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理不尽な転生 5
しおりを挟む「んじゃ、大人に頼むってのは何?」
『ちょいとサービスして小遣いをもらうんどす。ちゅーとかな。べろちゅーや、可愛く喘いでみせたら、男なんて単純やから小遣い弾んでくれんのや』
……生々しいの羅列だな。
割れるような頭痛に苛まれつつも、先立つモノを得なくてはならない源之助。
コフィンの案内で、彼は近場の街に向かった。
しばらく歩いて見えてきたのは立派な外壁。
大きな門の開いた壁には無数の松明がぐるりとつけられていて、夜でも煌々と明るい。
まだ陽が暮れたばかりなため人通りも多く、出る人はフリーパスみたいだが、入る人は並んでいた。
どうやら入る時にお金を渡しているようだ。
「並ぶの? 何か要る? 僕、お金ないよ?」
『子供には裏技あるきに。さっき言うたやろ?』
……あ~。
うんざりと天を仰ぐ源之助。
そうこうしているうちに少年の番になった。
「坊主、一人か? 親や庇護者は?」
「えと…… いなくて……」
「ふうん…… 子供は銅貨三枚だよ?」
「……お金も。なくて……」
「…………………」
もじもじ俯向く少年を抱きかかえ、門番らしい男が源之助の顔を覗き込んでくる。けっこう若い男性だ。兵士っぽく筋肉質で逞しい。
「仕方ないな。おじさんが小遣いをやろう。キスは出来るか? それとも咥えて欲しいか?」
情欲に塗れた雄の顔。それに背筋をぞっとさせ、源之助はキスでと答えた。
「ん……ふ、んん…」
「可愛いな、慣れてないのが、すごくそそる。唇を開いて? 可愛がってあげるよ」
ちゅっちゅと啄むように淡いキスを繰り返し、門番は少年の歯列を割って、ぬるりと舌を差し入れてきた。
厚ぼったい舌が絡まり、口内を縦横無尽に舐め回していく。
「ん…ぐ……、ん、ん…ぅ」
……やっべ、コイツ、上手い。
神とやらに散々遊ばれた源之助の身体が甘く疼いた。唇を貪られる快感が、幼い股間に直撃する。
「……勃ってるな。待ってろ」
そう言うと門番は仲間を呼び、交代してもらっていた。にやにやと下卑た嗤いを浮かべ、交代する門番。
「じっくり可愛がってやるよ。ほら、来い」
涙目で暗がりに連れ込まれ、幼い陰茎をむしゃぶられる源之助。
「ひゃあぁっ! あーっ! やめ……っ! ひいいぃっ!!」
幼い子供の喘ぎ声にうっとりする周りの人々。
「……良いなあ。可愛い子だったし」
「あの門番、役得だな」
「俺もさせてもらおうかな。小遣い弾んで」
そんな男どもが群れ、少年を構い倒しているのを眼福で見守る他の男達。
あれよあれよと集まった小銭の山を、複雑な心境で見つめる源之助だった。
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