様はそう言って、目の前に置かれた箱に魔力を通す。電話というよりも現状の作りは魔力波を使った無線装置で、スイッチを押している間だけ収音器に話しかけた音が魔力波に変換される。特定の受信可能な装置側がその魔力波を拾う事で魔力波に変換された音を元の音に戻して拡声器から音を出す仕組みだ。
「聞こえていますか?」
お母様が送信スイッチを押しながら収音器に向かって話しかける。スイッチから手を放し、少しタイムラグがあってから、拡声器からノイズ混じりの声が聴こえる。
『――ええ、ステフの声が聞こえました』
やっぱり、ノイズが多いなぁ。魔力波の受信体の問題か、音を魔力波に変換、逆変換の問題か分からないけど、ここは結構な課題よねぇ。
『――緊急の連絡には――まだまだ、アレかしら?』
「そうね。まだまだ改良が必要だと思い知らされるわ」
そんなやり取りをしながらも、殿下とのお茶会の件を女王キャロラインとお母様が話をしているのを傍で聴いていると、やはりな感じだけど、動きはある程度知っているけれど、報告もなければ申請も受けていないので、すぐに許可は出せないという流れになりそうだ。
『一応、聞くけれど準備はしたのかしら?』
「ええ、奉呈する物品とドレスに関しては急遽だけど用意したわ」
『なるほど、では――少し待ってね、日程を確認するわ』
そう言って女王キャロラインは席を外したのか、人を呼んだのか分からないけど私達はしばし待たされる。妙な沈黙がアレよねぇ。
「魔力波の変換に関して課題が幾つかあるけど、さすがに計算がかなり面倒よね。この辺りはエステリアの方で何か案があると言っていたわね?」
「はい、計算が得意なアーマリア侯爵令嬢のリンリィに助力を願おうと思っています。算術に関して彼女は私よりも遥か高みにいますから」
そもそも算術に関してはPCがあればある程度は何とかなると思うけど、リンリィはそっち系の専門家と言っていいでしょう。
『――待たせたわね。次の天の日にお茶会をするようにこちらで手を打っておくので、そのつもりで頼んだわ』
と、女王キャロラインの声が響き、お母様は少し慌てて了承の旨を返答しする。
『しかし、これが実用化すれば色々と有用だな――』
「そうですわね。特に軍などの連絡や外交で他国へ向かう者達が使えるようになれば、速度感が変わるでしょう」
『ふふっ、では今後を期待しよう。皆、ご苦労であった』
最後は女王モードの女王キャロラインがそう言って本日の実験を終了した。ついでにそのタイミングで防音と認識阻害の魔道具も終了させて、私達は一息ついた。
とりあえず、通信の魔道具に関してもそうだけど、他の魔道具も魔道具として、ちゃんと動いているか分かるようにランプなどの点灯とかも考えないと分かりにくいなぁ。と、いう部分は前から思っていたけど、その辺りも何か考えないとダメね。
「はぁ、正直4日間延びたとしても、あまり変わりないわね」
「そうですね。ただ、この流れだと明日か明後日に正式な招待状が来そうな雰囲気ですね」
「そうなると、私達も出席する流れになるのでは無いかな?」
「普通はそうですものね」
と、お父様とお母様が言った。そうなると、お母様の方が大変なのではないだろうか? ドレスを新調するわけにもいかないだろうし。
「心配しなくても大丈夫よ。バネッサ、お婆様のドレスを幾つか直したわよね? 見繕っておいて貰えるかしら?」
そう言うと、バネッサが頭を下げて「畏まりました」と言って再度気配を消した。
「とりあえず、今日はこの辺りにして情報収集した上で――そうだね。月の日の夕食後に再度打ち合わせをしようか」
と、お父様の言葉に皆頷いて、今回のお茶会は終了の運びとなった。
どこかトランス状態にも似た形で展開される魔法はとても神秘的だけど、お母様が女王キャロラインとどういったやり取りをしているのか、はた目には全く分からない。
しばらくすると、魔力が霧散してお母様は大きく息を吐いた。
「ふぅ――終わったわ。半刻ほど経ってから始める事になったので、それまではお茶でもしましょう。まだお茶菓子を頂いてませんからね?」
「そ、そういえば、そうでした……エルーサ。準備の方を頼みますわ」
エルーサは「畏まりました」と一礼をして、用意していたワゴンをこちらに運び込んでくる。
「本日はお嬢様のご指示で『冷やしぜんざい』をご用意致しました。北の地で取れる良質の小豆を使い、餅粉を使う事で特有のとろみをつけた物となっております。また白玉の方も、何も入っていない物と茶の粉を混ぜた物を乗せて御座います」
と、彼女は静かにお父様、お母様の前に冷やしぜんざいを置き、最後に私の前に置いた。相変わらず丁寧で綺麗な所作は私の自慢のメイドである。
「茶の粉というと、アレね」
「はい、茶の最も良い葉である玉露をゆっくりと石臼で粉にした上質の抹茶です」
お父様、お母様もワクワクした雰囲気でぜんざいを口に送り、目を輝かせる。
「うん、強い甘味の中になんとも言えない小豆の味が広がる。また――うむ、いいね。私は茶の粉を使った白玉が堪らないね」
「冬に食べる温かい物に比べると甘味が少し薄いのね。ああ、でも……ほうじ茶との組み合わせはまさに究極と呼べるわね」
洋菓子も好きだけど、やっぱり和菓子は至高だと私も思う。と、いうかお母様もお父様も和菓子の方が好きな傾向にあるのよねぇ。妙なところで親子なのだと思わせる感覚に私はどこかむず痒い感じがあって思わず視線を逸らしてしまう。うん、抹茶のクオリティが高いわ。マリーってばお茶だけでどれだけ稼ぐ気だろうか。
そんなこんなで、半刻ほど甘味を楽しんだ後に女王キャロラインと秘密の実験を行う準備を整わせる。一応、念のために防音認識阻害の魔道具を起動させておく。ハッキリ言ってこの場には使う必要の無いほどに信頼している人間しかいないけど、お父様が念のために使うようにと言ったからだ。
「で、報告書である程度の概要は知っているけど、実用的にはどの程度使えるんだい?」
「そうね。特定の魔力波を出して、受け取る――送受信と言えばよいかしら。そこまでは確実ですが、音を乗せる方法に関しては改良が必要がありそう。と、いう段階ですね」
お母様はそう言って、目の前に置かれた箱に魔力を通す。電話というよりも現状の作りは魔力波を使った無線装置で、スイッチを押している間だけ収音器に話しかけた音が魔力波に変換される。特定の受信可能な装置側がその魔力波を拾う事で魔力波に変換された音を元の音に戻して拡声器から音を出す仕組みだ。
「聞こえていますか?」
お母様が送信スイッチを押しながら収音器に向かって話しかける。スイッチから手を放し、少しタイムラグがあってから、拡声器からノイズ混じりの声が聴こえる。
『――ええ、ステフの声が聞こえました』
やっぱり、ノイズが多いなぁ。魔力波の受信体の問題か、音を魔力波に変換、逆変換の問題か分からないけど、ここは結構な課題よねぇ。
『――緊急の連絡には――まだまだ、アレかしら?』
「そうね。まだまだ改良が必要だと思い知らされるわ」
そんなやり取りをしながらも、殿下とのお茶会の件を女王キャロラインとお母様が話をしているのを傍で聴いていると、やはりな感じだけど、動きはある程度知っているけれど、報告もなければ申請も受けていないので、すぐに許可は出せないという流れになりそうだ。
『一応、聞くけれど準備はしたのかしら?』
「ええ、奉呈する物品とドレスに関しては急遽だけど用意したわ」
『なるほど、では――少し待ってね、日程を確認するわ』
そう言って女王キャロラインは席を外したのか、人を呼んだのか分からないけど私達はしばし待たされる。妙な沈黙がアレよねぇ。
「魔力波の変換に関して課題が幾つかあるけど、さすがに計算がかなり面倒よね。この辺りはエステリアの方で何か案があると言っていたわね?」
「はい、計算が得意なアーマリア侯爵令嬢のリンリィに助力を願おうと思っています。算術に関して彼女は私よりも遥か高みにいますから」
そもそも算術に関してはPCがあればある程度は何とかなると思うけど、リンリィはそっち系の専門家と言っていいでしょう。
『――待たせたわね。次の天の日にお茶会をするようにこちらで手を打っておくので、そのつもりで頼んだわ』
と、女王キャロラインの声が響き、お母様は少し慌てて了承の旨を返答しする。
『しかし、これが実用化すれば色々と有用だな――』
「そうですわね。特に軍などの連絡や外交で他国へ向かう者達が使えるようになれば、速度感が変わるでしょう」
『ふふっ、では今後を期待しよう。皆、ご苦労であった』
最後は女王モードの女王キャロラインがそう言って本日の実験を終了した。ついでにそのタイミングで防音と認識阻害の魔道具も終了させて、私達は一息ついた。
とりあえず、通信の魔道具に関してもそうだけど、他の魔道具も魔道具として、ちゃんと動いているか分かるようにランプなどの点灯とかも考えないと分かりにくいなぁ。と、いう部分は前から思っていたけど、その辺りも何か考えないとダメね。
「はぁ、正直4日間延びたとしても、あまり変わりないわね」
「そうですね。ただ、この流れだと明日か明後日に正式な招待状が来そうな雰囲気ですね」
「そうなると、私達も出席する流れになるのでは無いかな?」
「普通はそうですものね」
と、お父様とお母様が言った。そうなると、お母様の方が大変なのではないだろうか? ドレスを新調するわけにもいかないだろうし。
「心配しなくても大丈夫よ。バネッサ、お婆様のドレスを幾つか直したわよね? 見繕っておいて貰えるかしら?」
そう言うと、バネッサが頭を下げて「畏まりました」と言って再度気配を消した。
「とりあえず、今日はこの辺りにして情報収集した上で――そうだね。月の日の夕食後に再度打ち合わせをしようか」
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