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エピローグ
エピローグ 二
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そう言って、なんで服を脱ぎ始めるんですか!?
ボタンを留めていなかったシャツを器用にぬぐと、窓から差し込む光が部長をはっきり映し出す。
慌てて枕でガードしたけど無理!
真っ暗な夜ならなんとか見れてたけど、こんな明るい下で部長を直視なんてできないよ。
「ちょっとヤバイから来いってば」
「私の方がヤバイですって!」
部長の何がヤバイのか分かりたくもないけど、
こんな明るい部屋でいちゃいちゃは無理!
枕でガードして、シーツを体に巻き付けながらベットの上を逃げ回る。
でも壁際に追い詰められた時、部長が優しく私の顎を持ち上げて、ゆっくり唇をなぞった。
観念してぎゅっと閉じた瞼にも、部長は唇を這わせる。
ベットが軋み、部長の体重をゆっくり感じながら、ずるずると壁を背にベットへ落ちていく。
ピンボーン
そんな甘い時間を引き裂いてくれたのは呼び出し音。
「ああ。来た」
気分を削がれた部長が明らかにテンションを落としながら、インターホンの受話器を取りに立ち上がる。
「今開けますねー。よろしくお願いします」
フッといつもの甘い営業スマイルを浮かべて、オートロックの解除ボタンを押した。
押した……?
「部長! 私まだ服着てません!」
「ああ。急げ急げっ」
ガチャカチャと部長はベルトを締め出す。
自分は上を脱いだだけだから簡単なんだからずるい!
そう思いつつ急いで脱ぎ散らかした服を着ていく。
部長もボタンを留め終えてシーツを剥がし始める。
バタバタ慌ただしくて、最後までロマンチックにはさせてくれなかったけれど。
それでも私の心は満たされていた。
明るくて爽やかな風が窓から射し込み、私の心に吹き抜けた。
返事はもう要りません。
神様なんて居ないけれど、ありがとうしか思い浮かばないぐらい幸せに包まれている。
なんとか着替え終わった私の頭を撫でて、唇に軽くキスすると、タイミングよく玄関のインターホンが鳴った。
ボタンを留めていなかったシャツを器用にぬぐと、窓から差し込む光が部長をはっきり映し出す。
慌てて枕でガードしたけど無理!
真っ暗な夜ならなんとか見れてたけど、こんな明るい下で部長を直視なんてできないよ。
「ちょっとヤバイから来いってば」
「私の方がヤバイですって!」
部長の何がヤバイのか分かりたくもないけど、
こんな明るい部屋でいちゃいちゃは無理!
枕でガードして、シーツを体に巻き付けながらベットの上を逃げ回る。
でも壁際に追い詰められた時、部長が優しく私の顎を持ち上げて、ゆっくり唇をなぞった。
観念してぎゅっと閉じた瞼にも、部長は唇を這わせる。
ベットが軋み、部長の体重をゆっくり感じながら、ずるずると壁を背にベットへ落ちていく。
ピンボーン
そんな甘い時間を引き裂いてくれたのは呼び出し音。
「ああ。来た」
気分を削がれた部長が明らかにテンションを落としながら、インターホンの受話器を取りに立ち上がる。
「今開けますねー。よろしくお願いします」
フッといつもの甘い営業スマイルを浮かべて、オートロックの解除ボタンを押した。
押した……?
「部長! 私まだ服着てません!」
「ああ。急げ急げっ」
ガチャカチャと部長はベルトを締め出す。
自分は上を脱いだだけだから簡単なんだからずるい!
そう思いつつ急いで脱ぎ散らかした服を着ていく。
部長もボタンを留め終えてシーツを剥がし始める。
バタバタ慌ただしくて、最後までロマンチックにはさせてくれなかったけれど。
それでも私の心は満たされていた。
明るくて爽やかな風が窓から射し込み、私の心に吹き抜けた。
返事はもう要りません。
神様なんて居ないけれど、ありがとうしか思い浮かばないぐらい幸せに包まれている。
なんとか着替え終わった私の頭を撫でて、唇に軽くキスすると、タイミングよく玄関のインターホンが鳴った。
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