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第三章 悪役令嬢は学院生活を送る
111.悪役令嬢は殿下からの手紙を受け取る
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あれから数日、普段通りに小学から家に戻ってくるとエルーサから手紙を渡される。
「クリフト殿下から――と、アリエルからね」
まさかとは思うけど、クリフト殿下から手紙が来るとは思わなかった。まぁ、お父様が焚き付けた所為もあるのでしょう。
取り敢えず、中身を確認する為に封を切る。
男性的な挨拶の文面から始まる手紙で、その内容は簡単に言えば――貴重な贈り物を有難う。次は途中で帰るような事にならないように願っている。――と、言った内容だけど、それをツラツラと便箋2枚に渡って書けるのはある意味で凄い文才だと思う。
直接的な書き方はしていないけど、節々に婚約者であるのだから、みたいな雰囲気が醸し出ている。
まぁ、逆の立場なら私でも思うわ。でも、申し訳ないけど出来るだけクリフト殿下とは関わらないように過ごすつもりなのだ。公式なイベントではどうしようもないだろうけど。
と、言っても王家の年間行事で私が躱しきれないのは女王陛下の生誕祭くらいだ。建国祭や祝祭は婚約者は同じ席に立つことはしないのが慣わしで、これは婚姻の儀式をするまでは王族では無いよ。と、いうしっかりとした線引が存在するのだ。
まぁ、高学は王族であろうが寮生活で基本的に学園都市での生活になるので顔を合わせる機会が多くなるだろうけど、それまでは基本関わらないスタンスで行きたい。
今回のことがイレギュラー過ぎるだけだ。
取り敢えず、当たり障りない返事を書いておこう。お母様のチェックもちゃんとクリア出来るレベルの内容にはするけどね!
そうして、私はササッと返事を書いて手紙をエルーサに渡しお母様の確認をお願いする。
エルーサが戻ってくる間にアリエルからの手紙も確認する。
以前に比べると非常に綺麗な文字で貴族らしい文章がつらつらと並んでいる。マリーほどではないけれど、アリエルも随分と上達したわよね。そういえば、私の文章は硬いとマリーやアリエルは言うのだけどそんなにかしら? と、思うのよね。
因みに、手紙の内容は先日レシアス侯爵領の魔導洞窟マーフィアナの樹海に行って来たという話ね。と、いうかここ数日程ウィンディが学院に来なかったのもコレが理由ね。どうみてもゆるフワな元気っ子なのに、病弱設定はキツイと思うんだよね。
う~ん、その辺りはちょっと指導しちゃおうかしら?
にしても、マーフィアナの樹海と言えばマーフィア山に広がる樹海内にある、別名『迷いの森』と呼ばれる場所で歴史的にも非常に古い魔導洞窟で地下層は複雑怪奇な場所で有名らしいけど、ある程度の実力が無いと入ることが出来ない結構危険な場所としても知られる。
と、いうかあの二人は私がいけない日に二人で冒険しまくって、冒険者ランクを上げるのはいいんだけど、今回で【金】に昇級したって自慢してるわね。私、まだ【鋼】なんですけど?
このペースだと高学入るまでに【白銀】まで行くんじゃない? と、いうか……うん、ウィンディに説教しておきましょう。まぁ、それはいいとして、樹海には色々と面白い魔物がいて素材的に色々と面白そうではあるわね。
後は武器のメンテナンスをお願いしたいって話か。まぁ、それはいつもの事だからいいけど――二人とも武器の扱いがちょっと雑なのよね。強度的な改造よりもメンテナンスをしやすいように改良した方が今後はいいかもしれない。次の月の日は会合したい――か、まぁ、今回は急に決まったお茶会のせいでバタバタしてたし、仕方ないわよね。
と、いうかウィンディもアリエルも居なかったのは、そのタイミングで行ってたのか!? ちょうどお茶会が終わった午後に戻って来たと書いてあるわ。くっ、面倒そうなイベントをそういう手で回避するって酷くない? まぁ、女王キャロラインからも許可を取って冒険しているのだから、私なんかじゃ文句言えないけど。
私も色々と実践で試したい事があるから、お出かけしたんだけど。とりあえず、返事で次は誘って欲しいと書いておくか。
「クリフト殿下から――と、アリエルからね」
まさかとは思うけど、クリフト殿下から手紙が来るとは思わなかった。まぁ、お父様が焚き付けた所為もあるのでしょう。
取り敢えず、中身を確認する為に封を切る。
男性的な挨拶の文面から始まる手紙で、その内容は簡単に言えば――貴重な贈り物を有難う。次は途中で帰るような事にならないように願っている。――と、言った内容だけど、それをツラツラと便箋2枚に渡って書けるのはある意味で凄い文才だと思う。
直接的な書き方はしていないけど、節々に婚約者であるのだから、みたいな雰囲気が醸し出ている。
まぁ、逆の立場なら私でも思うわ。でも、申し訳ないけど出来るだけクリフト殿下とは関わらないように過ごすつもりなのだ。公式なイベントではどうしようもないだろうけど。
と、言っても王家の年間行事で私が躱しきれないのは女王陛下の生誕祭くらいだ。建国祭や祝祭は婚約者は同じ席に立つことはしないのが慣わしで、これは婚姻の儀式をするまでは王族では無いよ。と、いうしっかりとした線引が存在するのだ。
まぁ、高学は王族であろうが寮生活で基本的に学園都市での生活になるので顔を合わせる機会が多くなるだろうけど、それまでは基本関わらないスタンスで行きたい。
今回のことがイレギュラー過ぎるだけだ。
取り敢えず、当たり障りない返事を書いておこう。お母様のチェックもちゃんとクリア出来るレベルの内容にはするけどね!
そうして、私はササッと返事を書いて手紙をエルーサに渡しお母様の確認をお願いする。
エルーサが戻ってくる間にアリエルからの手紙も確認する。
以前に比べると非常に綺麗な文字で貴族らしい文章がつらつらと並んでいる。マリーほどではないけれど、アリエルも随分と上達したわよね。そういえば、私の文章は硬いとマリーやアリエルは言うのだけどそんなにかしら? と、思うのよね。
因みに、手紙の内容は先日レシアス侯爵領の魔導洞窟マーフィアナの樹海に行って来たという話ね。と、いうかここ数日程ウィンディが学院に来なかったのもコレが理由ね。どうみてもゆるフワな元気っ子なのに、病弱設定はキツイと思うんだよね。
う~ん、その辺りはちょっと指導しちゃおうかしら?
にしても、マーフィアナの樹海と言えばマーフィア山に広がる樹海内にある、別名『迷いの森』と呼ばれる場所で歴史的にも非常に古い魔導洞窟で地下層は複雑怪奇な場所で有名らしいけど、ある程度の実力が無いと入ることが出来ない結構危険な場所としても知られる。
と、いうかあの二人は私がいけない日に二人で冒険しまくって、冒険者ランクを上げるのはいいんだけど、今回で【金】に昇級したって自慢してるわね。私、まだ【鋼】なんですけど?
このペースだと高学入るまでに【白銀】まで行くんじゃない? と、いうか……うん、ウィンディに説教しておきましょう。まぁ、それはいいとして、樹海には色々と面白い魔物がいて素材的に色々と面白そうではあるわね。
後は武器のメンテナンスをお願いしたいって話か。まぁ、それはいつもの事だからいいけど――二人とも武器の扱いがちょっと雑なのよね。強度的な改造よりもメンテナンスをしやすいように改良した方が今後はいいかもしれない。次の月の日は会合したい――か、まぁ、今回は急に決まったお茶会のせいでバタバタしてたし、仕方ないわよね。
と、いうかウィンディもアリエルも居なかったのは、そのタイミングで行ってたのか!? ちょうどお茶会が終わった午後に戻って来たと書いてあるわ。くっ、面倒そうなイベントをそういう手で回避するって酷くない? まぁ、女王キャロラインからも許可を取って冒険しているのだから、私なんかじゃ文句言えないけど。
私も色々と実践で試したい事があるから、お出かけしたんだけど。とりあえず、返事で次は誘って欲しいと書いておくか。
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