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一章
75・私、忘れていた
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クラーケンを倒した私たちは小船に戻り、改めてプラグスタ島へ向かった。
「無事、クラーケンを倒せましたね」
もっと苦戦すると思っていたけど、比較的簡単に倒せた。
これなら、メドゥーサの方が手強かったくらいだ。
勿論、メドゥーサの首があったから楽に倒せたのであって、なかったら物凄く苦戦していただろうけど。
ともあれ、後はプラグスタ島で業炎の剣ピュリファイアを手に入れるだけだ。
プラグスタ島の漁村に到着した私たちを出迎えるように、島民が浜辺に集まっている。
なんだか凱旋気分だ。
いや別に帰ってきたわけじゃないんだけど。
でも彼らにとって、私たちはクラーケンを倒した英雄だ。
今夜は宴会を開いてくれるに違いない。
ああ、盛り沢山の海の幸。
想像しただけで涎が出てきた。
船から降りた私たちを、驚きの眼で見つめる島民。
「……あんたたち、どうやってここまで来たんだ?」
クラーケンに船の運航を遮られていた事を言っているのだろう。
「みなさん、もう安心してください。クラーケンは倒しました」
私が代表として島民に告げると、人々はみんな眼を交わし合っている。
そしてしばらくして、
「……倒したって言ったのか?」
「はい」
「殺したのか?」
「そうです」
「クラーケン様を殺したのか?」
……え?
「クラーケン様を殺したって言うのか!?」
クラーケン様?
私が疑念で頭がいっぱいになっているうちに、村人たちは怒りの眼で私たちを取り囲んでいた。
「よくもクラーケン様を……」
「クラーケン様の仇だ……」
「生きて帰しちゃなんねぇ……」
「殺せ……」
「殺すんだ……」
「「「ぶっ殺せえ!!!」」」
なに!?
なになになに!?
いったいなんなの?!
「クレア!」
ラーズさまが、私に手斧を振り下ろしてきた島民の腕を受け止め、その人を蹴り飛ばした。
「これはなにごとであるか!?」
セルジオさまが島民に囲まれて大きな石で殴打されている。
全身金属鎧のおかげでダメージにはなっていないみたいだけど、人間相手だから反撃することができず、されるがままだ。
「ちょっと話を聞いて! 私たちは貴方たちを解放したのよ!」
キャシーさんが素早い動きで攻撃を回避しながら説得しているけど、島民は聞く耳を持たない。
「刀背打ち! 刀背打ち! 刀背打ち!」
スファルさまは島民を気絶させている。
「クレア! 逃げるぞ!」
ラーズさまが私の手を引いて、走り出した。
私たちは島民の囲いをセルジオさまが先頭になって突破した。
島民が短刀や短剣、斧などの武器を持って追いかけてきたが、それも何とか振り切り、私たちは今、島の反対側の洞穴に隠れている。
「ここもいずれ見つかるでありましょうな。その前に手を打たねば」
「でも、ダーリン。船は村にあるのよ」
「島から出るには船が必要だぜ」
「そうなると、島民との戦いは避けられないな」
「あの場にいた島民の数は五十人と言ったところでしたな」
「さすがに一人も殺さずに船を取り戻すのは無理ね」
「うーん。実は俺、人間を殺したことってないんだよな」
「俺もだ。いざその時になって、臆することなくできるか自信がない」
みんなが話しあっているけど、私はほとんど聞いていなかった。
ゲームじゃクラーケンを倒した勇者として島民に迎え入れられ、業炎の剣ピュリファイアを手に入れることができた。
でも、実際にゲーム通りに事を進めた結果、島民は私たちを殺そうとしている。
私、忘れていた。
ここまでほとんど上手くいっていて、それで調子に乗って忘れていた。
これはゲームじゃない。
現実だ。
ゲームと現実は違うという大切なことを忘れてしまっていた。
「クレア、どうしたんだ?」
ラーズさまが私に聞いて来た。
「……ラーズさま、ごめんなさい。私、忘れていました。私の知識と現実が違うこと……」
「気にするな。たいしたことじゃない」
「大切なことでした。今までのことだって、私の知識が間違っていたら取り返しのつかないことになっていたのに……」
アイリーンさまの喉を治す時、治してみせると断言しておきながら、もし治せなかったら。
メドゥーサの時も、完全回復薬で石から元に戻せなかったら。
「気にしなくて良い」
「でも……」
「クレア!」
ラーズさまが私の言葉を止める。
「気にしなくて良いんだ。そんなことより、これからの事を考えるんだ」
「……はい」
「まず、島民がクラーケンを敬称で呼んでいたことから、魔王の支配を受け入れたとみて間違いないだろう」
ラーズさまが、状況を整理し始める。
「そしてクラーケンを倒した俺たちを殺そうとしたことから、魔王の支配は自分たちから望んだと思われる。そして魔王は島民を不当に扱ってはいないのは明らかだ。もし不当に扱っていたのなら、魔王の支配を受け入れるはずがない」
「ですが、なにゆえ人間が魔王の支配を望んだのでありましょうな?」
セルジオさまの疑問。
「それが分かれば、島民と戦いを避けられるかもしれないわね」
キャシーさんの希望論。
「クレア、どう思う?」
ラーズさまが私に聞いて来るけど、そんなの分かるわけがない。
「……分かりません」
「なんでもいい。ヒントになる事はないか?」
「……そんなことを言われても……」
「しっかりしろ! 君が頼りなんだ。今まで君は正しかった。いや、ほとんど正しかったというべきか。完璧に物事を進められる人間なんていない。少し間違ったくらいで落ち込んでどうする。君らしくないぞ」
私らしくない?
「では、いつもの私はどんな感じなのですか?」
「麗しい淑女だ」
即答するラーズさま。
ああ、そうだった。
私は麗しいのだった。
「そうですね。そうでした」
うん。
しっかりしないと。
ラーズさまを剣まで案内するって約束したんだ。
「大丈夫か?」
「はい。もう大丈夫です」
私は断言した。
「神鳥フェニックスがどうなっているのかが気になりますね」
ゲームでは、プラグスタ島に居を構えている神鳥フェニックスが本来、業炎の剣ピュリファイアを守っていたが、魔王バルザックと海獣クラーケンによって倒されていた。
だけど、現実では違う可能性がある。
島民はフェニックスを神と崇めている。
十二柱の神々と同じく、起源の竜によって創り出された、自然と生命の調和を司る存在。
火の鳥とも、不死鳥とも呼ばれ、死と再生を繰り返しながら、天地創造の時から悠久を生き続けている、まさに神の如き存在。
世界各地に伝承が残されており、自然と生命の調和が乱れる時、その姿を現し混乱を収めると言う。
そのフェニックスの言葉なら、例え魔王に従えと言われても、島民はそれに従うだろう。
だからフェニックスは生きているかもしれない。
そして魔王の配下になっているのかもしれない。
だけど同時に疑問も出る。
自然と生命の調和を司るフェニックスが、なぜ魔王側に付いたのか?
「……脅迫か取り引き?」
でも脅迫にしても取り引きにしても、いったい何をその材料としたのか?
「とにかく、フェニックスが生きているのなら、行って話を聞いてみるのが良いと思います」
だけど、問題がある。
フェニックスがいるのは島の中央にある祭壇だけど、そこには確実に島民が待ち構えているだろう。
私たちを殺すために。
「でも、私は人を殺したくありません」
例え、自分を殺そうとしている敵でも、殺さずに済ませたいと思う。
「俺も同じだ」
ラーズさまが私に同意してくれた。
「吾輩らも、野盗を相手にする時は、殺さずに済ませた」
「出来るなら、これからもそうしたいわ」
セルジオさまとキャシーさんも今まで人を殺さないことに賛成してくれた。
「骨の二三本なら構わないよな?」
と、スファルさま。
部位によります。
「無事、クラーケンを倒せましたね」
もっと苦戦すると思っていたけど、比較的簡単に倒せた。
これなら、メドゥーサの方が手強かったくらいだ。
勿論、メドゥーサの首があったから楽に倒せたのであって、なかったら物凄く苦戦していただろうけど。
ともあれ、後はプラグスタ島で業炎の剣ピュリファイアを手に入れるだけだ。
プラグスタ島の漁村に到着した私たちを出迎えるように、島民が浜辺に集まっている。
なんだか凱旋気分だ。
いや別に帰ってきたわけじゃないんだけど。
でも彼らにとって、私たちはクラーケンを倒した英雄だ。
今夜は宴会を開いてくれるに違いない。
ああ、盛り沢山の海の幸。
想像しただけで涎が出てきた。
船から降りた私たちを、驚きの眼で見つめる島民。
「……あんたたち、どうやってここまで来たんだ?」
クラーケンに船の運航を遮られていた事を言っているのだろう。
「みなさん、もう安心してください。クラーケンは倒しました」
私が代表として島民に告げると、人々はみんな眼を交わし合っている。
そしてしばらくして、
「……倒したって言ったのか?」
「はい」
「殺したのか?」
「そうです」
「クラーケン様を殺したのか?」
……え?
「クラーケン様を殺したって言うのか!?」
クラーケン様?
私が疑念で頭がいっぱいになっているうちに、村人たちは怒りの眼で私たちを取り囲んでいた。
「よくもクラーケン様を……」
「クラーケン様の仇だ……」
「生きて帰しちゃなんねぇ……」
「殺せ……」
「殺すんだ……」
「「「ぶっ殺せえ!!!」」」
なに!?
なになになに!?
いったいなんなの?!
「クレア!」
ラーズさまが、私に手斧を振り下ろしてきた島民の腕を受け止め、その人を蹴り飛ばした。
「これはなにごとであるか!?」
セルジオさまが島民に囲まれて大きな石で殴打されている。
全身金属鎧のおかげでダメージにはなっていないみたいだけど、人間相手だから反撃することができず、されるがままだ。
「ちょっと話を聞いて! 私たちは貴方たちを解放したのよ!」
キャシーさんが素早い動きで攻撃を回避しながら説得しているけど、島民は聞く耳を持たない。
「刀背打ち! 刀背打ち! 刀背打ち!」
スファルさまは島民を気絶させている。
「クレア! 逃げるぞ!」
ラーズさまが私の手を引いて、走り出した。
私たちは島民の囲いをセルジオさまが先頭になって突破した。
島民が短刀や短剣、斧などの武器を持って追いかけてきたが、それも何とか振り切り、私たちは今、島の反対側の洞穴に隠れている。
「ここもいずれ見つかるでありましょうな。その前に手を打たねば」
「でも、ダーリン。船は村にあるのよ」
「島から出るには船が必要だぜ」
「そうなると、島民との戦いは避けられないな」
「あの場にいた島民の数は五十人と言ったところでしたな」
「さすがに一人も殺さずに船を取り戻すのは無理ね」
「うーん。実は俺、人間を殺したことってないんだよな」
「俺もだ。いざその時になって、臆することなくできるか自信がない」
みんなが話しあっているけど、私はほとんど聞いていなかった。
ゲームじゃクラーケンを倒した勇者として島民に迎え入れられ、業炎の剣ピュリファイアを手に入れることができた。
でも、実際にゲーム通りに事を進めた結果、島民は私たちを殺そうとしている。
私、忘れていた。
ここまでほとんど上手くいっていて、それで調子に乗って忘れていた。
これはゲームじゃない。
現実だ。
ゲームと現実は違うという大切なことを忘れてしまっていた。
「クレア、どうしたんだ?」
ラーズさまが私に聞いて来た。
「……ラーズさま、ごめんなさい。私、忘れていました。私の知識と現実が違うこと……」
「気にするな。たいしたことじゃない」
「大切なことでした。今までのことだって、私の知識が間違っていたら取り返しのつかないことになっていたのに……」
アイリーンさまの喉を治す時、治してみせると断言しておきながら、もし治せなかったら。
メドゥーサの時も、完全回復薬で石から元に戻せなかったら。
「気にしなくて良い」
「でも……」
「クレア!」
ラーズさまが私の言葉を止める。
「気にしなくて良いんだ。そんなことより、これからの事を考えるんだ」
「……はい」
「まず、島民がクラーケンを敬称で呼んでいたことから、魔王の支配を受け入れたとみて間違いないだろう」
ラーズさまが、状況を整理し始める。
「そしてクラーケンを倒した俺たちを殺そうとしたことから、魔王の支配は自分たちから望んだと思われる。そして魔王は島民を不当に扱ってはいないのは明らかだ。もし不当に扱っていたのなら、魔王の支配を受け入れるはずがない」
「ですが、なにゆえ人間が魔王の支配を望んだのでありましょうな?」
セルジオさまの疑問。
「それが分かれば、島民と戦いを避けられるかもしれないわね」
キャシーさんの希望論。
「クレア、どう思う?」
ラーズさまが私に聞いて来るけど、そんなの分かるわけがない。
「……分かりません」
「なんでもいい。ヒントになる事はないか?」
「……そんなことを言われても……」
「しっかりしろ! 君が頼りなんだ。今まで君は正しかった。いや、ほとんど正しかったというべきか。完璧に物事を進められる人間なんていない。少し間違ったくらいで落ち込んでどうする。君らしくないぞ」
私らしくない?
「では、いつもの私はどんな感じなのですか?」
「麗しい淑女だ」
即答するラーズさま。
ああ、そうだった。
私は麗しいのだった。
「そうですね。そうでした」
うん。
しっかりしないと。
ラーズさまを剣まで案内するって約束したんだ。
「大丈夫か?」
「はい。もう大丈夫です」
私は断言した。
「神鳥フェニックスがどうなっているのかが気になりますね」
ゲームでは、プラグスタ島に居を構えている神鳥フェニックスが本来、業炎の剣ピュリファイアを守っていたが、魔王バルザックと海獣クラーケンによって倒されていた。
だけど、現実では違う可能性がある。
島民はフェニックスを神と崇めている。
十二柱の神々と同じく、起源の竜によって創り出された、自然と生命の調和を司る存在。
火の鳥とも、不死鳥とも呼ばれ、死と再生を繰り返しながら、天地創造の時から悠久を生き続けている、まさに神の如き存在。
世界各地に伝承が残されており、自然と生命の調和が乱れる時、その姿を現し混乱を収めると言う。
そのフェニックスの言葉なら、例え魔王に従えと言われても、島民はそれに従うだろう。
だからフェニックスは生きているかもしれない。
そして魔王の配下になっているのかもしれない。
だけど同時に疑問も出る。
自然と生命の調和を司るフェニックスが、なぜ魔王側に付いたのか?
「……脅迫か取り引き?」
でも脅迫にしても取り引きにしても、いったい何をその材料としたのか?
「とにかく、フェニックスが生きているのなら、行って話を聞いてみるのが良いと思います」
だけど、問題がある。
フェニックスがいるのは島の中央にある祭壇だけど、そこには確実に島民が待ち構えているだろう。
私たちを殺すために。
「でも、私は人を殺したくありません」
例え、自分を殺そうとしている敵でも、殺さずに済ませたいと思う。
「俺も同じだ」
ラーズさまが私に同意してくれた。
「吾輩らも、野盗を相手にする時は、殺さずに済ませた」
「出来るなら、これからもそうしたいわ」
セルジオさまとキャシーさんも今まで人を殺さないことに賛成してくれた。
「骨の二三本なら構わないよな?」
と、スファルさま。
部位によります。
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∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
※小説家になろう様にも掲載させていただいています。
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※上記同理由で、予告等なしに更新停滞する事もあります。
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※御都合主義がそこかしに顔出しします。設定が掌ドリルにならないように気を付けていますが、もし大ボケしてたらお許しください。
※誤字脱字等々、標準てんこ盛り搭載となっている作者です。気づけば適宜修正等していきます…御迷惑おかけしますが、お許しください。
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