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第三章 悪役令嬢は学院生活を送る
259.悪役令嬢は各部隊の指揮官を指名する
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本日の訓練を終えて、皆を会議室に召集する。
皆が揃ったのを確認して、私は全員に資料を配布するように指示を出し、エルーサ達がキビキビと動き皆に資料が配布される。
「まずは今日は皆さん、お疲れ様でした。先に小難しい話だけしておくわね。今後の訓練会では今日の班分けとは別の班分けとなります――まぁ、今日とは参加人数も変わっていると思うので、それも踏まえた班分けを行います」
そう、裏方志望のメンバーがいるから、それはまた別の形で集まって貰うわけだけど、そちらには私は参加する予定はあまり無い。そこはマリーが上手くやってくれると信じている。
「私達が行う実証実験はこれからの戦を根底から変える事になります。だからこそ、しっかりと戦略面、戦術面も学んでもらう必要があります。資料にはざっくりと書いてはありますが、特に戦における戦術について、今は小規模な人数ではありますが、五人一組を一部隊として、全八部隊に分けます。実際、訓練会に今後参加するのは六班までで、残りの二班は後方支援部隊として運用する予定です」
と、私の言葉に皆は真剣な表情で聞いている。皆、良い子が多い――と、いうのは素直な感想だ。
「で、後方支援部隊はレシアス侯爵令嬢アンネマリーが指揮を取りまとめます。この部隊は戦地への運搬、情報収集を主に行って貰います。その部隊に希望する者や既にアンネマリーから打診を受け、了承している者もいることを私は知っています」
実際、司令部であるアリエルや私にとって、戦闘部隊より兵站を担う部隊の方が重要ではあるんだけど、そんなこと、口が裂けてもいえないわね。
「司令部の最上位指揮官はアリエル王女殿下が担います。副官はアーマリア侯爵令嬢リンリィが担います。各部隊の指揮官だけは今のうちに発表しておくわね」
と、私の言葉に皆が少しだけざわめく。司令部に私が居ないということに疑問を持った者もいるでしょうね。
「第一部隊、指揮官は私。ハーブスト公爵令嬢エステリアが担います。この部隊は現場指揮を中心とした司令部直下の部隊だと思って貰えればいいわ。次の部隊だけど、指揮官に名が挙がった者は規律して大きな声で返事してね」
私がにこやかにそう言うと皆に緊張が走る。まぁ、指揮官の面子はアリエルと私しか知らないから、ドキドキするわね。因みに第一部隊は私、ジェニー、ミーリア、
「第二部隊、指揮官グラファス侯爵令嬢ルアーナ」
「ハッ! このルアーナ、命を賭してでもやりきる所存!」
と、勢いよく返事をするルアーナだけど、相変わらず暑苦しいわね。でも、実力含め、冷静さやこういう事に長けている人物ではある。
「第二部隊は戦闘面、防御面に優れた戦闘部隊です。ある意味で肝の部隊だと思ってください。次、第三部隊――」
私の言葉に再び緊張が走る。まぁ、緊張するわよね。
「リンガロイ伯爵令嬢ウィンディ」
「はいっ! がんばりますっ!」
いつもながら元気良い返事だけど、まぁ、ウィンディの心配は部隊指揮が可能か? って、ところなんだけど、どう考えてもIGLとか向いて無さそうなんだけど、まぁ、戦闘力はずば抜けてるし、FPSとかも経験あるっぽいから、大丈夫だろうと思っている――思っているわよ?
「第三部隊は特に戦闘に特化した遊撃部隊です。なので、機動力を重視した構成になると思ってください。次、第四部隊――」
まぁ、言っても指揮官として指名出来る子って、面子が限られているのよね。
「ウィッシャルド子爵令嬢フィレーヌ」
「はい、拝命致します」
こういうところ、フィレーヌは落ち着いた感じあっていいわね。
「第四部隊は防衛にも優れた動きの出来る部隊として、動いて貰うつもりです。次、第五部隊――」
第四部隊は特に魔法や魔術による支援も考えた構成でいこうと思っている故にフィレーヌは適任のハズよ。魔術面に優れた者というのは特に戦闘面でも優れているのだから。
「ウェーベラント騎士爵令嬢ハーファリア」
「ハッ! 恐悦至極に御座います!」
第五部隊は騎士爵で固めて、突破力のある部隊にしたいってアリエルが言ってたけど、まぁ、騎士といっても剣や槍で戦う感じじゃないから、まぁ、どう育てるかって感じではあるけど。
「第五部隊は騎士らしい突破力のある戦闘部隊です。次、第六部隊――」
最後の一部隊は実は後方部隊でもいいような気はしてたんだけど、やっぱり、遠距離を見渡す魔道具は必須な気がしてきた。
「バロール騎士爵令嬢ミルレーン」
「は、ハッ! ご命令であれば!」
一瞬、自分がまさか。って感じの顔をしていたわね。私が今までの訓練会や武闘大会を見て来た以外にも一応、騎士爵家がどのような戦術を得意としている家かとかちゃんと調べた結果なんだからね。バロール騎士爵は特に斥候として有用な訓練を多くしているし、実際ミルレーンはかなり斥候としてよい素質を持っている――らしい。
「第六部隊は斥候などを担う重要な部隊です。戦闘はモチロンですが、情報収集や戦場を冷静に見定める重要な役割を担うところですからね。後方部隊につていは後日発表します。また、各班の面子については次回の勉強会の日に発表します」
「では、今日はこのあたりで終了だな。一応、土産を用意してあるから後で馬車に乗っている時に皆に渡すので楽しみにしておくと良い。では、本日は我々の為に集まってくれて感謝する」
と、アリエルの言葉で本日の訓練会を終了として――と、いっても魔導洞窟から出て、王家の別邸から馬車で王都まで移動して我が家で解散となるわけだけどね。
皆が揃ったのを確認して、私は全員に資料を配布するように指示を出し、エルーサ達がキビキビと動き皆に資料が配布される。
「まずは今日は皆さん、お疲れ様でした。先に小難しい話だけしておくわね。今後の訓練会では今日の班分けとは別の班分けとなります――まぁ、今日とは参加人数も変わっていると思うので、それも踏まえた班分けを行います」
そう、裏方志望のメンバーがいるから、それはまた別の形で集まって貰うわけだけど、そちらには私は参加する予定はあまり無い。そこはマリーが上手くやってくれると信じている。
「私達が行う実証実験はこれからの戦を根底から変える事になります。だからこそ、しっかりと戦略面、戦術面も学んでもらう必要があります。資料にはざっくりと書いてはありますが、特に戦における戦術について、今は小規模な人数ではありますが、五人一組を一部隊として、全八部隊に分けます。実際、訓練会に今後参加するのは六班までで、残りの二班は後方支援部隊として運用する予定です」
と、私の言葉に皆は真剣な表情で聞いている。皆、良い子が多い――と、いうのは素直な感想だ。
「で、後方支援部隊はレシアス侯爵令嬢アンネマリーが指揮を取りまとめます。この部隊は戦地への運搬、情報収集を主に行って貰います。その部隊に希望する者や既にアンネマリーから打診を受け、了承している者もいることを私は知っています」
実際、司令部であるアリエルや私にとって、戦闘部隊より兵站を担う部隊の方が重要ではあるんだけど、そんなこと、口が裂けてもいえないわね。
「司令部の最上位指揮官はアリエル王女殿下が担います。副官はアーマリア侯爵令嬢リンリィが担います。各部隊の指揮官だけは今のうちに発表しておくわね」
と、私の言葉に皆が少しだけざわめく。司令部に私が居ないということに疑問を持った者もいるでしょうね。
「第一部隊、指揮官は私。ハーブスト公爵令嬢エステリアが担います。この部隊は現場指揮を中心とした司令部直下の部隊だと思って貰えればいいわ。次の部隊だけど、指揮官に名が挙がった者は規律して大きな声で返事してね」
私がにこやかにそう言うと皆に緊張が走る。まぁ、指揮官の面子はアリエルと私しか知らないから、ドキドキするわね。因みに第一部隊は私、ジェニー、ミーリア、
「第二部隊、指揮官グラファス侯爵令嬢ルアーナ」
「ハッ! このルアーナ、命を賭してでもやりきる所存!」
と、勢いよく返事をするルアーナだけど、相変わらず暑苦しいわね。でも、実力含め、冷静さやこういう事に長けている人物ではある。
「第二部隊は戦闘面、防御面に優れた戦闘部隊です。ある意味で肝の部隊だと思ってください。次、第三部隊――」
私の言葉に再び緊張が走る。まぁ、緊張するわよね。
「リンガロイ伯爵令嬢ウィンディ」
「はいっ! がんばりますっ!」
いつもながら元気良い返事だけど、まぁ、ウィンディの心配は部隊指揮が可能か? って、ところなんだけど、どう考えてもIGLとか向いて無さそうなんだけど、まぁ、戦闘力はずば抜けてるし、FPSとかも経験あるっぽいから、大丈夫だろうと思っている――思っているわよ?
「第三部隊は特に戦闘に特化した遊撃部隊です。なので、機動力を重視した構成になると思ってください。次、第四部隊――」
まぁ、言っても指揮官として指名出来る子って、面子が限られているのよね。
「ウィッシャルド子爵令嬢フィレーヌ」
「はい、拝命致します」
こういうところ、フィレーヌは落ち着いた感じあっていいわね。
「第四部隊は防衛にも優れた動きの出来る部隊として、動いて貰うつもりです。次、第五部隊――」
第四部隊は特に魔法や魔術による支援も考えた構成でいこうと思っている故にフィレーヌは適任のハズよ。魔術面に優れた者というのは特に戦闘面でも優れているのだから。
「ウェーベラント騎士爵令嬢ハーファリア」
「ハッ! 恐悦至極に御座います!」
第五部隊は騎士爵で固めて、突破力のある部隊にしたいってアリエルが言ってたけど、まぁ、騎士といっても剣や槍で戦う感じじゃないから、まぁ、どう育てるかって感じではあるけど。
「第五部隊は騎士らしい突破力のある戦闘部隊です。次、第六部隊――」
最後の一部隊は実は後方部隊でもいいような気はしてたんだけど、やっぱり、遠距離を見渡す魔道具は必須な気がしてきた。
「バロール騎士爵令嬢ミルレーン」
「は、ハッ! ご命令であれば!」
一瞬、自分がまさか。って感じの顔をしていたわね。私が今までの訓練会や武闘大会を見て来た以外にも一応、騎士爵家がどのような戦術を得意としている家かとかちゃんと調べた結果なんだからね。バロール騎士爵は特に斥候として有用な訓練を多くしているし、実際ミルレーンはかなり斥候としてよい素質を持っている――らしい。
「第六部隊は斥候などを担う重要な部隊です。戦闘はモチロンですが、情報収集や戦場を冷静に見定める重要な役割を担うところですからね。後方部隊につていは後日発表します。また、各班の面子については次回の勉強会の日に発表します」
「では、今日はこのあたりで終了だな。一応、土産を用意してあるから後で馬車に乗っている時に皆に渡すので楽しみにしておくと良い。では、本日は我々の為に集まってくれて感謝する」
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