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お題 鞭アクメ 〜前編〜
《It's Showtime!! さあ、今宵もやってきました、淫靡な一時っ!! では、奴隷の皆様、賭けをどうぞ♪》
毅は今回もトップを外して賭ける。そして七海も同じように1を除いて懸けた。
軽く眼を見開く毅に、そそと微笑む七海。
「わたくしも億を越えておりますから。分配の御手伝いをいたします」
「.....助かる」
ふっと和らぐ毅の瞳。
それに心を踊らせ、七海はショーに期待を込める。
……どんなお題が来るかしら? うんと虐めてもらえるのが良いわね。
ドキドキと胸を高鳴らせてルーレットを見つめる七海の視界で、回っていたお題表示が止まる。
鞭アクメ。
《来ましたっ!! 嗜虐と言えばコレという代表的な道具っ!! ここまで調教された雌犬の本領発揮ですねぇ? さあ、奴隷の皆様っ? レッツ・トライーーーーっ!!》
毅は呆れたかのようにお題を見つめた。
……鞭はともかく、アクメって。 また、奴隷達を篩い落とすつもりかっ!!
ショーの開催や裁定の基準はしだいに狭まってきている。難度が上がっていた。
今回から、毎回裁定が行われ、最下位が奴隷落ちするのだ。
ゲームなのだし、そういうモノなのだろうが、あからさまな意図の存在を感じる。
『次回から毎回裁定が行われます。.....金を積まれましてね。太客なので、わたくしも断れないのですよ』
あの後ブギーマンから聞いた、詳しい色々。
手っ取り早く毅をゲームから解放するための強硬手段なのだろう。
……どこの色ボケババアかジジイか知らねぇが、斜めった中坊を舐めんなよっ!!
どうせまたお題遂行出来るだけのは毅達だけだろう。七海を連れてきた英断を、人知れず噛み締める毅である。
「ひっ?! ひああぁっ!」
乾いた甲高い音がルームに鳴り響く。
「ほら、ちゃんと締めろ。落としたお仕置きだぞ?」
諸手上縛りで吊り下げられた七海を膝を棒枷で開脚状態の海老反り吊りにし、毅は赤い蝋燭に火をつける。そしてその焔で七海を炙った。
焔がつくかつかないかの際どい位置で、吊るされた七海の首筋から胸へとゆっくり動かし、身悶える彼女を楽しみながら、彼は胸の先端を焔に舐めさせた。
「ふっ?! ぐぅぅぅーーーっっ!!」
ギャグを噛まされた七海が顔を仰け反らせて絶叫し、痙攣しながら絶頂する。
イッてしまった雌犬を信じられない眼差しで凝視する観客達。
さらに脇や臍を炙り、毅は無毛な恥丘を指で開くと、そこを焔に舐めさせ丹念に炙る。
「ふぐっ! ふっ、うぐうぅぅっっ! んんんんっ!!」
火傷はしないが、確実に灼ける熱さを感じる絶妙な位置から炙られ、七海は絶頂から抜け出せなくなってしまった。
ぎっぎっと縄を軋ませて悶え狂う彼女の肢体。蕩けて火照る顔と唇を滑らす淫靡な唾液の滴り。
おおおおおっっと感嘆、驚嘆の溜め息や呻きが観客から上がり、毅は自分の調教した雌豚の出来上がり具合に満足げな顔をする。
そして溢れる蜜の中をぬちぬちと掻き回すと、ゆっくり蝋燭を捩じ込んでいった。
深々と穿たれた真っ赤な蝋燭。七海の股間に揺らめく焔は酷く扇情的で艶かしい。
さらに毅はもう一本蝋燭に火をつけ、お尻の狭い窄まりにも呑み込ませる。
淫猥に灯る妖しい焔。
垂れる蝋が七海のお尻を舐め回し、きゅっと固まる蝋の質感に喘ぐ雌豚様。
「ブギーマン。照明二段階落としてくれ」
《..........演出ですかぁ? 前にも思いましたけど、毅君、もう完全に調教師ですよね。反論は認めません♪》
七海に蝋燭を使った時のことを言っているのだろう。あの時も毅は蝋燭を映えさせるために証明をしぼってもらった。
得心げに低く笑う観客達。もはや嘲笑はなく、そこから醸されるのは、一段高くから見下ろす強者の雰囲気。
物言わぬ空気に漂うのは純粋な期待。
今の観客にとって、すでに毅は奴隷でなく調教師なのだろう。
そんな観客の期待など毅はそっちのけ。
二人の姿が確認出来る程度に薄暗くなったルームで、少年は七海の顔を照らし出すように蝋燭を置く。
少し離した位置から照す、チラチラとした複数の灯りが、彼女の顔に陰影をつけて官能的な美しさを浮かび上がらせた。
打たれた真っ赤な縄とあいまり、日本情緒を含む妖しい雰囲気に観客らは声もなく魅入る。
「It's Showtime♪」
完璧な発音で呟き、鞭を柄をねっとりと舐める毅の耽溺的な姿。扇情的なまでのそれに、観客から熱い吐息や呻きが漏れる。
眼を限界まで見開いたまま、観客らは心をがっつり鷲掴まれた。
そこに在るだけでドロリと昏い劣情を煽る少年。
その鋭利な爪が深々と心に刺さり、まるで毒のように疼く何かが人々に沁み込んでいく。
何人かの観客は限界で、己の猛りや疼きを鎮めるため、スタッフに奴隷を呼ばせていた。
それを見ながら、ほくそ笑むブギーマン。
毅が分配した賭け金は回り回って没収するブギーマンのモノとなる。
悪くない稼ぎだ。毅が所持金を減らせば減らすほど、観客らは彼にトップを走らせようと貢ぐだろう。
濡れ手で粟とはこの事だ。
頼みましたよ? 毅君。
あの日、毅はブギーマンと取引をした。
廻る金はブギーマンのモノとなる。ならば、いくらでも回してやるから、解放後の自分達を守ってくれと。
ブギーマンの言う好事家達は確かに金も権力もあるのだろう。
しかし、その好事家らが無理を通さず正攻法..... 犯罪であるから正攻法とは言いがたいが、少なくともブギーマンの提示するルールを守って毅を手に入れようとしているのは、なぜか。
答えはひとつだ。
「好事家らとやらは、お前に手を出せない。あるいは逆らえない。.....違うか?」
「.....ホント、聡いですねぇ。君は」
不均等に口角を歪め、ブギーマンは肉食獣のように獰猛な笑みを浮かべた。
「ふあっ! ふっ!! ふぐうぅぅぅっ!」
薄闇に浮かび上がる滑らかな肢体。それに縄が食い込み、激しく揺れている。
毅の操る一本鞭が彼女を打ち、絡み、淫猥な赤い跡を残していた。
股間に穿たれた蝋燭から飛び散る飛沫が七海のそこかしこを赤く彩っていく。
「《待て》だ、七海。イクなよ? イッたらお仕置きだからな?」
大きく鞭を振るい、毅は七海が極まれない程度の強さで嬲り尽くしていた。
子宮が疼き、身も世もなく悶える七海。
あと少しと言うところで止まり、鑑賞する毅が恨めしい。
「綺麗だな。可愛いよ、七海♪」
うっとりと蕩けた毅の眼差しで、さらに七海の渇望が煽られる。
素人とは思えない毅の鞭さばき。元々こういった嗜好持ちだった毅は、七海を家畜にしてから、毎日鞭の鍛練をしていた。
キツく縄化粧をさせ、ダイレクトなダメージは与えないよう注意し、夢中になって振るってきた一本鞭。
これなら傷みも縄に阻害されて半減するし、円香でもやれるよなぁ。どんな顔するかな?
縄化粧して、吊るして、叩いたら..... 泣くよな? きっと。
気持ち悦くしてあげてから、少しずつ慣らさないとな。玩具でイカせながら叩くとか。
うううっ! 堪らねぇっ!
いつでも、どこでも毅の中には円香だけ。
七海を打ち据えながら、毅はうっとりと円香の事を考えて股間を膨らませていた。
黒いスラックスに、はだけてはおっただけのシャツ。その股間には、ギンギンにいきりたつ膨らみ。
蕩けた顔で欲情する少年の姿はあまりにも淫らで、観客らの興奮も鰻登りだ。
多くの観客が奴隷らに慰めさせつつ毅のプレイを見つめていた。
「.....くっ、堪らんな、出すぞ」
「はぁ..... もう、ダメっっ!」
奴隷の頭を押さえつけて爆発する紳士。同じように舐めさせながらガクガクと果てる御夫人。
そこかしこで濡れそぼった呻きや喘ぎが上がる観客席。
淫蕩な雰囲気を醸すホールで、手に汗を握る人々が毅のショーを堪能していた。
そんな事は知りもせず、毅は七海を追い詰めていく。
叩かれる愉悦で溢れる蜜。それの滑りで、とうとう七海の股間から蝋燭が落ちた。
コトンと落ちて転がる蝋燭は彼女の蜜に濡れ、テラテラと光っている。
「はぁ.....。ホント、締まりの悪い雌豚だなぁ。ん? お仕置きは何が良い?」
ニタリと眼を細めて、毅は涎まみれな七海の顎を掴んだ。
涙でグシャグシャな顔が毅の背筋をゾクゾクさせる。
そして彼はひらめいた。
可愛い雌豚を泣き喚かせる悪魔の所業を。
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