44 / 44
エピローグ
~君と共に~
しおりを挟む
実家に帰省するのは去年の正月以来だろうか。たまたま休み重なり、家に一人でいても特にやることがなかった、というのが理由だったと思う。
ただでさえ、病院勤務に盆暮れ正月はあまり関係ない。わざわざ帰ろうと思わなければ、そのまま仕事をしているだけだ。
でも今回は、有給休暇をとってまで帰ってきた。親に元気な顔を見せたいわけではない。
その理由は、なずな先輩の墓参りをするためだった。
お墓の周りや墓石を掃除し、花を添えて線香をあげる。静かに手を合わせて目を閉じた。
随分と待たせてしまってごめんなさい。
今までの想いをこの一言にのせる。
そして俺は目を開けた。
「今日は連れてきてくれてありがとう」
同じように横で手を合わせていたすずなちゃんに声を掛ける。
「誘ったのは私の方ですから、お礼を言うのはこちらの方ですよ」
すずなちゃんは屈託ない笑顔でそう言った。
今の彼女はなずな先輩のことをちゃんと受け入れ、以前と同じ元気な姿に戻っている。
もう一度お墓を見つめ、振り返った。
また、来ますね。
心の中でそう呟き、俺とすずなちゃんはその場を後にした。
お寺の出口に差し掛かかったとき、すずなちゃんから蒼い封筒を差し出された。
「……これは?」
「お姉ちゃんからの手紙です。実家の机の引き出しに仕舞ってあるのを持ってきました」
封筒を受け取ると、そこには見覚えのある筆致で『昴太へ』と書かれていた。
「封は開けていません。もう渡すことはないと思っていたんですが、ちゃんと渡せて良かったです」
しばらくその封筒を見つめ、そのままそっとジャケットの内ポケットに仕舞った。
「開けないんですか?」
「あ……うん。後でゆっくり見るよ」
こんなものまで、大切に保管してくれていたのかと感慨深く思う。
だから今日、俺はずすなちゃんに伝えなければいけない想いがあった。
「長い間、すずなちゃんにはとても多くの物を抱えさせてしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、ここではきっと謝るべきことじゃない。だから今はお礼を言わせてもらうよ。
今まで、本当にありがとう」
「うーん。なんかそれも違うような気がしますけどね。でも、嬉しいです。こちらこそ、ありがとうございました」
すずなちゃんは優しく微笑む。
「あー……それで、今後のこと、なんだけど――――」
ここにきて臆病風が俺を襲う。しっかりしろ、と自らを鼓舞し再びすずなちゃんに向き合った。
「良ければ、俺と付き合って欲しい」
「…………それは……恋人として、ですか?」
「ああ、そうだ」
俺は真っすぐ向き合うも、すずなちゃんは暗い表情で視線を逸らした。
「そう言っていただけるのは有り難いです。でも、私はお姉ちゃんの代わりにはなれません。それに実は、昴太くんと会うのはこれで最後にしようと思ってたんです。だから昴太くんは、これ以上お姉ちゃんに縛られないでください」
すずなちゃんは精一杯の笑顔を見せる。
「違う。俺はすずなちゃんのこと、なずな先輩の代わりだなんて思っていない」
「じゃあ、私に対する同情ですか? 私はもう一人でも大丈夫です。昴太くんはこの先の私のことまで気をかける必要はありません」
「だからそうじゃないんだ!!」
思わず声を荒げる。
「だって……それ以外にないじゃないですか。別に好きでもない相手と付き合おうとする理由なんて……」
すずなちゃんは笑顔のまま、今にも零れ落ちそうなほどの涙を瞳に貯める。
「理由は説明する。だからちゃんと聞いて欲しい」
「……納得できなかったらぶん殴りますからね」
持ち前の小悪魔スマイルを向ける。
思い返すと、割と情けない理由だったりするので、俺はぶん殴られる覚悟を決めた。
「中学のころ俺はずっと、すずなちゃんの気持ちには気付いていんた。夏花や碧生はあまりそういう雰囲気を出してこなかったし、ただの幼馴染だと思っていたから純粋にすずなちゃんの気持ちは嬉しかった」
すずなちゃんは黙って俺を見つめる。
「いや……でも中学生男子って今思うといろいろ勝手に拗らせやすいっていうか、周りに囃し立てられると素直になれないっていうか……」
すずなちゃんは少しだけ首を傾げる。
「なんていうかな。例えば、自分のことを好きな子がいて、周りに「おい、アイツお前のこと好きなんじゃね?」って言われて本当は自分もその子が気になってるんだけど、「はあ? アイツなんて全然興味ないし。むしろ迷惑だわ」とか言って反発しちゃうような生き物なんだよ。中学生男子は」
女性にはあまり理解できないのかもしれないが、分かってくれる男性がいると俺は信じたい。
「あの頃の俺はまさにそれだった。すずなちゃんの気持ちを受け入れられなくて、自分自身の気持ちにも素直になれなくて、反発するように俺はなずな先輩を好きになった。もちろんなずな先輩を好きになった気持ちに嘘はない。でもあの時の俺は、自分の本当の気持ちに目を逸らして気付かなかったんだ。大人になって、全部思い出した今ならわかる。俺が本当に好きになったのは、間違いなくすずなちゃんだった」
すずなちゃんは驚いて口を両手で覆う。
「もちろん、あの時素直になれなかった後悔がないとは言えない。それでも、それ以上に俺は今、目の前にいるすずなちゃんのことが好きなんだ!! なずな先輩の代わりじゃない! 同情でもない! 俺自身が、これからを君と共に先に歩みたいと思っている!! だから――――」
ぶん殴られたかと思うような衝撃が胸元に走った。
「……思ったよりも、しょーもない理由で私はフラれてたんですね」
勢いよく抱き付いてきたすずなちゃんの額が胸部に刺さる。
「ああ……本当にそう思うよ。あの時、自分の気持ちに素直になっていればあんなことには――――」
「言わないでください。もう全部、過ぎてしまった話です。大事なのはこれからですよ」
そう言いながらずすなちゃんは俺の胸元に額をぐりぐり押し付ける。
「これから……一緒にいてくれるのか……?」
「そうですね……。そのためにはお姉ちゃんの遺した言葉に縛られることになるんですけど、それでもいいですか?」
「遺した言葉っていうと?」
「私に宛てた手紙の最期の一文です」
言われて俺は思い返す。
あの手紙の最期の一文――――それは、
『私の大好きなすずなには、幸せな未来がありますように』
「必ず、約束するよ」
すずなちゃんは力一杯俺の身体を抱きしめる。本当に苦しくて息が止まるほどだった。
「ちょっと……苦しいんだけど……」
訴えるもすずなちゃんは力を緩めてくれない。
「一つ、お願いがあるんですけどいいですか?」
「なに? 何でも聞くよ」
「私がこの腕の力を緩めたら、一目散に走り去ります。だから追いかけてこないでくださいね」
「なんで!!??」
ちょっと何を言ってるのか分からない。
「今の私、嬉しすぎて舞い上がり過ぎちゃってるので、これ以上昴太くんの前にいるのがツライです。嬉しすぎてツライとかあるんですね。だから今日は一日実家で悶えてますので、落ち着いたらまた連絡します」
そしてすずなちゃんは腕を離し、すぐに背を向ける。
「これから――よろしくお願いしますね」
そう言うと、すずなちゃんは目を見張る速さで走り去り、あっという間に見えなくなった。
なんていうか、悶える姿を見れないのは非常に残念でもある。
一息ついて、俺は内ポケットから手紙を取り出した。
本当はすぐにでも開けたかったが、すずなちゃんに想いを伝える前に読む勇気はなかった。
封のシールを丁寧に取り、中から一枚の便箋を取り出す。そしてゆっくり開いた。
「これを見るのが、今で本当に良かった……」
微笑みながら、そんなことをしみじみ思う。
当時の俺は、この期に及んでまだそんなことを言い続けるのか、と受け入れることはできなかっただろう。
でも今になって思う。やっぱりこれは、なずな先輩の全てだった。
そして、この最期の言葉が無駄にならなくて良かったと、俺は心の底から強く思う。
便箋の真ん中には、たった一文だけこう書かれていた。
『すずなのことをよろしくね。』
ああ、大丈夫だ。俺はもう――思い出を振り返らない。
これからは――――彼女と共に、前だけを向いて生きていく。
了
ただでさえ、病院勤務に盆暮れ正月はあまり関係ない。わざわざ帰ろうと思わなければ、そのまま仕事をしているだけだ。
でも今回は、有給休暇をとってまで帰ってきた。親に元気な顔を見せたいわけではない。
その理由は、なずな先輩の墓参りをするためだった。
お墓の周りや墓石を掃除し、花を添えて線香をあげる。静かに手を合わせて目を閉じた。
随分と待たせてしまってごめんなさい。
今までの想いをこの一言にのせる。
そして俺は目を開けた。
「今日は連れてきてくれてありがとう」
同じように横で手を合わせていたすずなちゃんに声を掛ける。
「誘ったのは私の方ですから、お礼を言うのはこちらの方ですよ」
すずなちゃんは屈託ない笑顔でそう言った。
今の彼女はなずな先輩のことをちゃんと受け入れ、以前と同じ元気な姿に戻っている。
もう一度お墓を見つめ、振り返った。
また、来ますね。
心の中でそう呟き、俺とすずなちゃんはその場を後にした。
お寺の出口に差し掛かかったとき、すずなちゃんから蒼い封筒を差し出された。
「……これは?」
「お姉ちゃんからの手紙です。実家の机の引き出しに仕舞ってあるのを持ってきました」
封筒を受け取ると、そこには見覚えのある筆致で『昴太へ』と書かれていた。
「封は開けていません。もう渡すことはないと思っていたんですが、ちゃんと渡せて良かったです」
しばらくその封筒を見つめ、そのままそっとジャケットの内ポケットに仕舞った。
「開けないんですか?」
「あ……うん。後でゆっくり見るよ」
こんなものまで、大切に保管してくれていたのかと感慨深く思う。
だから今日、俺はずすなちゃんに伝えなければいけない想いがあった。
「長い間、すずなちゃんにはとても多くの物を抱えさせてしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいだけど、ここではきっと謝るべきことじゃない。だから今はお礼を言わせてもらうよ。
今まで、本当にありがとう」
「うーん。なんかそれも違うような気がしますけどね。でも、嬉しいです。こちらこそ、ありがとうございました」
すずなちゃんは優しく微笑む。
「あー……それで、今後のこと、なんだけど――――」
ここにきて臆病風が俺を襲う。しっかりしろ、と自らを鼓舞し再びすずなちゃんに向き合った。
「良ければ、俺と付き合って欲しい」
「…………それは……恋人として、ですか?」
「ああ、そうだ」
俺は真っすぐ向き合うも、すずなちゃんは暗い表情で視線を逸らした。
「そう言っていただけるのは有り難いです。でも、私はお姉ちゃんの代わりにはなれません。それに実は、昴太くんと会うのはこれで最後にしようと思ってたんです。だから昴太くんは、これ以上お姉ちゃんに縛られないでください」
すずなちゃんは精一杯の笑顔を見せる。
「違う。俺はすずなちゃんのこと、なずな先輩の代わりだなんて思っていない」
「じゃあ、私に対する同情ですか? 私はもう一人でも大丈夫です。昴太くんはこの先の私のことまで気をかける必要はありません」
「だからそうじゃないんだ!!」
思わず声を荒げる。
「だって……それ以外にないじゃないですか。別に好きでもない相手と付き合おうとする理由なんて……」
すずなちゃんは笑顔のまま、今にも零れ落ちそうなほどの涙を瞳に貯める。
「理由は説明する。だからちゃんと聞いて欲しい」
「……納得できなかったらぶん殴りますからね」
持ち前の小悪魔スマイルを向ける。
思い返すと、割と情けない理由だったりするので、俺はぶん殴られる覚悟を決めた。
「中学のころ俺はずっと、すずなちゃんの気持ちには気付いていんた。夏花や碧生はあまりそういう雰囲気を出してこなかったし、ただの幼馴染だと思っていたから純粋にすずなちゃんの気持ちは嬉しかった」
すずなちゃんは黙って俺を見つめる。
「いや……でも中学生男子って今思うといろいろ勝手に拗らせやすいっていうか、周りに囃し立てられると素直になれないっていうか……」
すずなちゃんは少しだけ首を傾げる。
「なんていうかな。例えば、自分のことを好きな子がいて、周りに「おい、アイツお前のこと好きなんじゃね?」って言われて本当は自分もその子が気になってるんだけど、「はあ? アイツなんて全然興味ないし。むしろ迷惑だわ」とか言って反発しちゃうような生き物なんだよ。中学生男子は」
女性にはあまり理解できないのかもしれないが、分かってくれる男性がいると俺は信じたい。
「あの頃の俺はまさにそれだった。すずなちゃんの気持ちを受け入れられなくて、自分自身の気持ちにも素直になれなくて、反発するように俺はなずな先輩を好きになった。もちろんなずな先輩を好きになった気持ちに嘘はない。でもあの時の俺は、自分の本当の気持ちに目を逸らして気付かなかったんだ。大人になって、全部思い出した今ならわかる。俺が本当に好きになったのは、間違いなくすずなちゃんだった」
すずなちゃんは驚いて口を両手で覆う。
「もちろん、あの時素直になれなかった後悔がないとは言えない。それでも、それ以上に俺は今、目の前にいるすずなちゃんのことが好きなんだ!! なずな先輩の代わりじゃない! 同情でもない! 俺自身が、これからを君と共に先に歩みたいと思っている!! だから――――」
ぶん殴られたかと思うような衝撃が胸元に走った。
「……思ったよりも、しょーもない理由で私はフラれてたんですね」
勢いよく抱き付いてきたすずなちゃんの額が胸部に刺さる。
「ああ……本当にそう思うよ。あの時、自分の気持ちに素直になっていればあんなことには――――」
「言わないでください。もう全部、過ぎてしまった話です。大事なのはこれからですよ」
そう言いながらずすなちゃんは俺の胸元に額をぐりぐり押し付ける。
「これから……一緒にいてくれるのか……?」
「そうですね……。そのためにはお姉ちゃんの遺した言葉に縛られることになるんですけど、それでもいいですか?」
「遺した言葉っていうと?」
「私に宛てた手紙の最期の一文です」
言われて俺は思い返す。
あの手紙の最期の一文――――それは、
『私の大好きなすずなには、幸せな未来がありますように』
「必ず、約束するよ」
すずなちゃんは力一杯俺の身体を抱きしめる。本当に苦しくて息が止まるほどだった。
「ちょっと……苦しいんだけど……」
訴えるもすずなちゃんは力を緩めてくれない。
「一つ、お願いがあるんですけどいいですか?」
「なに? 何でも聞くよ」
「私がこの腕の力を緩めたら、一目散に走り去ります。だから追いかけてこないでくださいね」
「なんで!!??」
ちょっと何を言ってるのか分からない。
「今の私、嬉しすぎて舞い上がり過ぎちゃってるので、これ以上昴太くんの前にいるのがツライです。嬉しすぎてツライとかあるんですね。だから今日は一日実家で悶えてますので、落ち着いたらまた連絡します」
そしてすずなちゃんは腕を離し、すぐに背を向ける。
「これから――よろしくお願いしますね」
そう言うと、すずなちゃんは目を見張る速さで走り去り、あっという間に見えなくなった。
なんていうか、悶える姿を見れないのは非常に残念でもある。
一息ついて、俺は内ポケットから手紙を取り出した。
本当はすぐにでも開けたかったが、すずなちゃんに想いを伝える前に読む勇気はなかった。
封のシールを丁寧に取り、中から一枚の便箋を取り出す。そしてゆっくり開いた。
「これを見るのが、今で本当に良かった……」
微笑みながら、そんなことをしみじみ思う。
当時の俺は、この期に及んでまだそんなことを言い続けるのか、と受け入れることはできなかっただろう。
でも今になって思う。やっぱりこれは、なずな先輩の全てだった。
そして、この最期の言葉が無駄にならなくて良かったと、俺は心の底から強く思う。
便箋の真ん中には、たった一文だけこう書かれていた。
『すずなのことをよろしくね。』
ああ、大丈夫だ。俺はもう――思い出を振り返らない。
これからは――――彼女と共に、前だけを向いて生きていく。
了
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話
登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。
美味しいコーヒーの愉しみ方 Acidity and Bitterness
碧井夢夏
ライト文芸
<第五回ライト文芸大賞 最終選考・奨励賞>
住宅街とオフィスビルが共存するとある下町にある定食屋「まなべ」。
看板娘の利津(りつ)は毎日忙しくお店を手伝っている。
最近隣にできたコーヒーショップ「The Coffee Stand Natsu」。
どうやら、店長は有名なクリエイティブ・ディレクターで、脱サラして始めたお店らしく……?
神の舌を持つ定食屋の娘×クリエイティブ界の神と呼ばれた男 2人の出会いはやがて下町を変えていく――?
定食屋とコーヒーショップ、時々美容室、を中心に繰り広げられる出会いと挫折の物語。
過激表現はありませんが、重めの過去が出ることがあります。
【完結】年収三百万円台のアラサー社畜と総資産三億円以上の仮想通貨「億り人」JKが湾岸タワーマンションで同棲したら
瀬々良木 清
ライト文芸
主人公・宮本剛は、都内で働くごく普通の営業系サラリーマン。いわゆる社畜。
タワーマンションの聖地・豊洲にあるオフィスへ通勤しながらも、自分の給料では絶対に買えない高級マンションたちを見上げながら、夢のない毎日を送っていた。
しかしある日、会社の近所で苦しそうにうずくまる女子高生・常磐理瀬と出会う。理瀬は女子高生ながら仮想通貨への投資で『億り人』となった天才少女だった。
剛の何百倍もの資産を持ち、しかし心はまだ未完成な女子高生である理瀬と、日に日に心が枯れてゆくと感じるアラサー社畜剛が織りなす、ちぐはぐなラブコメディ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる