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執事のお嬢様開発日記
執事と王女の被害届3(ミルカ視点)※
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ねだるかのようにハウンドの指を吸い上げる。彼の体の一部を口に含んでいる、その事実だけで体は興奮を覚え……欲しくなってしまう。
――ハウンドお兄様が欲しい。
思考は熱に侵され、理性はとっくにどこかに消えている。
私はハウンドの指にしゃぶりつきながら……自らの下腹部に手を伸ばした。
「んっ……んっ……」
異様なくらいに濡れた蜜壺を、指で懸命に擦る。けれどこの刺激では、足りない。
「おにいさま……好き、好きっ……」
「ミルカ……っ」
「おにいさま、指じゃ足りないの、抱いて……」
逃がさないように舐めているハウンドの手をしっかり握ると彼の体が震えた。
ハウンドが欲しい。幼い頃から憧れていた、大好きなこの人が。
彼は金の睫毛に縁取られた新緑の色の瞳で私を見つめると……それを一度閉じ。覚悟を決めたようにまた開いた。
「……ミルカ。正気に戻った時に後悔するなよ」
ハウンドはそう言うと執事服のジャケットをするりと脱いで床に投げた。続けて白いタイを取り、シャツの釦を外していく。
現れた白い裸体の胸のあたりには、小さな刀傷がついている。……幼い頃、暗殺者から私を守ったせいでついた傷だ。先ほどのクッキーの件もそうだけれど、ハウンドはいつでも私を守ろうとする。
彼は上半身裸になると寝台に上がり私に圧し掛かった。
そしてその白い指で頬を優しく撫でた。その柔らかな刺激にも体は反応し、震えてしまう。
「ミルカ、キスをしても?」
「して、お兄様……」
甘えた声が口から漏れる。早く、早くハウンドと絡み合いたい。
「んっ……んっ!」
ハウンドの綺麗な唇に、唇を塞がれた。
幼い頃から待ち望んだその瞬間に喜びが湧くよりも先に、高められた体は快感を感じてしまう。舌を伸ばしハウンドの唇を舐めると、彼も口を開けそれを迎え入れてくれた。
「――っ……!」
舌を絡める刺激だけで頭の中が霞がかり、達してしまいそうになる。夢中でハウンドの舌を貪っていると、彼の手が私の制服の釦を外し始めた。
コルセットなんて大げさなものを着ける習慣がパラディスコ王国にはない。上着を脱がされ、シャツの釦を外されるとそこにあるのは薄い生地の下着だけだ。
大きな手で下着を捲り上げられると、平均よりも大きめの胸が揺れながら空気に触れた。
「……子供だと、思ってたのにな」
ハウンドの呟きに切ない気持ちが湧き上がる。この人は今、どういう気持ちで私を抱こうとしているのだろう。同情だけなんだろうか。少しでも……私に気持ちはあるのかな。彼は真面目だから責任を取って結婚、なんて言い出しそうではあるけど。同情のみだったら……解放してあげないと。
そんなことを媚薬で思考が鈍った頭で考えているうちに、彼の手が胸に触れ、長い指が沈み込んだ。
「あっ……!」
「こんなにエロくて立派な体に育って……お兄様としては色々心配なんスけど」
ぼやきながらハウンドが手のひらを使って胸を揉みこむ。それが気持ちよくて喘ぎ声を上げながら快楽を享受していると、また唇を合わせられた。キスも、彼の手も。全部が気持ちいい。体も心も歓喜に震えている。こんな気持ちよさ……どうしていいのかわからない。
指先で胸の頂を捏ねられ、その強い刺激に思わず彼の体にすがりつく。すると硬いものが……体に当たっていることに気づいた。
「……硬くなってる……」
さわり、とそれを指で撫でるとハウンドの体が震える。嬉しい……私でハウンドの体が反応している。トラウザーズの上から何度も撫でると、それはどんどん大きくなっていく。
スライムと違って、硬度と質量がある……愛おしい人のもの。
……これで、膣内を抉られ、かき回されたい。
「これが……ほしい……」
自然と潤む目で彼を見つめると、彼は小さく息を吐いた。
「本当に……俺で、いいのか?」
幼い頃から知っている綺麗な緑色の瞳。それが男性の欲を孕んで煌めきながらこちらを見つめていた。
「おにいさまがいい。昔からずっと……好きなの」
「ああもう、後から気のせいだったとか言うなよ!」
トラウザーズの釦がどんどん外され、下履きごと脱ぎ捨てられる。現れた彼のものを見て、私はごくりと唾を飲んだ。幼い頃にお風呂で見た形状とはまったく違う。それはまるで、凶器のような形状だった。
――この狂暴なもので、今から中を突かれるんだ。
そう思うだけで蜜壺からはとめどなく蜜が滴る。
「おにいさま……はやく、ちょうだい……」
「待って。スライムで慣らされてるといっても、ちゃんとほぐさないと」
「やだ、すぐ。すぐ欲しい……」
ぎゅっと彼のものを握ると手の中でびくりと震える。可愛い……愛おしい。これが欲しい。
「ミルカ……! マジで知らねぇからな!」
彼は乱暴な口調で真っ赤になって言うと……肉杭を蜜壺に押し当てた。
「あっ……ああっ……!」
狭い道を分け入るように、彼のものが入ってくる。その圧迫感と痛みは媚薬によって快楽に転化される。じわじわと、下腹部が熱い。このまま突いて、たくさん揺さぶって欲しい。
「ミルカ、大丈夫か?」
「奥まで……ちょうだい。いっぱい突いて。中に子種を……出してっ」
荒い息を吐きながらそう言うと唇を塞がれ……奥まで、一気に腰を進められた。焼けつくような痛みと、後にくる襲いくる圧倒的な快感に息が止まりそうになる。全身が震え、この一突きで達してしまったんだと遅れて気づいた。
ねだって、よがって。何度も絶頂して。それを繰り返して数時間経った頃に……。
――ようやく、媚薬の効果が切れた。
「――ッ……!」
ハウンドの体が、私の上で小さく震え……膣内にまた精を吐き出している。彼はもう何度、私の中で果てたのだろう。
太腿を伝う生々しい液体の感触から、蜜壺に収まらないくらいに注がれてしまったんだと今さらながら赤面してしまう。ああ、どうしよう……ハウンドの子を孕んでいたら。私としてはそれは、嬉しいんだけど……!
「……ハウンド……」
涙目になりながら彼を見上げる。下腹部の感覚は狂おしいほどの快楽からは遠ざかり……けれど中にハウンドがいることが明瞭になる意識とともにはっきりと感じられた。
「ミルカ、正気に戻ったんスか?」
私の様子に気づいたハウンドが少し気まずそうな顔で声をかけてくる。そしてゆっくりと私の中から熱杭を引き抜いた。
「んっ……」
その刺激に身じろぎすると、安心させるように額に口づけられる。
……行為の最中……ハウンドは好きって言ってくれなかったなぁ。それを思うと涙が出そうになった。けれどこれは私が強姦したようなものだし。気持ちが伴ってなかったとしても仕方がないのだ。
「ハウンド……その。ごめんなさい」
「……どうして、謝るんスか」
私の謝罪にハウンドが不快そうな声を上げた。
「だって……こんなの強姦じゃない。責任を取るとか言わないでね。ハウンドの気持ちが伴っていないのに、その……お情けで婚姻してもらうとか。そういうのは嫌なの、私」
そう言いながらハウンドから目を逸らす。パラディスコは幸い処女性にうるさいお国柄ではないから。私の婚姻先はいくらでも見つかるだろう。そういう意味ではハウンドに負い目を感じさせないだろうから本当によかった。
……できればハウンドお兄様と結婚したかった、けど。
じわりと溢れそうになる涙を私はこらえた。
「……ミルカ。俺は好きじゃない女を抱いたりしない」
彼の言葉に私は視線を戻した。そこには……真剣なハウンドの顔があった。
「……ハウンド、それ……本当?」
自分に都合が良すぎるその言葉に驚きながら、私はぽかんとしながら問い返す。すると彼に優しく唇を合わせられた。
最中には散々されたキスだけれど、正気に戻ってからは初めてで。この触れ合うだけのキスが……一番気持ちいい。
「本当だ。ミルカこそ散々言った『好き』って言葉を撤回したりはしないよな?」
「し、しないわよ! 私が何年貴方のことが好きだと思ってるの!?」
私の言葉に今度はハウンドが目を丸くする。そして……蕩けるような笑みを浮かべた。
「俺も、ずっと好きだったよ。出会った頃から……可愛くて元気な、従妹のことが」
彼の告白に……どうしていいのか、わからなくなって。
ぎゅっと抱きついて顔を隠すと、耳元で『結婚しよう、ミルカ』と優しく囁かれた。
――ハウンドお兄様が欲しい。
思考は熱に侵され、理性はとっくにどこかに消えている。
私はハウンドの指にしゃぶりつきながら……自らの下腹部に手を伸ばした。
「んっ……んっ……」
異様なくらいに濡れた蜜壺を、指で懸命に擦る。けれどこの刺激では、足りない。
「おにいさま……好き、好きっ……」
「ミルカ……っ」
「おにいさま、指じゃ足りないの、抱いて……」
逃がさないように舐めているハウンドの手をしっかり握ると彼の体が震えた。
ハウンドが欲しい。幼い頃から憧れていた、大好きなこの人が。
彼は金の睫毛に縁取られた新緑の色の瞳で私を見つめると……それを一度閉じ。覚悟を決めたようにまた開いた。
「……ミルカ。正気に戻った時に後悔するなよ」
ハウンドはそう言うと執事服のジャケットをするりと脱いで床に投げた。続けて白いタイを取り、シャツの釦を外していく。
現れた白い裸体の胸のあたりには、小さな刀傷がついている。……幼い頃、暗殺者から私を守ったせいでついた傷だ。先ほどのクッキーの件もそうだけれど、ハウンドはいつでも私を守ろうとする。
彼は上半身裸になると寝台に上がり私に圧し掛かった。
そしてその白い指で頬を優しく撫でた。その柔らかな刺激にも体は反応し、震えてしまう。
「ミルカ、キスをしても?」
「して、お兄様……」
甘えた声が口から漏れる。早く、早くハウンドと絡み合いたい。
「んっ……んっ!」
ハウンドの綺麗な唇に、唇を塞がれた。
幼い頃から待ち望んだその瞬間に喜びが湧くよりも先に、高められた体は快感を感じてしまう。舌を伸ばしハウンドの唇を舐めると、彼も口を開けそれを迎え入れてくれた。
「――っ……!」
舌を絡める刺激だけで頭の中が霞がかり、達してしまいそうになる。夢中でハウンドの舌を貪っていると、彼の手が私の制服の釦を外し始めた。
コルセットなんて大げさなものを着ける習慣がパラディスコ王国にはない。上着を脱がされ、シャツの釦を外されるとそこにあるのは薄い生地の下着だけだ。
大きな手で下着を捲り上げられると、平均よりも大きめの胸が揺れながら空気に触れた。
「……子供だと、思ってたのにな」
ハウンドの呟きに切ない気持ちが湧き上がる。この人は今、どういう気持ちで私を抱こうとしているのだろう。同情だけなんだろうか。少しでも……私に気持ちはあるのかな。彼は真面目だから責任を取って結婚、なんて言い出しそうではあるけど。同情のみだったら……解放してあげないと。
そんなことを媚薬で思考が鈍った頭で考えているうちに、彼の手が胸に触れ、長い指が沈み込んだ。
「あっ……!」
「こんなにエロくて立派な体に育って……お兄様としては色々心配なんスけど」
ぼやきながらハウンドが手のひらを使って胸を揉みこむ。それが気持ちよくて喘ぎ声を上げながら快楽を享受していると、また唇を合わせられた。キスも、彼の手も。全部が気持ちいい。体も心も歓喜に震えている。こんな気持ちよさ……どうしていいのかわからない。
指先で胸の頂を捏ねられ、その強い刺激に思わず彼の体にすがりつく。すると硬いものが……体に当たっていることに気づいた。
「……硬くなってる……」
さわり、とそれを指で撫でるとハウンドの体が震える。嬉しい……私でハウンドの体が反応している。トラウザーズの上から何度も撫でると、それはどんどん大きくなっていく。
スライムと違って、硬度と質量がある……愛おしい人のもの。
……これで、膣内を抉られ、かき回されたい。
「これが……ほしい……」
自然と潤む目で彼を見つめると、彼は小さく息を吐いた。
「本当に……俺で、いいのか?」
幼い頃から知っている綺麗な緑色の瞳。それが男性の欲を孕んで煌めきながらこちらを見つめていた。
「おにいさまがいい。昔からずっと……好きなの」
「ああもう、後から気のせいだったとか言うなよ!」
トラウザーズの釦がどんどん外され、下履きごと脱ぎ捨てられる。現れた彼のものを見て、私はごくりと唾を飲んだ。幼い頃にお風呂で見た形状とはまったく違う。それはまるで、凶器のような形状だった。
――この狂暴なもので、今から中を突かれるんだ。
そう思うだけで蜜壺からはとめどなく蜜が滴る。
「おにいさま……はやく、ちょうだい……」
「待って。スライムで慣らされてるといっても、ちゃんとほぐさないと」
「やだ、すぐ。すぐ欲しい……」
ぎゅっと彼のものを握ると手の中でびくりと震える。可愛い……愛おしい。これが欲しい。
「ミルカ……! マジで知らねぇからな!」
彼は乱暴な口調で真っ赤になって言うと……肉杭を蜜壺に押し当てた。
「あっ……ああっ……!」
狭い道を分け入るように、彼のものが入ってくる。その圧迫感と痛みは媚薬によって快楽に転化される。じわじわと、下腹部が熱い。このまま突いて、たくさん揺さぶって欲しい。
「ミルカ、大丈夫か?」
「奥まで……ちょうだい。いっぱい突いて。中に子種を……出してっ」
荒い息を吐きながらそう言うと唇を塞がれ……奥まで、一気に腰を進められた。焼けつくような痛みと、後にくる襲いくる圧倒的な快感に息が止まりそうになる。全身が震え、この一突きで達してしまったんだと遅れて気づいた。
ねだって、よがって。何度も絶頂して。それを繰り返して数時間経った頃に……。
――ようやく、媚薬の効果が切れた。
「――ッ……!」
ハウンドの体が、私の上で小さく震え……膣内にまた精を吐き出している。彼はもう何度、私の中で果てたのだろう。
太腿を伝う生々しい液体の感触から、蜜壺に収まらないくらいに注がれてしまったんだと今さらながら赤面してしまう。ああ、どうしよう……ハウンドの子を孕んでいたら。私としてはそれは、嬉しいんだけど……!
「……ハウンド……」
涙目になりながら彼を見上げる。下腹部の感覚は狂おしいほどの快楽からは遠ざかり……けれど中にハウンドがいることが明瞭になる意識とともにはっきりと感じられた。
「ミルカ、正気に戻ったんスか?」
私の様子に気づいたハウンドが少し気まずそうな顔で声をかけてくる。そしてゆっくりと私の中から熱杭を引き抜いた。
「んっ……」
その刺激に身じろぎすると、安心させるように額に口づけられる。
……行為の最中……ハウンドは好きって言ってくれなかったなぁ。それを思うと涙が出そうになった。けれどこれは私が強姦したようなものだし。気持ちが伴ってなかったとしても仕方がないのだ。
「ハウンド……その。ごめんなさい」
「……どうして、謝るんスか」
私の謝罪にハウンドが不快そうな声を上げた。
「だって……こんなの強姦じゃない。責任を取るとか言わないでね。ハウンドの気持ちが伴っていないのに、その……お情けで婚姻してもらうとか。そういうのは嫌なの、私」
そう言いながらハウンドから目を逸らす。パラディスコは幸い処女性にうるさいお国柄ではないから。私の婚姻先はいくらでも見つかるだろう。そういう意味ではハウンドに負い目を感じさせないだろうから本当によかった。
……できればハウンドお兄様と結婚したかった、けど。
じわりと溢れそうになる涙を私はこらえた。
「……ミルカ。俺は好きじゃない女を抱いたりしない」
彼の言葉に私は視線を戻した。そこには……真剣なハウンドの顔があった。
「……ハウンド、それ……本当?」
自分に都合が良すぎるその言葉に驚きながら、私はぽかんとしながら問い返す。すると彼に優しく唇を合わせられた。
最中には散々されたキスだけれど、正気に戻ってからは初めてで。この触れ合うだけのキスが……一番気持ちいい。
「本当だ。ミルカこそ散々言った『好き』って言葉を撤回したりはしないよな?」
「し、しないわよ! 私が何年貴方のことが好きだと思ってるの!?」
私の言葉に今度はハウンドが目を丸くする。そして……蕩けるような笑みを浮かべた。
「俺も、ずっと好きだったよ。出会った頃から……可愛くて元気な、従妹のことが」
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