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一章
74・俺はもうダメなんだ
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空は晴れ渡り、波も穏やかな海の光景が広がっている。
進行方向には小さな島々の姿が見え始めている。
このまま プラグスタ島まで、海獣クラーケンは出現しないのではないかとさえ思うほど、静かな状態が続いている。
もちろん、そうは甘くなかった。
「クレアちゃん」
後方を見張っていたキャシーさんが、私に声をかけてきた。
「どうしました?」
「なにか大きな影が、海面に見えたわ」
私は眼を凝らすが、
「……なにも見えませんが」
「いいえ、確かに見たわ」
キャシーさんが言うので、改めて眼を凝らして見る。
やはり、なにも見えない。
「変ねぇ。確かに見たんだけど」
「お譲ちゃん!」
スファルさまだ。
「右側面だ!」
私はそちらに目を向けると、今度は確かに見えた。
二百メートルほど離れたところで、船の速度に合わせて進んでいる、海面に映る大きな影は、体長三十メートルはある。
クラーケンだ。
「ラーズさま! 全速前進!」
「わかった!」
船の速度が急激に上がる。
クラーケンと船の上で戦ってはいけない。
船で戦えばすぐに転覆されてしまう。
だから小島で戦う。
プラグスタ島の周辺には多くの小島があり、足場のしっかりしたその小島で戦うのだ。
それにクラーケンを陸に出さないと、メドゥーサの魔眼を直視させることができない。
「って、なんか速いぞ!」
スファルさまが悲鳴じみた声を上げる。
クラーケンは魔力を動力源とするこの船の側面にぴったりとついて来ており、引き離すどころか、少しずつ近付いてきている。
そして、ついに約五十メートルまで接近され、海面からその巨大な姿を現した。
タコのような形状に、海水に濡れた光沢を放つ赤白い肌。
本体の大きさは十メートル以上。
触手の長さは二十メートル近く。
推進に触手を大きく動かしており、そのために大きな波が起きて、船が揺れる。
観察している間にも接近し続け、このままだと船と接触する。
「火炎暴風!」
クラーケンは私の魔法攻撃を受けて、船から少し離れた。
「今のうちです! ラーズさま! もっと速く!」
「ダメだ! よくわからないが計器が振り切っている! これ以上 速くできない!」
私は推進機の方を見ると、灼熱して赤銅色に変化していた。
ラーズさまの魔力に耐えられないんだ。
これ以上 魔力を注げば壊れてしまう。
「とにかくできるかぎり速く進めてください! 私たちが応戦します」
そして私たちは、船に接近しようとするクラーケンを魔法で攻撃し始める。
「石の矢! 石の矢! 石の矢! 石の矢!」
「大気切断! 大気切断! 大気切断!」
「飛礫突風! 飛礫突風!」
「水氷散弾!」
私たちの魔法攻撃を受けてクラーケンは船から離れるが、しかし少しでも攻撃の手を緩めると、再び接近してくる。
一進一退の接戦。
早く小島まで辿りつかないと、私たちの魔力が途切れてしまう。
突然 スファルさまが泣きそうな顔で、
「……もうダメだ……俺はもうダメだ……」
まさか こんな時に!?
「もうダメだ……俺はもうダメなんだ……」
「どうしたのですか!? こんな簡単に諦めるなんてスファルさまらしくありませんよ!」
「……俺は……俺は……俺は! おぼろろろろろ!」
「どうして すぐに船酔いするのですか!?」
「もう少しだ!」
ラーズさまが叫ぶ。
小島まであと少し。
「火炎暴風!」
私の魔法攻撃でクラーケンが少し離れた。
その間に小島に到着。
「着いたぞ!」
私たちは急いで船から降りて、クラーケンの迎撃態勢に入る。
私の腰に下げたメドゥーサの首を確認。
クラーケンが小島に取りつく。
粘液の音を立てながら、海面からその姿を現し始める。
大きい。
改めて見ても、とにかく大きい。
こんな巨体、本当に石にできるのか不安になってきた。
でも、やるしかない。
まだ、本体部分が陸に上がっていないため、クラーケンの眼が見えない。
でも、触手が攻撃してきた。
私に振り下ろされてきた大きな触手を、横に跳んで回避。
「次元断裂!」
ラーズさまがその触手を斬り落とす。
斬り落とされた触手が地面に落ち、蠕動している。
正直気持ち悪い。
さらに次の触手が、今度はスファルさまに向かって、横に振るわれる。
屈んで回避したスファルさまは、
「チエイ!」
起き上がりざま、その触手を切断する。
そして、
「オボロロロロロ……」
「いやあ! こっちに向って吐かないでください!」
船に弱すぎだ!
「クレアちゃん! また来たわよ!」
今度は触手が三本同時に襲ってきた。
「ぬうん!」
セルジオさまが力任せに斬り落とし、
「タアアア!」
キャシーさんが連続斬撃で切断し、
「大気切断・連撃!」
私が連続魔法で切除する。
本体の眼がまだ見えない。
触手の切り口が蠢き、再生し始めた。
火で焼かないと。
「火炎暴風!」
五本の触手の切り口を纏めて焼くと、それがのた打ち回る。
GUOOOOO!!
本体が雄叫びを上げて陸に上がった。
奇妙なまでに綺麗な歯の並んだ口。二つの鼻腔。そして落ち窪んだ眼。
胴体全体がまるで人間の髑髏のように見える。
「今だ! クレア!」
ラーズさまが促す。
「はい!」
私は袋からメドゥーサの首を取り出し、クラーケンにその魔眼を向けた。
GISYAAAAA!!
クラーケンが奇声を上げて石になり始めた。
でも、巨体だけあって、完全に石になるのに、時間がかかるみたい。
GAAAAA!!
クラーケンが石に成りながらも、まだ石になっていない四本の触手を、私に繰り出してきた。
「させるか!」
ラーズさまが一本の触手を蹴り飛ばす。
「ふん!」
セルジオさまが大剣で斬り落とす。
「ハアッ!」
キャシーさんが疾風の剣サイクロンでズタズタに切り裂く。
「ゲロエップ」
嫌な声を出してスファルさまが切断する。
GUAAAAA……
クラーケンの反撃はそれで終わり、声も途絶え、完全に石になった。
クラーケンを倒した。
進行方向には小さな島々の姿が見え始めている。
このまま プラグスタ島まで、海獣クラーケンは出現しないのではないかとさえ思うほど、静かな状態が続いている。
もちろん、そうは甘くなかった。
「クレアちゃん」
後方を見張っていたキャシーさんが、私に声をかけてきた。
「どうしました?」
「なにか大きな影が、海面に見えたわ」
私は眼を凝らすが、
「……なにも見えませんが」
「いいえ、確かに見たわ」
キャシーさんが言うので、改めて眼を凝らして見る。
やはり、なにも見えない。
「変ねぇ。確かに見たんだけど」
「お譲ちゃん!」
スファルさまだ。
「右側面だ!」
私はそちらに目を向けると、今度は確かに見えた。
二百メートルほど離れたところで、船の速度に合わせて進んでいる、海面に映る大きな影は、体長三十メートルはある。
クラーケンだ。
「ラーズさま! 全速前進!」
「わかった!」
船の速度が急激に上がる。
クラーケンと船の上で戦ってはいけない。
船で戦えばすぐに転覆されてしまう。
だから小島で戦う。
プラグスタ島の周辺には多くの小島があり、足場のしっかりしたその小島で戦うのだ。
それにクラーケンを陸に出さないと、メドゥーサの魔眼を直視させることができない。
「って、なんか速いぞ!」
スファルさまが悲鳴じみた声を上げる。
クラーケンは魔力を動力源とするこの船の側面にぴったりとついて来ており、引き離すどころか、少しずつ近付いてきている。
そして、ついに約五十メートルまで接近され、海面からその巨大な姿を現した。
タコのような形状に、海水に濡れた光沢を放つ赤白い肌。
本体の大きさは十メートル以上。
触手の長さは二十メートル近く。
推進に触手を大きく動かしており、そのために大きな波が起きて、船が揺れる。
観察している間にも接近し続け、このままだと船と接触する。
「火炎暴風!」
クラーケンは私の魔法攻撃を受けて、船から少し離れた。
「今のうちです! ラーズさま! もっと速く!」
「ダメだ! よくわからないが計器が振り切っている! これ以上 速くできない!」
私は推進機の方を見ると、灼熱して赤銅色に変化していた。
ラーズさまの魔力に耐えられないんだ。
これ以上 魔力を注げば壊れてしまう。
「とにかくできるかぎり速く進めてください! 私たちが応戦します」
そして私たちは、船に接近しようとするクラーケンを魔法で攻撃し始める。
「石の矢! 石の矢! 石の矢! 石の矢!」
「大気切断! 大気切断! 大気切断!」
「飛礫突風! 飛礫突風!」
「水氷散弾!」
私たちの魔法攻撃を受けてクラーケンは船から離れるが、しかし少しでも攻撃の手を緩めると、再び接近してくる。
一進一退の接戦。
早く小島まで辿りつかないと、私たちの魔力が途切れてしまう。
突然 スファルさまが泣きそうな顔で、
「……もうダメだ……俺はもうダメだ……」
まさか こんな時に!?
「もうダメだ……俺はもうダメなんだ……」
「どうしたのですか!? こんな簡単に諦めるなんてスファルさまらしくありませんよ!」
「……俺は……俺は……俺は! おぼろろろろろ!」
「どうして すぐに船酔いするのですか!?」
「もう少しだ!」
ラーズさまが叫ぶ。
小島まであと少し。
「火炎暴風!」
私の魔法攻撃でクラーケンが少し離れた。
その間に小島に到着。
「着いたぞ!」
私たちは急いで船から降りて、クラーケンの迎撃態勢に入る。
私の腰に下げたメドゥーサの首を確認。
クラーケンが小島に取りつく。
粘液の音を立てながら、海面からその姿を現し始める。
大きい。
改めて見ても、とにかく大きい。
こんな巨体、本当に石にできるのか不安になってきた。
でも、やるしかない。
まだ、本体部分が陸に上がっていないため、クラーケンの眼が見えない。
でも、触手が攻撃してきた。
私に振り下ろされてきた大きな触手を、横に跳んで回避。
「次元断裂!」
ラーズさまがその触手を斬り落とす。
斬り落とされた触手が地面に落ち、蠕動している。
正直気持ち悪い。
さらに次の触手が、今度はスファルさまに向かって、横に振るわれる。
屈んで回避したスファルさまは、
「チエイ!」
起き上がりざま、その触手を切断する。
そして、
「オボロロロロロ……」
「いやあ! こっちに向って吐かないでください!」
船に弱すぎだ!
「クレアちゃん! また来たわよ!」
今度は触手が三本同時に襲ってきた。
「ぬうん!」
セルジオさまが力任せに斬り落とし、
「タアアア!」
キャシーさんが連続斬撃で切断し、
「大気切断・連撃!」
私が連続魔法で切除する。
本体の眼がまだ見えない。
触手の切り口が蠢き、再生し始めた。
火で焼かないと。
「火炎暴風!」
五本の触手の切り口を纏めて焼くと、それがのた打ち回る。
GUOOOOO!!
本体が雄叫びを上げて陸に上がった。
奇妙なまでに綺麗な歯の並んだ口。二つの鼻腔。そして落ち窪んだ眼。
胴体全体がまるで人間の髑髏のように見える。
「今だ! クレア!」
ラーズさまが促す。
「はい!」
私は袋からメドゥーサの首を取り出し、クラーケンにその魔眼を向けた。
GISYAAAAA!!
クラーケンが奇声を上げて石になり始めた。
でも、巨体だけあって、完全に石になるのに、時間がかかるみたい。
GAAAAA!!
クラーケンが石に成りながらも、まだ石になっていない四本の触手を、私に繰り出してきた。
「させるか!」
ラーズさまが一本の触手を蹴り飛ばす。
「ふん!」
セルジオさまが大剣で斬り落とす。
「ハアッ!」
キャシーさんが疾風の剣サイクロンでズタズタに切り裂く。
「ゲロエップ」
嫌な声を出してスファルさまが切断する。
GUAAAAA……
クラーケンの反撃はそれで終わり、声も途絶え、完全に石になった。
クラーケンを倒した。
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