神様のうそ、食べた。

拝啓 神様。 貴方がついた嘘、むしゃむしゃ食べて良いですか?
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表紙を花閂さまより頂きました。
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神様。
たった一夜の過ちを、嘘だと言って下さい。

神様なんて居ないのに、そう祈ってしまう。

婚約者に言われて、何も知らないまま受けた『ブライダルチェック』

それで知った私の女としての欠落部分。


婚約を破棄されたあの日、傷ついた私を優しく抱き締めてくれたのは、――弟でした。


婚約し仕事を失った私は、地元の大分に帰ってくる事に。

そこで、仕事だけに生きていくと心に……ってあれ?


「お前、負けたままで逃げてんじゃねーぞ」

元上司が、有給使って連れ戻しに来た??

「どこに居ても、お前は俺の部下だろう?」


タレ目で俺様、 仕事は容赦ない鬼部長。

「お前を連れ戻しに来た」

なんで私なんかを?

「来い、みなみ」

部長は自分の隣の席をポンポン叩いた。


煙草の匂いが、甘く私を酔わせていく。


――優しくしないで欲しい。

「じゃあ、欠陥品同士仲良くしようか?」

そう私に笑いかけた貴方に、ただただ惹かれていく。



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保育士
蓮川 みなみ  25歳

蓮川 侑哉(ゆうや)20歳
元上司
橘 水樹(たちばな みずき)28歳
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