21 / 24
転生王子は庭園で4※
しおりを挟む
「おうじ、も、むりぃ」
ティアたんの泣きそうな声で俺は我に返った。彼女はだらしなく股を開いて、ビクビクと身を震わせている。狭い蜜口には俺の指が二本埋まり、吸われすぎたクリトリスはテラテラと赤く光って腫れていた。
ぬちゅりと音を立てながら指を引き抜くと、ティアラ嬢の体がビクリと震える。そして蜜口からはこぽりと大量の蜜が零れた。
「つらかった?」
訊ねながら、涙で蕩けそうになっている緑色の瞳を見つめる。そして瞼に、頬に口づけをした。
「きもちよすぎて、ちゅらい、れす」
呂律が回らない口調で言うティアたんに、俺の股間は激しく刺激される。このままだと、挿れる前にイキそうだ。
「ティア、もう少しだけ我慢して、ね?」
囁きながら性急な動作でトラウザーズを引き下げる。すると前世の俺よりかなりご立派な息子が姿を現した。これ、ティアたんに入るのかな。ティアたんの体のことを考えると、前世サイズの方が良かったのでは。
案の定、ティアたんは怯えた表情でこちらを見ている。泣かせたりするのは本意ではないし、どうしたものか。
俺は相当困った顔をしていたのだろうか。ティアラ嬢がなんだか慈愛に満ちた笑みを浮かべる。そして小さな手が、こちらへと伸びた。
「きて、シオン様」
『シオン王子』と呼んでいたティアたんが『シオン様』と呼んでくれた。
今日はなんて素晴らしい日なんだろう。
「ごめんね、つらいと思うけど。大好きなティアのすべてを、俺にちょうだい」
余裕に無い声で囁きながら蜜口に熱を当てる。少しず熱杭を柔らかな肉に沈めていくと、潤んだ媚肉が熱に絡みついた。その甘美なる感触に、ただでもない俺の余裕は根こそぎ奪われそうになる。それを堪えて、俺は奥へと進んだ。
「――ッ」
ティアたんが小さく唇を噛みしめる。散々解したとはいえ、きっと痛いのだろう。俺は安心させるように彼女の頬を撫でる。すると小さな手が俺の手に重なって、愛おしそうに頬ずりをされた。
優しくしたい、傷つけたくない。
腰を無遠慮に打ち付けたいのを堪えて、ゆっくりと腰を進めていく。
そして小さな蜜壷に熱をすべて収めた俺は、ほっと息を吐いた。
「ティア、ぜんぶ入った」
「ふふ、嬉しい。シオン様。幸せ、です」
ティアたんは本当に幸せそうに笑う。可愛い、どうしよう。
俺も、とても幸せだ。
「しおんさ……あっ!」
「ごめんね、ティア。動かせて」
優しく、緩やかに腰を動かす。ティアたんの膣内は気持ちよくて、激しい動きをしなくてもあっという間にイッてしまいそうだ。
「あっ、あぅっ」
甘い可愛い声が止めどなく、愛らしい唇から零れる。その唇を、俺は自分の唇で塞いだ。
そうしているうちに腰に重だるいような感覚が集まり、限界であることを伝えてくる。
「ティア、ティアッ」
「あっ、しおんさまっ!」
俺はティアたんの名前を呼びながら、愛らしい蜜壺に白濁を吐き出した。
小さな体を抱きしめながらゆるゆると腰を動かし余韻に浸っていると、彼女が俺を抱きしめる。
「好き……」
そして耳元でそんなことを囁くものだから。
「ひゃ!」
「ごめんね、ティア」
……俺の物は、また臨戦状態になってしまったのだった。
ティアたんの泣きそうな声で俺は我に返った。彼女はだらしなく股を開いて、ビクビクと身を震わせている。狭い蜜口には俺の指が二本埋まり、吸われすぎたクリトリスはテラテラと赤く光って腫れていた。
ぬちゅりと音を立てながら指を引き抜くと、ティアラ嬢の体がビクリと震える。そして蜜口からはこぽりと大量の蜜が零れた。
「つらかった?」
訊ねながら、涙で蕩けそうになっている緑色の瞳を見つめる。そして瞼に、頬に口づけをした。
「きもちよすぎて、ちゅらい、れす」
呂律が回らない口調で言うティアたんに、俺の股間は激しく刺激される。このままだと、挿れる前にイキそうだ。
「ティア、もう少しだけ我慢して、ね?」
囁きながら性急な動作でトラウザーズを引き下げる。すると前世の俺よりかなりご立派な息子が姿を現した。これ、ティアたんに入るのかな。ティアたんの体のことを考えると、前世サイズの方が良かったのでは。
案の定、ティアたんは怯えた表情でこちらを見ている。泣かせたりするのは本意ではないし、どうしたものか。
俺は相当困った顔をしていたのだろうか。ティアラ嬢がなんだか慈愛に満ちた笑みを浮かべる。そして小さな手が、こちらへと伸びた。
「きて、シオン様」
『シオン王子』と呼んでいたティアたんが『シオン様』と呼んでくれた。
今日はなんて素晴らしい日なんだろう。
「ごめんね、つらいと思うけど。大好きなティアのすべてを、俺にちょうだい」
余裕に無い声で囁きながら蜜口に熱を当てる。少しず熱杭を柔らかな肉に沈めていくと、潤んだ媚肉が熱に絡みついた。その甘美なる感触に、ただでもない俺の余裕は根こそぎ奪われそうになる。それを堪えて、俺は奥へと進んだ。
「――ッ」
ティアたんが小さく唇を噛みしめる。散々解したとはいえ、きっと痛いのだろう。俺は安心させるように彼女の頬を撫でる。すると小さな手が俺の手に重なって、愛おしそうに頬ずりをされた。
優しくしたい、傷つけたくない。
腰を無遠慮に打ち付けたいのを堪えて、ゆっくりと腰を進めていく。
そして小さな蜜壷に熱をすべて収めた俺は、ほっと息を吐いた。
「ティア、ぜんぶ入った」
「ふふ、嬉しい。シオン様。幸せ、です」
ティアたんは本当に幸せそうに笑う。可愛い、どうしよう。
俺も、とても幸せだ。
「しおんさ……あっ!」
「ごめんね、ティア。動かせて」
優しく、緩やかに腰を動かす。ティアたんの膣内は気持ちよくて、激しい動きをしなくてもあっという間にイッてしまいそうだ。
「あっ、あぅっ」
甘い可愛い声が止めどなく、愛らしい唇から零れる。その唇を、俺は自分の唇で塞いだ。
そうしているうちに腰に重だるいような感覚が集まり、限界であることを伝えてくる。
「ティア、ティアッ」
「あっ、しおんさまっ!」
俺はティアたんの名前を呼びながら、愛らしい蜜壺に白濁を吐き出した。
小さな体を抱きしめながらゆるゆると腰を動かし余韻に浸っていると、彼女が俺を抱きしめる。
「好き……」
そして耳元でそんなことを囁くものだから。
「ひゃ!」
「ごめんね、ティア」
……俺の物は、また臨戦状態になってしまったのだった。
2
あなたにおすすめの小説
愛してないから、離婚しましょう 〜悪役令嬢の私が大嫌いとのことです〜
あさとよる
恋愛
親の命令で決められた結婚相手は、私のことが大嫌いだと豪語した美丈夫。勤め先が一緒の私達だけど、結婚したことを秘密にされ、以前よりも職場での当たりが増し、自宅では空気扱い。寝屋を共に過ごすことは皆無。そんな形式上だけの結婚なら、私は喜んで離婚してさしあげます。
完璧(変態)王子は悪役(天然)令嬢を今日も愛でたい
咲桜りおな
恋愛
オルプルート王国第一王子アルスト殿下の婚約者である公爵令嬢のティアナ・ローゼンは、自分の事を何故か初対面から溺愛してくる殿下が苦手。
見た目は完璧な美少年王子様なのに匂いをクンカクンカ嗅がれたり、ティアナの使用済み食器を欲しがったりと何だか変態ちっく!
殿下を好きだというピンク髪の男爵令嬢から恋のキューピッド役を頼まれてしまい、自分も殿下をお慕いしていたと気付くが時既に遅し。不本意ながらも婚約破棄を目指す事となってしまう。
※糖度甘め。イチャコラしております。
第一章は完結しております。只今第二章を更新中。
本作のスピンオフ作品「モブ令嬢はシスコン騎士様にロックオンされたようです~妹が悪役令嬢なんて困ります~」も公開しています。宜しければご一緒にどうぞ。
本作とスピンオフ作品の番外編集も別にUPしてます。
「小説家になろう」でも公開しています。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
断罪される前に市井で暮らそうとした悪役令嬢は幸せに酔いしれる
葉柚
恋愛
侯爵令嬢であるアマリアは、男爵家の養女であるアンナライラに婚約者のユースフェリア王子を盗られそうになる。
アンナライラに呪いをかけたのはアマリアだと言いアマリアを追い詰める。
アマリアは断罪される前に市井に溶け込み侯爵令嬢ではなく一市民として生きようとする。
市井ではどこかの王子が呪いにより猫になってしまったという噂がまことしやかに流れており……。
王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る
家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。
しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。
仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。
そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
【完結】好きでもない私とは婚約解消してください
里音
恋愛
騎士団にいる彼はとても一途で誠実な人物だ。初恋で恋人だった幼なじみが家のために他家へ嫁いで行ってもまだ彼女を思い新たな恋人を作ることをしないと有名だ。私も憧れていた1人だった。
そんな彼との婚約が成立した。それは彼の行動で私が傷を負ったからだ。傷は残らないのに責任感からの婚約ではあるが、彼はプロポーズをしてくれた。その瞬間憧れが好きになっていた。
婚約して6ヶ月、接点のほとんどない2人だが少しずつ距離も縮まり幸せな日々を送っていた。と思っていたのに、彼の元恋人が離婚をして帰ってくる話を聞いて彼が私との婚約を「最悪だ」と後悔しているのを聞いてしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる