【R18】転生王子はツンな悪役令嬢に婚約破棄を告げる

夕日(夕日凪)

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転生王子は庭園で4※

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「おうじ、も、むりぃ」

 ティアたんの泣きそうな声で俺は我に返った。彼女はだらしなく股を開いて、ビクビクと身を震わせている。狭い蜜口には俺の指が二本埋まり、吸われすぎたクリトリスはテラテラと赤く光って腫れていた。
 ぬちゅりと音を立てながら指を引き抜くと、ティアラ嬢の体がビクリと震える。そして蜜口からはこぽりと大量の蜜が零れた。

「つらかった?」

 訊ねながら、涙で蕩けそうになっている緑色の瞳を見つめる。そして瞼に、頬に口づけをした。

「きもちよすぎて、ちゅらい、れす」

 呂律が回らない口調で言うティアたんに、俺の股間は激しく刺激される。このままだと、挿れる前にイキそうだ。

「ティア、もう少しだけ我慢して、ね?」

 囁きながら性急な動作でトラウザーズを引き下げる。すると前世の俺よりかなりご立派な息子が姿を現した。これ、ティアたんに入るのかな。ティアたんの体のことを考えると、前世サイズの方が良かったのでは。
 案の定、ティアたんは怯えた表情でこちらを見ている。泣かせたりするのは本意ではないし、どうしたものか。
 俺は相当困った顔をしていたのだろうか。ティアラ嬢がなんだか慈愛に満ちた笑みを浮かべる。そして小さな手が、こちらへと伸びた。

「きて、シオン様」

『シオン王子』と呼んでいたティアたんが『シオン様』と呼んでくれた。
 今日はなんて素晴らしい日なんだろう。

「ごめんね、つらいと思うけど。大好きなティアのすべてを、俺にちょうだい」

 余裕に無い声で囁きながら蜜口に熱を当てる。少しず熱杭を柔らかな肉に沈めていくと、潤んだ媚肉が熱に絡みついた。その甘美なる感触に、ただでもない俺の余裕は根こそぎ奪われそうになる。それを堪えて、俺は奥へと進んだ。

「――ッ」

 ティアたんが小さく唇を噛みしめる。散々解したとはいえ、きっと痛いのだろう。俺は安心させるように彼女の頬を撫でる。すると小さな手が俺の手に重なって、愛おしそうに頬ずりをされた。
 優しくしたい、傷つけたくない。
 腰を無遠慮に打ち付けたいのを堪えて、ゆっくりと腰を進めていく。
 そして小さな蜜壷に熱をすべて収めた俺は、ほっと息を吐いた。

「ティア、ぜんぶ入った」
「ふふ、嬉しい。シオン様。幸せ、です」

 ティアたんは本当に幸せそうに笑う。可愛い、どうしよう。
 俺も、とても幸せだ。

「しおんさ……あっ!」
「ごめんね、ティア。動かせて」

 優しく、緩やかに腰を動かす。ティアたんの膣内は気持ちよくて、激しい動きをしなくてもあっという間にイッてしまいそうだ。

「あっ、あぅっ」

 甘い可愛い声が止めどなく、愛らしい唇から零れる。その唇を、俺は自分の唇で塞いだ。
 そうしているうちに腰に重だるいような感覚が集まり、限界であることを伝えてくる。

「ティア、ティアッ」
「あっ、しおんさまっ!」

 俺はティアたんの名前を呼びながら、愛らしい蜜壺に白濁を吐き出した。
 小さな体を抱きしめながらゆるゆると腰を動かし余韻に浸っていると、彼女が俺を抱きしめる。

「好き……」

 そして耳元でそんなことを囁くものだから。

「ひゃ!」
「ごめんね、ティア」

 ……俺の物は、また臨戦状態になってしまったのだった。
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