卑弥呼の出来方

salmon mama

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卑弥呼と蚊

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「ひみこんにちは~」

「ひみこんにちは~」

「ひみこんにちは~」

「はい、ひみこんにちは。」

 卑弥呼の占いのお陰で争いが止まなかった村から争いが消えました。それはもう争いが止まなかった村だったのです。そのため、この村は「あら村(あらそん)」と呼ばれていたほどでした。人々は卑弥呼に感謝し、「ひみこんにちは。」と挨拶するようになっており、卑弥呼もそのことを誇りに思っていました。

「ひみこんにちは~」

「ひみこんにちは~」

 うんうん、いいなあ、いいなあ。とっても良い、世界だなあ。卑弥呼はいつものように人々の「ひみこんにちは」を聞きながら微睡んでいました。

「卑弥呼様、お話があります。」

 この声は、ボーフラ小僧です。ちなみにボーフラ小僧は進化し、ボーフラや蚊と会話を交わせるようになっていたのでした。

「なんだね。ボーフラ小僧君。」

 卑弥呼はボーフラ小僧が苦手です。ボーフラ小僧のせいで死にかけたのですから。ですから、顔が引きつります。

「あの、昨日蚊に聞いたのですが、海の向こうには『魏』というでっかい国があるそうですよ。海を渡った蚊が言ってました。」

「へえ、そうなんだ。へえ、そうなんだ。」

 苦手なので、早く会話を終わらせたい卑弥呼。適当に会話します。

「じゃあ、蚊にさ、魏の長に挨拶してくるように伝えてくれない。ははは。」

「はい。わかりました。」

 こうして、邪馬台国から魏に蚊が派遣されたのでした。さて、どうなることやら。
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